Kさん と Nちゃん  56

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■ 箍(たが)を緩める ■

しつけの勉強を始めてみると、「そんなにキッチリやらないとダメなの?」とお感じの飼い主さんも多いようです。
その必要性は、犬が「いい子」になり、生活が楽になり、犬との生活がとても心地よいものになった時に理解できる、つまり、随分と後から分かることも多いものです。

それを実感している人には、「箍を緩めてもいいのでは?」と言われても、(心情的に)簡単には出来ないことでしょう。
でも、そこに居る犬のことを理解出来ていれば、周囲の雑音を気にすることなく、その家なりのルールを作っていくことが出来るでしょう。

09.04.10   大変遅くなりました。    Kさん

年初めにいただいておきながらこんなにお返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
もう4月になってしまいましたね。

今年になってからは T の周りがあわただしく、一緒になって親も振り回されていました。1月下旬に高校受験、推薦で合格でした。
合格発表の翌日にテニスの試合。本戦二回戦で敗退でした。
合格の喜びに浸る間もなく、またどよーんとした空気。
私は2月に確定申告。一年中で一番気の張る時期です。
主人の仕事量がガクッと落ち込み先々がとても心配になりました。
大きなお客さんを失うことになってしまいました。担当部署の方たちも社内からではなくテレビの報道で知ったそうです。みんなバラバラの部署に配属されていったらしいです。

2月中旬に T がテニススクールを変えたいと言い出し事情を聴くと、最近は殆ど指導らしい指導が無くなってきているということで、どのように自分のテニスをしていったらいいか分からないと、とても混乱しているようでした。
結局そのスクールは2月いっぱいで辞めることしました。
新しいスクール探しと、高校への準備、卒業式、スクールに所属しないままでの試合、高校への練習初参加。

受験が終わればどれだけゆとりができるかと思っていましたが、決まってからの方が慌しく気が休まりません。
卒業式は中学校生活を振り返ることができたようですが、2時間ほどのお別れ会の後に、みんなは2次会でカラオケに行くのに T は一人新しく通い始めたスクールで練習。
翌日は試合(ジュニアの中では大きい大会です)本戦一回戦敗退。
高校の部活参加では、毎日練習試合ばかりで勝った負けたと一喜一憂。

主人は今まで力を入れていなかった営業に出始めました。なかなかすぐに仕事が来るわけでもないので、じっと辛抱の時期です。
私は、友人のお手伝いの仕事は続けながらの確定申告だったので、気持ちの余裕が持てず、ちょっと厳しかったです。T のことも家業のことも心配だったし。
家族みんなが一度に今までと少し違った状況になったのは、初めてなのかもしれないなと思います。

3月中旬やっとT はテニススクールが決まり、部活にも参加させてもらって試合もひと段落。
私は確定申告も終わり、友人の手伝いも3月でいったん終りになり、少し余裕ができそうです。
主人の仕事はまだまだ安心できませんが、少しずつ入ってきているようで、世界中が不景気と行っている中で、なんとかやっていけるだけでも良しとしようと思えるようになりました。

人間があたふたしている中、皆をいやしてくれていた N。
N だけがいつもと変わらず、まん中で心をつなぎとめてくれていました。
顔を見れば白髪が増え、いやでも年を感じさせられますが、しぐさはかえって若返ったかと思えるようです。人間大好き、当たり前のようにすぐに人の膝に乗ってきて、不安定なのにお尻を向けて座るんです。
忙しそうにしていると今はかまってもらえないんだと察して、邪魔はしませんが、もしかしたらかまってもらえるかもという時は、しつこくいろんなことをしてきます。
その辺の勘はすごい。
ハウスから布団を引っ張り出してころころ転がっては「こんなことやっちゃってるヨン!」ってみんなのほうをうかがい見ます。
なぜでしょうね。幼犬の頃はそれをやられるともうちょっと大人しくしてくれないかしらって思っていたのに、今は皆笑ってみていられるんです。かわいいな。・・・人間って自分の都合ばっかりです。

