Kさん と Nちゃん  62

・・・・10・・・・20・・・・30・・・・40・・・・50・・・・6062・      「しつけ?」へ戻る




■ 理由はありません ■

60くらいまでは、1ページに2つのメールだけを載せていました。
それを61から4つに戻しました。特に理由はありませんが、敢えて理由をつけるなら、(読んでいる人には)マンネリ化しているように見えるだろうな、と思ったから。
N ちゃんは、病気になったり高齢になったりしているけど、いい子なので、読んでいて飽きてしまうかな、と思ったから。

私も N ちゃんのことよりも、T 君のことに注目していたりしています。10年以上続いているこの連載。家族のことを全て書いて下さっているとは思っていませんが、この厳しい世の中で、頑張って幸せに暮らしている家族だと思います。MさんとJちゃんのご家族も、これを書いているとき、J ちゃんはまだ生きていて、二人のお子さんたちは、素直に育ち活躍しています。

以下の4つのメールで半年以上の時間が流れています。それをまとめて読んで欲しいので、4つに戻したのかもしれません。



12.05.13   いい季節です!    Kさん

いつものことながらお返事が遅れてしまって申し訳ありません。
言い訳の言葉も見つかりません。謝るのみです。

N は相変わらずで、元気なような大人しいような。
返事が遅いと心配かけてしまいますね。
月に一回病院に心臓のお薬をもらいに行きます。
先日血液検査をしましたら、すべて正常に戻っていてその点は安心できました。

よく寝ていますけど、遊びになると元気。ただ、こちらも N の体を気遣いますので
長遊びにはなりません。
T と遊んでいても、N の息使いが気になって早めに切り上げさせてしまいます。

お散歩は30分くらいと言われていましたが、実際は1時間弱しています。
最近暖かくなってきたせいか、遠出すると帰り道の歩みが遅くなり、時々
抱っこして休ませることもあります。息使いが荒くなったりと言うのでは
ないので辛いわけではないと思うのですが。数分で下ろすとまた軽やかに
歩きはじめたりするので、体力が回復したのか、タラタラ歩くのに飽きていた
だけなのか・・・。

左目頭のちっちゃなおできが少しづつ大きくなってお散歩でも、お友達に
「どうしたの」と気付かれるくらいになってしまいました。後ろ足にもまた
違った皮膚の盛り上がりがあって、少しずつ大きくなってきてます。

去年は少し体重が増えるのが心配でしたが、今年は大きな体重の変動もなく
(10.5キロ位)食べさせる量も定まってきました。
メインのご飯は朝と夕方ですが、私たちが食事を取る時にもちょっと薄くした
ミルクをあげたり、私たちの食事をつくる時に N 用に味付け前の野菜スープを
取り置いてあげたりすることが増えて、ずいぶんと食べる楽しみが増えたんじゃ
ないでしょうか。色々な味を覚えていると思います。
市販のおやつの量が減って、キュウリやキャベツ、だいこんなどをあげるように
なってからあまり体重が増えなくなりました。フードの量ははかえって少し増えた
かもしれません。

それからこれは少し困ったなと思っているんですが、お散歩中にマーキングを
しているように思えます。
癌のお薬治療でトイレの回数が増えて以来、こちらでもしょうがないかしらと
思ってしまい、外での回数が増えるのも許すようになり、本当にしたいのか
どうかの判断があいまいになってしまって。
ウンチがしたい時に思うようにいかないと、おしっこになってしまい、一回で
ウンチをできなかったりするので、そのせいで増えているというのもあるんです
けど。
叢はウンチがしたい時に匂いをかぎたい衝動に駆られるようで、すすす・・
と近づいて行きクンクン。で、おしっこ。
ウンチまでしてしまうとそのあとのお散歩はスムースに進むんですけどね。


さて、今年の一大イベント、T の受験。
第一志望は合格なりませんでしたが、滑り止め(とはいっても大変だったん
です)のAG大学に合格し、大学生にはなることができました。

これが終わるまでは家族中どうにも落ち着かず、K家の活動は休止状態で
世間から隔離されているようでした。T はリビングでの勉強が一番集中
できるようで、全くテレビがら見れませんでした。
夜は一人だとナーバスになって寝られないようで、私と N が寝る部屋に布団を
持って来て一緒に。(この歳になって…)そして N を布団に入れると
あっという間に眠ってました。またも N の良い仕事ぶりがTを助けていたという…。

受験は大変でした。
友達の志望校をきいては不安になり、模試の判定を見ては不安になり、他の
塾のやり方を聞いては不安になり・・・。
T 自身も自覚して N を使って不安を鎮めようと努力していたようです。
親ではだめなんですよね。何を話しても話さなくても気がまぎれるどころか
余計イライラするみたいです。
動物のセラピー効果を実感です。

もうあの頃の苦労や不安はまったくの過去になり、とても楽になっているはず
なんですが、今は今で悩みやストレスがあるみたいです。
でもこちら(親)側は T のことについてはもう放任体制。悩みも取るに
足らないかわいいもんです。
部活(テニス部)のイベントが面倒くさいとか、先輩より先にダッシュで
球拾いしなくてはならなかったり、全ての先輩にあいさつをこちらからしなければ
ならないのがしんどいとか。英語の課題が沢山あるとか、とある授業が眠いとか…。
笑っちゃいますよね。
悩みをつくりたいんでしょうかね。


今年のおみくじは
大吉で、動物は「おおかみ」言葉は「孤独」でした。
「人と協力するよりも一人で行動することで、本来の実力を発揮できる人です。
 その為 周囲から一目置かれる存在ですが、おごり高ぶると周囲の反感を
 買い運気も下がるので気をつけましょう。」
T は小吉で、動物は「くじゃく」(なんか昔出たような…)
 言葉は「富貴」
 「見た目は派手ですが、人に信頼される性格の持ち主です。ただし遊びすぎると
 歯止めが利かなくなるところがあるので注意しましょう。」
でも、T は派手ではないですね、、私も一目置かれるような人間ではないし。

私は大吉だって今書いていて改めて思い出しましたけど、どうなのかなぁ。
最近また仕事を始めようとハローワークへ通っているんですけど、このご時世、
50歳を過ぎたおばちゃんでは、履歴書を見てももらえない事も少なくなく
へこみっぱなしです。年齢って本当に大きいんですね。


