Kさん と Nちゃん  58

・・・・10・・・・20・・・・30・・・・40・・・・50・・・58・      「しつけ?」へ戻る




■ お久しぶりです ■

読んでいる方々には分からないことですが、これを書く私は随分と久しぶり。
前回は、うーにーの生前。亡くなる二ヶ月くらい前のこと。もう、三年くらい前のこと。
この回のメールのときは、うーにーも(ヨタヨタしていましたが)大きな問題なくやっていました。

Kさん一家には関係のないことが、個人的に感慨深い時期です。

私は「そろそろ来るだろう最期の時」を感じながら、Kさんは、Nちゃんの癌と向き合い、この先どのようなことが起こるのだろうという不安を抱えながらのメールです。


おさらい(笑)
Kさん・・・・ビーグルの N ちゃんの飼い主さん
Nちゃん・・・・・ビーグル。このとき、9歳。
T君・・・・Kさんの息子さん。このとき、高校生。


10.01.15   あけましておめでとうございます!    Kさん

あけましておめでとうございます。

年賀状にあまり良くないことを書いてしまったのに返事も遅れて、心配だけ
させてしまってすみません。
N と私たちのことを気にかけていただいているのに、本当に失礼なことを
していると思っています。

年賀状拝見しました。
うーにーちゃん、表彰されたのですね。おめでとうございます。
15歳でしたよね。ご長寿犬って、もっともっと長生きさん聞きますよね。
記録更新狙ってください!
写真がとてもよくて、私たちも皆であんないい顔をして記念写真を撮りた
いなと思いました。ほんと、素敵な写真です。


昨日また、A大学病院に検査に行ってきました。
首にできた癌とは別の腫瘍のことで。

肥満細胞腫のがん治療は完全に終わり、血液検査の数値はほぼ健康値に戻
り病院の先生ともこれで終わりであとは3カ月に一回くらいの検査にしま
しょうと言っていた矢先でした。
主人が N の右足の飛節(人間で言う踵の部分)の辺りにシコリがあるのを
見つけたのですが、血液検査の時に採血していた場所の近くで、つい3週
間前には何もなかったところだったのです。採血時いつも先生が押さえて
いたところだったので、前回の採血の後2〜3週間の間に大きくなったのだ
と思います。
大きさが1cmくらいにはなっていたので、手術で取れるぎりぎりだという
ことで翌々日に予定を入れてもらい、切除の手術。
腫瘍の組織検査で今度は「線維肉腫」という癌だということがわかりました。

今回のは肥満細胞腫よりも悪性の物だそうで、かかりつけ医では治療でき
ないそうなのでまた大学病院ということになりました。
病理組織検査の報告書では、専門的なことはよくわかりませんでしたが、
私が読んだ限りでは「腫瘍境界が不規則・不明瞭」「局所再発の可能性が
ある」という記述がとても気になりました。
また「脈管侵襲は見いだせない」というのは安心材料かと。

で、大学病院での検査ですが、
血液検査、エコー、レントゲンを撮ってもらいました。
その範囲内では癌は認められなかったそうです。
ただ、癌細胞がないことを証明できるわけではなく、癌細胞はないかもし
れないし、わずかに残っていてそれが増え始めるとまた腫瘍ができるとい
うこともあるとのことでした。

今後の治療方法としては、
1、経過をみる
2、投薬(効果はあまり期待できない)
3、手術でさらに大きく切除する
4、放射線療法
があり、一番確実に癌を根絶できるのは3と4を合わせて行うことだそう
です。ただ、手術で切除して検査をしたら癌細胞は全くなく、健康な体を
傷つけてしまっただけだったという可能性もあるそうで、その辺の選択は
家族でよく話し合ってくださいとのことでした。
癌以外には N の体は問題なく、年齢的なことを考えてもどの治療法を選
んでも耐えうるということも言っていただきました。

