小諸にリンゴ狩りオフ会の下見に出かけた帰りに、昼飯で寄りました。サンライン沿いにはイタめし屋は他にないのですぐわかりました。ちょうど１２時過ぎでしたが店内はガラガラ。奥のテラスでママさんがトマトの皮むきをしてましたが、僕らに気付くとすぐ飛んできました。夏場なのでテラス席か奥のガーデン席が涼しいですよと奨められ、ガーデン席へ。傘付きの大きめの木のテーブルにすわると、横に犬をつなぐ杭もうってあります。地面は芝生で標高１０００mの風が涼しく、結構いい感じでふくもくつろぎました。

　メニューは普通にイタリアンです。ここは野菜やハーブは自家製無農薬とのことでした。まずサラダをとみたら、魚と青菜のサラダというのがあったのでそれを頼みました。あとパスタはアンチョビーのパスタ。ママさんが犬が好きらしく、黒いパグちゃんは珍しいと喜んでくれました。お水を頼んだら氷入りのお水が出てきました。
　まず魚のサラダが出てきましたが、これは白身の魚をチーズで包み焼きして、それをどんと自家製のレタスやルッコラの上に載せたもの。サラダというより魚料理です。これをショウガのドレッシングで頂きます。ちょっと変わったお味でしたが、白身とチーズがマッチしておいしかった。多く頼みすぎたかと思ったけれど、次に来たアンチョビのパスタは、僅かのアンチョビと唐辛子とガーリックだけで味付けしたあっさりしたものだったので、結果的にはちょうどいい量でした。ママさんの言うように新鮮な野菜がおいしいので野菜系の料理を注文すると良いでしょう。

　さてママさんは僕がサラダに載っていたミニトマトをふくに上げているのを見て、「まあパグちゃんお野菜食べるの！？」とおどろき、「キュウリとかブロとか好きですよ」と答えたら、「じゃあ家のキュウリを上げましょう」と言って、厨房からおおきなキュウリを一本持ってきて半分に折って、ふくにくれました。ふくも最初ちょっと戸惑ったようでしたが、食べたら旨かったらしく、ママさんの手に持ったキュウリをぼりぼりかじって結局半分食べきってしまいました。ふくはママさんいい人だと思ったようでした。

涼しい風のふくガーデン席		駐車場からモダンなお店を望む

御代田や追分辺りを西軽井沢と呼ぶようだが、こちら方面で店内犬ＯＫのお店はあまり知らなかった。西軽井沢と呼ばれる一帯の中でも観光地化があまり進んでいない場所にあるこの店に興味を持ち、利用してみた。

まず、お店が見つかるか心配だったが、信号の角にあり分かりやすかった。
外からお店の中が見えるつくりなっていて、ブティックが併設されていることが分かる。駐車場から庭の中のような階段を登り、玄関へ。ガイドブックで店内ＯＫと書いてあったが、念のため、お店の人に確認をとる。ブティックが併設されているので、家が激しく抜けるゴールデンはまずいかなと思ったが、ＯＫしてくれた。
玄関を入ると、左側にカウンター、右側に下り階段とその先の一角がブティック。同じく右側数段の登り階段の上がカフェエリア。玄関からそのまま直進すると道路を見下ろせるテラスになっている。もちろん、こちらも犬ＯＫ。テラスの周りは手入れされた芝生のお庭になっている。

我が家は店内の席に着いた。７月のはじめの夕方に利用したが、ちょっと肌寒かったので店内にして。ちなみに後から入ってきた家族連れはテラスを利用していた。
店内の床はフローリング。店内だけでも席数は２０くらいある。大きな三角形のガラス窓があり、外がよく見える。外の景色は「のどか」という感じ。（外を見ていたら、モグラが道を横断しているのが見えた。）
メニューは、パスタ（スパゲティー）とピザが中心。飲み物はアルコールもある。当日（夕食）の我が家のオーダーは、パスタ１品、ピザ１品、サラダ１品、それに私がコーヒー、女房がビールだった。「これだけでは足りないかな」と思ったが、そうでもなかった。追加オーダーを考えていたが、その必要はなかった。

こちらのママさんは大型犬３頭と、スタッフの方は小型犬と、暮らしているとのこと。そんなわけで犬には理解があるようだ。

軽井沢銀座の混雑に疲れた人にはいいかも。