Mさん と Jちゃん  5

・・・・・・・10・・・・15・・・・20・・・・25            「しつけ?」へ戻る


メールのタイトルは、ずーっと「日常を見つめて下さい」。
その通りに、日常のコマゴマしたことや、Mさんご自身が褒められたとき、叱られたとき、の話がでてきます。

この頃Mさんは「犬は人と似たような感じ方をすること」ということを感じ、さらに私とのやり取りで再確認したではないでしょうか。それと同時に私が「犬は犬であり人ではない」ということも伝えています。

今回アップした分はMさんからのものだけですが、この中で二つの考えの狭間で悩み始めているのが分かります。これを乗り越えなければ、本当の意味での「犬を理解する」ということにならないと思うのですが、簡単に乗り越えられるものでもありません。

Mさんの苦難の道が始まってしまった、という感じです。



・犬は犬、人は人

当たり前のことですね。でも「同じなんだ、」と思いこむとき、思いこみたいとき、があると思います。それが全て悪いこととか、誤解であるとは思いませんが、全てが良いことでも、本当に理解していることでもないということを常に忘れないで欲しいです。

「男は男であって、女ではない」「親は親であって、兄弟ではない」「私は私であって、隣にいる人ではない」。当たり前のことですが、「男も女も人間だ」「親も兄弟も家族じゃないか、」「私もあなたも仲間じゃないか、」ということも然りです。それと同時に、「男と女では考え方も違う」「親と兄弟を同じ扱いするなんてとんでもない」「仲間といってもプライバシーはある」ということも然りだと思います。

自分以外の生き物の考え方、感じ方を知ることはとても難しいです。不可能と言ってしまっても間違いではないかも知れません。それくらいのことですから、積極的に、意識的に、知ろうとしなければ、自分勝手な解釈に終わってしまいます。逆に「分かるはずもない」という割り切りも大切です。どこまで理解してあげることが出来るのか、どこからは理解できないので立ち入らないようにするのか、その線引きが出来ればいい関係ができるのではないでしょうか。



99/09/14  Re: 日常を見つめて下さい     Mさん

> Mさんのお悩みは、たぶん多くの人が持っているものだと思います。
> それらの人に解決のヒントになっていただければ、と思っています。

同感です。
と同時に私とJがよりよい関係が築づけれなければいけませんね。

> 個人情報など削除する以外、校正の必要はないと思っています。
> Mさんは恥ずかしい、とお思いかもしれませんが、
> 文章からJちゃんの想いがひしひしと伝わってきます。

より詳細な情報を得たいと読者は思うと思います。(私同様)
ゆえに家の間取り等も全く問題ありません。すべてお任せします。

> プロと呼ばれる専門家の人やちょっと勉強した人には笑われて
> しまうのですが、人間が動物である自覚をもって接しれば、
> 犬や馬は気持ちが伝わる動物だと思っています。
> ただし、人間が動物でない、人間である部分で考えると、
> 動物に対して誤解が生じるのだと思います。

相変わらず良いことをおっしゃられる。
私も同様に、私の表現(褒める、叱る)がJに理解できるか
どうか考えたすえに、やっている事があります。
それは「犬だったらどうするか?」と考え実行することです。
詳細は以下に。。

> 「無視」は、「そんなの面白くないよ、」ということを伝えることです。
> 「無視」を具体的に説明すると、耳に齧りつきそうになったらすっく
> と立って、静かに(まるでJちゃんが見えなくなったように)
> その場を立ち去ることです。

それだけで、「やってはいけない事」という所まで理解できるのでしょうか?
たんに「面白くないから、やらない」というのと「禁止」とは違うと思いますが
どうなのでしょうか?

