Kさん と Nちゃん  70

・・・・10・・・・20・・・・30・・・・40・・・・50・・・・60・・・70・      「しつけ?」へ戻る




■ N ちゃんはいませんが ■

Nちゃんは逝ってしまいました。
このコーナー、いつまでにしょうかと悩んでいるところです。
ここで終わったらよくあるパターン。
ちょっと寂しいですよね。

もう少しつづきます。


Kさん と Nちゃん  登場人物


16.02.08  新しい年になりましたね。      Kさん

弓削さん、こんにちは

2015年が終わってしまいました。
N と私たちの最後の年です。

亡くなってすぐには N と離れたくない気持ちがとても強く、遺骨を小さな瓶に
入れて持ち歩いていました。遺骨ペンダントというのがありまして、
迷わず注文、T と2人で身に着けるようになりました。
私は尻尾、T は歯を入れています。

ペンダントを身に着けていると、不思議と気持ちが落ち着きます。

母から「お葬式の忙しさは残された人の悲しみを軽くするという意味も
あるんだよ」と聞いたことがあり、それは本当に良いことなのかなと思って
いましたが、自分がその状況に置かれると悪いことではないのかもと思え
ます。

弓削さんが来てくれた時も、祭壇を作るのに走り回った後でした。
その後も、人が亡くなったときに準じて一連の供養をしてあげたいと思い
初七日はお経を流し(アプリがあるんですよ)、次の忌日からからは二七日、
三七日、…と写経をしています。

特定の宗教を信仰しているわけではないのですが、今、わかりやすく N に
してあげられることが、そういうことなんです。

写経はお手本を筆ペンでなぞるだけのものがあり、私達は初心者なのでそれ
を使わせてもらいました。初めは1枚書き終えるのに1時間半くらいかかり
ました。
二七日には T も写経をしました。2,3行進めたところでもう疲れてきて
T は途中で投げてしまっても仕方ないなと思いながら。
でも当の本人は「いやだとか、最後までできるかなんて全然考えなかったよ」
だそうで。…の割には途中眠そうにしていたり、書きあがったのを見ると
「無」の下の4つの点「、」が抜けているところが数か所。まとめて点だけ
書き足していました。


12月26日は合同葬儀式
私たちのようにペットを亡くした方が沢山いらして、皆可愛がられていたん
だなと感じられ、とても嬉しい気持ちになりました。
お骨とお花や遺影を祭壇に並べ、お経をあげてもらい、お焼香をします。
お坊さんのお話があり、今までペットへ向けていた優しさや笑顔を今度は
他の方へ向けてあげてくださいと聞き、改めて N の存在の役割を知らされ
ました。

N へ向けていた気持ちをすべての人へ物へ向けられたら、本当に素晴らしいと
思います。

葬儀式の間、N は私たちから離れていたわけですが、祭壇に置かれた N の
遺骨と遺影を見ていると、N の姿が浮かんできました。
私が「待て」をかけて N が私を見ながら動かずに我慢をしているんです。
トレーニングの時のように…、トリマーさんに爪を切られている時一生懸命
我慢をしているような目をして。
「ちょっといやな感じがするけどお母さんがそうしなさいって言うから、
我慢するよ」って。

その後は、墓地へ納骨する方と、共同墓地へ葬られる方と、自宅へ連れて帰る
方とに分かれます。我が家は連れて帰り、庭にお墓を作って埋めることに
しました。


12月いっぱいは、何をしていても N のことにつながってしまいました。
家事をすると、とてもはかどります。それが悲しくて。
やろうと思えば、すぐにできちゃう。
それだけ N に手をかけていたんだなって。
はかどらない家事にもどかしさを感じながらも楽しかったんだなぁ。


1月21日が四十九日でその直前の日曜日に庭へお墓をつくり納骨しました。
家の南側に埋めてあげると喜んで家族を守ってくれるとか。
皆で良い場所を選び石やブロック、草花で飾り、お線香をあげました。
その日の夜から雪が降り始め、翌日には雪に埋もれたお墓になってしまい
ましたが、それも印象に残り忘れないために良かったのかも。


今は、忘れている時間が増えました。
体力作りのために、ジムに通っています。
週に2回くらいのペースで行ってます。
パート先で確定申告の準備やら、新しい年度の切り替えやら、パソコンの
入れ替えやら、他にも仕事が増えてしまいとても忙しいです。さらに我が家の
申告もあるし。今年は6人分の確定申告を仕上げなければなりません。
かなり小規模な不動産業ばかりなので簡単なものばかりですけどね。

集中しないとやり遂げられないですよね。
何かに集中している時は、N を思い出すことはないです。
デモ、ジムでのランニングでは N と一緒に走ってますよ。


> 生きているときに、話しかけていた意識はなかったのですが、たぶん
> 何か問いかけるようなことを無意識にしていたのかも、と思ったもの
> でした。
> それがあって自分の心が回っていて、それがなくなり回らなくなった
> ような、そんな感じでした。

私はよく話しかけていました。
今でも色々なところで N に話しかけています。
N はいないのに、それがとても自然に出てくるんです。
寂しいです。今まで通り、話しかけられるのに N はいないんだなぁって。

>> でも、まだなくなったことになれていないというか、理解できていない。
>
> 理解でどうなるものでもなく、慣れなければ仕方ないのだと思います。

最近、慣れてきた気もしますが、やっぱり一人の時はダメです。
毎朝、横に N がいないのを確認して、「N ちゃん!」って呼んでは
話しかけ、色々思いめぐらし涙してます。


