Kさん と Nちゃん  35

・・・・・・・・10・・・・・・・・・20・・・・・・・・・30・・・・35・・      「しつけ?」へ戻る




■ もうすぐ終わり(予定) ■

N ちゃんとの生活に自信がもてるようになってきた K さんですが、
お教室の先生と、私の書いていることとの間で悩むことも少なくないようです。

現在は、先生からコマンドの教え方をしっかり教えていただくのが
K さんにも N ちゃんにも、いいことだと思うこともあり、とりあえず、
「K さんと N ちゃん」は、終わりにする予定です。

コマンドが実行できることは家庭犬としては、大して意味のあることでは
ありません。しかし、コマンドを教えることは重要です。この意味、分かり
ますか?(今までの「KさんとNちゃん」を全て読んだ方なら分かると思い
ます。)

02.12.02   もう年末ですね        弓削

先日は、お買い上げ、そして早速のお振込み、ありがとう
ございます。オヤツは、週末まで待ってくださいね。

それにしても、もう12月なんですね。早いものです。
うーにーの歳を考えると、ちょっと複雑な気持ちです。


10ヶ月のビーグルちゃんよりも若く見られるとは嬉しいですね。
顔の白くなったうーにーでもはしゃいでいると「何ヶ月ですか?」
と聞かれることがあります。「いくらなんでもそれはないだろう」
と思うのですが、嬉しいものですね。(でも、最近ほとんど言われ
なくなってしまいました。)


お教室で、先生とのトレーニングの時の方が楽しそうに見えると
いうことは、N ちゃんは人間と何かをすることを楽しいと感じる
犬になってくれた証拠だと思います。
先生が魅力的に感じるのは、たまに会う人だからということも関係
していることを覚えておいてください。日常生活の中で、N ちゃん
への対応をもっともっとメリハリを付けてあげれば先生に近づける
はずです。
ヒントは「如何にトレーニングをしないようにするか」を考える
ことです。


T 君のお迎えもうまく出来ているようで、嬉しいです。
その理由の第一は、T 君が適切な対応をとっているからだと
思いますが、それもとても嬉しいです。N ちゃんのこれからも
楽しみですが、T 君のこれからも楽しみです。

K さんが悩んだほとんどのことは、N ちゃんはちゃんと出来る
ようになってくれるみたいですね。何度か書いていますが、N
ちゃんに対する対応が(特に T 君が)適切に出来ずに、N
ちゃんが外で暮らすこともありうると考えていました。ここまでに
なってくださって(頑張ってくださって)ほっとしています。


「人と出会う」は、私も先生と同じ答えを一つは書きます。先生は
「引きが甘い」といいますが、私は「強いアプローチを使えば即効性
がある」と書きます。
ルンルンで出会いを楽しんでいる時に「そんなに楽しんではいけない」
と強いチョークを入れるわけです。チョークでなくても、N ちゃんに
いけないことだと分かるようなことをするわけです。(つまり叱るの
です。)
でも、そんなのって、何か違うような気がしますよね。相手の人も
それを許しているのに、何故いけないないのか?、それは、許しくれ
ない人にやった時に困るからですよね。

「ある人は許してくれる」「ある人は許してくれない」これを理解
するようになるのは、時間がかかってしまいます。また、理解した
後でも、許してくれる人かどうかの見極めを間違える場合があり
ます。その時に人間の子供なら「その人は違う」と言葉で伝えられ
ますが犬にはそうはいきません。
そんなことから「それなら、人間に対して全て飛び付きを禁止して
しまおう」ということなわけです。

K さん(& N ちゃん)が日常で「今、飛びついたら危ない」と
いう状況になることがほとんどないのだと思います。もし、日常的に
あれば、反射的にリードを思いっきり(しっかりと)引くはずです。
それが積み重なれば、N ちゃんも変わってゆくはずです。

で、どうすればいいの?、ということですが、今までの説明と全然
関係のないと感じるであろう方法を提案します。
それは、日常可愛がってくれる人に「しゃがんで」可愛がって
もらうことをお願いすることです。これを N ちゃんがどのように
理解するかは、実際にやってみないと分かりませんが、充分に効果
を期待できる方法ではあります。


》初めての場所へ言った時などは、N がどれくらい私へ意識を向けるよ
》うになったかの進み具合がわかります。少しずつでも、毎回進歩を感じ
》るのでとても嬉しいです。