この癌は局所的なもので、もし再発するとしても同じ場所だそうで他の場
所への転移はほとんどないそうです。それでまずは一安心。
また、再発するとすると3カ月以内が多く、1年間再発しなければその後の
再発の可能性はかなり低くなるとのことでした。それで、もう一安心。
手術は11月の下旬でしたので、もう2ヶ月たっています。

また、病院の先生だったらどうするかとよく聞かれるそうですが、
その答えとしては
転移の可能性がかなり低い癌であることと、ほかの材料とを加味すると
 * 週に一度くらい飼い主さんがしこりの有無をチェックし、
 * 月に一度くらい通院検査し、経過をみる。
 * 新たに症状が現れた時にはもう一度治療法を検討する。
というのをお勧めしたいとのことでした。

家族の皆もそれがいいだろうと意見が一致しているのでその方向でいこう
と思っています。
少しだけホッとしているところです。

うーにーちゃんもあちらこちらに腫瘍ができているとのことですが、年を
とるとあちらこちらに色々な種類の腫瘍ができるというのはよくあること
なんですね。昨日の大学病院でもそういうワンちゃんが多かったです。

前回のメールでの脂肪の塊の手術は、やはり余計だったのかなと思うよう
になりました。ただ、その考えでいたら今回の癌は処置も遅れ、大きくな
って今のように少しは安心できるような結果は出ていなかったかも。
結果だけ見れば最悪の事態は避けてきているわけで、ふらふらしながらの私
たちの選択は相当ラッキーなものだったのかも知れません。
顔面麻痺も今となっては病気のうちに入らないかなと…。

それにしても N が一番深刻なはずなのに、T の勉強のこと、仕事の
こと私の体調のことと皆余裕がなくて、気付くと N に助けを求めている私
たちです。
T が小さかったころは T を中心に家族が回っていたけれど、 T
が親から離れつつある今では、皆自分の世界を持ちつつ、N がいる場所で
共有するものがあることをなんとなーく確認しているようです。

子育てはほぼ終わってきたということなんでしょうね。
私も新しい生活のリズムを作っていくことになりそうです。
N がいてくれてよかったです。
家にいるときはいつも N が一緒で、今も横で眠りながら走っています。


年始にまた母が来たのですが、一日 N と母のペアで過ごした日がありまし
た。最近は母が遊びに来るたびにそんな日があります。
私は私用をこなし、母と N でお散歩に行ったり日向ぼっこをしたり遊んだ
りしています。今回は母が N のそばに寝転んだら傍から離れてしまったら
しいのですが、それは母がお日様の日を遮るようなところに来てしまったか
らだったそうです。「発見したわ」と私に話してくれました。

母もとても楽しそうです。携帯には N の写真を待ち受けにしていて、皆に
見せているとか。遊びに来ると必ず何枚か携帯で写真を撮っています。
親戚の小さな子に待ち受け画面を見せた時、N に見入って放さなかった子
がいたとか。私のいとこの子供なので今度写真を送ってあげてと頼まれまし
た。… N の勢力は私たちの知らないところにも広がっているようです。

また母は、「娘の飼っている犬は…」とあちらこちらで N の話をするそうで
フードのお皿を片づけることなどを話して「お利口ね」といわれると、「どんな
犬も人間が教えればそのくらいのことはできるわよ」と講釈を垂れているそう
です。
弓削さんからの教えも広がっています!!


T の勉強は山は越えられたようです。
成績はわずかですが上がり、頑張っていた成果が少しずつ出てきました。
クラスの担任の先生から、努力を高く評価しますと認められ、また部活の顧
問の先生からもまっすぐにテニスに取り組む姿勢が素晴らしいとほめていた
だきました。
ただ、まだ余裕を持って勉強に臨めているわけではありませんし、冬のテニス
の戦績は全く成果がなかったので、本人は不満だらけ。
相変わらず、不機嫌な顔のままです。