>> 毎日の私の行動は N と常に繋がっていたんですね。
>
> 毎日あったことがなくなる。数字で考えれば楽になるはずなのに
> 虚しかったり、辛かったり。
> なくなったそう感じるものが、本当の幸せなのだと思います。

先日、「犬を飼うってすてきです--か?」の動画を見ました。
とても良い動画だと思いました。
一通り我が家で経験したことで、また泣きました。
飼い始めはとても苦労している気でいましたけど、それがいつの間にか宝物
に変わっていくんですよね。

「犬を飼うってすてきです」って言える飼い主になれてよかった。


亡くなって1か月位は、いつの頃のものでも N の写真を見る気になれません
でしたが、年が明けてから少しずつ昔の写真を見られるようになりました。
我が家に来たばかりの頃は、どんな様子だったか思い出せなかったのですが、
見てみると意外と良い表情で。
こちらをまっすぐに見る目がとても楽しそうだったり、お茶目だったり、集中
していたりがよくわかるんです。

表情が硬い写真もありますが、だんだんに N の表情が柔らかくなっていくの
が感じられ、T や主人の表情もとても楽しそうに映っていて。私が感じて
いたより、N は楽しんでいてくれていたのかなって嬉しくなりました。


もう2月に入ってしまいましたが、最近はパソコンの壁紙を N にし、
スクリーンセーバーを N にし、祭壇の写真を少し若かったころのものに変え、
部屋にはお気に入りの写真を選んで飾れる程になりました。
スマホの待ち受けも、明るい表情の N にしました。
それを見ていると、笑顔でいられます。


>> N との生活をすべて振り返り、すべてもう一度思い出したいと思っ
>> ています。
>> そんなの無理ですけどね。
>
> 私も同じことを考えましたが、どうしても出来ませんでした。何故か自分で
> ブレーキをかけてしまう。それをやったら全て終わってしまうような、
> そんな気持ちがありました。

そうですね。
私は1冊ノートを作り、今までの思い出やら今の心境を残そうと書き始めました
が、結局書けば書くほど N を忘れるための儀式をしているような気がして。
なんだかとても複雑な心境です。
でも、流れに任せて書ける時は書いていこうと思ってます。


冬は苦手です。
どうしても体調を崩してしまいます。
先日風邪をひき、久しぶりの熱が出て苦しみました。
N がいたら一緒に寝てくれたのになぁなんて思いながら丸2日間寝込んでいました。
それが丁度中学時代の友人との飲み会の日で、1か月以上前からとても楽しみに
していたのにドタキャンの状態で、遠足前の小学生みたい。


一昨日、T は研究室の卒研発表が終わり、明日からサークルのOBとして合宿へ
参加です。
卒研も最後まで気が抜けなかったようで、N がいない今、癒してくれる対象がなく
なり、グチグチ言いながらやっと仕上げたようです。「こんな時 N がいれば…」
と弱気なセリフを何度も聞きましたが、やり遂げてくれて何よりです。

N も、T が心配だったでしょうに。
でも、大丈夫だと思ったから天国へ行ったのかな。
最後に T の誕生日に旅立つという最高のプレゼントを残してくれて、なんとも
想像を絶する N の力を感じています。


最後に体が動かなくなった N を良く連れて出た土手。
家から出ると毎日その土手を正面に見て出かけるのですが、その度に歩いてみようかな
と思い、胸がちょっと痛くなってやめちゃいます。
その頃の散歩、私は好きでした。
N はしんどかったでしょうが、二人だけで体をくっつけて体温を感じながら一方的に
私がおしゃべりしながら歩く。会う人にやさしい穏やかな顔しているねって言われて、
最後まで良くしてもらって幸せだねって言ってもらって。
私の自己満足でしかないかもしれないけれど、そんな風に人が見てくれるなら N も
そう思ってくれているかななんて。


メソメソしているのもいや、だからと言ってあっけらかんとしすぎるのもいや。
今の自分で本当にいいのか、何か N のために出来ることはないのか。
最近 N のことを思う時間が減っちゃったとか、かと思うとまだこんなに涙が出るのと
いう位どっぷりと浸ることがあったり。

頭の中が整理しきれなくて、目の前のことをひたすら片づけていくだけ。
きっと後になって後悔したり、それで良かったんだって思えたりするんでしょうが
今は心が落ち着きません。


いつものメールに輪をかけて支離滅裂になっているような気がします。
この辺で送っておかないとますますわけわからないことになりそうなので、
今回はこの辺で。

何だかんだ、ジタバタしながら最低限の前向きさは持てていると思います。
弓削さんのおかげでもあります。






16.10.31  ご無沙汰しています。      Kさん

弓削さん、こんにちは。
今年の夏はいつまでだったのでしょうか。
少しずつ季節が変わっていくというのではなく、涼しくなったり暑くな
ったりの繰り返しでいつの間にか秋が終わりに近づいてしまったようです。
体調を崩している人も多いようです。
弓削さんは大丈夫ですか?