さて最近の K家は、T の進学に伴い、若干の生活リズムの変化がありました。
朝起きる順番がお父さん1番、T 2番、私が3番。
N は一番早く(6時前ですよ)起きるお父さんに合わせて、私の布団から
脱け出しリビングへと降りて行きます。そこからがお父さんを困らせているようで、
朝ごはん頂戴のおねだり吠えが始まってしまいました。なかなかタイミング良く
叱ったり、ご飯をあげたりができなかったようで毎朝の習慣になってしまったようです。

私が早く起きればいのでしょうが、やっと T のお弁当からも解放され、
出かける時間も遅くなったのに、6時前に起きるのはしんどいです。
N は隣の部屋でお父さんが起きた物音をいち早く察知し「朝ごはん係が起きた」と
嬉々として出て行くのです。寝起きの良さは凄い!(犬ですからね)
ご近所に迷惑かとも思いましたが、主人も最近は少し対処しているようで、
吠えさせないように頑張っているみたいです。叱っているんですかね。それとも
ご飯の時間が早くなったのかも。

T はマイペースで少し早めに起きて朝勉(弁ではないですよ)をしている
ことがあるようです。だから私は7時過ぎに起きればOK。
楽になりました。

T の部活は一番ハードに活動している庭球部には入らず、別の庭球部に
入ったようで活動は週に3日。
部活がない日は帰りも6時〜7時ごろです。家での時間も増えました。
N は多分喜んでいると思います。…が、大歓迎のお出迎えではないので、
T 自ら N のもとへ行き、ただいまのご挨拶をしています。ま、荒っぽい
あいさつが多いんですけどね。N が寝ている椅子に無理やりおっきなお尻を
乗せて見たり、寝ているのにいきなり抱っこして連れまわしたり。

私の後をついて回っている N ですが、T の部屋に入る前は少し考えてから
という感じです。
どうも T の部屋はあまりい印象がないようで…。いじくりまわされて落ち着けない
場所になってしまったみたいですね。ドアの前で引き返してリビングまで
降りて行ってしまうこともあります。
一度ドアが勝手に閉まってしまったことがあり、それがこわかったというのも
あると思います。ドアを開けておいても入る時にプチダッシュな感じ。
色々なことをよく覚えているものです。

そんな部屋だと分かっているのにたまたま入っていくとドアが少ししまってしまい、
少し隙間があるのに出られなくなっていたこともありました。
何を思ってそんな行動に出るのか、面白いですね。怖いもの見たさ?

>
親としてのレベルアップですね。
どうなんでしょう。
ありのままを見せて反面教師と言う役どころになってしまいそうで怖いです。

> 大学生になれば、直接的な親の出番は減りますが、大人になりつつある
> 年頃になったとき、親は「身近でよく知っている大人」となります。
> 「大人」という言葉に、夢を見ることができるような人間になることが
> 身近な目標になるかも。

「本当にやりたいことが決まっていない」のが悩みだと昨日言われました。
このような言葉が出るのは悪い事ではないとは思いますが、いい見本を見せて
あげられなかったのかもとも思います。
最近は私たち夫婦のやり取り(喧嘩)を聞いて、全く中立の立場から意見をし
てくれことがあるので、そのたびに関心してしまいます。
たしなめられている感じです。
でも、ちゃんと優しさを持って言葉を選んで意見をしてくれます。
それを外でもできるようになると凄いんですけど。

…なんて、親のレベルアップはどこへ行っちゃったんでしょう。


弓削さんのブログを見せていただいて、気持ちが少しずつ整理されてきてい
るのかなと感じます。
もう、12年近くもお散歩をしていると、飼い主さんが連れているワンちゃん
が代わっていたりもしますよね。凄い太っちょのこーぎーを連れた方が、今度は
トイプードルのパピーを連れていました。
よくお会いする黒のラブラドール犬は足を悪くしたようで少し引きずりながらの
お散歩です。飼い主のおじさんは、「こんな足で散歩をさせていると、虐待のように
言う人もいるんだけどね…」と話していましたけど、私にはラブちゃんに対する
愛情を感じました。

それぞれに色々な思いを抱えているんだなと。
皆優しそうな飼い主さんです。


受験が終わるまでは、動きのなかったK家ですが、連休中はおばあちゃんが
来たり、恒例ジンギスカンで家族ぐるみのお付き合いの楽しい時間を過ごしました。
もう両方とも恒例もいいところなので、N も慣れたもので、私はユルーく
過ごしてました。N もユルーくうろうろしてました。
おばあちゃんとはホームセンターに一緒に出掛け、ガムの靴のプレゼントを
買ってもらい、お茶休憩した時にN もガム休憩しました♪ラッキー♪

今頃なぜか風邪がはやっているようですね。知り合いが何人かダウンしたみ
たいです。
私も数週間前お腹を壊して寝込みました。
寝込む時は毎回お腹なので、先日内視鏡検査をしてもらいました。
主人が半年ほど前の検査でピロリ菌を見つけてもらって治療し、調子が良く
なったから私もやってもらった方がいいぞと。結果は「とても奇麗な胃をし
ています」で、ピロリ菌もいませんでした。写真を見せてもらいましたが、
本当にきれいでした。見てもらいたいくらいです!

年を取って来ると調子が悪い時に今までよりも悪い方に考えがちですよね。
私ってやはり健康なのかもと再認識してしまいました。

と言いつつ昨日飲みすぎで今日は二日酔い。
むりはできないのかなぁ。どっちなんだろう・・・?

弓削さんもお体にお気を付けください。
毎度のことながらお返事遅れてすみません。




12.09.02   私も、ご返事遅くなりました。    弓削

まだ、暑い日が続きそうですが皆さん如何お過ごしでしょうか。

メールをいただいたのが5月。
特に忙しいということもないのですが、こちらからも返事が
遅くなり申し訳ありません。


その後の N ちゃんは如何でしょうか。
心臓が弱ってくると、ハーハー、ゼーゼーが気になって、遊びも
ままならなくなり、何かと気を使いますよね。

「散歩で数分抱いていると、また歩き出す」とのことでしたが、
今はどうでしょうか。暑い日が続くと、N ちゃんも夏バテの
ようになり、心臓に負担がかかるのでは、と心配しています。


もう20年くらい前の話しになりますが、知り合いの家にフィラリアに
かかってしまったボルゾイがいました。散歩に連れ出すと、初めの
うちは嬉しそうに歩くのですが、家から200mくらいのところで、急に
ゼーゼーがはじまり動けなくなってしまいます。
ボルゾイですから「ちょっと抱いて・・・」という訳にもいかず、
回復するまで待った覚えがあります。


