Kさん と Nちゃん  45

・・・・10・・・・20・・・・30・・・・・・・・・・40・・・・45・      「しつけ?」へ戻る




■ N ちゃんという存在 ■

いとこ君は、犬( N ちゃん)と遊ぶことが出来るようになりました。
それは、N ちゃんだからこそだと私は考えます。

N ちゃん一頭の存在(本当は、K 家の存在)が、どれだけ「犬への理解」を
周囲に広げてくれるか、これからが楽しみです。


04.04.15   いい季節です。        Kさん

今年の春は早かったです。
スイセンとチューリップが一緒に咲いてみたり、桜の咲いている期間が長かっ
たりと、ちょっといつもの春とは違いますよね。
仕事は一段落し、今はのんびりしています。

もうだいぶ前になりますけど、2月下旬には実家へ日帰りで遊びに行ってきま
した。久しぶりの N にいとこ達は大歓迎してくれました。
家の中では、お菓子がテーブルの上に置かれ、子供は食べながら歩き回るよ
うな部屋の中、リードは手放せなかったです。でも、父のお墓参りと、近くにある
「群馬の森」と言う公園までお散歩などもして、皆でわいわい楽しかったです。
「群馬の森」は、犬を連れて入れるスペースと、入れないスペースがあり、N と
一緒に遊べる場所はちょっと奥まった所にありました。
そこではクンクンが始まってしまい、遊びに誘ってもかなりこちらで盛り立てて
あげないと集中できなかったです。全く初めてというわけではない場所なのですが
やっぱり珍しい匂いがあると気持ちが散るみたいです。

> 誤飲の件ですが、もう便をチェックしなくてもいいのではないでしょうか。

そうですね。でも、ティッシュの上から触るだけで、そんな手間のかかることでも
ないので、私は続けようと思ってます。
でも、今まで主人が片付ける時は見てくれていなかったようです。その中に入って
いた可能性もありますね。
獣医さんは、本当に N が飲んだのかと言うのを気にかけているようでした。
それは確実に飲んでいると思うのですが・・・。
そのほかは今までと同じです。急に吐いたり、様子がおかしくなったら連れてくる
様に、長い間お腹に入れている犬も多いから、そうなるかもしれない・・・と。

弓削さんの仰るように日々の体調を気を付けて見てあげるが一番重要と思います。

> もし、同じようなことがあったら、落ち着いてこちらの質問に答えて下さい
> ね。誤飲に関しては、まずは体調、次に食べ物・飲み物を受け付けなくなるか
> どうかです。

分かりました。

> ケンネルコフの説明がなかったというのは、ちょっと不親切に感じます。
> 獣医さんは(以前も書きましたが)忙しい職業ですから、少しでも時間を節約
> したいのは理解できます。しかし、N ちゃんにも周りの犬にも影響を及ぼす
> 可能性がある病気については、説明するべきなのでは、と思うのですが、。。

確かに、ケンネルコフという病気は犬を飼っている人なら知っておかなければ
ならない病気ですよね。

> 》予防接種は「デュラミューン」と言うのを受けています。ケンネルコフの中で


> もちろん、ほとんどの場合はやっておけば問題ありませんが「完全ではない」と
> いうことは頭においておいてください。

分かりました。

> 》誤解している人ばかりなので、困っちゃいます。私もうまく対応できないので。
> 》結局逃げちゃうんですけどね。
>
> 私もそうです。彼らは「みんなが言っている」「経験豊かな飼い主がいって
> いる」と信じきっていますので、説明しても話しになりません。

そうですよね。
だからお話は聞いても「うーん」としか返事が返せなくて困る事も。

> 流行の最先端かといえば、それは違います。愛玩動物路線(?)はこれからも
> 確実に残ります。それは日本の社会が要求していることです。そして社会
> システムとして確立されています。
> 私たちは、それとは別の伴侶動物路線を社会の中にシステムとして確立させる
> という立場です。今までなかったもの、とても小さな存在だったものを、社会
> に認知させるのが私たちの役目だと思っています。

今流行っているのは愛玩動物路線の方なのかしら。
でも、伴侶動物路線も少しづつ存在感を持ちつつあるようにも思います。
まだまだ薄っぺらなのかもしれませんが。

先日、公園を散歩しているとラブちゃんが飼い主さんを従えて、凄い勢いで
近づいてきました。N は相変わらずそっけなく、近づけば逃げ回っていまし
たが、飼い主同士お愛想話をして別れました。そして少し歩いているとまたその
ラブちゃんが近づいてきて、また歳などを聞いただけで分かれました。そしてまた
近づいてきて N が私の周りをぐるぐる逃げながら「元気ですね。」なんてお愛想
して、また離れました。
もうこうなると絶対また来ると思って、少し逃げるように離れ、N とコマンドを出し
たり走り回ったりのトレーニングをはじめてみました。すると、今度は近づいてはき
ましたが、飼い主さんはラブちゃんを制止して距離をおいて、暫く私たちを見物(?)
してから帰っていきました。

本当はまた近づいてきたら、躾のことをちょっと話してみようかなと思っていたん
です。飼い主さんも若い男性で、純粋そうだったし、ラブちゃんもぐいぐい飼い主さ
んを振り回してはいたけど、なんか憎めない感じがしたんです。
もう少し早いタイミングでお話すればよかったな。
でも、あのラブちゃんと飼い主さんはなんか感じたんじゃあないかと、その時の様
子で思いました。
私と N との遊びが、彼にとっての「犬とは」という考えを少し変えることができたと
したなら、とても嬉しいのですが。どうだったのかなぁ。