今回のメールは私からでよかったでしょうか?
2月に私が送ってからのやり取りがないようなのですが、弓削さんは送って
いてこちらへ届いていないとか…。もしかしたらこちらで間違えて消して
しまったとかでしたらごめんなさい。
もう少し早めに確認していればよかったのですが、気にかかりながらも
この時期になってしまいました。


会う人ごとに、「次のワンちゃんは?」と聞かれ「一年は N のことを思って
あげたい」と答えていたことがありましたが、最近はあまり言われなくなりました。
私も、T も犬を飼いたい気持ちは日に日に大きくなっているのですが。


数週間前、お母さんってペットロスかなって T に聞いたら「そうだよ」って
即答でした。
自分ではそんなにわかりやすくペットロスなんて思ってもいなかったので
すが、ここ半年くらいの体調の崩れはひどいもので、それが外から見ると
ペットロスのように見えるのかもしれません。

手帳を見ると今年に入ってから、テニス、ジム、ヨガと何かしら体を動か
していたのは週に4回以上のペース。以前から体力をつけたいと思って
いたので時間ができたところにどんどん予定を入れていました。
2月に風邪で体調を崩し半月以上動けなくなり、やっと戻してまた週4以上の
ペースに戻したら5月下旬にまた風邪でダウン。
丸2日寝たきりでいたら腰を痛め、処方された薬が合わずさらに体調を崩し
ました。整形外科から接骨院に変えたら実はぎっくり腰だったということが
分かりその治療に変えたら回復はしてきたのですが、運動ができる状態に
なるまでについ最近まで4カ月以上かかってしまいました。
なかなか完治まで行かず、とうとう人生初の鍼灸院通いです。

夏の間7月8月はほとんど思うように体が動きませんでした。
自分の体にこんなにもガタが来ているなんて、思ってもいませんでした。
皮膚も弱くなってしまったようで、発疹が出来て皮膚科にも通っているの
ですが、なかなか治りません。
この半年でどれだけの病院や治療院に通ったことか…。
ただの歳のせいかもしれないし、ペットロス> N のせいなのかも。


前回のメールは、2月でしたね。
それからもう半年以上経ちました。
玄関にはまだリードと首輪がフックにかかっていて、誰もそれを片付け
ようとしないし何の違和感も持っていないみたいです。
N の身の回りの物を収納していた棚には、まだ消耗品やら服やら、おもちゃ
やらが入っています。外のデッキには N の水飲みの容器がそのまま。
2階には N が勝手に降りない様にと柵を付けましたが、それもそのまま。
お仏壇に供えるためのフードが台所に置いてあります。生前の場所と同じ。

残しておきたいと強く思っているからではなく、処分したりしまい込んだり
という気がわかないんですね。そのままが自然な気がするんです。
まだ、N がいるんですね。
仏壇なんか作っちゃったから、毎日何度も思い出します。
お線香をあげる回数は減りましたが(以前はみんなで朝晩、外出時、帰宅時)
毎日皆1回はお仏壇に手を合わせています。
飾る写真も増えて、あちこちで笑顔の N を見ることができます。
母が来たら、どこに行っても N の写真があるねって言ってました。

スマホの待ち受けも、パソコンの壁紙も。
写真を改めて見るととても良い表情が多くて、こんないい表情が沢山だった
のに私はいつもこれでいいのかって悩んでましたよね。

外を歩くと、どこへ行っても N と歩いた場所です。
少し前までは、歩いていて急に胸が詰まってしまうことが何度もありました。
でも、日が経つにつれてそれも少しづつ治まってきています。
ありがたいことですが、寂しい気もしますね。
それまで N に癒してもらっていたのを、泣きながら歩くことで自分で癒して
いるのかも、客観的に考えると気持ちよかったりするから泣いてるのかも
とも思います。
泣いている時は N を感じられているから。


春から夏の初めころまでは朝が辛かったです。
毎朝、N がいないんだなって思いながら目が覚めると、今日はどうしたら
いいんだろうって。起きたら何をしたらいいんだろうってはっきりと決まる
まで起きられないというか。
もちろんすることが何もないというわけではないんですが、まず初めの
第一歩がとても重たい感じで。
N がいれば、N のためにやることは沢山あって寝てる場合じゃなかったん
ですよね。

今では少し慣れましたが、慣れてきたころに今度は夜が寝付けなくなって
しまいました。
体調を崩したこともあり、体を動かすことが減ってしまったのも一因だった
のかと思います。今はだいぶ回復し、運動ができた日はすんなりと睡眠に
入ることができるようになりました。

亡くなったばかりの頃、涙に暮れて何もできないと言う日はほとんどなかった
ので、不安定な心も少しづつ癒えていくんだろうな、半年1年と N を思う日が
どんどん少なくなっていくんだろうな、それは嫌だけど仕方がないことなんだ
ろうな…そんな風に思っていました。
確かに、気持ちは少しづつ軽くなっているはずなんですけど、ある時期から
ずっと同じ重さのままであまり変わっていかない気がするんです。
思い出す頻度とか、悲しみの度合いとか、N の存在が小さくなっていかない
気がするんです。
正直、今のままでも私は全く構わないんです。どんどん忘れていってしまう
よりも辛いけれど感じられる方がいい気がします。


主人もあまり言葉は多く語りませんが、今でも N を感じることがあるよう
です。外出で玄関の鍵をかけるとき、今でもなるべく音をたてないように
しなくちゃって思ったりするとか。寝ている N を起こさないようにって、
ずっと気を遣っていたんですね。
T は亡くなってからも N を大切にしてくれています。
毎日お線香をあげてから出ていくし、外で頂き物があるとまず N の仏前に
供えています。ちょっとした会話が N とつながることがあり、忘れて
いないんだなと感じさせてくれます。優しい子に育ってくれました。
N のおかげです。
仏前の N に黙って手を合わせ、なんか話している時もあるようです。