この3ヶ月くらい、N がいなかったらどうだったかと思うとほんと怖くなります。
それ程みんな余裕がなかった。
でも、それぞれ N にだけは穏やかに接することができていたので、お互いその様子を見てほっとしていたのではないかと思います。人間同士はうまくコミュニケーションが取れていなくともです。
ペットというものがこんな役割を担ってくれるとは、全く想像できませんでした。


治療の後遺症で肝機能がかなり悪くなっていましたが、数値がほぼ正常に近づき、お薬も軽いもの1種類だけになりました。そして、毎月だった通院は2ヶ月に1回に減りました。
顔面麻痺は完治していはいないと思いますが、よく見ないと分からないくらいになりました。
耳はよく立って動きます。目は右と左で瞬きのタイミングが違うように思えますが、元の形になり寝る時もちゃんと閉じています。口がまだタラッとした感じですが、ほとんど気になりません。かわいいです!

ただ、右の後ろ脚の付け根に脂肪の塊があるんですけど、それが少しずつ大きくなっているんです。病院では悪性のものではないので気にしなくていいと言われているのですが、気にならないというと嘘で、T が特に気にしています。
「悪いものでなければ、もうN も若くはないし、体に負担をかける手術はあまりしたくないよね」と言うと納得したみたいですが。


また、ハウスに入らなくなったと言っていましたが、元に戻りました。
N がいない!と思っていると、ハウスの中。体調の変化や季節の変化、病気が治って N もいろいろ考えているんですね。

> > 寒がりになったということもあると思いますが、肉(筋肉?)が落ちて、
> > 寝続けると痛いのだと思います。
> > まだまだ床ずれとは関係ないと思いますが、将来的にはそういうこもあると
> > 気にとめておいた方がいいですよ。
> > N ちゃんはどんな素材のものの上が心地いいのか、観察しておいてください。
> > これは、季節によって違うこともあります。
なるほどです。
冬の間、昼間は日の当るところを行ったり来たりしていましたが、だんだん日が高くなるにつれて部屋に日も入らなくなってきたので、座布団の上とか誰かが脱ぎすてた服の上とかが増えてます。

> > N ちゃん連れでの観戦は、色々な条件が揃わないと出来ないのは残念ですが、
> > それが現実だと思います。
> > 特にT 君の気持ちというのは、大事だと思いますし。
そうですね。
犬が入れる場所を探して連れ出すというよりも、一緒に行くと楽しめそうという物差しで連れ出すかを決めるようになりました。
3月末に試合があり家族みんなで有明テニスの森へ出かけましたが、その時は T は試合、主人は最近折りたたみの自転車を買ってはまっているので、お台場のあたりをサイクリング、私と N は公園を散歩しながら試合観戦という過ごし方をしました。
T の試合の間だけは車で待ってもらって終わったらまた少し外で遊んでみんなで帰る。
少し寒いかったですが、桜がほんのちょっと咲きはじめ気持のよい日でした。

試合は(珍しく?)とても満足のいく内容だったので T も私たちも上機嫌。
T はいつも助手席で寝ながら帰るのに、その日は後ろに座り N をキャリーから出して抱っこなんかしてました。(N へのサービスのつもり!)
あまり大人しく座っていなかったのですぐにキャリーに戻したみたいですけど。

試合会場ではコート近くにも入って行ったのですが、大会本部の方に声をかけられて N は愛想を振りまいてました。
テニスコートに犬って本当はあまりない組み合わせだと思います。
お台場辺りに散歩に行けばたくさんワンちゃんに会いますけど、有明テニスの森ではなかなか会いません。試合に参加する子供たちも、犬がいたって目になんか入らないだろうし、これから始まる試合のことで頭はいっぱいだと思うんですよ。皆厳しい顔してます。
でも、その中でふと近所の公園でお散歩中の犬とおばちゃんとの会話・・という空間ができていてそれに気づいた時、顔の表情が緩んでいい顔になってました。
新しい発見でした。

試合会場に犬がいることは、本当のところふさわしいとはいえないと思うんですけど、だからなるべく邪魔をしないようにと気を使っていましたけど、全く受け入れられない場所ではないのかもと思えるようになりました。
T の試合のときに N を連れていなかったので、本部のおばちゃんに「モモちゃん( N とまちがえている!)はどうしたの」聞かれ、車で待たせていますと言うと「寂しがらせるとストレスで円形脱毛症になるわよ」と知り合いのワンちゃんの話でお説教されました。
笑っちゃいました、、けど、ありがたくお説教されました!