> 》T の担任の先生も犬を飼いたいと思っているらしいです。T が N の事を
> 》日記に書くので、コメントとして書いてました。
>
> その先生が犬を飼うことによって、T 君が幻滅したり、戸惑ったり
> しなければいいですけど・・・。

先生は柴犬を飼いはじめたそうです。
時々 T が日記に N のことを書いていて、躾教室があることとか、家庭犬
用の訓練があることとかも先生は知ったと思います。
夏休みの課題に N との旅行の事をまとめたのもその先生の時でした。
その先生が、子供からの情報とはいえ、どれだけの事を学んでくれて、どれだけ
参考にしてくれるか・・・。
柴ちゃんの幸運を祈りたいです。


> ホームセンターのカートの中で、つまり周りに知らない人がいっぱいいて、
> しかもカートには大きなお買い物がいっぱいで、それでもいい子でいられた


> もし N ちゃんがこれを読んだら「私だって、暴れていい所と、大人しく
> していなければならない所の区別くらいつくわよ!、子供扱いしないで!」
> なんて言われてしまうかも。
> 犬も子供も「出来る」と思ってあげることが大切だと思います。

全くです。
そこは車で30分以上かかる場所なんですけど、私も味を占めてよく行くようにな
りました。N と楽しくお買い物です。私も御利巧な可愛いワンちゃんを連れて
鼻高々でお買い物できます。
先週末も皆で行って来たんですけど、その時はペット用のカートが足らなくて、
あいてるカートをさがすのに苦労しました。多いんですね、ペット連れのお客さん。

そして、歩いていける距離のところにまたホームセンターができました。
昨日オープンで、言ってみたのですが、犬は連れて入れるかと聞いてみると、
抱っこか、カートに載せてならOKとの事。私と N だけだったので、店内を一
周して帰りました。
カートに乗せてと言うのが一番トラブらないんでしょうかね。
近くに気軽に行けるお店ができてラッキーです。


> 散歩をしている時、外食をしている時に「T ちゃん」といつもの調子で
> いったらどうなるか試してみてください。

それはですね・・・、T を探し始めます。
食事時の「T ちゃん」は、N は時間も意識しているようです。時間と「T ちゃん」
との組み合わせでマットへ行くみたいです。
夕飯の時間は6時から7時の間に大体決まってきているので。
本当は良くないんですよね。
で、お散歩中だと、よく T を迎えに行ったりして T が見えると「 T ちゃん
来たね」と話していたので、それを覚えていて探しちゃうみたいです。
「 T ちゃん」というコマンドは時と場所によって変化しちゃうんですね。

昨日主人がこんな事を話してくれました。
私も出かけていて、T もいなくて、主人だけで家にいて、そして主人も出かけ
なくてはならない時です。
仕事場からいつも持ち歩くセカンドバックを抱えて N のいるリビングへ来ると、
N はハウスに入るそうです。ハウスさせると、主人はおやつを上げることが多い
ので( N を一人残す後ろめたさ?)、いつの間にかハウスと言わずとも入るよう
になったとの事。
いじらしいじゃないですか。これには主人も参っているようです。
いつも一生懸命です、N は。


> T 君、一人だけの散歩もするようになったとのこと。これからが更に
> 楽しみ!、と思う反面、今時の多忙な小学生にそこまで色々やってもらう
> のはちょっと可哀想かも、などと思ってしまいました。

確かに今時の子は忙しいですよ。
テニスもやってますし、通信教育もやってます。そして、学校の宿題も毎日です。
私も忙しくて大変だなと思います。私が小学校の時なんて宿題だけで、自主学習
なんて全くしませんでした。
昔と違ってテレビだけでなくゲームもやらなきゃならない(?)し。
でも、その辺は N には可哀想かもしれないけど、小学生のやるべきことの優先
順位としては最後の方に N との散歩を付けているんです。

> 私は子供がおりませんので、今時の子供の日常というものを知りませんが、
> N ちゃんのことばかりに時間を費やしていいものなのだろうか、と少々
> 疑問が湧きました。(そのように考えるので「子供に世話をさせるから」と
> 犬を迎える人には反対します。)

反対に、T のために N の時間がもてないことも多々あります。
その辺のバランスは、私なりにやっているので、きっと両方に不十分な所がある
のかもしれません。でも T は N のせいで我慢しなければならないことなど
あまり感じないと言ってます。N は文句いいませんし。(ホントはあるかもしれない
ですけどね)
それでも二人とも完璧ではないですけど、いい子です。
それから、今までは仕事の量を減らしてもらってました。
今私がするべきことは、T と N を育てる事なのではと思うのです。
仕事はしたいですけどね。

> そんな余計なお世話は、おいておいて、、

余計なお世話ではないです。そこまで考えてくれているとはとても嬉しいです。

> 》今も学校から帰ってきて N とゴロゴロしながら遊んでます・・・足ではさんで
> 》プロレスかしら。
>
> こういうことって、子供なら誰でも出来そうですが、実際に出来る子供は
> (大人もですが)少ないです。とてもいい関係だと思います。

私もこういうときの T と N を見るのが大好きなんです。


> うーにーは先日、カフェで尻尾を焦がしてしまいました。店内に焦げくさい
> 臭いが漂いましたが、本人は何も気にしていないし、毛が多すぎるくらいです
> から、どこが焦げたかもわからない程度でした(笑)。