高齢になってくると、おできは出来てしまうものですね。
しかし高齢が故、検査も治療も受けさせるべきか難しい判断を迫られる
ようになります。
いざという時に悩まぬよう、いつも N ちゃんと話し合うように体調を
見てあげてください。


高齢なこと、心臓が弱っていることで、楽しみは減ってきていると思います。
なので、食べる楽しみが増えることはいいことだと思います。年齢に
応じた楽しみ方、家族内でのポジション、それらの変化を如何に上手に
行なうかも飼い主の責任だと思っています。

飼い主としての経験則ですが、総合的に考えて、野菜をあげることは
いいことのようですね。
人間が食べている野菜は(農薬が気になると言ってしまえばキリがあり
ませんが)基本的にほとんど無害だと思いますが、たまに、その子の体質に
合わないものもあるようなので、何かのついでにその野菜の栄養分、
効用(?)、栄養学上の注意点なども調べてみてください。
うーにーはアレルギー検査でトマトに反応が出て、あげないようにして
いました。



散歩中のマーキングですが、年齢とか体調などを考えると仕方ないこと、
と思います。
街中でしてしまったときは、ペットボトルに入れた水でしっかりと洗い
流せばいいと思います。

ウンチがオシッコになってしまい、ウンチが出来ないことが気になりますが
健康上に理由(うまく踏ん張れないないなど)でなければ、いいのでは
ないでしょうか。

臭いとりが増えてしまったことですが、これはなってしまったら後戻りは
出来ない(出来ないことはないけど、後戻りするには負担が大きすぎる)と
考えていますので、それに代わる鼻を使った遊びを増やしてあげるといいと
思いますが、今までのこと、現状を考えると、難しいと思います。
K家全体として無理のないように、N ちゃんの生活を考えてあげて
ください。今の体調を考えると、現状、上手に付き合っていると思います。


T 君、入学おめでとうございます。私も同じくらいのところに入りた
かった記憶があります。でも語学系が全くダメで諦めました。
高校の担任の「大学は、やる気さえあればどこも同じ!」という言葉を
信じて確実に入れる大学に行きましたが、その判断はよくなかったようです。
結局、退学し、今の私へと続いています。

退学については後悔も反省もありません(笑)
女房には迷惑かけていますが、今の自分でよかったと思っています。


ここ何年かの K家は大変な時期が続いたようですが、結果から考える限り、
大学受験に向けて K家は「良い家庭」だったのだと思います。
毎日ピリピリした空気だったことと思いますが、今の世の中、それくらいの
ことを経験しないと生き残れないことと思います。
そんな中、N ちゃんは「良い仕事」をしてくれましたね。快眠こそ努力の
源だと思います。N ちゃんあっての、今のT 君ですね。


> T 自身も自覚して N を使って不安を鎮めようと努力していたようです。
> 親ではだめなんですよね。何を話しても話さなくても気がまぎれるどころか
> 余計イライラするみたいです。
> 動物のセラピー効果を実感です。

これに関しては不思議としか言い様にありませんが、その通りだと思います。
身近な動物は不思議な存在です。


大学に入ってからも、T 君の苦労は続いているみたいですが、内容を
読んでいる限り、それらが身に付いていると、社会に出たときに役に立ちそう
だと思いました。
あれこれ面倒くさいと言っているT 君に「それ、他の子もやっているの?、
だったら、あなたにも出来るんじゃない?」と言ってあげればいいのでは。

世の中、色々なことを限られた時間の中でこなしていく力が必要です。
私は、それが上手に出来ずに悔しいおもいをしたりしています。T 君には
「できる大人」になって欲しいものです。


> 今年のおみくじは
> 大吉で、動物は「おおかみ」言葉は「孤独」でした。
> 「人と協力するよりも一人で行動することで、本来の実力を発揮できる人で
>  す。その為 周囲から一目置かれる存在ですが、おごり高ぶると周囲の反
>  感を買い運気も下がるので気をつけましょう。」

「おおかみ」は家族の結束が強いですから「孤独」というのは、家の外
から見た場合のことでしょう。
周囲から「理想の家族」に見たれて妬まれる、ということかも。
N ちゃんのためにも「常に客観的にものごとを捉える」気持ちも忘れずに
という意味だと思います。


> T は小吉で、動物は「くじゃく」(なんか昔出たような…)
>  言葉は「富貴」
>  「見た目は派手ですが、人に信頼される性格の持ち主です。ただし遊びす
>  ぎると歯止めが利かなくなるところがあるので注意しましょう。」
> でも、T は派手ではないですね、、私も一目置かれるような人間ではないし。

実は、学校では派手だったりして(笑)
今は派手でなくても、クラブでの(T 君が「面倒くさい」と思っている)
色々なことをこなせるようになり、活動の場所を広げ、派手になっていくのかも。
格好ばかりで飛ぶことが出来ないのでは困りますが、格好よくて羽ばたける
ようになることを祈っています。


> 私は大吉だって今書いていて改めて思い出しましたけど、どうなのかなぁ。

もう9月になりました。
「大吉」を実感できることはあったでしょうか。


> 朝起きる順番がお父さん1番、T 2番、私が3番。
> N は一番早く(6時前ですよ)起きるお父さんに合わせて、私の布団から
> 脱け出しリビングへと降りて行きます。そこからがお父さんを困らせているよう
> で、朝ごはん頂戴のおねだり吠えが始まってしまいました。なかなかタイミング
> 良く叱ったり、ご飯をあげたりができなかったようで毎朝の習慣になってし
> まったようです。
(後略)

ご近所迷惑が気になりましたが、ご主人も工夫なさって、あまり吠え声も
聞こえなくなってきたとのこと、ほっとしました。
どうやって折り合いをつけたのか、ご主人から話しを聞けたら、教えてください。


T 君は朝勉、Kさんは最後に起きてくればいい、という話をきいたら
嫉妬する奥様いるかもしれません。やはり「理想の家族」に見えそうです。


学校からの帰宅時に、N ちゃんに荒っぽい「ただいま」の挨拶をしたり、
T 君の部屋に入るのを少し考えたりするのも、羨ましく感じます。

良い関係があるからこそ荒っぽい挨拶も出来るのだし、部屋の前で少し
考えるのは「良いこと」と「良くないこと」の両方があることを(N ちゃんが)
客観的に考えることが出来ているのですから、理想の家庭犬と言えるでしょう。