1年前でしたら私たちが元気付けると少し嬉しそうな顔もしていたのですが、
今は本当に難しいです。思春期特有の反応なんだと思います。今、自分が興味
ある事、胸の内はなるべく知られたくないみたいです。友達との世界に大人を
入れたくなくなったんでしょう。
これも順調に成長しているからこその反抗期と思い、少し距離を置くようにし
ています。誰もが通る道ですからね。
なんて言ってみても、平常心でいるのは難しいです。

「平常点0点」と言われていたオーラルはノート点で満点をいただいて終わっ
てみればまあまあの点をいただきました。T は文句ばかり言っていました
が、その先生もちゃんと見ていてくれたということですよね。ノート点満点は
絶対に先生の心遣いだと思います。
T はどれだけ周りの大人の評価を素直に受け入れているのでしょうか。
もったいないです。

テニスも今は上級生と対戦しなければならない学年なので、去年よりは戦績が
悪くなるのは避けられないのですが、それでも周りと比較してみたりでテンシ
ョン下がりっぱなしです。自分を過小評価して「お金をかけてスクールに行く
資格なんかないんじゃないか」なんて言い出しました。
今の状況をもっと客観的に見なさいと話すと納得したようですが・・・。

テニスプレーヤーになりたいと言っていた T ですが、この一年で現実をい
やというほどつきつけられ、進路、職業についても具体的に考えるようになっ
てきました。
学校で進路や職業についての働きかけがあるようで、そんな中でプログラミン
グに興味が出てきたようです。
子供向けの簡単なc言語の本を買ってきてときどきパソコンに向かっています。
あまり時間がないので思うように進まないみたいですけど、面白くできている
ようですよ。

半年前に比べると私の気持ちはかなり楽になりました。一つの山は越えました。
T はもう少し大人になってから実感できる時が来るのでしょう。

箱根駅伝に出場したどこかの大学(Y学院だったかしら)の監督が選手たちに
「花咲かぬ 冬は地中に 根を伸ばせ」(細かい言葉はアバウトですけど)と
指導してきたと聞きました。
そんな気持ちで頑張ってくれたらなと思います。

先日 K さん と Nちゃんのページを読んだのですが、
忘れてましたー、あの頃を。
最近うまくいかないことばかりだったので、今までの自分を否定するような考
えが頭をよぎる事がよくありました。でも、今までの N との関係や T の
成長の過程、家族の様子が思い出されて、自分も家族もまんざらではないなと
思えました。
仕事で大変なことがあるのも長年続けられているからこそだし、T の変化も
成長している証だし、N の老いも(自分の老いも)9年もたてば当たり前のこと。
新しいエネルギーになりそうです。


夜 N と布団に入るとホッとします。私が入る前に N は布団の上で寝ているん
ですが、私が寝ると同時に中にもぐりこんできて暖かいあんかになってくれます。
寝る時って幸せな気分ですけど、柔らかくて暖かい N がぴったりとくっついて
くれるとさらに幸せ感がアップします。
朝、T を起こしに行くときは一緒に来ないでそのまま布団にもぐりこんで
寝ているんですが、いつも10分くらいすると起きてきて T の部屋に入って
きます。
そこで今度は私が暖を取っている T のベッドでもう一度寝るんです。毎朝の
日課です。T の眠気を覚ますのにも一役買ってくれています。
T 、今日はどうしても眠かったみたいでベッドにUターンで N と一緒に
寝てました。N のぬくもりで心も少し柔らかくなったようです。


さて、毎年恒例の初詣出。
今年は主人が八方塞とかでかなりビビってまして、一人で特別のお払いに行っ
てしまいました。いつもの家族のお祓いはなし。
主人がお祓いをしている間に私は N の散歩に。T はめったにない貴重な
自由時間をゲームに費やしていました。

そしておみくじは…
T は先ず、大吉が出なかったことを喜んでました。
去年は大吉が出て散々だったので。

私は中吉、動物>白鳥 言葉>華麗
「人前で努力は見せませんが、影では非常に努力をしている努力家です。ただ
周囲を気にしすぎると実力を発揮できないのでマイペースを保つことが大切
です」
とのこと。ちょっとうれしい、、、。