> 2.「そんなことより、こっちの方が面白いよ、」という遊びを
>  用意する。走って近づいてきたら、耳ではなく、他の面白い
>  オモチャを用意し、積極的に遊んであげる。Mさんは寝転がった
>  ままでいいです。この遊びの中にトレーニングの要素を入れると、
>  コミュニケーションの発達が早くなります。

遊ぶ中でJが興奮し、「ガルル」となる時があります。
とくに物を取り上げる場合に多いのです。これは所有欲を刺激するため
当たり前だと思うのですが、あまり良いことではないのでしょうか?
(狩猟本能を刺激:ボールを追いかけ、それをカジカジ)
最近は無理に取り上げるのではなく、他のおもちゃ等で気をそらし
とっています。しかしこれでは私に「くれた」事にはならないですよね?
取り上げる理由は、
直接的:ボール遊びのため、また投げたい
真意的:私への服従心の育成(行動制御)
です。

> 「注意する」は、人間で言えば「やめなさ」というようなものです。
> 毅然とした態度がとれれば、今までと違った態度をとっても問題あり
> ません。ただしその過程で、Jちゃんは「ねえねえ、どうして?、
> なんでなの?」という態度をとるはずです。その時に飼い主側
> にしっかりした気持ちがないと、その甘え(普通の人は、この時の
> 態度が「攻撃」に見えるみたいです)に負けて、失敗してしまいま
> す。(しつけの勉強をしっかりした人でも失敗する人はいます。)
> もしこの方法をとるのなら、確固たる決意を持って望んで下さい。

「叱る、注意」の態度をJにとることがあります。
特に「厳重」の場合には通常の声(こら、だめ)で行う方法に加え
私は母犬になったつもりで、「ウッ、ガッ」と言う感じで低くドス
の聞いた声でJを威嚇します。(至近距離でやや上位で睨み付き)
大概Jはひれ伏し、「怒られた」という顔をします。
時には人間の子供がすねるように「わん」ともいえぬ声を発します。
大人しくなれば、その後褒め、撫でてあげます。
逃げる時もありますが、追いかけて行ってます。
この行為は人間不信などになる可能性、つまり私の問題行為でしょうか?

> 犬ではどこですか?」これは「口」ですよね。ですから犬が口を使う
> ことを頭ごなしに「攻撃」とは思わないでください。(この考えは
> MさんとJちゃんの時だけにしてくださいね。外で、そんな
> ことを言ってもほとんどの人は理解してくれないでしょう。)

甘噛みとの違いがわかりません。
今は強く噛むと「痛い、だめ」と躾たので、強くは噛みません。
しかしこれは私にだけで、その他の人には若干噛むようです。
昨晩も友人に相手をしていただいて、「注意して」とは御願いした
のですが、さすがに徹底できません。
かわいいらしく、あえて噛ませているような行為もありました。
これは知人の協力なしでは、躾は不可能ですか?
目的は「無暗に人間に対して、噛まない」です。
(うまく表現できてませんね「犬の常識を人間に適用するな!」でしょうか?)

> それでは、秘密のテクニックをお教えしましょう。それは「頭」を使う
> のです。耳を齧られそうになったら頭の天辺をJちゃんに向ける
> ように必死に動かすのです。どんどん押してしまって構いません。
> これは「遊び」ではなく「注意」の一つだと思ってやって下さい。
> Jちゃんが「あれ?」と思ったその瞬間(ガブガブが止まる一瞬)
> にすっくと立ち上がり、無視モードに入るといいでしょう。
> これをやる時は念のため、耳にビターアップルを塗っておいて下さい。

実は似たような事を母犬になったつもりでやってました。
耳もですが、髪の毛にも大変興味があるようです。(説明不足でした)
頭を向けて押したり、頭を振って対抗したりしました。
その時Jが、たまたま頭にクリーンヒットし飛ばされたりした
事もありびっくりしてました。(動きが止まる)
ここで違うのは、その後無視モードをやってません。。



99/09/14  Re: 日常を見つめて下さい      Mさん

        

                                                       
> さて本題です。率直な感想として、Jちゃんを迎えるに
> あたって充分な用意ができていなかったのでは? という感じがします。

そのとおりです。衝動買いといわれてもしかたないレベルです。
しかし、その後改心&努力してます。

> 食糞をなくす一番の方法は「食べる前に片づける」です。

理解してます。しかし、事実上無理です。
その他に解決方法はありませんか?