オオカミなのは Kさん個人というよりも、K家であり、その象徴が Kさん
なのかも。


> 「本当にやりたいことが決まっていない」のが悩みだと昨日言われました。
> このような言葉が出るのは悪い事ではないとは思いますが、いい見本を見せて
> あげられなかったのかもとも思います。

N ちゃんが来てからメールでやり取りしているだけですから、それ以上の
ことは分かりませんが、充分にいい見本を見せてきたと思います。
よく「親の背中を見て育つ」といいますが、Kさんもご主人も家族のことを
おもって暮らしてきたことは、メールだけでも分かります。メールだけの私
でもそうですから、T 君は充分に感じていることと思います。


> 最近は私たち夫婦のやり取り(喧嘩)を聞いて、全く中立の立場から意見をし
> てくれことがあるので、そのたびに関心してしまいます。
> たしなめられている感じです。
> でも、ちゃんと優しさを持って言葉を選んで意見をしてくれます。
> それを外でもできるようになると凄いんですけど。

身近な(甘えてもいい)親に言葉を選び中立の意見を言えるのですから、
外でも出来ていると思います。


> 弓削さんのブログを見せていただいて、気持ちが少しずつ整理されてきてい
> るのかなと感じます。

整理というよりは、忘れてきたというか薄れてきたというか(笑)

ある飼い主さんが、犬が亡くなり落ち込んだときに、すぐに犬に関わる
もの全て捨てたそうです。それも一つのやり方だなと実感しています。


> もう、12年近くもお散歩をしていると、飼い主さんが連れているワンちゃん
> が代わっていたりもしますよね。凄い太っちょのこーぎーを連れた方が、
> 今度はトイプードルのパピーを連れていました。
> よくお会いする黒のラブラドール犬は足を悪くしたようで少し引きずりなが
> らのお散歩です。飼い主のおじさんは、「こんな足で散歩をさせていると、
> 虐待のように言う人もいるんだけどね…」と話していましたけど、私にはラブ
> ちゃんに対する愛情を感じました。
>
> それぞれに色々な思いを抱えているんだなと。
> 皆優しそうな飼い主さんです。

「足が悪そうな犬を散歩させているから虐待」とか思う前に、犬や飼い主の
表情を見る人が多くなったような気がします。
12年って、長いですよね。
色々なことを考えると、世の中、良い方向に変わっているような気がします。


> 受験が終わるまでは、動きのなかったK家ですが、連休中はおばあちゃんが
> 来たり、恒例ジンギスカンで家族ぐるみのお付き合いの楽しい時間を過ごしま
> した。
> もう両方とも恒例もいいところなので、N も慣れたもので、私はユルーく
> 過ごしてました。N もユルーくうろうろしてました。
> おばあちゃんとはホームセンターに一緒に出掛け、ガムの靴のプレゼントを
> 買ってもらい、お茶休憩した時にN もガム休憩しました♪ラッキー♪

お洒落や特別なお出掛けがどうしたとかではなく、こういうときに良い子に
していてくれるのが、家庭犬としていい犬だと思うし、こういうことが
犬と暮らしている幸せだと私は思っています。

N ちゃんが、そういう犬になってくれて、そして、他人の目について
くれて心から嬉しいです。


> 今頃なぜか風邪がはやっているようですね。知り合いが何人かダウンしたみ
> たいです。

夏の暑い時期になっても風邪というか、喉にくる人がいますね。
ちょっと不気味です。


ピロリ菌を発見されて治療した人は「調子よくなった!」っていいますね。
機会があったら、私も見つけてもらってやってもらいたいものです。

年をとると、疲れやすくなったり体にガタがきたりしますが、それでも
健康な範囲なんでしょう。でもつい「体調が悪いのでは」とか思って
しまいます。
犬もそんなことを感じたりするのかな、と思うことあります。


二日酔いですか。健康!です!!、羨ましい!

私は、先日、ワインを舐める程度飲んだら、もう眠くてどうしようもなくなり
バタンキューという感じで眠ってしまったことがありました。そのときに
「年だな」と思ったものです。


最後に仮ページの確認をお願いします。

http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn58.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn59.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn60.htm



昨日、今日と少し涼しいですが、9月に入ってもまだまだ暑つそうですね。
夏バテ、脱水、二日酔い(笑)、などなどまだまだお気をつけください。




12.12.11   寒いですね。    Kさん

弓削さんこんにちは。
もう今年も最後の月、師走になってしましました。


目頭に出来ていたおできを掻いてしまい、血だらけになっていたんだそうです。
私が留守中のことだったので、帰ってみたらエリザベスカラーをしたN が
お出迎えです。
主人は病院に連れて行った後、仕事で出かけてしまったので N だけが
家で留守番中。びっくりしました、、何があったのか全く分からず・・・。
で、またこんなことになるのでは困るということで切り取ることになりました。

他にも沢山の腫瘍があったので、「この機会に病院側には全部取ってしまえ
ば…」と言われました。麻酔ついでに…ってことですね。
でも、全部と言うと7,8か所あります。
体中傷だらけになってしまうので、さすがにそれはかわいそう。前回の手術後を
思い出すととてもそんなことはできません。

結局、きっかけになった左目頭と左目の上、背中で大きくなっていた脂肪の塊、
左脚付け根の脂肪の塊2個だけ取ってもらうことになりました。
前回があまりにも痛々しかったのを先生に伝えると、術後の包帯が攣れた
のもあるだろうと絆創膏とシャツを着せるという処置に変えてもらいました。
それが良かったのか、前回ほど痛々しい感じではなく N も少しはラクそうでした。

切開した腫瘍は検査をしてもらい、悪性の物はなかったということで今は
家族皆ホッとしています。
手術のために剃った毛もだいぶ伸びてきて、顔はほとんど分からなくなり
ましたし、身体の方もちょっと色が違うかなくらいに目立たなくなりました。

何度手術をすれば終わりになるのか。
心臓も悪いというのに。
ただ、心臓の方は小康状態を維持しているようで、それだけは助かってます。

この手術の時に家族で話し合ったんですけど、N の健康状態を記録して
おくべきだという話が出ました。病院でいただいた検査結果は保存してあります
けど、どこに腫瘍があって、いつの時点でどのくらいの大きさだったのか
とかははっきり分かるものがなかったんですよね。
今回の手術でどこまで腫瘍を取るべきかをとても迷ったんです。
もっと早くにやっておけばよかったんでしょうけれどね。
手帳を作りました。