そうなんですか!じゃあ、シャンプー後のドライヤーって熱すぎないか N んて
心配してたけど、平気なのかしら。
でも、気をつけてくださいね。
でも笑える・・。

> 普通(うさぎなど積極的に水分を吸収してしまう動物を除いて)、ウンチと
> いうものは、それほど硬いものではありません。手作りをすると軟らかく
> なるのではなく、フードを与えていると硬くなると思ってください。
> ウンチが拾い易いために、量が少なく硬くするようにしているようです。
> (それをはっきり謳い文句にした商品も以前ありました。)

そうですか。では心配するような事ではなかったんですね。
そう、何かの広告で「硬いウンチがいいウンチ」と書いてあるのを見て、
鵜呑みにしてました。
フードはそのままで飲み物をスープを作って見たり、りんごのすりおろしを
あげてみたり、最近はそうしてます。


> その後、寒い日もありましたが、うーにーはこのようなときに体調を崩し
> やすいです。今も寝込んでいます。何故か首を右に曲げたまま、ただただ
> 無表情に寝込む姿は見ていて辛いです。獣医さんに相談しても「MRIなど
> で精密検査をしなければはっきりしたことはいえない」とのことで、麻酔の
> リスク、原因が分かっても対処方法は現実的ではないだろうという予想など
> から、精密検査はしていません。

うーにーちゃん心配ですね。
おつらいと思います。今は良くなったのでしょうか。

> 》N の傍へ運んでくる強風にもいたづらをされて苦戦し、途中でタッチ交代。
> 》やっぱり私のほうがお利巧さんで歩いてくれます。
>
> 何故、Kさんがリードを持った方がお利巧なのでしょうか。ハンドリングが
> 上手だから?、ちょっと違うのではと私は思っています。
> 考えてみてください。

うーん。きっと私との散歩の方が楽しいんでしょう。と思いたい。
私のほうが安心。私のほうが好き・・・。

一昨日の日記に T は「今日は N との散歩で沢山走って N をハアハア
言わせることができた」書いてました。T に負けないように頑張らねば。

親ばかのまま、
今日はこの辺でさようなら。

04.06.06   RE:いい季節です。      弓削

こんにちは、ご無沙汰しています。
先月、講演を依頼されました。初めてのことでアタフタしてしまい
気が付くとどんどん日にちが経ってしまうという感じでした。そんな
こともあり、ご返事が遅れたことお許しください。

それとは別に、季節が変わるのが早く感じるのは、トシのせいでしょう
か。暖かくなるのは嬉しいのですが、暑がりのうーにーにとっては迷惑な
季節になりました。うーにーも今月で10歳。暑さは今まで以上に辛く
感じることと思います。梅雨になれば湿度も苦手。一月から長引いている
オデコのハゲが更に広がってきました。


2月の下旬にご実家に日帰りで遊びにいったとのことですが、人間は
大変だったのではないでしょうか。運転する人は当然のこと、車に長時間
乗っているだけで疲れますよね。
犬もそうだと思うのですが、楽しいことがあると、そんな風には全く見え
ないものです。でも今回は、楽しいことよりも珍しい匂いで大変だった
みたいですね。

(日常の散歩ではなく)お出かけ先の匂いとりは、多少許してもいいと
私は考えています。飲食店で、落ち着くまで少し時間がかかるのと同じ
ように考えています。
もちろん、いつまでもダラダラと続けさせるのはよくありません。
匂いをある程度嗅がせる > 人間のいうことをきいてもらう、ということを
続けていると「そういうものなんだ」と思ってくれるみたいです。ある程度
の時間で、切り上げてくれます。


誤解している人たちについてですが「考え方が違うのだから、行動する場所も
違う」と割り切って、そのような人たちとは(結果的に)関わらないように
なりました。
犬がいるから犬のいる所だけしか行けないと考えるか、犬がいても人間の
集まりにも連れていくと考えるか、なのですが(犬と暮らしていない)
人間にも誤解している人が多いのも悩みの種です。「犬には食べ物を与え
ない人は意地悪な人」などが代表例ですが、そのような人が多くて困ります。


》今流行っているのは愛玩動物路線の方なのかしら。
》でも、伴侶動物路線も少しづつ存在感を持ちつつあるようにも思います。
》まだまだ薄っぺらなのかもしれませんが。

現在、小型犬が流行っていますが、多くの人は「小型犬の方がしつけが
簡単!」といいます。簡単なのだそうです。そのような人に話しをよく
聞いてみると「力でどうにかなるから」ということを最後にいいます。
(最後というより、それを聞くとそれ以上聞く気になれなくなるのです
が、、。)
このような言葉から察するに、しつけは「犬を押さえつける道具の一つの
ように考えている」のだと思います。今の表現はちょっと極端だと思うので
「問題行動を制限・矯正する手段」といえば少しは適当だと思います。

つまりネガティブな基準によるものです。「問題さえ起こさなければいい」と
いうことです。これはこれで必要なことです。自分が犬と暮らしていること
で、ご近所さんに迷惑を掛けてはなりませんからね。

お分かりだと思いますが、ここに犬が人間社会で共に行動するということは
考えられていません。伴侶として共に行動をするというよりも、愛玩対象と
して、周りに迷惑をかけないように、となるから「力で・・」という考えが
出てくるのだと思います。人間社会のルールを教え、自分(犬)で考えて
行動してもらうということは、考えにないのだと思います。


》先日、公園を散歩しているとラブちゃんが飼い主さんを従えて、凄い勢いで
》近づいてきました。N は相変わらずそっけなく、近づけば逃げ回っていまし

(中略)

》ましたが、飼い主さんはラブちゃんを制止して距離をおいて、暫く私たちを見物(?)
》してから帰っていきました。

(中略)