では、尚更色々な所に連れて行ってあげましょう。それは、お互い
にとって楽しいイベントだと思います。
その時に、K さんは(新しい所という N ちゃんにとって未知の場所
で)「ここではこうするのよ」としっかり指示を出すことを忘れない
でください。


アジリティーは、K さんが書かれているように、近くに施設がないと
楽しめないのが残念ですよね。でも、折角お庭があるのですから、
工夫して、真似事をしてみるといいと思います。

アジリティーを本格的にやらなくても、関節のチェックはやって
欲しいと思います。私の知る限り、どこの関節も問題ない犬は、一頭
たりとも知りません。検査をすれば、どこかしら出てきます。若い時
には見えなくても6歳、8歳、となってくると思わぬ所に出てくる
こともあります。
残念なことに、そのことに対して、日本の犬の流通や繁殖者の意識は
非常に低いです。結果的に「日本人に犬を渡すと大変なことになる」
と世界で言われているわけです。関節に関わることは、遺伝性疾患
の可能性は非常に高いです。現在は、それが蔑ろにされています。
日本人の命に関わる意識が少しでも高く(というより、普通に)
なって欲しいと願っています。

そうなっていった背景は、今までの犬との暮らしを考えれば分かると
思います。今までは、小型のお座敷犬や繋ぎ飼いで(アジリティー
などに比べたら)運動量も運動の種類も少なかった犬達ですから、
それでよかったのかもしれません。しかし現在は、ドッグ・スポーツ
をする人もいるでしょう、しなくても、犬と行ける範囲が広まり、
車の乗り降りや、公園や宿泊施設の階段、山歩き、水遊びでも関節に
負担がかかる場合もあります。

関節の問題を考えておかないと、人間にとって後々大きな負担になり
ます。うーにーも早め(6ヶ月)にレントゲンを撮っておいてよかった
と思っています。まず、問題意識を持つようになったからです。


早めに避妊・虚勢をした犬は、幼さが残ると言われています。実際、
そう感じます。仔犬が可愛いという人が多い日本人には向いていると
思うのですが、不思議なもので、仔犬が可愛いと考える人ほど、
避妊・虚勢を嫌がるみたいです。


あと何年経ったらいい子になるか?、それを考えるのは、あまり
意味がないことだと思ってください。「現在」をしっかり対応しな
がら時が経てば、いい子になってくれます。それには、人間側が
犬をしっかり理解し(犬のいっていることを聞いてあげて)、犬に
ストレスが少ない環境を作ることが大切です。そして、解消して
あげなければならないストレスと、そうではないストレスとの区別も
考えてあげなければなりません。

訓練競技会の勉強をすると「人のいうことを聞く」という視点で
ものを見てしまいます。何か問題が起こったら、それを止めさせる
命令を出せばいいと考えてしまうようになります。それでは、いつ
までも、犬は(命令がなければ)その悪戯を繰り返すことでしょう。

訓練としつけは、分けて考えてあげてください。


フレキシに付いては、勘違いをされているようですね。その考えで
山歩きにフレキシを使うことは、とても危険です。場合によっては、
首吊り状態になりかねません。

「臭い取りや拾い食い」が心配ならば(やめさせたい)ならば、使う
べきです。フレキシは、解放している時(コマンドを聞いて頂戴モード
ではない時)に「しつけ」をするものです。
例えば、グランドをフレキシで散歩しているとします。N ちゃんは
脚側ではなく、K さんから少し離れて所を自由に歩いています。
端の方には臭いや時に犬のウンコ、その他、口にして欲しくないもの
があるとします。また「もう終わりよ」と告げても、臭い取りなどを
やめずに地面に鼻をつけ続けようとすると思います。
そのような時(犬が首を下げようとした瞬間)に、両手でしっかり
ボタンを押します。これだけでチョークに近いポップになります。
(蛇足だと思いますが、その後は、しっかし呼び寄せたり、背中を
見せて走ったりして、手元に来た時にしっかしフォローをするして
ください。)

フレキシを使っているからといって、人間は犬に対して注意を払わなく
てもいいという考えを持っている人が多いようですが、私にはとても
理解できません。それはロングリードでも同じですよね。ロングリード
では、今書いたようなこと(ポップ)は出来ず、結局「解放の時間は
何をやってもいい」と思い込ませてしまう可能性があるわけです。