> 「散歩で数分抱いていると、また歩き出す」とのことでしたが、
> 今はどうでしょうか。暑い日が続くと、N ちゃんも夏バテの
> ようになり、心臓に負担がかかるのでは、と心配しています。

夏の間はお散歩もままならなかったですけど、今は涼しいというか寒くなり
ましたよね、だから元気に歩いています。
昔のようにたくさん歩いて行けそうな感じもしますが、やっぱり時間は
30〜40分くらいがちょうどいいのかな。
運動量が減ったN のお腹は T 曰く「メタボ」なんだそうです。
ポッコリ出ています。

> もう20年くらい前の話しになりますが、知り合いの家にフィラリアに
> かかってしまったボルゾイがいました。散歩に連れ出すと、初めの
> うちは嬉しそうに歩くのですが、家から200mくらいのところで、急に
> ゼーゼーがはじまり動けなくなってしまいます。
> ボルゾイですから「ちょっと抱いて・・・」という訳にもいかず、
> 回復するまで待った覚えがあります。

それはかわいそう。わんちゃんは皆お散歩大好き。なのに苦しくなっちゃ
って…。飼い主さんもワンちゃんも辛かったでしょうね。


そういえば、デッキにバジルの鉢植えが置いてあったんですけど、N は
その匂いがお気に入りだったのか他の理由なのか、外に出ると必ずそこへ
行って匂いを嗅いでいました。猫にまたたび程ではないですけど、似たよ
うな雰囲気を醸し出していましたよ。
始めてです。そういう反応。
興味のあるものに匂いを嗅ぐだけという反応。
絶対に食べませんでしたからね。


> 高齢なこと、心臓が弱っていることで、楽しみは減ってきていると思います。
> なので、食べる楽しみが増えることはいいことだと思います。年齢に
> 応じた楽しみ方、家族内でのポジション、それらの変化を如何に上手に
> 行なうかも飼い主の責任だと思っています。

食べる回数が増えていて散歩(運動)が減っているのに、体重は維持でき
ていますので、カロリーオーバーなどではないと思います。
その辺も気遣いながらあげています。
ジャンキーなビスケットやジャーキーなどは反対に減っているかも。

> 飼い主としての経験則ですが、総合的に考えて、野菜をあげることは
> いいことのようですね。
> ・・・
> うーにーはアレルギー検査でトマトに反応が出て、あげないようにして
> いました。

トマトは N の大好物です。
眼の色が変わります。


> ウンチがオシッコになってしまい、ウンチが出来ないことが気になりますが
> 健康上に理由(うまく踏ん張れないないなど)でなければ、いいのでは
> ないでしょうか。

それはないと思いますが、心臓病用にフードを変えてからウンチは緩くなり
踏ん張りの力はそれほど要らなくなったのかなと。
自分もそうですから分かりますけど、食事とか排泄とか睡眠とか基礎的な
体力とか生活の中での基本的なことを改めて考えさせられますね。

家の中でも排泄の回数は増えています。
体質的にそうなったことも考えられますが、気を引くための排泄もあります。
そのように誘導してきたつもりはないんですけど、そうだったんだなと認め
ざるをえません。
皆で「無視、無視」って言って目配せしてますけど、直すのは大変そう。

> 臭いとりが増えてしまったことですが、これはなってしまったら後戻りは
> 出来ない(出来ないことはないけど、後戻りするには負担が大きすぎる)と
> 考えていますので、それに代わる鼻を使った遊びを増やしてあげるといいと
> 思いますが、今までのこと、現状を考えると、難しいと思います。
> K家全体として無理のないように、N ちゃんの生活を考えてあげて
> ください。今の体調を考えると、現状、上手に付き合っていると思います。

そう言っていただけると気持ちが楽になります。
家の中での遊びになる要素は増えていると思います。

T が遊んでいます。家にいる時間が増えたのでコミュニケーションをとれる
機会が増えて。受験の時のように「癒してぇ!」ではない本当の
コミュニケーションになっていると思います。楽しもうとしている。
N がもてあましている部分もありますけど。
扱い方が少しうまくなったんでしょうね。N がT の部屋へ入ることも
多くなりました。


> T 君、入学おめでとうございます。私も同じくらいのところに入りた
> かった記憶があります。でも語学系が全くダメで諦めました。

えっ!間違いなく弓削さんが入った大学の方がレベルは上ですよ。
T 、語学は不得意だと思います。何で入れたのか…。

> 高校の担任の「大学は、やる気さえあればどこも同じ!」という言葉を
> 信じて確実に入れる大学に行きましたが、その判断はよくなかったようです。
> 結局、退学し、今の私へと続いています。

なんか、あまり自分を認めていないような書き方ですね。
私たちから見たら、凄い人なんですよ。
でも、担任の先生の言うことを・・・というのは分かる気がします。

> 退学については後悔も反省もありません(笑)
> 女房には迷惑かけていますが、今の自分でよかったと思っています。

それが弓削さんなんですよね。
奥さんもその決断をした弓削さんを認めていらっしゃると思います。
…ちょっと、知ったふりをしすぎですね。生意気な意見。
今やっていらっしゃることを見て、やはり尊敬に値する方だと思います。


> 大学に入ってからも、T 君の苦労は続いているみたいですが、内容を
> 読んでいる限り、それらが身に付いていると、社会に出たときに役に立ちそう
> だと思いました。

やりたいことが見つからないといっていた T ですが、様子が少しだけ変わっ
て来ました。
苦労して入った学校なので、勉強について行けるかが不安だったようです。
部活での拘束時間が長かったので、自ら決めて辞めてきました。
結局、勉強をしっかりやってそちらの方で安心感を得たかったようです。
テニスはサークルで続けることにしました。

それが良かったようで、前期の成績は(あくまでも)思ったより良かったそうです。
「大学は自分が学びたいことだけを勉強できるから高校の時よりやる気が出る」
などと言うようになりました。
入りたい研究室ができたのでそれを目標にしているようです。
多分まだまだ未熟な目算の中から出てきたんでしょうけど、それがうまくいかなく
なったとしても親としてはうれしい言葉です。