> 昼間一人にすると、人間からの働きかけに反応しにくい、さらには
> 興味を持たなくなる犬に、また動くものに吠える犬に、さらに見た目
> 攻撃的な犬になることがあります。

なにか兆しがあるように思います。
まず、「J」の呼びに完全には反応しません。
無視されることもしばしばです。
次に、最近ボールを追いかける時に「わんわん」吠える事があります。
攻撃性は感じません。

> Jちゃんに性格の似た、さらにMさんの家と似た環境の、
> 犬のご家庭に積極的にお話を聞くことがとても有効なヒントを得る
> 方法の一つです。

む、難しいです。。

> 最近、FPETDCをほとんど見ていませんが、会議室では情報収集されて
> いるのでしょうか?

「犬笛」ROMはしてます。

> Mさんの育った家庭では、お母様とお父様で叱り方・褒め方が
> 少し違ったようですが、Mさんは各々をどのように感じたでしょうか?

ほめられた方がやる気にはなったと思います。少ないですけど。
ひねくれる方が多いと思います。
父は元もと、そんなに言わない質でした。
偶に怒ると恐い、そんな存在です。

> 1.彼女は「叱られている」「褒められている」と
>   感じているようですか?

褒められていると私が感じるのはまれです。(というか、よく解りません)

> 2.1の答えの根拠(そう感じた例でもいいです。)を
>   書いてください。

褒められる:目をみる、凛とした姿勢、態度
叱られる :ひれ伏す、すね声、表情

> それともう一つ、何故「体罰は厳禁」とお考えですか?

前に甘噛みの矯正のため、「指を口におし込む」を行いました。
その後指に対する攻撃性や性格に悪影響(すねる)脅えなどを感じやめました。
ゆえにJには体罰は合ってないと判断してます。
「おしりをポン」程度は許容範囲です。。

> 友達が教えてくれたのですが、ここの飼い主さんは陽性強化法を
> 信じてしつけをした結果、特にお父さんのオーバーアクションが
> 理解できずに、褒められるタイミングになると逃げ腰になって
> しまうということです。

この犬の行動原理が理解できません。

というのは、私も褒める時同時に頭、喉、背中あたりをグリグリまでいきませんが、
結構撫でます。時に嫌がり、逃げるような仕草を行います。
撫で方が強いのでしょうか?

> こういうこともありますので、「褒める」「叱る」は、ちゃんと
> 「褒められている」「叱られている」と犬が感じているかどうかを
> 確かめなけ黷ホならないというわけです。

「褒める」を感じている例をお教えいただけませんか?

> しっぽふりふり、おしりふりふりは、好きな彼女に振り向いて
> 欲しくて目立つ(目に付きやすい)行動をとっている、という段階
> です。要するにお互いは(完全には)分かり合っていないんです。
> 本当に分かり合った時は、こういう仕草はたまにしかしないのが
> 普通です。

最初からほとんどないので、心配になりました。

> もしもしっぽふりふり、おしりふりふりをして欲しいのなら、
> Jちゃんが知らない、でも「楽しそう、面白そう」と思う
> 行動をすれば良いだけです。

なるほど、それを探せということですね。
かつ、躾などのご褒美とすればいいと。。

> 夜は別々に寝たほうが良い(一緒に寝たら布団にウンチされちゃい
> ますよね、)と思いますが、近くにいてあげてくださいね。

近くにいるのは、今後ずっとでしょうか?
なかなか私の環境もいきなり変えるのは難しいです。
最近、よく吠えるのは近くにいてやらないからでしょうか?

> 体に触ることは抵抗がないようで良かったです。
> これも触りすぎて、触られることが嫌いにならないように気を
> つけてください。

最初嫌がらなかったブラシを最近嫌がります。
毛が生え変わったあたりからです。

> 我が家では、私は「絶対に」飛びつくことを許しませんでした。それ
> に対し、他の家族は「そんな時期から、」と許していました。結果と
> して私には絶対に飛びつかなくなりました。他の家族は、飛びつき+

弓削様以外の方にはどうですか?
もし、他人に飛び付いてしまうとすれば、どのような対処をなされてますか?