フレキシは、犬を出来るだけ自由にさせるための訓練の道具でも
あるのですが、訓練競技会など「訓練モードの時だけが人間が管理
する時間」と考えている人たちが先生として教えている日本では、
フレキシの使い方を理解できない人が多いことが残念です。


》残念ながらそれは私が言って書かせました。でも、その言葉を T は理
》解していると思います。

理解してくれるだけも嬉しいです。理解が出来ているということは、
しつけが出来ている犬とそうでない犬との、人間から見た位置づけの
違いを理解してくれていることだと思います。
「何かコマンドが出来る」からいい犬ではなく「人間と自然に一緒に
居られる」という犬がいい犬とされることを実感してくれることが
とても嬉しいです。

何か特殊な芸が出来る犬がいても、その芸は見てしまえば終わりです。
もう面白みも楽しさもないわけです。そんなことよりも、日常で、
(人に犬に害がなく)面白く、楽しい生活が出来る犬になって欲しい
願っています。


》私は両方に対して余裕がないですから、もっと頭の中がグルグルです。
》暫くグルグルのままで、夕飯時に主人に聞いてもらってやっと治まります。

人に聞いてもらうと落ち着けるというのは、私もあります。
もしかしたら、犬にもそういうことがあるのかも知れませんね。
犬が妙にはしゃいでいるような時は「聞いて、聞いて!」と言って
いるのかも知れませんね。


T 君、徒競走では残念でしたね。これからも N ちゃんとかけっこを
して、来年に備えてみてはどうでしょうか。


》でも私の顔は広がりましたよ。挨拶する人増えました。いろんなところで目
》撃されているみたいです。
》学校でも、「この間○○の辺歩いてたでしょう」とよく言われます。

犬を連れていると見つかり易いみたいですね。どんどん、色々な所に
連れて行って、どんどん見つかりましょう。「犬の散歩=時間を割か
れる(他の用事が出来ない)」と思い込んでいる人には、改心(?)
してもらいましょう。(笑)


》「クリッカーの音=オヤツがもらえる合図=呼びのコマンド」と言うのは、
》 N もその可能性大です。

それがしっかり出来れば、いい呼びの道具が出来たと思って素直に
喜べばいいと思います。


「Kさんと・・」は、ゆっくりアップさせていただきます。
9月の旅行記が思った以上に時間がかかってしまい、こちらの方が
あまりアップ(仮アップも公開も)できていません。

さて、今回の分は、以下の1ページのみです。
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn31.htm

それでも、もうすぐ追いつきそうですね。


》「お勉強のできる犬」と「頭のいい犬」のところは耳が痛かったです。
》 N はまだ前者の傾向があります。

犬と暮らすことは、楽しいこともありますが、負担になることもあり
ます。その負担を減らせるのは「頭にいい犬」です。負担が減った分
楽しいことが出来て、犬はさらに頭がよくなるものです。


腱鞘炎が復活してしまったんですね。私も太い木を切ったり、蒔割り
をして、手首を痛めたことが何度もあります。今も弱いのでフレキシを
使う時にとても気をつかいます。
とにかく、K さんの腱鞘炎がひどくならないことを祈っています。

最近、(前の方でも書きましたが)関節を痛める犬が多く、コンド
ロイチンやグルコサミンといったものを含むサプリメントを与えている
人が多いです(うーにーにも与えています)が、関節を痛めたら人間も
飲むといいみたいですね。

桧原村の都民の森は、あちら方面を車で走っていると看板を見ますが
「犬は入れないんだろうな」という気持ちで、見に行ったことさえ
ありません。犬を連れてどこへでも行けるような世の中になることを
祈るばかりです。


あらら、T 君はメガネをかけるようになったんですね。
私がメガネをかけるようになったのは、高校生の時でしたが、T 君
と同じように拍子抜けしたことを思い出します。
学童にメガネを忘れてきてしまうということは、まだまだ視力はある
みたいですね。できれば回復して、必要なくなるといいですね。


「あれが大吉効果だ」と思える出来事はなかったみたいですが、
やはり、日々の充実が一番の幸せだと思います。犬だってそうだと
思います。だから犬から教わることも多いのだと思います。


先にいただいた、自由研究や N ちゃん、T 君の顔写真は使わせて
いただきます。あのコーナーは、文字ばかりで、読んでいる人は、
疲れてしまうと思うので、写真があるとありがたいです。
宿の名前などは、隠すようにしたいと思います。


T 君の足が23、5cmですか?、体もどんどん大きくなりそう
ですね。クラスの中でも体は大きい方でしょうか。

N ちゃんは、もう大きくならないと思います。(太らなければ、笑)
今度は、どんな服にするのでしょうか。散歩も楽になってきたよう
なので、K さんがスカートはいて一緒に散歩できるような感じのもの
でしょうか。それともやはりスポーティーなもの?