初めてのアルバイトも経験しました。
荷物の仕分けで、朝5時〜8時まで、2ヶ月間。
なにもそんな時間に…と思いましたが。
学校への通学途中にある駅だったので丁度いいと思ったんでしょうが、
決まってみてから気づいたのが電車がまだ通っていない時間帯だったと。
家から30分かけて自転車で通ってました。
でも、皆いい人ばかりで良かったと言ってました。

また、数日前からも新しいバイトに行ってます。
また仕分けで朝5時〜8時まで。今度は家のすぐ近くなので、少しは学習
しましたかね。


>> 今年のおみくじは
> 「おおかみ」は家族の結束が強いですから「孤独」というのは、家の外
> から見た場合のことでしょう。
> 周囲から「理想の家族」に見られて妬まれる、ということかも。
> N ちゃんのためにも「常に客観的にものごとを捉える」気持ちも忘れずに
> という意味だと思います。

思えば新年はまだ受験の真っ最中。はるか昔のことのように思えます。
「おおかみ」は私に合っているのかも。基本的にあまり群れになるのは好きで
はありません。力を抜くことができるのはマイペースで物事を進められる時。
今年の運気は贅沢を言わなければ良い方だったと思います。

T が受験を乗り越えたのだから今度は私が仕事を探し始め、7月から勤め
に出始めました。
この歳での職探しの大変さは身にしみました。苦労して入った会社なので、
なるべく頑張りたかったのですが、手の痛みのため11月で辞めてしまいました。

以前にも親指付け根に痛みがあり、病院で診てもらったところなのですが、
今回あまりにも傷みがひどかったのでもう一度行くと、骨の間のクッションにな
る部分がなくなってしまっていたのです。また、余計な骨もできているとか。
新しい仕事は電話の受注をしながらのPC入力で、マウスもよく使います。
また、書き仕事も多いので負担が多かった用です。

また何か見つけます。


>> T は小吉で、動物は「くじゃく」(なんか昔出たような…)
> 実は、学校では派手だったりして(笑)
> 今は派手でなくても、クラブでの(T 君が「面倒くさい」と思っている)
> 色々なことをこなせるようになり、活動の場所を広げ、派手になっていくのかも。
> 格好ばかりで飛ぶことが出来ないのでは困りますが、格好よくて羽ばたける
> ようになることを祈っています。

今までを考えると T なりの派手さを少し身につけたかな。
サークルに入ってから、楽しそうに遊びで出て行ってます。先日はサークルの
クリスマスコンパとかでスーツを着て渋谷まで繰り出して行きました。
それは、どんなメンバーかにもよるんでしょうけど、結構楽しそうに。
周りの仲間たちに刺激されて、服なども選ぶようになってきました。
それが格好いいとか、センスがあるとかそんな言葉と結びつくレベルなのかは
若干の疑問符が付きますけどね。そんな世界にも興味を持ってきたということ
で。


>> 朝起きる順番がお父さん1番、T 2番、私が3番。…
>
> ご近所迷惑が気になりましたが、ご主人も工夫なさって、あまり吠え声も
> 聞こえなくなってきたとのこと、ほっとしました。
> どうやって折り合いをつけたのか、ご主人から話しを聞けたら、教えて
> ください。

一時期治まってましたけど、日によって違います。
吠えている時もありますし、吠えない時も。でも長くは吠えていないです。
私が早く起きた時も要求吠えをしていましたが、ちゃんと叱ると何回かで
やめてマットで待っているようになりました。
主人もそうしているんじゃないかしら。


> ある飼い主さんが、犬が亡くなり落ち込んだときに、すぐに犬に関わる
> もの全て捨てたそうです。それも一つのやり方だなと実感しています。

それは悲しいですね。
あえてそのやり方をする必要はないと思いますが。
未経験者が言える言葉ではないですが。
私も N の時はどうなるのかしら。


先日ご近所さんに招かれて忘年会をしたら、飲みすぎてしまって胃を壊しました。
そういえば去年も寒い時期に胃が悪くくなって…。
すっかり忘れている自分に、呆れました。

また、N にお腹を温めてもらいました。癒し効果にただただ感謝。

もう数日たっているのに、まだお酒を飲む気分になれません。
反省です。

> 二日酔いですか。健康!です!!、羨ましい!

いや、懲りない物忘れがひどい年寄りって感じです。健康とは程遠い。
これからまだ忘年会もどきが入っていますので、気をつけなければ。


「KさんとNちゃん」
アップOKです。
少し前のことなのに、今では遠い昔のことのようです。
N もいろいろありました。今でも続いています。
T もその頃はソフトウェアに興味があったとか。

私もその頃に比べて物ごとに寛容になっているような気がします。

N はやっぱり幸せ者です。
皆に気にかけてもらっている。


もっとお知らせしたいことが沢山あったと思うんですけど…。
次のメールは、来年ですね。
寒さも厳しく、風邪が流行っているようです。
みなさんお体に気をつけて。





13.01.12   Re: 寒いですね。    弓削

Kさん、こんにちは。
年が明け、気がついてみれば、犬なし正月が三回目です。

タイトルは、Re: 付きですが、まだまだ寒いですね。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。


目頭に出来たのは、たぶんマイボーム腺種だと思います。
高齢犬には多いみたいです。再発を繰り返す子も少なくありません。
飼い主さんによっては(獣医師指導もあり)自分で取る(毟るという
感じだとよく言われます)人もいるみたいです。取った後の処理などは
特別なことをしないそうなので、それなりの出血があると聞いています。


> 目頭に出来ていたおできを掻いてしまい、血だらけになっていたんだそう
> です。
> 私が留守中のことだったので、帰ってみたらエリザベスカラーをしたN
> がお出迎えです。
> 主人は病院に連れて行った後、仕事で出かけてしまったのでN だけが
> 家で留守番中。びっくりしました、、何があったのか全く分からず・・・。
> で、またこんなことになるのでは困るということで切り取ることになりま
> した。

取らないとこのようなことになるみたいですね。
うーにーは誰かがいるようにしたので、このようなことが起きずに済みました。


> 他にも沢山の腫瘍があったので、「この機会に病院側には全部取ってしまえ
> ば…」と言われました。麻酔ついでに…ってことですね。
> でも、全部と言うと7,8か所あります。
> 体中傷だらけになってしまうので、さすがにそれはかわいそう。前回の
> 手術後を思い出すととてもそんなことはできません。