> > 12月のはじめの捻挫は、その後如何でしょうか。
> > こういうことは、運命に任せた方が善いのではと思っています。特に昨年の
> > T 君は「リス」ですから、目の前のことの対応の結果で捻挫をしたのなら
> > 捻挫をした状態で頑張れることを頑張るのがいいと思います。それが「リス」
> > だと思います。
「リス君」完治しました。
若い体の回復は速いです。

> > まさに「不運」でしたね。
> > 何がどうなるか分かりませんが、頑張り続ける人には「人生万事塞翁が馬」
> > 的なご褒美が待っているものだと私は信じています。
その通りで、その時期にまとまった勉強時間がとれるという状況になり、それまで満足に
出来ていなかった受験の準備ができたという結果になったようです。
時期的にも受験が終わるころに丁度完治です。
怪我の直後には真っ暗でしたが、今振り返ってみると怪我をするにはベストなタイミングでした!・・?
体調管理を考えるいい機会にもなりましたし、得るものもあったと思います。
今では捻挫をしたことなどすっかり忘れています。


> > 私も高校から大学へ指定校制推薦で楽をして入ったのですが、Kさんが
> > 書かれている「公に発表していないシステム」を入学後に知り、大学を辞める
> > 理由の一つにもなりました。子供の教育にもそういうことが入り込んでいる
> > ことに、今でも違和感を感じます。
学歴ばかりが人の価値ではないと皆が言うようになりましたが、当事者にとっては、学歴や学校のブランドはは無視できない要素ですよね。
私も建前ではつっぱることもできますが、わが子には少しでもいい学校へ進んでもらいたいとおもいますし・・。
高校の入学式でも、後ろに座っていたお母さんの話題は「○○高校の方が指定校推薦が
たくさんあったらしいわよ!」「えーそうだったの?知らなかったからこっち来ちゃったわよ」と後悔の内容。
聞かされる方は・・なにも入学式にそんな話題・・とは思いましたが。

> > 個人的には、学校(特に義務教育)には、基本的な学力と人間性を学ばせて
> > 欲しいと思っています。どんなに知識を習得しても、それを他人のために
> > 使ってもらってはじめて、人間としての価値になると考えています。
> > 悪いこと、私利私欲のために勉強することが当たり前になってきたようで
> > 恐いと感じることさえあります。
その通りだと思います。
うまくふるまって、他人より多くの利益を得ようとすることばかり覚えるのでは、本当の学習をしているとは言えないと思います。

入学式の先生方の話を聞いた限りでは、「この高校では勉強だけでなく、部活、生徒会活動など今でしかできないことを精一杯頑張って生涯の友を作ってください。またそのためのサポートをします」と、期待が持てる内容でしたので、そのとおりであって欲しいと願っています。
学生時代は人生の中でも一番輝いている時ですものね。


> > これらを総合的に考えて、少し箍(たが)を緩めるような日常にしてもいいと
> > 思います。
・・・
> > このようなことになるのは困りものですが、日常をチェックし直し、ボーダー
> > ラインを見直してみては如何でしょうか。
そうですね。
困ることがなくなってきたということは、そういうことをしても大丈夫な N になってきたということでもあるかもしれません。


> > 上記は一例ですが、ご家族の今の行動範囲、どのような来客があるのかなどを考え、
> > ボーダーラインを見直し、家族で話し合いながらルールを作り、実行に移してみま
> > しょう。
また様子を見ながらやっていきます。
夜はもう私と一緒です。寝る時は布団にすっぽりもぐりこんでいますが、朝には頭だけ布団から出して人間のように寝ています。面白いですよね。最近は暖かくなってきましたので、布団から出て上に寝ていることが増えてきました。