》もうすぐクリスマス。ツリーを出さなくては。

今年はもう、ツリーに悪戯しそうにありませんか?
昨年は、ツリーを置く場所を心配していたようですが、今年はどうですか?


02.12.16   Re: もう年末ですね        Kさん

あっという間に12月も中旬に入ってしまいました。
先日の雪、驚きましたよね。
私は、毎日天気予報を見る人なんですけど、たまたまその時は見逃
してしまって、朝起きたらびっくりでした。
T の寝起きがめちゃくちゃ良かったです。

朝からテレビで各地の雪の様子をやっていましたが、こちら見まし
たか?前橋より多いくらいです。かなり積もりましたよ。
学校での1時間目は雪遊びだったそうです。

T が雪遊びをしている頃、N も外に出して遊ばせました。
去年は積もるような雪はなかったので、1年ぶりの雪遊びです。雪を
投げてやるとパクパクキャッチしようとしてました。
N が咥えたり匂いをかいだりしそうなものは、皆雪の下に埋もれてし
まったので、クンクンもあまりせずに跳び回ってました。

楽しかったです。
乾いた雪だったらもっと遊べたのでしょうけど、あまりにべちゃべちゃ
の雪だったので、すぐにびっしょりになってしまい(N も私も)30分くら
いで切り上げました。
後で T に N と遊んだ事を話すと、「一緒に遊びたかったー」と残
念がってました。でもその時はもう夕方、雪は雨に変わり、積もった雪も
シャーベットのようになっていたので、何回か N に雪の玉を投げるくら
いでした。
N にとっても T にとっても、次の雪が待ち遠しいことでしょう。

> 10ヶ月のビーグルちゃんよりも若く見られるとは嬉しいですね。

10ヶ月の子ではなくて N よりも10ヶ月後に生まれた子です。
今は多分1歳半くらいだと思います。
それでも嬉しいです。

> 顔の白くなったうーにーでもはしゃいでいると「何ヶ月ですか?」
> と聞かれることがあります。「いくらなんでもそれはないだろう」

うーにーちゃんはしぐさが子犬のようにとても可愛いんでしょうね。
やっぱり、はしゃいでいるのが若く見られるコツかしら。
でも、先日は「 N ちゃん、だいぶ大人しくなっちゃったわね」と言われ
ました。「なっちゃった」と言うのは、「やんちゃな方が良かった」と言う意
味なのかしら。思いっきり尻尾を振って跳び付いてくる様な勢いでよって
来るのが、その人にとっては嬉しかったのかも。

> お教室で、先生とのトレーニングの時の方が楽しそうに見えると
> いうことは、N ちゃんは人間と何かをすることを楽しいと感じる
> 犬になってくれた証拠だと思います。

とっても嬉しいです。
今日はしつけ教室でした。
で、先生との時の方が楽しそうにしているのはなぜなのか・・・のひ
とつの原因が分かりました。
N を誘導する時のおやつの見せ方でした。
先生よりも私のほうがおやつが手にあることが分かりにくかったの
です。私はおやつが手の中に入っていて見えにくかったんです。
それから、私の手の動きが早すぎて N がおやつを追いきれなか
った・・・。
先生のいうようにやってみたら、N の動きがとてもよくなりました。
何で気づかなかったんでしょうね。今までも先生はそのように指導を
してくれていたと思うんですけど、私が理解しきれていなかったよ
うです。
きっとこれは「テクニック」のひとつなんでしょうが、そんなちょっとの
事であんなに楽しげに出来るのなら大いに使わせてもらいたいと思
います。

> 先生が魅力的に感じるのは、たまに会う人だからということも関係
> していることを覚えておいてください。日常生活の中で、N ちゃん
> への対応をもっともっとメリハリを付けてあげれば先生に近づける
> はずです。