先日、T の小学校でタイムカプセルを開けるイベントがあり、T が
7歳の時に自分に書いた手紙と、その頃に撮った写真を持って帰ってきました。
写真はそのころ遊んでいたゲームや本と一緒に N も映っていて、二人で仲良く
座っているものと、 T とおもちゃで遊んでいるもの、私がしつけ教室を
受けているものも入っていました。
一番悪戦苦闘していた時ですね。

作文にも N のことが書かれていました。
−− 22才の T へ −−
   15年後の自分はどうなっているのかな。
   今、しんちょう132cm、たいじゅう32.5kg…
   …
   22才になったらおかあさんをだっこしてあげます。
   今、N ちゃんは1才です。
   今、こっちを見ています。
   おばあちゃんになった N ちゃんは今も元気ですか。
   こらこらキャリーをかじっちゃいけないよ。
   
   おとうさんおかあさん、ぼくが22才になってもいきててね。
   おとうさんにできたらかたもみ150回してあげるよ。
   …
   …
−−−−−−−−−
つっこみどころ満載ですね。
多分…抱っこはしてくれないでしょう。
N はいなくなっちゃいましたけど、父母は生きてます。
いつ書いていたんでしょうね。N が見ているところで書いたんでしょう。
キャリーをかじって端っこがボロボロになっていたのを思い出しました。

弓削さんにしつけの相談をしていただいていた頃はもっとこうしなきゃ、
ああしなきゃと必死でしたが、15年経って少し離れたところから見ると、
そんなに心配することはなかったんだなってしみじみ感じます。
今の T も15年前の T も N のおかげで色々なことを学べていた様です。


主人はもう犬は飼いたくないと言っています。
自分は何もしないと言っても、しなくてはいけない気持ちになるんでしょう。
N のこともよく見てくれていました。最後に「ありがとう!」って泣きながら
言ってくれました。

私と T は「また飼うんだったら絶対に犬がいい」と気持ちは同じです。
でも、簡単に飼うことはできないというのもお互い理解しています。
私も主人も仕事で留守にする時間が増えています。T も徐々に研究室も
忙しくなり、就活も始まります。その後は就職で昼間は全くいなくなります。
今までのような生活とは違ってきています。

それでも何とか犬や他の動物との繋がりたい気持ちは持ち続けています。
パピーウォーカーで1年だけ頑張る。
保護犬の一時預り。
お留守番のできる猫ちゃんなら…。
色々検討はしているのですが、なかなか煮詰まってきません。
N を飼い始める時が、見切り発車だったので同じことはできないです。

どんな形になるにしても、主人の説得から始まります。
あのころに比べて、経済的にもとても厳しくなりましたし、飼い主である私
たちの体力の問題もあります。

弓削さんから、「N を迎えるに至った過程を」とのことでしたね。
振り返ってみているのですが、こんなんでいいのかしらと思いながら少し
書き留めています。
我が家の事情そんなこと聞いてもしかたないんじゃないかって。


昨日、SNS に上げましたが、通いネコちゃんが来るようになりました。
首輪がないし昨夜はウチの勝手口の外で寝ていたようなので、多分野良猫
ではないかと思います。フードをそばに置くと警戒しながら食べ始めました。
少しずつ近づけていって最後に手のひらであげようとしたら、ガッツリ
引っ掻かれました。我が家3人とも、、主人はちょっかい出して、 T は
蕪の葉っぱで猫じゃらしをしていて。

心を開いていないと分かっていても、みんな構いたくなるんですよね。
それでもここ1週間で大接近。
昨日はお泊り初日でした。


お返事遅くなりすみませんでした。
体調万全ではないですが、何とかやっています。
おばまちゃん、お尻が辛そうですね。
少しでも体調の良い日が多くなりますように。

風邪がはやり始めたようです。
お互いに気を付けたいですね。
では、、





16.10.31   Re: ご無沙汰しています。       弓削

K さん、ご無沙汰してしまって申し訳ありません。
2月にメールをいただき、私が返信する番でした。

言い訳させていただければ、昨年末くらいからとあるボランティアのことで
忙しくなってしまいました。作業もいっぱい、人間関係も面倒なことになり、
この秋までゴタゴタやっていました。その皺寄せは、今も色々あり、毎日
色々なことをやっています。全て雑務。お金にならないし楽しくないし。
さらに、知り合いの犬たちが次々と亡くなりました。「MさんとJちゃん」の
Jちゃんも今年に入って早いうちに亡くなりました。この秋は毎週のように。
うーにーが16歳まで生きて亡くなり、それから約6年が経ちますから、
犬友達たちが亡くなってしまうことは不思議なことではないのですが、
続けてのことだったので、それらのこと自体がショックだったし、それと
同時に、うーにーはもう遠くの存在なんだとの実感があり、それもショックでした。

さらに付け加えさせていただければ、ものの考え方感じ方は人それぞれですが
犬を亡くしたとき、それ以降のことは正に人それぞれです。
K さんがどうなるのか、全く想像できませんでした。メールを出さない方が
良い方向に向かうかもと(言い訳にしかなりませんが)思ったこともありました。
しかし、いただいたメールを読む限り、あまり良い状況ではないようですね。



> 会う人ごとに、「次のワンちゃんは?」と聞かれ「一年は N のことを
> 思ってあげたい」と答えていたことがありましたが、最近はあまり言われなく
> なりました。
> 私も、T も犬を飼いたい気持ちは日に日に大きくなっているのですが。