> 悪いことは悪いこと、と理性で判断し、理性で指導してあげてくださ い。
>善いも悪いも何も知らないJちゃんに、その判断基準を
> 教え込むのはMさんです。その責任は常に感じてくださいね。

わかりました。私の常識の無さは、そのままJに響くと。。
最近の人間の子供も同様な気がします。

> 東京の感覚から言わせてもらうと、随分と大きな家にお住まいの
> ようですが、ここにMさんとJちゃんの二人住まいと
> いうことでしょうか?(なんだかもったいない、と考えてしまう
> 私は貧乏性な人間です。)

そうです。
本当は人間4人以上のつもりでしたが、諸事情を経て一人暮らしでした。
田舎の唯一の長所ではないでしょうか?
私のような若輩者でも家を持てるという。。

> まだ3ヶ月ということなので、今は本当に基本的なことだけを
> 教えてあげればいいです。まず第一に重要なのは「名前」を
> 理解してもらうこと。犬笛でも話題になったことがありましたが
> 名前とは「これから私に注レする時間ですよ、」という意味に
> してあげてください。「Mさーん!」と呼ばれれば、呼んだ人に
> 注目しますよね。それと同じように教えてあげてください。

これが重要な事は理解してました。しかし、完全には注目しません。
たまに無視します。なにか効果的な方法はありますか?

ちなみにすでに教えた事は(早まりました?)
(1)御飯時の「待て」
ふせの姿勢で、私の姿が見えなくても待ちます。
(2)おすわり
完全には理解できてませんが、姿勢によっては
座ります。私のそばにきてオートで座りもします。
伏せ状態からはしません。
(3)ふせ
ほぼできます。(特におすわりの姿勢から)
(4)伏せ+まて+おいで
姿がみえなくなると成功率はさがりますが、
数回目であればそれなりに成功します。


> Priciple というフードがどんなものなのか分かりませんが

変な質問とは思いますが、おすすめのフード等はあるのでしょうか?
フードの判断が出来ないのです。

> それがパピー用であるのなら、粉ミルク+カルシュウムは、
> カルシュウムの与え過ぎにならないかな、と気になりました。

最近、カルシュウムを与えるのは必ずしも良いことではないという情報を聞きました。
その後カルシュウム添加は止めてます。

> 日常的に「耳掃除」「目薬」とありますが、これは何のためですか?
> 迎えたときから、耳や目がおかしかったのですか?

最初からかはわかりませんが、目ヤニが出てきました。
くわえて耳に垢みたなものがでてきました。
獣医さんで相談した結果、目薬と耳の消毒をしてます。
前にためしに、2〜3日耳掃除をしなかった時にやはり
垢がでてきて臭いも若干あったので毎日続けてます。

> その月齢で、この2つに加えて、歯磨きまでやらせてくれるというのは
> すごいですね。とってもいい子ではないですか。

歯磨きはコットンで歯を拭いてます。ほぼ無抵抗です。
最近、歯ブラシもチャレンジしてますがこれはなかなか簡単にはさせてくれません。
目薬も大人しいです。ほう酸水で洗った後、1滴点眼してます。
耳掃除は気持がいいみたいです。(ウットリしてます)
耳はコットンに消毒液をつけたものを指に巻いて中をグリグリしてます。
親ばかモードですが、とてもよい子だと思います。
家にきたころは無駄吠えなどほとんどありませんでしたし。。
最近はさみしいのか、よく訴えます。それとウンチをすると吠えて教えてくれます。
全部ではありませんが。。

> Jちゃんの部屋ですが、人間の部屋を使わせてあげるわけには
> いかないでしょうか? 今の部屋は日が当たりますか? それならば
> 昼間(お留守番時)はそこでいいでしょう。子犬に日光はとても大切
> です。