T は吉、動物>たぬき 言葉>いつわり
「自分の心を偽ってばかりでは、いつまでたっても周囲から理解を得られません。
自信を持って自分を出すことから始めれば運が開けます」
でした。

あらら、と、私はともかく今の T にピッタリの占いになりました。

思えば去年の「うし」と「いのしし」は私たち二人にぴったりだったと思います。
もう少しおみくじのこと思い出してもよかったかしら。
今年はもっと気にかけてみようと思います。

そして今年、気にかけたいのは私が T から子離れすることと、T には
何事も自分の意見を持って決断させ自信を持たせること。
N は現状維持、皆で大切にすること。仕事は流れに任せてあまり一喜一憂し
ないこと。
さて、どれだけ達成できるでしょうか。
宣言してみて不安になりました、、、。

忘れてください。
そして、今年もよろしくお願いします。

では、





10.03.02   RE: 私も遅くなりました(笑)    弓削

少しずつ春めいた日が増えてきましたね。
うーにーにとっては、冬が一番いい季節。この先の春、夏を乗り切れるか
不安ではありますが、ここ数年、同じようなことを考えながら、乗り切り
ました。今年もそうであって欲しいものです。


> 写真がとてもよくて、私たちも皆であんないい顔をして記念写真を撮りた
> いなと思いました。ほんと、素敵な写真です。

あの写真は、何十枚も撮っていただいた中の一枚です(笑)
それくらい撮れば一枚くらいいい写真があるものだと思います。


> 昨日また、A大学病院に検査に行ってきました。
> 首にできた癌とは別の腫瘍のことで。

線維肉腫とのことですが、その後、どうしたでしょうか。うーにーの幼馴染が
やりました。大きく余裕をもって切除し、再発はありませんでした。

N ちゃんも、これといった症状が出ていないことを祈っています。


> 前回のメールでの脂肪の塊の手術は、やはり余計だったのかなと思うよう
> になりました。ただ、その考えでいたら今回の癌は処置も遅れ、大きくな
> って今のように少しは安心できるような結果は出ていなかったかも。

以前行った判断について考えるのは時間の無駄くらいに考えた方が、精神的にも
いいと思います。うーにーがここまで生きているのは、結果オーライであり、
飼い主がよく勉強していたからとか、勘が良かったからとか、考えておりません。

全ては「縁」や「運」だと思っています。

> それにしても N が一番深刻なはずなのに、T の勉強のこと、仕事の
> こと私の体調のことと皆余裕がなくて、気付くと N に助けを求めている私
> たちです。

「今生きている幸せ」を再確認させてくれるのは、犬だと思います。
N ちゃんが自分の病気のことをどれくらい理解しているのか、もし理解して
いたら、どう考えているのか。これも考えても仕方ないことかもしれませんが、
私は、過去の判断を省みるよりも意味のあることだと思っています。



> 年始にまた母が来たのですが、一日 N と母のペアで過ごした日がありまし
> た。最近は母が遊びに来るたびにそんな日があります。
(中略)
> らだったそうです。「発見したわ」と私に話してくれました。

そうですね。犬は「発見の喜び」を与えてくれる動物でもありますね。


> た。… N の勢力は私たちの知らないところにも広がっているようです。

そのような犬になってくれたこと、私も誇りに思います。
本人は、どう思っているでしょうね(笑)


> また母は、「娘の飼っている犬は…」とあちらこちらで N の話をするそうで
> フードのお皿を片づけることなどを話して「お利口ね」といわれると、「どんな
> 犬も人間が教えればそのくらいのことはできるわよ」と講釈を垂れているそう
> です。

「教えれば出来る」というのは、ナイスな表現だと思います。
「教えることが出来ない」飼い主が多いですから。
「教えること」「伝えること」、とても大切なキーワードだと思います。

> 弓削さんからの教えも広がっています!!

ありがとうございます。K さん、そして N ちゃんのお陰です。
おっと T 君を忘れてはいけませんね。そしてご主人も!