周りの人たちも気を遣ってのことだと思います。
犬を飼いたい気持ちが膨らむのは、N ちゃんとの日々のことを思えば
(素敵な日々だったと思いますので)当然だとおもます。


> 数週間前、お母さんってペットロスかなって T に聞いたら「そうだよ」
> って即答でした。
> 自分ではそんなにわかりやすくペットロスなんて思ってもいなかったの
> ですが、ここ半年くらいの体調の崩れはひどいもので、それが外から見ると
> ペットロスのように見えるのかもしれません。

ペットを失ったことが他人ににじみ出るように伝われば、ペットロスと
見られても不思議はないと思います。ほとんどの人はそうなるのではないで
しょうか。体調が崩す人も多いと思います。


> 手帳を見ると今年に入ってから、テニス、ジム、ヨガと何かしら体を動か
> していたのは週に4回以上のペース。以前から体力をつけたいと思っていた
> ので時間ができたところにどんどん予定を入れていました。
> 2月に風邪で体調を崩し半月以上動けなくなり、やっと戻してまた週4以上の
> ペースに戻したら5月下旬にまた風邪でダウン。
> 丸2日寝たきりでいたら腰を痛め、処方された薬が合わずさらに体調を崩し
> ました。整形外科から接骨院に変えたら実はぎっくり腰だったということが
> 分かりその治療に変えたら回復はしてきたのですが、運動ができる状態に
> なるまでについ最近まで4カ月以上かかってしまいました。
> なかなか完治まで行かず、とうとう人生初の鍼灸院通いです。

それだけ努力して体調が良くならないのは、何かが間違っているのだと
思います。ご自分に合わないことがあるのではないでしょうか。

だからと言って何をすればいいのか分らないと思いますので、少しぼ〜っと
するのもいいのではないでしょうか。長い旅行に行ってみるとか。この季節
ですから暖かい所がいいと思います。ご実家に長めに滞在するのもいいのでは
ないでしょうか。
旅行に行かなくても、テニスやジムなどの数を極力減らし、家の中の片づけや
読書をするなどしてみては如何でしょうか。


> 夏の間7月8月はほとんど思うように体が動きませんでした。
> 自分の体にこんなにもガタが来ているなんて、思ってもいませんでした。
> 皮膚も弱くなってしまったようで、発疹が出来て皮膚科にも通っているの
> ですが、なかなか治りません。
> この半年でどれだけの病院や治療院に通ったことか…。
> ただの歳のせいかもしれないし、ペットロス> N のせいなのかも。

年齢を存じませんが、T 君の年齢からして私とそれほど変わらないと
思います。であるなら、ガタが来ているというより調子が悪いのだと思います。
一度リズムを止めて、リズムをとり直してみては如何でしょうか。
ちなみに、食生活の見直しはされているでしょうか。料理を勉強し直すのも
いいのではないでしょうか。
料理でなくても、資格の勉強などもいいのではないでしょうか。


> 前回のメールは、2月でしたね。
> それからもう半年以上経ちました。
> 玄関にはまだリードと首輪がフックにかかっていて、誰もそれを片付けようと
> しないし何の違和感も持っていないみたいです。
> N の身の回りの物を収納していた棚には、まだ消耗品やら服やら、おもちゃ
> やらが入っています。外のデッキには N の水飲みの容器がそのまま。
> 2階には N が勝手に降りない様にと柵を付けましたが、それもそのまま。
> お仏壇に供えるためのフードが台所に置いてあります。生前の場所と同じ。

我が家の玄関には、今もカラーとリードが掛っています。何も違和感ありま
せん。消耗品などを少しずつ整理し始めたのは2年くらい経ってからだった
ような気がします。
そういう気分になるときがあります。それも寂しく哀しいですが。


> 残しておきたいと強く思っているからではなく、処分したりしまい込んだり
> という気がわかないんですね。そのままが自然な気がするんです。
> まだ、N がいるんですね。
> 仏壇なんか作っちゃったから、毎日何度も思い出します。
> お線香をあげる回数は減りましたが(以前はみんなで朝晩、外出時、帰宅時)
> 毎日皆1回はお仏壇に手を合わせています。
> 飾る写真も増えて、あちこちで笑顔の N を見ることができます。
> 母が来たら、どこに行っても N の写真があるねって言ってました。

飾る写真が増えて N ちゃんの笑顔を見ても、何か違和感のようなものを
感じていますよね。素直に喜んでいけないんだというような。
それについて分析したりは考える必要はないと思いますし、してはいけない
ことだと思っています。そう感じてしまうのですから。これからの変化も
「自然に受け入れる」でいいと思います。


> スマホの待ち受けも、パソコンの壁紙も。
> 写真を改めて見るととても良い表情が多くて、こんないい表情が沢山
> だったのに私はいつもこれでいいのかって悩んでましたよね。

きっと欲張りなんでしょうね。
もっと良くしたい、してあげたいとおもい続けていたんでしょうね。
今はその気持ちを、ご自分に向けていいのではないでしょうか。


> 外を歩くと、どこへ行っても N と歩いた場所です。
> 少し前までは、歩いていて急に胸が詰まってしまうことが何度もありました。
> でも、日が経つにつれてそれも少しづつ治まってきています。
> ありがたいことですが、寂しい気もしますね。
> それまで N に癒してもらっていたのを、泣きながら歩くことで自分で癒して
> いるのかも、客観的に考えると気持ちよかったりするから泣いてるのかも
> とも思います。
> 泣いている時は N を感じられているから。