それから、ひとつだけ籐のイスだけは乗ってよいようにしました。その椅子を窓際に置いて厚めの座布団を敷いておくと、お留守番の間はそこで寝ているようです。
みんながいる時もよくその上にいます。
それは T の食事のときに使うイスなんですけど。だから T がいる時はどかなくてはなりません。N が寝ている時も無理やり T がお尻を入れてくるときがあるのでその時は我慢してそのまま居るか、諦めて降ります。
二人で仲好く(?)使ってます。〜N が「ヒィン」と小さくなきながら私の顔を見て譲ることが多いですけど。

> > やってみるとなかなか難しいです。箍の緩み具合がルールの徹底にも反映されて
> > しまうこともあり、なし崩しになってしまうケース(「あっという間に」のケース)も
> > ありますので慎重にお願いします。
気をつけながらやってみますね。


今日は、T が初めての朝連で、4時半起きの5時40分出発の登校(続くの?)でした。
いくらなんでもその時間に N の朝ごはんは早いだろうと、もう一度部屋へもっどり2度寝。
その後起きたのが8時半。
居間に降りて行くと主人が新聞を広げていました。
N はと言うと、その主人の横でごろりと横になって・・・。
あれ?朝ごはんの事、忘れてる?
朝は今まで7時ごろだったんです。完全に忘れている!あの食欲が命の N が!
新しい大発見でした。うーん。
でも弓削さんだったら、驚かないのかしら・・。

本当に忙しくて、N のためのお出かけとか殆ど出来なくて、かわいそうだったかも知れないですけど、N はとてもイイ子でいてくれています。
これからは T は朝いなくなると夜まで帰ってこないし、N との時間も多めにとれるようになるでしょう。
仕事のことが心配ですけど、こういく時はなるようにしかならないと考えて、少しのんびりしたいです。
「ワンちゃんとのお出かけスポット」が書かれた本を購入しました。
ぱらぱらめくってみると、テニス試合会場になっている公園の名前も意外と載っていて新しい発見。T の学校の近くにも遊べる所があるぞ・・・。


さて、もう一年の4分の1が過ぎてしまいましたが、今年のおみくじです。
T は「うし」、大吉でした。そしてジュースをゲットしました。
「歩みは遅いが着実に物事を吸収し、力を発揮するでしょう。親友と呼べる人に出会えるでしょう。継続は力なり」など T が喜びそうな言葉がたくさん入っていました。
私は「いのしし」、中吉です。
「厳しいことは良いことと思い、自分と同じように周りの人達にも求めるために謙厭されがちです。寛容さを持ち、人と接しましょう。運が開けます」と耳の痛い言葉でした。
いかがでしょう?
楽しみに待っています。

今回本当にお返事が遅くなってしまいすみませんでした。
気にはかかっていたのですが、昔ほどてきぱきと動けない自分にも歯がゆさを感じてしまいます。
窓を開けていると、土手に咲く桜の花びらが風に飛んで部屋まで入ってきます。
本当にいい季節です。お散歩の時間も長くなりますよね。



09.06.05  私も遅くなりました(笑)        弓削

私の方もこんな感じなので、返事は遅くても気になさらないでください。
もう N ちゃんのことで悩むことはないようですから。
急ぎのメールが来たら、N ちゃんに一大事があったことと思うようにします。

ご主人のお仕事は、今のご時世だと仕方のないことなのかもしれませんが、
ここまで多くの人が仕事を失うような政治は、どこかおかしいような気がします。
慣れない営業の結果、いい関係が生まれることを陰ながら祈っています。

確定申告、お疲れ様でした。
私も個人事業主ですが、ここ数年(リーマンショックなどがくる前から)
仕事がとても減っていて、とても簡単でした(苦)

T 君は、一月下旬の高校受験、スクール変えたり、高校への練習参加など
あわただしい日々を過ごしていますね。目標に向かって、みんながカラオケに
行っても、スクールの練習に行くなんて、意志の固さを感じます。
子供のうちに、そのような日々を過ごすことが出来れば、きっと立派な大人に
なってくれると思います。