》私と N との遊びが、彼にとっての「犬とは」という考えを少し変えることができたと
》したなら、とても嬉しいのですが。どうだったのかなぁ。

きっと何か感じて、考え直してくれたと思いますよ。ただ、ご本人が(考え
だけではなく)方法を見つけられるか、実行出来るかどうかです。そこが
分かれ目になるようです。


T 君の先生は、K 家に具体的な話しを聞けばいいわけですから、
きっといい方向に進んでくれると思います。


犬連れOKの場所として、ホームセンターが広がりつつあるのですね。
そして、実際に連れて来る人が多いのには、少々驚きです。トラブルが
ないので続いているし、新規開店のお店もそうするのだと思うのですが
カートという方法が(偶然?)うまくいっているようですね。
とにかく、そうやって、少しづつ、犬と一緒に行ける場所が増えていくこと
願っております。


》食事時の「 T ちゃん」は、N は時間も意識しているようです。時間と「 T ちゃん」
》との組み合わせでマットへ行くみたいです。

では、K さんが「 T ちゃん」をいう前に「マット」のコマンドを出して
しまってはどうでしょうか。N ちゃんにしてみては、マットで待っている
時間が長くなるわけですが、それもいいことだと思います。


》で、お散歩中だと、よく T を迎えに行ったりして T が見えると「 T ちゃん
》来たね」と話していたので、それを覚えていて探しちゃうみたいです。
》「 T ちゃん」というコマンドは時と場所によって変化しちゃうんですね。

犬って、これくらいの理解力はあるんです。周りの状況とコマンドを組み合わ
せるくらいは、能力として、それほど難しくはありません。ただ、問題は、
犬にどのようにそれを教えるか、です。つまり、それを如何に人間に有効に使う
かです。上手に使ってくださいね。


》昨日主人がこんな事を話してくれました。
(後略)

ご主人が出掛けようとすると、ハウスに入る話しですが、これが「犬に何かを
教える」ということ、「しつけ」ということなんです。
命令(コマンド)ではなく、本人(犬)が周りの状況(服装とか持ち物、家の
中の雰囲気などなど)を読んで、その時、自分がどうするかを身につけた、と
いうことなんです。
犬は言葉が通じません。状況で判断します。それは人間が考えている以上に
広い範囲の、幾つもの状況を読み、考え、答えを出します(判断して行動する)。
これが理解できてくると、しつけのための「お膳立て」が上手になり、犬は、
どんどんいい子になってくれます。

このようなことを理解してくださる人が、一人でも多くなってくだされば、と
いつも望んでいます。


やはり T 君は、多忙な人なんですね。子供にはそうあって欲しいものです。

》でも、その辺は N には可哀想かもしれないけど、小学生のやるべきことの優先
》順位としては最後の方に N との散歩を付けているんです。

可哀想に感じるのは当然のことだと思いますが、犬はきちんと気持ちを向けて
いることが通じていれば、虐待でもしない限り、大抵の生活に合わせてくれる
ものです。
犬ってホント凄いな〜、人間だったらここまで耐えないだろうな、なんでそこ
まで人間を信じれるのだろう、と思うことがあります。(犬が特別なのでは
なく、人間がそのようにしてしまったというのが、本当のところなんですけどね。)


》反対に、T のために N の時間がもてないことも多々あります。
》その辺のバランスは、私なりにやっているので、きっと両方に不十分な所がある
(中略)
》それから、今までは仕事の量を減らしてもらってました。
》今私がするべきことは、T と N を育てる事なのではと思うのです。
》仕事はしたいですけどね。

仕事の量を減らすと簡単にお書きになっていますが、決心に至るまで色々と
悩まれたのではないでしょうか。またご主人の理解を得るためにご苦労も
あったのではないでしょうか。

私としては、そのように考えることが出来る「母親」の存在をとても嬉しく
思います。子育ての重要性、それから得られる大切なものを大事にしたいと
考えるKさんの存在を嬉しく思います。


》そうなんですか!じゃあ、シャンプー後のドライヤーって熱すぎないかな、なんて
》心配してたけど、平気なのかしら。

長毛の犬は、熱が皮膚まで簡単には届きませんが、ビーグルだと少しは考えて
あげた方がいいと思います。その判断の仕方ですが、やはり、N ちゃんの
表情を読む、という基本的なことになります。
N ちゃんが「熱いわよ、気を付けてね」といいますから、そうしたら、
N ちゃんに謝って、以降気を付ければいいということです。


》そうですか。では心配するような事ではなかったんですね。
》そう、何かの広告で「硬いウンチがいいウンチ」と書いてあるのを見て、
》鵜呑みにしてました。
》フードはそのままで飲み物をスープを作って見たり、りんごのすりおろしを
》あげてみたり、最近はそうしてます。

たしかに、軟らかいウンチの場合、腸内細菌のバランスが悪玉菌に偏って
いる場合があります。軟らかいより硬いほうがベターだとは思いますが
「硬くて量が少ない」を謳い文句にしているフードのウンチは、私は異常な
ものを感じます。

また「量が少ない」のがいい(<拾うのが楽だからだと思います)というの
には疑問を感じます。大腸の働きを考えた場合、楽をさせすぎるは高齢に
なったとき、よくないのでは、と思っています。