そうなんですよね。近所が全て思い出の場所なんですよね。
私は今でも胸が詰まったり、色々なことを考えるとことがあります。
涙を湧きあがらせること、いいと思います。N ちゃんを感じられる間は
ときどきそうすればいいと思います。
それがなくなってゆくことに気付くとき、そのときの方が辛いです。


> 春から夏の初めころまでは朝が辛かったです。
> 毎朝、N がいないんだなって思いながら目が覚めると、今日はどうしたら
> いいんだろうって。起きたら何をしたらいいんだろうってはっきりと決まる
> まで起きられないというか。
> もちろんすることが何もないというわけではないんですが、まず初めの
> 第一歩がとても重たい感じで。
> N がいれば、N のためにやることは沢山あって寝てる場合じゃなかったん
> ですよね。

これからは、ご自分のため、そして(人間の)ご家族のために時間を使って
ください。
T 君に無理矢理結婚をしてもらうのもいいかも。最近はお母さんが
お嫁さんを探すことも珍しくないとか。その家で一緒に暮らしてくれる
お嫁さん探しをしてみてはどうでしょうか。(T 君は嫌がると思いますが・笑)


> 今では少し慣れましたが、慣れてきたころに今度は夜が寝付けなくなって
> しまいました。
> 体調を崩したこともあり、体を動かすことが減ってしまったのも一因だった
> のかと思います。今はだいぶ回復し、運動ができた日はすんなりと睡眠に
> 入ることができるようになりました。

今はお仕事されていると思いますので出来ないと思いますが、一度しっかり
体調崩して寝込んだ方がいいような気がします。健康管理して体調を保って
いることが、体に少しずつダメージを与えているように感じます。
「体調を保たなければ」よりも「自分の心や体に素直に」を心がけた方が
良いのではないでしょうか。


> 亡くなったばかりの頃、涙に暮れて何もできないと言う日はほとんどなかった
> ので、不安定な心も少しづつ癒えていくんだろうな、半年1年と N を思う
> 日がどんどん少なくなっていくんだろうな、それは嫌だけど仕方がないこと
> なんだろうな…そんな風に思っていました。
> 確かに、気持ちは少しづつ軽くなっているはずなんですけど、ある時期から
> ずっと同じ重さのままであまり変わっていかない気がするんです。
> 思い出す頻度とか、悲しみの度合いとか、N の存在が小さくなっていかない
> 気がするんです。
> 正直、今のままでも私は全く構わないんです。どんどん忘れていってしまう
> よりも辛いけれど感じられる方がいい気がします。

そんな感じで、自分がおもうように受け止めればいいのではないでしょうか。


> 主人もあまり言葉は多く語りませんが、今でも N を感じることがあるよう
> です。外出で玄関の鍵をかけるとき、今でもなるべく音をたてないように
> しなくちゃって思ったりするとか。寝ている N を起こさないようにって、
> ずっと気を遣っていたんですね。
> T は亡くなってからも N を大切にしてくれています。
> 毎日お線香をあげてから出ていくし、外で頂き物があるとまず N の仏前に
> 供えています。ちょっとした会話が N とつながることがあり、忘れていな
> いんだなと感じさせてくれます。優しい子に育ってくれました。
> N のおかげです。
> 仏前の N に黙って手を合わせ、なんか話している時もあるようです。

そんな T 君のためにもお嫁さん探しをして、そして落ち着いたら犬を迎える
のもいいと思います。もちろん、人間のお孫さんが出来ることも望んで。
これは私が勝手に思っていることで、K さんご自身で考えて、ご家族で
話合って良い方向性を試行錯誤してみてください。


> 先日、T の小学校でタイムカプセルを開けるイベントがあり、T が
> 7歳の時に自分に書いた手紙と、その頃に撮った写真を持って帰ってきました。
> 写真はそのころ遊んでいたゲームや本と一緒に N も映っていて、二人で
> 仲良く座っているものと、T とおもちゃで遊んでいるもの、私がしつけ教室
> を受けているものも入っていました。
> 一番悪戦苦闘していた時ですね。

T 君にとって、この時期にそれを開けることは辛かったとおもいます。
私だったら、それを親に見せることは出来ないと思いました。


> 作文にも N のことが書かれていました。
> −− 22才の T へ −−
>    15年後の自分はどうなっているのかな。
>    今、しんちょう132cm、たいじゅう32.5kg…
>    …
>    22才になったらおかあさんをだっこしてあげます。
>    今、N ちゃんは1才です。
>    今、こっちを見ています。
>    おばあちゃんになった N ちゃんは今も元気ですか。
>    こらこらキャリーをかじっちゃいけないよ。
>    
>    おとうさんおかあさん、ぼくが22才になってもいきててね。
>    おとうさんにできたらかたもみ150回してあげるよ。
>    …
>    …
> −−−−−−−−−−

これを開ける前に逝ってしまった N ちゃん。T 君にも次のステップに
進んで欲しかったのかもしれませんね。


> つっこみどころ満載ですね。
> 多分…抱っこはしてくれないでしょう。
> N はいなくなっちゃいましたけど、父母は生きてます。
> いつ書いていたんでしょうね。N が見ているところで書いたんでしょう。
> キャリーをかじって端っこがボロボロになっていたのを思い出しました。

T 君には、人としてもっともっと成長してほしいものです。それが出来る人
だとおもいます。成長して、お母さんがお嫁さんを探さなくても、女性が
いっぱい寄ってくるくらいになってほしいです。