人間三人は大変でしたね。今は、少しは落ち着いたでしょうか。


> 人間があたふたしている中、皆をいやしてくれていたN 。
> N だけがいつもと変わらず、まん中で心をつなぎとめてくれていました。
> 顔を見れば白髪が増え、いやでも年を感じさせられますが、しぐさはかえって若返ったか
> と思えるようです。人間大好き、当たり前のようにすぐに人の膝に乗ってきて、不安定
> なのにお尻を向けて座るんです。
> 忙しそうにしていると今はかまってもらえないんだと察して、邪魔はしませんが、もし
> かしたらかまってもらえるかもという時は、しつこくいろんなことをしてきます。
> その辺の勘はすごい。
> ハウスから布団を引っ張り出してころころ転がっては「こんなことやっちゃってるヨン!」
> ってみんなのほうをうかがい見ます。
> なぜでしょうね。幼犬の頃はそれをやられるともうちょっと大人しくしてくれないかしら
> って思っていたのに、今は皆笑ってみていられるんです。かわいいな。・・・人間って自
> 分の都合ばっかりです。

引用が長くなりましたが、「N ちゃん、本当にいい子になってくれた」と
私も思います。
犬に何を求めるかは人それぞれですが、私はこういう犬がいい犬であり、
いい家族だと思っています。


> ペットというものがこんな役割を担ってくれるとは、全く想像できませんでした。

最近、あまり言われなくなりましたが、ペット(愛玩動物)とコンパニオン
アニマル(伴侶動物)の違いと言えばいいかと思います。


N ちゃんの体調が心配でしたが、肝臓の数値もほぼ正常に戻ってきているようだし、
顔面麻痺もよく見ないと分からない程度になってきて、良かったですね。
後ろ脚の付け根にある脂肪の塊ですが、急に大きくなったら、すぐに病院で診て
もらってください。良性だったものが変わることもありますし、良性であっても
大きくなりすぎることは、良からぬ結果になることもあります。


> また、ハウスに入らなくなったと言っていましたが、元に戻りました。
> N がいない!と思っていると、ハウスの中。体調の変化や季節の変化、病気が治って
> N もいろいろ考えているんですね。

自分の役割というか立場をわきまえているのだと思います。
「空気を読める犬」ですね。


> 犬が入れる場所を探して連れ出すというよりも、一緒に行くと楽しめそうという物差しで
> 連れ出すかを決めるようになりました。

そして楽しみ方を少しずつ見付けていって、楽しめそうな場所が増えていきますよ。
まだまだ、これからが楽しみです!

> 3月末に試合があり家族みんなで有明テニスの森へ出かけましたが、その時は T は
> 試合、主人は最近折りたたみの自転車を買ってはまっているので、お台場のあたりを
> サイクリング、私と N は公園を散歩しながら試合観戦という過ごし方をしました。
> T の試合の間だけは車で待ってもらって終わったらまた少し外で遊んでみんなで
> 帰る。
> 少し寒いかったですが、桜がほんのちょっと咲きはじめ気持のよい日でした。

私は、これでいいと思うんですよ。だから「犬とゆく」では、普通の公園を載せたり
しています。
時には車で待ってもらって、人間がそれなりに楽しんで、それで楽しい家族の休日
だと思います。(ずっと一緒にいたいと思いますが、現実はそうも言ってられません
から。)


> 試合は(珍しく?)とても満足のいく内容だったのでT も私たちも上機嫌。
> T はいつも助手席で寝ながら帰るのに、その日は後ろに座り N をキャリーから
> 出して抱っこなんかしてました。(N へのサービスのつもり!)
> あまり大人しく座っていなかったのですぐにキャリーに戻したみたいですけど。

N ちゃんも嬉しかったのかもしれませんね。


> 試合会場ではコート近くにも入って行ったのですが、大会本部の方に声をかけられて
> N は愛想を振りまいてました。
> テニスコートに犬って本当はあまりない組み合わせだと思います。

ウィンブルドンで有名なイギリスは、動物愛護の国としても有名ですが、TV
中継で犬が映った記憶はありませんね。

(中略)
> でも、その中でふと近所の公園でお散歩中の犬とおばちゃんとの会話・・という空間が
> できていてそれに気づいた時、顔の表情が緩んでいい顔になってました。
> 新しい発見でした。

家族だけでなく、道往く人にも笑顔を与えてしまう、そんな犬が私の理想です。


> T の試合のときにN を連れていなかったので、本部のおばちゃんに「モモちゃん
> (N とまちがえている!)はどうしたの」聞かれ、車で待たせていますと言うと
> 「寂しがらせるとストレスで円形脱毛症になるわよ」と知り合いのワンちゃんの話で
> お説教されました。
> 笑っちゃいました、、けど、ありがたくお説教されました!