》うーん。きっと私との散歩の方が楽しいんでしょう。と思いたい。
》私のほうが安心。私のほうが好き・・・。

さすがはKさん!、そう「安心」というのは、犬の心を考える上で重要な
キーワードです。「楽しい」ことをやるには「安心」「安全」が前提です。
特にこの狭い日本では。
犬に喜々とした表情を作るのは、それほど難しいことではありません。しかし
それは一時的なものであり、束の間の幸せという感じです。それよりも安心
して落ち着いた表情を作るのは、一朝一夕ではできません。飼い主が「犬を
愛している」といっても、犬の表情に落ち着いたものを感じないと、思わず
「可哀想」と感じてしまいます。


》一昨日の日記に T は「今日は N との散歩で沢山走って N をハアハア
》言わせることができた」書いてました。 T に負けないように頑張らねば。

お子さんがいると(犬がいる以上に)健康でいられそうですね。いえ、健康で
いなければならない、という感じでしょうか。そういえば、指の痛みなどは、
どうなったでしょうか。忘れるくらいになっているのでしょうか。


もう梅雨入りなのでしょうか。外でしかトイレをしないうーにーには、それだけ
でも辛い季節になりました。雨に濡れると皮膚の調子が悪くなります。洗えば
いいのですが、いい加減に乾かすとやはり体のアチコチが痒くなります。


04.07.15   梅雨明けしちゃいましたね。      Kさん

こんにちは。
いつも忙しい所に私達のために時間を作っていただいて、本当にありがと
うございます。
講演のお話はホームページの掲示板を見て知り、メールが来ないのも
そのためだと分かっていました。大変お疲れ様でした。
本当に大変だったと思います。でも、今までにそのような(講演の)機会が
なかったと言うのが私にはちょっと不思議でした。

今年の梅雨はどこにいっちゃったんでしょうか。
もう夏は1ヶ月くらい居座ってますよね。これからまだ2ヶ月くらい続くってこと
ですよね。梅雨って好きではなかったけど、ここまで夏に大きな顔をされると
もうちょっと頑張って欲しかったです。

うーにーちゃんは10歳になったんですね。おめでとうございます。
6月生まれと言う事は私と同じですね。何日なんでしょうか。私は18日です。
10歳と言うと健康にはかなり気を使わなければならない年齢なんですね。
私ももう誕生日が来ても嬉しい歳ではなくなってしまいましたが、うーにー
ちゃんも今以上歳を取らないでいてくれたらと思ってしまいますよね。

N も10日で4歳になりました。
今はきっと心身ともに充実した時期なんでしょうね。
夕方のお散歩を(週に2,3回) T に任せるのは、初めは心配でしたが
T に様子を聞くと二人でもうまくやれているようです。
あまり長い距離はさせていないので、少しずつ慣れた道を増やしてあげら
れたらと思います。

> 2月の下旬にご実家に日帰りで遊びにいったとのことですが、人間は
> 大変だったのではないでしょうか。運転する人は当然のこと、車に長時間
> 乗っているだけで疲れますよね。
> 犬もそうだと思うのですが、楽しいことがあると、そんな風には全く見え
> ないものです。でも今回は、楽しいことよりも珍しい匂いで大変だった
> みたいですね。

確かに大変でした。車は途中1時間くらいで休憩も取りましたし、延べでも2
時間半くらいで、N はあまり疲れているようには見えませんでしたけど。
でも帰りの車の中ではぐっすりデス。
でも、行きなれた場所になりつつありますから、予想できない大変さは減って
きていて、楽しみの方が大きくなりました。

> 匂いをある程度嗅がせる > 人間のいうことをきいてもらう、ということを
> 続けていると「そういうものなんだ」と思ってくれるみたいです。ある程度
> の時間で、切り上げてくれます。

そうですね。クンクンしていても以前ほどしつこく嗅ぐことはなくなりました。
そろそろ切り上げようと、顔を上げさせて「行くよ」というと付いてきてくれるよ
うになってきました。勿論完璧ではないですけど。


> お分かりだと思いますが、ここに犬が人間社会で共に行動するということは
> 考えられていません。伴侶として共に行動をするというよりも、愛玩対象と
> して、周りに迷惑をかけないように、となるから「力で・・」という考えが
> 出てくるのだと思います。人間社会のルールを教え、自分(犬)で考えて
> 行動してもらうということは、考えにないのだと思います。

そこまで考えられる人は本当に少ないでしょうね。
私も出来ているかどうか・・・。
でも共に行動をするって出来たら本当に凄いって、素敵だなって思います。


> やはり T 君は、多忙な人なんですね。子供にはそうあって欲しいものです。

それをやりこなすパワーがあるんでしょう。子供は皆。

> 仕事の量を減らすと簡単にお書きになっていますが、決心に至るまで色々と
> 悩まれたのではないでしょうか。またご主人の理解を得るためにご苦労も
> あったのではないでしょうか。
>
> 私としては、そのように考えることが出来る「母親」の存在をとても嬉しく
> 思います。子育ての重要性、それから得られる大切なものを大事にしたいと
> 考える K さんの存在を嬉しく思います。

涙が出るほど嬉しいです。
とても悩みましたし、でもいくら考えても「今」やるべき事の答えは同じでした。
弓削さんのこの言葉が宝物になります。


> 》うーん。きっと私との散歩の方が楽しいんでしょう。と思いたい。
> 》私のほうが安心。私のほうが好き・・・。
>
> さすがは K さん!、そう「安心」というのは、犬の心を考える上で重要な
> キーワードです。「楽しい」ことをやるには「安心」「安全」が前提です。