玄関(勝手口)がガラスですから、日はあたります。
しかし直接ではありません。

> Mさんが帰ってきてから、そして寝るときは座敷を使わしてあげる
> ようにはできないでしょうか。今の場所で許されて、お座敷では許さ
> れないことがあると思います。そのようなことを再び教えなおすこと
> を避けるためにも出来れば、座敷に繧ーて欲しいです。
> 一人の時間(お留守番)が長いので(トイレの始末ができなくて)
> 部屋が臭くなってしまうのは諦めて欲しいです。(その時は消臭命令
> を使って下さい。<コマーシャルでした。)

具体的に提案願えますか?
現在の場所をすべてやめて、サークル、ケージ、トイレ等一式を座敷にですか?
すこし難しいです。。

> それはもう少し先の話になりますが、現在のJちゃんの
> お部屋から通りは見えますか? もし見えるようであれば、
> 通りかかった人、自転車、車、にどのように反応しているか
> 教えてください。

座敷を横断した側はすこしみえます。遠いです!
あまり人や車はおおくありませんし、見える範囲が狭いです。
(廊下−>座敷−>玄関ホール−>外)
休みには玄関ホールで一緒に横になって外をみたりもします。
車が通ると、「なんだ、なんだ」という感じで注目してます。
朝晩、デッキにでて外の空気を吸わせてますが、人の足音など
には敏感です。それがとなりのおばちゃんだったら。。
なにがきても、今のところ吠えません!
病院に行くのに1時間ほど車にのりますが、先日は外の景色を大変気に
しておりました。爆音のバイクがきてびっくりという場面もありました。

> すね。Jちゃんとの時間をどのように作るかが一番の
> 課題のようですね。

全くです。最近はJ中心の生活です。それでも足りないと思いますが、
私の時間も確保したいのが本音です。

> どんどん会わせてあげてください。この時、不躾な犬とは絶対に
> 遊ばせないで下さい。たった一度のことで、Jちゃんの一生を
> 台無しにしてしまうこともあります。気をつけてください。

「不躾な犬」を見分ける方法はありますか?
いきなりでも失敗したくないですから。。

> 「あらさがし」系から「褒めさがし」系になれるように努力して
> 下さい。これが「犬に教わる」ということです。

なるほど、ようやく解りました。

> この褒める・叱るでもレベルのようなものはありますよね。
> 「ちょっと叱られた」「きつく叱られた」、叱られたほうとしては、
> この2つは大違いです。犬だってこれくらいのことは分かります。

わかってくれていると思います。特に「叱る」。
どうも私の育った環境のせいでしょうか、叱るのはできるみたいです。。

> 「好きなもの・嫌いなもの」を与えるのは、常に「良いことをした・
> 悪いことをした」時だけにしてください。そのためにも「褒めさがし」
> 人間になって下さいね。

努力します。

> 最後に「嬉しそうな顔」の話です。
> もしその顔が嬉しそうな顔に見えなければ、どうしますか? 嬉し
> そうな顔を探して下さい。彼女と話し合って、自分で鏡を見て。
> これが出来たら怖い顔も。

これは時間をください。。


無理に返事はいいですよ。
ゆっくりご旅行を楽しんでください。
あぁ、おいしい北海道。。
羨ましいです〜。

        




9月14日、2通メールをもらった日は、北海道旅行出発の日でした。
Mさんからしてみれば、北海道旅行が羨ましいようですが、
私はMさんのご自宅の広さが羨ましいです。

世の中、そんなものですよね。
結構、犬と人もそんな感じなのかもしれません。
「犬は勉強もしなくていいし、仕事もしなくてもいい」と人は思い、
「人は私を連れないで楽しいところへ行っているようだ」なんて
犬は思っているのかも知れません。

犬は家族ですが、いつも一緒というわけにはいきません。
犬は行動できる範囲が限られていますから。
それは別にして、人間の家族だっていつも一緒ではありませんね。
「どこが違うの?」

人は、人の社会の中で一人で活動できるようになり、犬はならない。

人が犬と暮らすということは、どういうことであり、それをより楽しい
ものにするには、何をすべきなのか、固定概念や先入観を捨てて、
考え直しては如何でしょうか。


99.11.8



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