本部のおばちゃんが、N ちゃん席を作ってくれるといいですね(ちょっと無理かな)。

これから車で待たせることも難しい季節になりますね。N ちゃんは家で留守番と
いうことになるのでしょうか。ちょっと残念。


> 「リス君」完治しました。
> 若い体の回復は速いです。

クセにならずに治って、良かったです!


> その通りで、その時期にまとまった勉強時間がとれるという状況になり、それまで満足に
> 出来ていなかった受験の準備ができたという結果になったようです。
> 時期的にも受験が終わるころに丁度完治です。
> 怪我の直後には真っ暗でしたが、今振り返ってみると怪我をするにはベストなタイミ
> ングでした!・・?
> 体調管理を考えるいい機会にもなりましたし、得るものもあったと思います。
> 今では捻挫をしたことなどすっかり忘れています。

神様は、頑張る人を見放さないということでしょうか。
捻挫したことを忘れずに、時に慎重に、時に大胆に、これからも頑張り続けて
欲しいものです。


> 高校の入学式でも、後ろに座っていたお母さんの話題は「○○高校の方が指定校推薦が
> たくさんあったらしいわよ!」「えーそうだったの?知らなかったからこっち来ちゃっ
> たわよ」と後悔の内容。
> 聞かされる方は・・なにも入学式にそんな話題・・とは思いましたが。

今の世の中、表に出ない情報を得られるか得られないかで、結果が大きく変わる
ことってありますね。そのような情報というのは、一部の人を除いては、自分で
探しに行かないと得られない。何か変な世の中のようにも思えますが、それが
世間というものなのだと、この年になってヒシヒシと感じています。


> 入学式の先生方の話を聞いた限りでは、「この学校では勉強だけでなく、部活、生徒会
> 活動など今でしかできないことを精一杯頑張って生涯の友を作ってください。またその
> ためのサポートをします」と、期待が持てる内容でしたので、そのとおりであって
> 欲しいと願っています。
> 学生時代は人生の中でも一番輝いている時ですものね。

N ちゃんにとっては、少し寂しくなるかもしれませんが、T 君にとって宝物に
なるような、三年間になるといいですね。


> 困ることがなくなってきたということは、そういうことをしても大丈夫な N にな
> ってきたということでもあるかもしれません。

困ることがなくなってきたのならば、しつけ的な考えは緩めてもいいと思うし、
そうするべきだと思います。しつけは「困るときのため」ですから。


> また様子を見ながらやっていきます。
> 夜はもう私と一緒です。寝る時は布団にすっぽりもぐりこんでいますが、朝には頭だ
> け布団から出して人間のように寝ています。面白いですよね。最近は暖かくなってき
> ましたので、布団から出て上に寝ていることが増えてきました。

様子を見ながら、N ちゃんと話しあうように、日々変えていってOKです。
それだけ、ご家族(人間)と N ちゃんはコミュニケーションがとれるように
なっていることと思います。


> それから、ひとつだけ籐のイスだけは乗ってよいようにしました。その椅子を窓際に
> 置いて厚めの座布団を敷いておくと、お留守番の間はそこで寝ているようです。
> みんながいる時もよくその上にいます。

1つだけOK、これが分かる子、それを伝えらる家族であれば、日々話合って
より心地よいルールにしていってください。

> それは T の食事のときに使うイスなんですけど。だから T がいる時はどかなくては
> なりません。N が寝ている時も無理やりT がお尻を入れてくるときがあるので
> その時は我慢してそのまま居るか、諦めて降ります。
> 二人で仲好く(?)使ってます。〜N が「ヒィン」と小さくなきながら私の顔を見て
> 譲ることが多いですけど。