おおぉ!!
私って凄いかも。
N が私に安心な人と言う認識を持っていてくれるとしたら、改めて嬉しいです。
あまり意識したことはなかったんですけど・・。

> 特にこの狭い日本では。
> 犬に喜々とした表情を作るのは、それほど難しいことではありません。しかし
> それは一時的なものであり、束の間の幸せという感じです。それよりも安心
> して落ち着いた表情を作るのは、一朝一夕ではできません。飼い主が「犬を
> 愛している」といっても、犬の表情に落ち着いたものを感じないと、思わず
> 「可哀想」と感じてしまいます。

どんな方向から見ても、犬の幸せって飼い主さん次第ですね。
飼い主だけが「ウチの犬は幸せなはずだ」と思い込んでいることも多いのかも。


> お子さんがいると(犬がいる以上に)健康でいられそうですね。いえ、健康で
> いなければならない、という感じでしょうか。そういえば、指の痛みなどは、
> どうなったでしょうか。忘れるくらいになっているのでしょうか。

犬がいるのと同じくらい健康でいられますよ。
子供と一緒になら何かを始めてみようという気にもなりますし。
私もテニススクールに通い始めました。今は T と同じくらいのレベルかな。
健康とは関係ないかもしれませんけど、学校で百人一首をやっていて、一緒に
覚えさせられています。T の方が数段覚えるのが早いですけど。
指は良くなりました。N の引張りが原因なんていわれたけど、そんなこと
もうあまりしなくなったし、濡れ衣でしたね。
腰も一時期、何だかんだとか言ってましたけど、今はとても良い調子です。
Gパン復活しました。


暑い日が多いので、時々うちの前の川に下りていって遊ばせたりしています。
ボールを流すと一生懸命取りに行って、良い運動になります。
T も始めは服が濡れないように入ってますけど、すぐにびしょびしょ。N を
泳がせたくて深い方へ行きたがりますが、流れも結構あるのであまり深い方へは
行かせないように。水も汚いですしね。
またきれいな流れの秋川の上流にでも行きたいです。
川遊びは暑さの厳しい夏にはいいですよね。

世田谷区ではワンワンパトロールって出来ましたよね。小学生新聞に載って
いました。
こちらには、「ワンワン」はないんですけど、地域安全ボランティアというのがあ
るので登録し、散歩の時に腕章をして歩いています。
N をつれて歩いていると、「ワンワンパトロールですね」と声をかけられます。
おまわりさんに「ご苦労!」と言われたり、小学生に「ありがとうございます、ご苦
労様です」と言われたり。ボケッと歩いていられませんね。
ただの散歩ではなくなってしまいました。気を引き締めて歩かなきゃなんて思った
りします。

今まで大丈夫か心配で出来なくていたのですが、夜 N とT と私3人で一緒に寝
てみました。
幸せ感と N の可愛さが何百倍にもなりました。何でもっと早くに試してみなかっ
たんでしょう。
少しベッドの上を歩いて私達にクンクン鼻を寄せた後、私とT の寝ている足元
の隙間を掘るしぐさをして丸くなりました。
T も私も N が私達の足にもたれかかったり、顎を乗せてくる感触に病み付き。
眠そうなのに、T と私二人で様子を覗き込んでみたり体を撫でたりするものだ
からなかなか寝付けない N です。

ドアを開けておけば、トイレもちゃんと降りていってサークルまで行ってしてくれ
ました。1階へ降りておしっこをして、わざわざ2階のベッドに戻ってまた下に降
りてウンチです。階段から降りる前に私のほうを振り向いて、「一緒に来て」
という表情で私を見ます。そんなことも訴えることが出来るのね、と感心しまし
た。

毎日でも一緒に寝たい気分ですが、ぐっとこらえています。
今は週末だけ、一緒に寝ています。私が忘れていると T が「今日は N と
寝る日だよね」と言ってきて、T も楽しみみたいです。
T の寝相は凄いので、N は T が動くたびに寝場所を移動している
様で、きっとハウスで寝るときよりもぐっすりとは眠れないと思うんですけど。
それでも呼ぶと跳んできて一緒に寝るので、まんざらではないのかな。


毎年梅雨の時期になると食べたものを戻したりが何回かありましたけど、今年
はジメジメした日が少なかったせいか一度だけでした。
それでも一回はあって、やっぱりこの時期が苦手なんだなあと改めて思いま
した。
今は毛が抜けて凄いですね。
毎日ブラッシングをしても沢山毛が抜けます。
小さなクッションでも出来そうですよ。

うーにーちゃんも弓削さんも、この暑さです、お体に気をつけて。

04.09.19   RE:感謝、感謝です。        弓削

Kさん、こんばんは。とってもご無沙汰しております。

ご想像の通り、講演でとても忙しいおもいをしました。それに続き
「犬とゆく」の情報確認、デザイン変更、データの整理などで、今も
てんてこ舞いです。


》本当に大変だったと思います。でも、今までにそのような(講演の)機会が
》なかったと言うのが私にはちょっと不思議でした。

話しを聴いてくれる人が、どのような情報を求めていて、どの程度の知識を
持っているかを予想してやらねばならなかったので、原稿作りの段階から
とても苦労しました。

Kさんは、私の話しを理解してくださっていますが、理解出来ない人も
多いのです。それは、犬の知識が乏しいからではなく、(家庭犬の)偏った
知識を持った人が多いからです。(つまり偏った情報が氾濫している。)
それを理解してもらわないと本題に入れないのですが、その部分だけでも
2〜3時間はかかってしまうと思います。それから本題となると、現実的な
話ではなくなってしまいます。

犬の知識は、断片的な Tips のように語られるのが(日本では)当たり前で、
日常生活(電柱の臭いとりなども含む)がしつけにどれだけ関わってくると
いうことだけでも「そんなこと関係ないでしょ?」という人は多いです。
つまり、私が話をしても「そんなことよりもコマンドの教え方が聞きたい。
そんな話は聞きたくないし、そんなことを注意したって、どれだけの効果が
あるの?、本当は効果なんてないんでしょ?」という感じだと思います。