相変わらず、勉強・テニスともに悩みが多い T 君ですね。
今までは、頑張れば報われると考えていたのだと思いますが、それくらいの
年齢になると、そうではないのかも、と感じるのかもしれません。
思春期というのは、そういう時期なのかもと(この歳になって)思いました。
同じように頑張っても結果が違う、ということを突きつけられる時期なのでは
ないでしょうか。そして自分の将来を考えねばなりませんので、不安がいっぱい
だと思います。


プログラミングに興味を持ち始めたとのことですが、深くものごとを追求する
タイプなのでしょうか。
もしそうであるのなら、幅広く色々なことを体験させてあげて選択肢を広げて
あげた方がいいかもしれません。

私がそのような仕事をしていた時代は、それだけで技能になりましたが、今は
違います。プログラムが組めるというのは、昔(江戸時代くらいでしょうか)で
云えば、読み書きが出来る程度になってしまいました。

知り合いの中で、純粋にプログラムを書き続けることが出来る人は、一人しか
知りません。この人は、システムの設計もして、プログラムも書きますが、
何が格好イイのか(ウケるのか)を理解している人です。趣味も多彩です。
他の人たちは専門性を持たない限り、仕事がありません。仕事は、どんどん
海外に外注にだされています。

注文されたシステムを構築するだけでは、必要とされなくなります。
クリエイティブな心を持てる大人にしてあげて欲しいと思います。


> T はどれだけ周りの大人の評価を素直に受け入れているのでしょうか。
> もったいないです。

大人の評価と、自分の評価・判断のすり合わせに悩んでいるようですが、その
意味でも、色々な体験をさせてあげるのがいいと思います。
評価を受け入れないのは失礼だと思いますが、気にしないことはいいことだと
思います。N ちゃんも評価なんて気にしないのでは?

思春期というのは、人格成形の最終段階なのかもしれません。


> 箱根駅伝に出場したどこかの大学(Y学院だったかしら)の監督が選手たちに
> 「花咲かぬ 冬は地中に 根を伸ばせ」(細かい言葉はアバウトですけど)と
> 指導してきたと聞きました。
> そんな気持ちで頑張ってくれたらなと思います。

若い頃は、そんなことは分からず、花どころか実のことばかり考えていました。
地中のことなんて(少しは感じていても)分からないものだと思います。
何が栄養になって、花をつけて実になるのかが分かるようになるには、ある程度の
人生経験が必要なのかもしれませんね。

私は未だに分かっていないかも(苦)


> 成長の過程、家族の様子が思い出されて、自分も家族もまんざらではないなと
> 思えました。

ものごとが上手く運ばなくなると、何もかも(過去も未来も)否定的に考えて
しまいがちですが、いつでも少しは良い事が必ずあるものです。
もちろん悲しいこともあると思いますが、K 家はそれを乗り越えられるだけの
経験をしてきたと思います。


> 夜 N と布団に入るとホッとします。私が入る前に N は布団の上で寝ているん
> ですが、私が寝ると同時に中にもぐりこんできて暖かいあんかになってくれます。
> 寝る時って幸せな気分ですけど、柔らかくて暖かい N がぴったりとくっついて
> くれるとさらに幸せ感がアップします。

N ちゃん、いい仕事していますね。
うーにーはあつがりなので、布団の中に入ってくることはまずありません。

> 朝、K を起こしに行くときは一緒に来ないでそのまま布団にもぐりこんで
> 寝ているんですが、いつも10分くらいすると起きてきて K の部屋に入って
> きます。

時間差攻撃ですか。これまたいい仕事していますね(笑)

> そこで今度は私が暖を取っている T のベッドでもう一度寝るんです。毎朝の
> 日課です。T の眠気を覚ますのにも一役買ってくれています。

なんとも目まぐるしいひと時ですね。K さんは、T 君のベッドでしっかり寝込んで
寝坊(?)なんてことはないはありませんか。逆に T 君に起こされるとか(笑)