よく言われる家族の順位というものになりますが、本当は、それは後から付いてくる
もので、先に犬とのコミュニケーションがあるべきなんです。その結果、そうする
ことが関係を上手に保てるし、お互いが心地よい妥協点(<ちょっと誤解を招く表現
かも)だと思っています。


> 今日は、T が初めての朝連で、4時半起きの5時40分出発の登校(続くの?)でした。
(中略)
> 朝は今まで7時ごろだったんです。完全に忘れている!あの食欲が命の N が!
> 新しい大発見でした。うーん。
> でも弓削さんだったら、驚かないのかしら・・。

実は、ご主人が一度あげたのかも、と考えてしまいました(笑)
年をとるとご飯を強く要求しなくなってくることもありますが、N ちゃんには
まだ早い気がします。代謝が落ちてきているのかなとも思います。

N ちゃんのことは少々心配ですが、忙しい日々をこなしているKさんの姿が
目に浮かぶようです。家庭はお母さんがしっかりしていれば、明るくなるものだと
思っています。


> 本当に忙しくて、N のためのお出かけとか殆ど出来なくて、かわいそうだったかも知れな
> いですけど、N はとてもイイ子でいてくれています。

N ちゃんもきっと家族のことを考えてくれていると思います。
そして家族と一緒に居ることが幸せなのだと感じているのだと思います。
N ちゃんは、そういう子だと思います。

> 「ワンちゃんとのお出かけスポット」が書かれた本を購入しました。
> ぱらぱらめくってみると、テニス試合会場になっている公園の名前も意外と載っていて
> 新しい発見。T の学校の近くにも遊べる所があるぞ・・・。

仕事が少なくなってしまった時期ですから、経済的なことを考えると
大変だと思いますが、時間もお金も余裕がある時期なんて、まずないと
思います。大変であっても楽しむことを忘れないでいたいものです。


> さて、もう一年の4分の1が過ぎてしまいましたが、今年のおみくじです。
> T は「うし」、大吉でした。そしてジュースをゲットしました。
> 「歩みは遅いが着実に物事を吸収し、力を発揮するでしょう。親友と呼べる人に出会える
> でしょう。継続は力なり」などT が喜びそうな言葉がたくさん入っていました。

野生の牛と家畜の牛がありますが、どちらであってもあの巨体はマイペースの
象徴といっていいでしょう。
「歩みは遅いが着実に物事を吸収し、力を発揮するでしょう。」「継続は力なり」
ということです。
「親友と呼べる人に出会えるでしょう。」は、牛の中でも親分牛への道だと
思います。リーダーシップを身につける時期にきているのでしょう。

> 私は「いのしし」、中吉です。
> 「厳しいことは良いことと思い、自分と同じように周りの人達にも求めるために謙厭され
> がちです。寛容さを持ち、人と接しましょう。運が開けます」と耳の痛い言葉でした。
> いかがでしょう?

猪というと猪突猛進のイメージがありますが、家族思いでもあります。
今年は、母であり、妻であり、飼い主であるKさんが活躍する年になることを
暗示しているのだと思います。
これは、Kさんの体調が良くなってきていることを示しているのではないで
しょうか。


うーにーにとって暑い季節となってきましたが、KさんとN ちゃんには
如何でしょうか。
雨が続くのは困りますが、雨の前後の一瞬にお散歩に行ったりしています。
車で2〜30分の所へ行って、現地では15分くらいしか散歩をしない
なんてもことが普通になってきました。


KさんとNちゃんの仮ページを作ってみました。確認お願いいたします。

http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn52.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn53.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn54.htm

3ページもためてしまいました。二年くらい前から昨年の秋までです。
N ちゃんが回復してくれて何より。

急なことがない限り、ご返事はごゆっくり。
では、また。


------
 1つだけOK、これが分かる子、それを伝えらる家族であれば、日々話合って
 より心地よいルールにしていってください。
------
コマンドをきいてくれる犬は多いですが、
「この椅子はOKで、こちらの椅子はダメだよ」ということを
理解してくれる犬、理解させること(伝えること)が出来る家族が、
増えてほしいものです。

コマンドではない、犬とのコミュニケーションがとれる家庭が
増えてゆくことを心から願っています。


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