》今年の梅雨はどこにいっちゃったんでしょうか。
(後略)

「暑いけど雨の心配がなくていいな」と思って、大きな荷物を持って
出かけたら、夕立のような雨に遭ったことがありました。
私が子供の頃は、毎日のように夕立があったものですが、私たちと、今の
子供たちでは、「夕立」という言葉のイメージが随分と違うのだろうな、
と思ったりしています。


》うーにーちゃんは10歳になったんですね。おめでとうございます。
》6月生まれと言う事は私と同じですね。何日なんでしょうか。私は18日です。
》10歳と言うと健康にはかなり気を使わなければならない年齢なんですね。
》私ももう誕生日が来ても嬉しい歳ではなくなってしまいましたが、うーにー
》ちゃんも今以上歳を取らないでいてくれたらと思ってしまいますよね。

うーにーは、22日が誕生日です。
確かにこれ以上、歳をとらないで欲しいという気持ちはありますが、
核家族になった現代、後から産まれ、先に逝ってしまうという存在
(しかも、それは確実に家族であるという存在)、は、人生の体験と
して文字通り「在り難い」経験だと思います。

可愛がったから先に逝かれるのは辛いかもしれませんが、可愛がり切れば
悲しくても、そこに悔いはなく、自分自身の人生として、誇れるものが
残ると思います。
ある人がいいました。「よく、犬が死んだ時、とても辛かったから、もう
犬を飼わない、って人がいるけど、そんなの本当の犬好きじゃ、ないと
思うな。」と。

確かに「すぐに」という気持ちにはなれないと思いますが、犬に与え、犬
から与えられることを知っている人は「二度と飼わない」とは、ならない
のでは、と、私も思います。(自分は経験していないので、本当のところは
分かりませんが、。)


T 君と N ちゃん、二人の散歩もほとんど問題なく、出来ているようですね。
もう二人だけのお散歩は、当たり前のことのようになったでしょうか。
それであっても、報告(というか、どんなことがあったか)を受けて欲しいと
思います。N ちゃんのいい点、悪い点、二人きりの散歩のメリット、デメリット、
また、説明が苦手な T 君のためにも、学校で何があったか、お散歩で何が
あったかを話してもらう時間を設けることは、プラスになると思います。
人間同士のコミュニケーションである「話す」ということを、意識していいもの
にしようとすることが身についてくると、犬とのコミュニケーションにも、自分
のいい点、悪い点が見えてくるものですが。


旅行にも随分と慣れてきたようですね。車での移動、知らない場所での臭い取り
なども、落ち着いて出来るようになって一安心です。
あとは「経験」だと思います。機会が許せば、色々な所に連れて行ってあげて
ください。


ご主人のお仕事のお手伝いよりも、母親業を優先してくださったこと、とても
嬉しく思います。
犬の様々な問題を突き詰めてゆくと、多くの場合、家庭の問題、地域社会の
問題など、小さいながらも「社会の問題」に突き当たります。そうなった場合、
もう犬の問題そのものは、諦めなければならないという現実があります。
そのような体験を幾つもして「逆に、犬の問題を理解する人が増えれば、日本の
多くの問題は、いい方向に向かうのではないか。」と考えるようになりました。

今の日本で、しかも、この東京で、K さんの選択を理解できない人は多く、
辛い場面、悔しい場面もあると思います。

》とても悩みましたし、でもいくら考えても「今」やるべき事の答えは同じでした。

そのよな場面で、きちんとそして真剣に冷静に考え選択できる人は、少ない
ように感じます。そのような人間であることが、T 君に、N ちゃんに、
また、今ご迷惑、負担をかけてしまっているご主人に、後々になってしまうと
思いますが、必ず良い影響を与えることと思います。
辛いこと、耐えなければならないこと、それを乗り越えて、変わり、成長できる
のだと思います。これからも頑張って欲しいと思います。


》N が私に安心な人と言う認識を持っていてくれるとしたら、改めて嬉しいです。
》あまり意識したことはなかったんですけど・・。

犬は言葉が通じませんから(自分を守るという意味で)自分以外の全てのもの
ものは、自分を傷つける可能性がある、と考えています。これは、動物として
当然の思考です。
しかし(動物の思考でいうところの)家族はその例外となります。気の置けない
仲、というのが、家族(群れ)というわけです。

》どんな方向から見ても、犬の幸せって飼い主さん次第ですね。
》飼い主だけが「ウチの犬は幸せなはずだ」と思い込んでいることも多いのかも。

社会性のある動物(特にそれが高い、人間と犬)において、個体の幸せの
前提には、必ず家族(群れ)の安定・安心があるはずです。そのような個体は
周囲から見ても、幸せにみえるものです。
K さんがお書きのように「飼い主だけが」という場合、私は多くのケースで
家族のどこかに問題を抱えていると考えています。


》犬がいるのと同じくらい健康でいられますよ。

もしかしたら、犬以上かもしれませんね。

》子供と一緒になら何かを始めてみようという気にもなりますし。

そうできれば、犬以上になると思うのですが、周りを見ている限り、K さん
のように、しっかりお子さんと向かい合っているご家庭は、少ないように感じ
ます。

同じ時に同じことを始めたら、子供には敵わないだろうなと思います。
そこを無理してやることで、健康でいられるし、若さを保つことが出来る
のだと思います。
今の K 家は、私から見て、羨ましい家庭です。


