行く前から思ったことは「ＨＰの説明だけだと場所が分かり難い」。この辺りをよく通る人は「若林」の交差点は分かると思いますが、その先が分かり難い。
実際に行ってみると、曲がり角を間違えることなく、別荘地内に入って行くことができました。しかし、宿を見つけることが出来ず。下から上がってくると看板を見落とすことがあります。最後の曲がり角から宿までは約１キロ。行き過ぎたと思ったら、引き返してみてください。看板が見つかるはずです。

ちょっと苦労しながらも、宿に着く。「へぇ〜、静かないい場所だな」と思った。そして「綺麗だな」とも。
昨年の九月にオープンしたらしい。内装・外装とも綺麗。玄関前には足洗専用の水道があるが、利用したときは故障していて利用できず、玄関のところにバケツが用意されていた。足拭き用のタオルもあった。

玄関入ると、リビングというか利用者がまず説明を受ける場所。その左はフロント、右は食堂。
客室は二階。九月の平日というオフシーズンに利用したので、和洋室を利用することが出来た。
この宿には洋室のダブルと和洋室がある。和洋室は、ベッドが二つに四畳半くらいの和室があり、三名様以上の利用の場合に使用するらしいのですが、空いていれば二名の利用でも使わせてくれるとのこと。
スリッパ脱いで足を伸ばしたい人にはとてもいい。
テレビ、冷蔵庫がある。クロークも充分な大きさ。エアコンも暖房もある。ベッドはまま大きめ。

無線 LAN のサービスがある。パソコンを持って旅行に出る人にはとても便利。


部屋には、洗面、トイレ、シャワールーム（湯船はない）が付いている。トイレはウォームレットだがウォシュレットではない。
お風呂は、予定表に入りたい時間を記入して貸切で利用するシステム。お風呂は広く、ガラス張りで外がよく見える。なかなかいい。

晩ご飯は、ＨＰに出ている通り。女性にはいいのではないでしょうか。男性の中には「ご飯が欲しい」とか「ちょっと足りないな〜」と感じる人もいると思いました。
赤ワインのハーフを頼んだのですが、出てきたグラスの形にビックリ。お洒落なのは分かりますが、赤ワインにそれはないんじゃないの？、と。でも、出てきたワインを飲んで「あ、なるほど」と思いました。

朝食は、よくあるタイプ（ＨＰにも載っています）。食べて見ると見た目より満腹感がありました。

私には、ここのフォークが使い難かった。力を入れると逃げられてしまう。骨付き肉を食べていたときに、何度も逃げられて大きな音を立ててしまい恥ずかしいおもいをした。

他の宿でも感じることだが、食事時にかかっている音楽の音量が大きいと思った。我が家の他にお客さんは一組。どちらも大声で話しをするタイプではないので、音楽ばかりが耳に入ってくる。


宿には、三頭のシェルティーが居るとのこと。夜、リビングでゆっくりしていたら、奥の方から少し声が聞こえた。利用した日には、他に一組お客さんがいらっしゃいましたが、連れていたのはシェルティーでした。

利用当日、雨だったので利用できませんでしたが、テラスとドッグランもあります。その方向に建物はほとんどないので、気持ちよく利用できると思います。



清里、静かな場所、綺麗な館内、綺麗なお風呂、お洒落な食事、リーズナブルな料金、を条件とするなら、ここは最終候補に残る宿だろう。
さらに「シェルティー」が条件ならばここで決まりではないだろうか。