7〜8か所となると術後のケアも大変でしょうから、それで良かったと思います。
先生は、K家なら十分にケア出来るだろうとお考えになったのだと
思いますが、N んちゃんの体調や日常のことを考えると、全て取るのは
負担が大きいと私も感じます。


> 結局、きっかけになった左目頭と左目の上、背中で大きくなっていた脂肪
> の塊、左脚付け根の脂肪の塊2個だけ取ってもらうことになりました。
> 前回があまりにも痛々しかったのを先生に伝えると、術後の包帯が攣れた
> のもあるだろうと絆創膏とシャツを着せるという処置に変えてもらいました。
> それが良かったのか、前回ほど痛々しい感じではなくN も少しはラクそうでした。

よかったですね。
獣医療は多方面で発達していますので、思ったことはなんでもお願いして
みてください。


> 切開した腫瘍は検査をしてもらい、悪性の物はなかったということで今は
> 家族皆ホッとしています。
> 手術のために剃った毛もだいぶ伸びてきて、顔はほとんど分からなくなり
> ましたし、身体の方もちょっと色が違うかなくらいに目立たなくなりまし
> た。
>
> 何度手術をすれば終わりになるのか。
> 心臓も悪いというのに。
> ただ、心臓の方は小康状態を維持しているようで、それだけは助かってます。

悪性でなくて何よりです。
心臓の心配をすることは、ごもっともだと思います。
今後、麻酔の必要がないことを祈っています。


> この手術の時に家族で話し合ったんですけど、N の健康状態を記録しておく
> べきだという話が出ました。病院でいただいた検査結果は保存してあります
> けど、どこに腫瘍があって、いつの時点でどのくらいの大きさだったのか
> とかははっきり分かるものがなかったんですよね。
> 今回の手術でどこまで腫瘍を取るべきかをとても迷ったんです。
> もっと早くにやっておけばよかったんでしょうけれどね。
> 手帳を作りました。

我が家の場合、日常の食事、排泄、体重など大まかなことは、表を作って
記入していましたが、高齢になって記録しておくことが多くなった頃には、
ブログがその役目を果たしてくれました。

手術を行うか否かの判断に迷うようなときは、最終的に「気持ち」で
決めるしかありません。今までの数値と、そのときにどれだけのことをして
あげられたか、そしてどのように感じていたか、それらをしっかり記録
出来ていれば、迷いは最低限になるはずです。


> 夏の間はお散歩もままならなかったですけど、今は涼しいというか寒く
> なりましたよね、だから元気に歩いています。
> 昔のようにたくさん歩いて行けそうな感じもしますが、やっぱり時間は
> 30〜40分くらいがちょうどいいのかな。
> 運動量が減ったN のお腹はT 曰く「メタボ」なんだそうです。
> ポッコリ出ています。

30〜40分のお散歩が出来ていれば、まだまだ大丈夫みたいですね。
メタボは、高齢で代謝が落ちたことと、薬の影響もあるのではないでしょうか。
それについては、獣医さんにも相談した方がいいと思います。


> そういえば、デッキにバジルの鉢植えが置いてあったんですけど、N は
> その匂いがお気に入りだったのか他の理由なのか、外に出ると必ずそこへ
> 行って匂いを嗅いでいました。猫にまたたび程ではないですけど、似たよ
> うな雰囲気を醸し出していましたよ。
> 始めてです。そういう反応。
> 興味のあるものに匂いを嗅ぐだけという反応。
> 絶対に食べませんでしたからね。

うーにーは大抵の葉っぱを食べました。たしかバジルも食べました。
しかし、バジルの花は口にしても吐き出しました。

ふと、そんなことを思い出しました。


> トマトはN の大好物です。
> 眼の色が変わります。

ということは、体が欲しているのでしょうね。
血中ミネラルに特に問題がなければ(そしてアレルギーでなければ)
オヤツとしてあげればいいと思います。


> それはないと思いますが、心臓病用にフードを変えてからウンチは緩くなり
> 踏ん張りの力はそれほど要らなくなったのかなと。
> 自分もそうですから分かりますけど、食事とか排泄とか睡眠とか基礎的な
> 体力とか生活の中での基本的なことを改めて考えさせられますね。

では何故、ウンチがオシッコになってしまうのか疑問です。
でも便秘になっていなければ問題ないと思います。

日常の生活リズム、大切ですね。


> 家の中でも排泄の回数は増えています。
> 体質的にそうなったことも考えられますが、気を引くための排泄もあります。
> そのように誘導してきたつもりはないんですけど、そうだったんだなと認め
> ざるをえません。
> 皆で「無視、無視」って言って目配せしてますけど、直すのは大変そう。

「無視、無視」と目配せで通じることから、皆さん N ちゃんに対して真剣で
あることを感じます。
直すのは簡単ではないと思いますが、ポイントはタイミングだと思います。
いつ「したくなるのか(気を引こうとするのか?)」を把握出来ていれば、
対応方法が見つかるかも。


> 家の中での遊びになる要素は増えていると思います。
>
> T が遊んでいます。家にいる時間が増えたのでコミュニケーションをと
> とれる機会が増えて。受験の時のように「癒してぇ!」ではない本当のコミュニ
> ケーションになっていると思います。楽しもうとしている。
> N がもてあましている部分もありますけど。
> 扱い方が少しうまくなったんでしょうね。N が T の部屋へ入ることも
> 多くなりました。

老犬 N ちゃんにとって、いい時間になっているようですね。
(犬の方がちょっと「もてあます」くらいでいいと思います。)


> えっ!間違いなく弓削さんが入った大学の方がレベルは上ですよ。
> T 、語学は不得意だと思います。何で入れたのか…。

ははは・・・・、全然下のレベルだし、途中で辞めたし・・・。
今、思い出すと、勉強の仕方が全く分かっていなかったのだと思います。
T 君は、その辺りの苦労を(Kさんはじめご家族の支えもあり)頑張って
乗り越えられたと思います。

語学に関しては、私は「不得手」ではなく「全くダメ」レベルです(苦)


> やりたいことが見つからないといっていたT ですが、様子が少しだけ変わっ
> て来ました。
> 苦労して入った学校なので、勉強について行けるかが不安だったようです。
> 部活での拘束時間が長かったので、自ら決めて辞めてきました。
> 結局、勉強をしっかりやってそちらの方で安心感を得たかったようです。
> テニスはサークルで続けることにしました。