> 弓削さんにしつけの相談をしていただいていた頃はもっとこうしなきゃ、
> ああしなきゃと必死でしたが、15年経って少し離れたところから見ると、
> そんなに心配することはなかったんだなってしみじみ感じます。
> 今の T も15年前の T も N のおかげで色々なことを学べていた様です。

私も、もしまた犬を迎えたとしたら、うーにーの時ほど一所懸命にならないと
思います。
犬にも(人間と同じように)生まれ持った性格があります。うーにーも N ちゃんも
性格のいい犬だったと思います。そういう犬であれば、しつけはそれほど必要では
ないはずです(人間側の知識は必要ですが)。
家族にとって犬はどういう存在であってほしいのかは、各家庭でそれぞれです。
その目的に向けてしつけをすればいいと思うのですが、残念なことに最近の
先生たちは型通りのしつけをします。(各家庭の事情をしっかり聴いていたら
負担が大きいのでビジネスにならなくなってしまいますので、仕方ないことでは
ありますが。)



> 主人はもう犬は飼いたくないと言っています。
> 自分は何もしないと言っても、しなくてはいけない気持ちになるんでしょう。
> N のこともよく見てくれていました。最後に「ありがとう!」って泣きながら
> 言ってくれました。

上手く説明出来ませんが、N ちゃんが K 家のネガティブなことの多くを
引き受けてくれたのではないでしょうか。家庭内での行き違いの結果が N ちゃん
との関係に現れギクシャクしたことも多々あったと思いますが、もしそれら
全てに N ちゃんが関わっていなかったら、どうなっていたでしょうか。


> 私と T は「また飼うんだったら絶対に犬がいい」と気持ちは同じです。
> でも、簡単に飼うことはできないというのもお互い理解しています。
> 私も主人も仕事で留守にする時間が増えています。T も徐々に研究室も
> 忙しくなり、就活も始まります。その後は就職で昼間は全くいなくなります。
> 今までのような生活とは違ってきています。

ここを読む限り、今はやめておいた方がよさそうですね。
そしてこの先のことを考えて、どうしようかと色々と調べたり悩んだりするのが
良さそうです。


> それでも何とか犬や他の動物との繋がりたい気持ちは持ち続けています。
> パピーウォーカーで1年だけ頑張る。
> 保護犬の一時預り。
> お留守番のできる猫ちゃんなら…。
> 色々検討はしているのですが、なかなか煮詰まってきません。
> N を飼い始める時が、見切り発車だったので同じことはできないです。

すでに調べていると思いますが、パピーウォーカーは条件として難しいと
思います。「家に人が常にいる」「お子さんがいる」という条件があったと
思います(今は変わったかな)。
保護犬、保護猫の一時預かりはいいと思います。団体によって条件が違いますので
可能な団体があると思います。
犬と猫どちらにするかは、ご家族で決めることですが、私としてはやはり犬に
していただきたいです。K 家を元気にしてくれるのは犬だと思います。


> どんな形になるにしても、主人の説得から始まります。
> あのころに比べて、経済的にもとても厳しくなりましたし、飼い主である私
> たちの体力の問題もあります。

K 家として明らかにプラスになるかと考えていただきたいです。明らかに
プラスになるのであれば、ご主人は受け入れてくれるのではないでしょうか。
マイナスが多いのであれば、ご主人を説得するまでもなく、迎えるべきでは
ないと思います。


> 弓削さんから、「N を迎えるに至った過程を」とのことでしたね。
> 振り返ってみているのですが、こんなんでいいのかしらと思いながら少し
> 書き留めています。
> 我が家の事情そんなこと聞いてもしかたないんじゃないかって。

迎える至った過程はご家族それぞれですが、見切り発車でも、その後どれくらい
ご家族で協力できて頑張れたか、頑張る必要があったのかを、皆さん知りたい
ものです。
最近は「いい加減にペットを迎えるものではない。特に犬は。」という風潮が
あります。それはいいことですが、きちんと考える人ほど「我が家の現状では
犬が可哀想」となっています。
犬との生活は大変です。獣医療やしつけのことが発達し「分らなかった」では
済まない時代になりました。お金と時間が必要です。それ以上のものが得られる
か否かは、迎えるか迎えないか悩んでいるときには分りません。
見切り発車するしかない家庭がほとんどだとおもいます。「充分に準備した」と
いう家庭があったとしても、私がチェックしたら足りない部分が幾つも出てくる
とおもいます。

K 家のこれからを考える上でも参考にもなるのではないでしょうか。


> 昨日、SNS に上げましたが、通いネコちゃんが来るようになりました。
> 首輪がないし昨夜はウチの勝手口の外で寝ていたようなので、多分野良猫で
> はないかと思います。フードをそばに置くと警戒しながら食べ始めました。
> 少しずつ近づけていって最後に手のひらであげようとしたら、ガッツリ
> 引っ掻かれました。我が家3人とも、、主人はちょっかい出して、 T は
> 蕪の葉っぱで猫じゃらしをしていて。
>
> 心を開いていないと分かっていても、みんな構いたくなるんですよね。
> それでもここ1週間で大接近。
> 昨日はお泊り初日でした。

外を自由に出歩ている猫は、高齢や病気などで弱っていない限り、室内で
ペット的に飼うことは期待できないと思います。
最近、SNS で地域猫のことを書くこともありますが、外を自由に出歩いて
いる猫を家の中だけで飼おうしない方がいいと一般的に言われています。
地域猫活動をするのもいいと思いますが、現在の K さんの体調ではお薦めしま
せん。地域にもよると思いますが、まだまだ理解が進んでいない分野です。