> T 、今日はどうしても眠かったみたいでベッドにUターンで N と一緒に
> 寝てました。N のぬくもりで心も少し柔らかくなったようです。

この9年間、N ちゃんがいなかったら、K 家は全く違っていたことと思います。
K 家は N ちゃんがいてくれて良かったと思うし、 N ちゃんも K 家の家族に
なれて良かったと思います。そのような関係が、どんどん増えてくれたなら、と
思います。


> さて、毎年恒例の初詣出。
> 今年は主人が八方塞とかでかなりビビってまして、一人で特別のお払いに行っ
> てしまいました。いつもの家族のお祓いはなし。

このような景気ですから、何があってもおかしくありませんが、お祓いをする
くらい慎重であれば、大事もなくこの一年を過ごせると思います。


> T は先ず、大吉が出なかったことを喜んでました。
> 去年は大吉が出て散々だったので。

若い頃は苦労は買ってでもしろ!、と言いますから、その意味では大吉だったの
かも。大人になってから散々な目に遭うよりいいのでは?


> 私は中吉、動物>白鳥 言葉>華麗
> 「人前で努力は見せませんが、影では非常に努力をしている努力家です。ただ
> 周囲を気にしすぎると実力を発揮できないのでマイペースを保つことが大切
> です」
> とのこと。ちょっとうれしい、、、。

白鳥というと大きい(重い?)鳥というイメージがあります。大きな体で白いと
いえば、権力者の方々が好む鳥でもあります。
白鳥は白鳥らしくしていれば(マイペースでいれば)、実力者が可愛がってくれる
と解釈すればいいでは?、きっと力になってくれる人や団体との出会いがあるでは。

白鳥は、感情表現が激しいという印象もあります。周囲に気を遣わずに、我儘に
なって大声で叫んでもいいのかも。


> T は吉、動物>たぬき 言葉>いつわり
> 「自分の心を偽ってばかりでは、いつまでたっても周囲から理解を得られません。
> 自信を持って自分を出すことから始めれば運が開けます」
> でした。

努力しても結果が出ない、など、自分に対する評価に自信がなくなってきている
時期ですから、この占いは悩むところですね。人間不信、社会不信にならない
ことを祈っています。

たぬきはイヌ科の動物。家族愛というか夫婦愛が強い動物だったと思います。
また、臆病な動物です。

たぬきは「今の」 T 君で、今年の課題は「たぬきからの脱皮」なのかも。


> そして今年、気にかけたいのは私が T から子離れすることと、T には
> 何事も自分の意見を持って決断させ自信を持たせること。

一つ提案です。今年は白鳥として頑張ってみては如何でしょうか。
家のことは大切ですが、ある程度力を抜いて、ご主人の仕事のサポートや
他に何か活動するなど、格好イイ女性!を目指して頑張ってみるのでは
どうでしょう。

時間がとられますから、T 君からの子離れが出来ると思います。身近な
お母さんが格好イイ人になっていけば、努力の意味とか(大人の意味での)
格好イイ!が分かってきて、大人の話に耳を向けてくれるようになるのかも。

ただ、N ちゃんのことは心配です。 N ちゃんは、家族全員で(時には
お母様にも力になっていただき)ケアしてあげて欲しいと思います。



ブログにも書きましたが、うーにーも随分と老いてきました。
この先、どうなるか分かりませんが、今年もよろしくお願いします。


    弓削さんからの教えも広がっています!!

なんと、嬉しいことを!


うーにーと一緒に、色々なことを学びました。
犬に関わることは、複雑なことが多々あります。

大事なことは、「(飼い主が)自分で判断し、責任を持つ」、という心構え。

そのために、必要最低限の勉強はしましょう。
必要最低限とは、後悔しない判断が出来るだけの情報。
それは人それぞれ。


目の前の問題を解決することを目的とすると、判断がつなかくなることもあります。

「後悔しないために」
「自分で判断し、責任を持つ」

犬のことに限ったことではありませんね。


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