とてもしっかりしてきましたね。
どのような道に進んでも、やっていける人になるのではないでしょうか。
ご夫婦のご苦労の賜物ですね。


> それが良かったようで、前期の成績は(あくまでも)思ったより良かったそうです。
> 「大学は自分が学びたいことだけを勉強できるから高校の時よりやる気が出る」
> などと言うようになりました。
> 入りたい研究室ができたのでそれを目標にしているようです。
> 多分まだまだ未熟な目算の中から出てきたんでしょうけど、それがうまくいかなく
> なったとしても親としてはうれしい言葉です。

どんなことであっても、目標を持てることは幸せだと思います。
そしてそれに向かって進むことが出来る環境があることも。
T 君にとって、今もまた「大事な時期」となることでしょう。


> 始めてのアルバイトも経験しました。
> 荷物の仕分けで、朝5時〜8時まで、2ヶ月間。
> なにもそんな時間に…と思いましたが。
> 学校への通学途中にある駅だったので丁度いいと思ったんでしょうが、決ま
> ってみてから気づいたのが電車がまだ通っていない時間帯だったと。
> 家から30分かけて自転車で通ってました。
> でも、皆いい人ばかりで良かったと言ってました。
>
> また、数日前からも新しいバイトに行ってます。
> また仕分けで朝5時〜8時まで。今度は家のすぐ近くなので、少しは学習しま
> したかね。

学校前の一仕事とは偉いですね。
ご両親の頑張りを感じているからこそ、こんなにいい子に育ったのだと思います。
これからも楽しみです。


> 思えば新年はまだ受験の真っ最中。はるか昔のことのように思えます。
> 「おおかみ」は私に合っているのかも。基本的にあまり群れになるのは好きで
> はありません。力を抜くことができるのはマイペースで物事を進められる時。
> 今年の運気は贅沢を言わなければ良い方だったと思います。

T 君が受験を乗り越えるなど、立派に育てることが出来たことが、
「おおかみ」だったのかもしれませんね。


> T が受験を乗り越えたのだから今度は私と仕事を探し始め、7月から勤め
> に出始めました。
> この歳での職探しの大変さは身にしみました。苦労して入った会社なので、な
> るべく頑張りたかったのですが、手の痛みのため11月で辞めてしまいました。
>
> 以前にも親指付け根に痛みがあり、病院で診てもらったところなのですが、今
> 回あまりにも傷みがひどかったのでもう一度行くと、骨の間のクッションにな
> る部分がなくなってしまっていたのです。また、余計な骨もできているとか。
> 新しい仕事は電話の受注をしながらのPC入力で、マウスもよく使います。
> また、書き仕事も多いので負担が多かった用です。
>
> また何か見つけます。

私も仕事探しをしていますが、ほんと厳しいですね。
折角見つけた仕事でも、骨に異常があるほどでは、続けることは難しかったと
思います。
いい仕事が見つかることを祈っています。


> 今までを考えると T なりの派手さを少し身につけたかな。
> サークルに入ってから、楽しそうに遊びで出て行ってます。先日はサークルの
> クリスマスコンパとかでスーツを着て渋谷まで繰り出して行きました。
> それは、どんなメンバーかにもよるんでしょうけど、結構楽しそうに。
> 周りの仲間たちに刺激されて、服なども選ぶようになってきました。
> それが格好いいとか、センスがあるとかそんな言葉と結びつくレベルなのかは
> 若干の疑問符が付きますけどね。そんな世界にも興味を持ってきたということ
> で。

充分「くじゃく」ではないですか!
立派な大人になりそうですね。


> 一時期治まってましたけど、日によって違います。
> 吠えている時もありますし、吠えない時も。でも長くは吠えていないです。
> 私が早く起きた時も要求吠えをしていましたが、ちゃんと叱ると何回かで
> やめてマットで待っているようになりました。
> 主人もそうしているんじゃないかしら。

長く吠えることがなくなって何よりです。


> それは悲しいですね。
> あえてそのやり方をする必要はないと思いますが。
> 未経験者が言える言葉ではないですが。
> 私も N の時はどうなるのかしら。

K家はたぶん大丈夫だと思います。
そのときもきっと T 君が要となってくれることでしょう。


> 先日ご近所さんに招かれて忘年会をしたら、飲みすぎてしまって胃を壊しま した。
> そういえば去年も寒い時期に胃が悪くくなって…。
> すっかり忘れている自分に、呆れました。
>
> また、N にお腹を温めてもらいました。癒し効果にただただ感謝。

楽しそうな忘年会で何よりです。たまにはそんな時があってもいいのでは
ないでしょうか。N ちゃんに温めてもらえばいいし!


> もう数日たっているのに、まだお酒を飲む気分になれません。
> 反省です。

私は、もう何年もお酒を飲む気になれません。
乾杯のビールくらいは付き合いますけど。

さて、新年会は如何だったでしょうか。


> 「KさんとNちゃん」
> アップOKです。
> 少し前のことなのに、今では遠い昔のことのようです。
> N もいろいろありました。今でも続いています。
> T もその頃はソフトウェアに興味があったとか。

結構な量の確認、ありがとうございます。
記録って役に立ちますよね。考えることが色々あると思います。


> 私もその頃に比べて物ごとに寛容になっているような気がします。

それは、K家がいい方向に向かっている証だと思います。


> N はやっぱり幸せ者です。
> 皆に気にかけてもらっている。

犬が幸せになるには、飼い主さん次第。
周囲の人が、どんなに N ちゃんのことを気にかけても、Kさんが
その人たちの話に耳を傾けなければ(色々なことを考えて、してあげる
ことがなければ)気にかけてくれなくなるものです。
皆が気にかけてくださった結果を、K家は出しているということです。



寒い日が続きますが、K家は皆さん元気に乗り切れそうですね。
我が家は、しっかり気をつけています(笑)


さて、今年のおみくじは何が出たでしょうか。
楽しみにしています!


N ちゃんの腫瘍と心臓のこと、心配です。
高齢犬にはよくあることですが、飼い主家族はハラハラドキドキです。
治療をしてあげたいけど、体への負担になるのではないか。
経済的な負担もあります。手術となれば麻酔も高額な費用も気になります。

そして、T 君のことも気になります。
とてもいい子に育ってくれました。でも、大学生。とても忙しい日々を過ごすことでしょう。
これからの N ちゃんと、忙しい T 君。
T 君は、時間の使い方に悩むことになるかもしれません。
その経験も N ちゃんから何かを学ぶことになるでしょう。


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