》暑い日が多いので、時々打ちの前の川に下りていって遊ばせたりしています。
》ボールを流すと一生懸命取りに行って、良い運動になります。
(後略)

少々汚いにしても近くに川があるのは、いいですね。N ちゃんがビーグル
だから、簡単に洗えるというのも羨ましいです。
何よりも、川でお母さん、お子さん、そして犬が一緒に遊ぶ風景を想像した
だけで羨ましいと思います。そんな風景を作る一助になれたことを誇りに
思います。


》世田谷区ではワンワンパトロールって出来ましたよね。小学生新聞に載っていま
》した。(後略)

Kさんは、そちらの地域安全ボランティアをやっているのですね。
色々な方に声を掛けられるのは、散歩がより楽しいものになりますよね。
私がいいな、と思ったのは、

》小学生に「ありがとうございます、ご苦労様です」と言われたり。

ということ。こちらの小学生がそのような気のきいたことが言えるかな、と
思いました。同じ東京でもそちらの方が、暮らし易そうですね。


》今まで大丈夫か心配で出来なくていたのですが、夜 N と T と私3人で一緒に寝
》てみました。
》幸せ感と N の可愛さが何百倍にもなりました。何でもっと早くに試してみなかっ
》たんでしょう。

いえ、今だからそれだけ幸せに感じたのだと思います。極端な説明になり
ますが、しつけも不充分、コミュニケーションも不充分な仔犬の時に、
一緒に寝ても、お互いに不安があり、どこか手放しの幸せ感は得られない
ものです。そうかな〜、と思うかもしれませんが、上記引用の後の以下の
部分を読めば、少しは納得していただけると

》少しベッドの上を歩いて私達にクンクン鼻を寄せた後、私と T の寝ている足元
》の隙間を掘るしぐさをして丸くなりました。
》T も私も N が私達の足にもたれかかったり、顎を乗せてくる感触に病み付き。
》眠そうなのに、T と私二人で様子を覗き込んでみたり体を撫でたりするものだ
》からなかなか寝付けない N です。

》ドアを開けておけば、トイレもちゃんと降りていってサークルまで行ってしてくれ
》ました。1階へ降りておしっこをして、わざわざ2階のベッドに戻ってまた下に降
》りてウンチです。階段から降りる前に私のほうを振り向いて、「一緒に来て」
》という表情で私を見ます。そんなことも訴えることが出来るのね、と感心しまし
》た。

しつけ、コミュニケーション、それらがあるから、このような状況になり、
その状況でも幸せに感じることが出来る余裕のようなものがあるのだと思い
ます。


》毎日でも一緒に寝たい気分ですが、ぐっとこらえています。
》今は週末だけ、一緒に寝ています。私が忘れていると T が「今日は N と
》寝る日だよね」と言ってきて、T も楽しみみたいです。

それがいいと思います。当分、週に一回。その内、週にもう一日くらい
増やしてもいいです。
要は、クレートで寝ることを嫌いにならない、拒否することにならない、
人間がそれをさせたくなくならない、ようにすることです。

5歳過ぎたくらいで、充分に落ち着き、聞分けがよくなり、人間もある程度
クールに接することができるようになったら、毎日一緒に寝てもいいと思い
ます。それでも、時々クレートで寝ることをさせてくださいね。
人間が、それを「可哀想」と思わないようにすることが大事です。

》T の寝相は凄いので、N は T が動くたびに寝場所を移動している
》様で、きっとハウスで寝るときよりもぐっすりとは眠れないと思うんですけど。
》それでも呼ぶと跳んできて一緒に寝るので、まんざらではないのかな。

犬の、人間との生活に於いての、キーワードの一つが「安心」ということは
以前にも書いたと思います。クレートで寝るよりも、人間と一緒に寝る方が
安心なんだと思います。



》毎年梅雨の時期になると食べたものを戻したりが何回かありましたけど、今年
》はジメジメした日が少なかったせいか一度だけでした。
》それでも一回はあって、やっぱりこの時期が苦手なんだなあと改めて思いま
》した。

元のメールをたいだいたのは七月の中旬。もう九月も下旬になりました。
今年の夏は暑かったですね。そればかり覚えていて、梅雨のことは忘れて
しまいました(失礼)。
季節によって調子が悪いことはありますよね。分かっていれば、ある程度は
対策がとれるし、同じことが起こっても(人間が)パニックにならずに済み
ますから、そのようなことはいっぱい覚えておきましょう。


》今は毛が抜けて凄いですね。
》毎日ブラッシングをしても沢山毛が抜けます。
》小さなクッションでも出来そうですよ。

うーにーは編みぐるみを作ってもらいました。インターネット上のお店
なのですが、現在オーダーストップになっていました。
うーにーの場合、小さなクッションなら簡単に出来そうです(ホント)。


さて、久しぶりにHPで公開するページを作って見ました。
URL は、以下になります。確認お願いします。
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn39.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn40.htm

上記ページは誤飲の頃の話です。もう一年くらいになるのですね。
今もウンチの中身を調べているのでしょうか。


最近、このコーナーの公開ペースも遅くなりましたが
メールのやり取りの間隔も長くなりました。
このメール以降は更に長くなりますので、こちらの公開ペースも
より遅くなるかも。

現在の内容は、少し落ち着いていますが、この先少々変わります。
これだけいい子の N ちゃんですから、周りから「ちょっと違うわね」と
見られます。そのような立場になると、犬をより客観的に見なければ
なりません。

この先は、そのようなやり取りが多くなります。
お楽しみに。


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