> お返事遅くなりすみませんでした。
> 体調万全ではないですが、何とかやっています。
> おばまちゃん、お尻が辛そうですね。
> 少しでも体調の良い日が多くなりますように。

こちらこそ、返事を出さずに申し訳ありませんでした。
冒頭にも書きましたが他のボランティアで忙しくなり、K さんから N ちゃんを
迎えるまで、が来てから出せばいいかな、などと考えいました。
もう年賀状が発売される時期になりましたね。一年が早いです。


> 風邪がはやり始めたようです。
> お互いに気を付けたいですね。
> では、、

私は寒いのが苦手ですが、今年は未だ風邪をひかずに過ごしています。
これから寒さも本格的になるようですが、お互い風邪に限らず体調管理に
気を付けたいものです。
K さんには、 N ちゃんのことだけに限らず、ご自分のことをゆっくり
振り返る時間が必要なのではと感じました。または、新しいこと、今まで先送り
(我慢?)していたことをするとか、この冬はそんな時間にしてみるのは如何で
しょうか。
ご主人と今までのこと、これからのことを話をするのもいいかと思います。





16.12.02   確認、お願いします       弓削

Kさん、こんばんは。

「KさんとNちゃん」の仮アップをしましたので
確認、お願いします。
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn63.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn64.htm

途中まで書いてあったものを仕上げたので、
(書いている時期が違う文章があるので)
コメントが少々ぎこちない感じを受けますが
ご理解ください。


12月4日から、もうすぐ一年になるのですね。
如何お過ごしでしょうか。

まず健康。
くれぐれもご自愛ください。
 




16.12.08   RE: 確認、お願いします       Kさん

弓削さん今晩は。

確認だけなのに、お返事遅くなりましてすみません。
このメールが届いたのが2日。N の命日が近かったこともあり
色々思いを巡らせました。
最近、しんみり考えることが減っていたのですが、いい意味で N
を思い出すことができ、感謝しています。

命日には、SNS にもアップしましたが、ちょっとした供養を
しました。
あの日と同じ、窓から差し込む日差しがとても暖かく穏やかな日
でした。それが偶然とは思えず、N を感じました。
N を思い出さない日は1日もありませんよ。

でも、やっと最近、N はきっと幸せだったと心から思えるように
なりました。亡くなったばかりの頃は疑問符があったんです。
自分をどこかで責めていたかもしれません。
だから無理しちゃって、動き続けて止まっちゃいけないって。

> 「KさんとNちゃん」の仮アップをしましたので
> 確認、お願いします。
> http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn63.htm
> http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn64.htm

両方とも、okです。
というか、改めて私たちと N がこんなに素晴らしい時を過ごせた
のは弓削さんのおかげって実感しました。

久しぶりに泣きましたわ、、、。


通い猫、頻繁に来てます。
外に N がお昼寝で使っていたクッションを置いたら、夜よく寝て
います。ちょっと近づこうとすると「シャ〜!」って怒られますけど。
目ヤニをとってやりたい…。

もう師走に入りましたね。
今年は、家のことをもう少しきちんとやらなきゃって思ってます。

インフルエンザも流行ってきているようですね。
お互い気を付けましょう。
では。
 




16.12.08   確認、ありがとうございます       弓削

K さん、こんばんは。

私の作業は、メールにコメントつけて名前をアルファベットに
してページを作るだけですが、3年以上かかっていますから
私の方が遅いです(笑)

一年くらいは、思い出に実感があるので辛く感じることも
多々あると思います。時間が経つに連れて思い出に実感が
なくなっていったとき、その辛さが懐かしく思うこともあります。

命日がいい意味での節目になったようで何よりです。

時間は戻らないし、自分を責めても何も変わらないですから、
全ては記憶の中のことと思うしかないです。

そして時に泣くのがいいと思います。
思いっきり泣けるのも、一つの幸せなのかもしれません。


確認していただいたページは、今月中に公開したいと
思います。



猫さん、通ってきているのですね。
もう K 家の庭はその子のものになっているようですね。

私の SNS をご覧になっていれば分ると思いますが
通ってくる猫にも、避妊去勢手術をし、ご飯をあげたら
トイレの世話をしてあげるのがこれからのルールになり
つつあります。

一度、そちらの市がどのように指導しているか調べてみて
ください。

手術をすることになれば、麻酔をかけたついでに、色々と
検査や処置できるかもしれません。(ある程度の費用は
行政やボランティア団体から出ますが全額ではないし、
その他の医療費は K さん負担になりますが。)



こころ穏やかな年末を過ごされることを、陰ながら祈って
います。
 


このページのはじめの(Kさんからの)メールに
==============
「犬を飼うってすてきです」って言える飼い主になれてよかった。
==============
と、ありますが、これが基本だし、最も大事なことだとおもいます。

周りからどう見えようと、自分が、家族が、そう言える家族であることが
大事だと思います。



事実は小説よりも奇なり

T 君 7歳、N ちゃん 1歳の時に書いた手紙が、15年の月日を経て
再び T 君の手元に届いたのは、N ちゃんが亡くなってから
一年も経たない時でした。

直後でもなく、もう N ちゃんがいない生活に慣れきった時でもなく。

T 君は、優しい人に育ってくれましたが、強い人にも育ってくれたとおもいます。
それが嬉しいです。



そして通い猫さんは、どうなるのでしょうか。


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