そうですね。メリハリですよね。

> ヒントは「如何にトレーニングをしないようにするか」を考える
> ことです。

N を見ていればそれができているかはよくわかりますよね。

> T 君のお迎えもうまく出来ているようで、嬉しいです。
> その理由の第一は、T 君が適切な対応をとっているからだと
> 思いますが、それもとても嬉しいです。N ちゃんのこれからも
> 楽しみですが、T 君のこれからも楽しみです。

そうですね。T が「こういう場合はこうする」というのを大分自分の
ものにしてきているようです。毎回私が細かく指示をしてきたことを「T
ちゃんお願いね」と言うだけでやれるようになってます。

> K さんが悩んだほとんどのことは、N ちゃんはちゃんと出来る
> ようになってくれるみたいですね。何度か書いていますが、N

ほとんどなのか、ちゃんとなのかは分かりませんが・・。
でも、最近は日常生活の中で頭を悩ます事はぐっと減りました。

> ちゃんに対する対応が(特に T 君が)適切に出来ずに、N
> ちゃんが外で暮らすこともありうると考えていました。ここまでに
> なってくださって(頑張ってくださって)ほっとしています。

そうですね。初めは外で飼おうと思っていたんですものね。
でも今では考えられません。というか、弓削さんのお話を聞いてたら
「外飼い」という文字がいつのまにか消えてしまいました。

「外飼い」にしなくて本当に良かったと思います。
もし、「外飼い」にしていたら、お腹を真上に向けて無防備な姿勢で寝
ている N や、主人の背中に寄りかかって日向ぼっこしている N や、
(悔しいんですけど、私や T には寄りかかってきません)座っ
たまま居眠りしそうになる N をそう日常的に見ることは出来なかっ
たと思います。

洗濯物を干しに行く時は、「N、2階だよ」と階段を指差すとトントン
と上っていき、ベランダに出ればうろうろ歩き回って、することがな
くなると、私の元へ戻り座って見上げます。(おやつをもらえるかもし
れないから)初めは洗濯物にじゃれ付いたり干すのも一苦労でしたけど
今では邪魔は全くしません。それが日常の事となりました。


人とであったときのことは・・・。

> それは、日常可愛がってくれる人に「しゃがんで」可愛がって
> もらうことをお願いすることです。これを N ちゃんがどのように
> 理解するかは、実際にやってみないと分かりませんが、充分に効果
> を期待できる方法ではあります。

まだそのような場面がないのですが、お願いしてやってみます。

> アジリティーは、K さんが書かれているように、近くに施設がないと
> 楽しめないのが残念ですよね。でも、折角お庭があるのですから、
> 工夫して、真似事をしてみるといいと思います。

そうですね。
庭でもそうですけど、近所の公園などで柵をジャンプしたりブランコの間
をジャンプしたり、頭を使えば真似事はできますよね。ちょっとやってる
んですけど N はとても楽しそうでノリノリです。
そういえば昭和記念公園のドッグランは全く音沙汰なしになってますね。
ちょっとしたアジリティもできるかなと期待しているんですけど。
でも、他のワンちゃんたちもいたら落ち着いてはできないかな。

> アジリティーを本格的にやらなくても、関節のチェックはやって
> 欲しいと思います。私の知る限り、どこの関節も問題ない犬は、一頭
> たりとも知りません。検査をすれば、どこかしら出てきます。若い時

その検査とは、街の獣医さんでできるものなのですか?
そろそろ診てもらわなくてはいけないですね。

> フレキシに付いては、勘違いをされているようですね。その考えで

勘違いでした。

> 「臭い取りや拾い食い」が心配ならば(やめさせたい)ならば、使う
> :
> そのような時(犬が首を下げようとした瞬間)に、両手でしっかり
> ボタンを押します。これだけでチョークに近いポップになります。
> (蛇足だと思いますが、その後は、しっかし呼び寄せたり、背中を
> 見せて走ったりして、手元に来た時にしっかしフォローをするして
> ください。)

よく分かりました。ちゃんと使いこなせてなかったですね。
これからは使う機会も増えると思います。

> 何か特殊な芸が出来る犬がいても、その芸は見てしまえば終わりです。
> もう面白みも楽しさもないわけです。そんなことよりも、日常で、
> (人に犬に害がなく)面白く、楽しい生活が出来る犬になって欲しいと
> 願っています。

そうですね。コマンドや芸ばかり一生懸命やっていた時期もありますが
その頃は N 自身を見ていなかったように思います。芸に対して、コマン
ドができたことに対して喜んでいた。
でもそれよりも、N 自身を見て可愛いとか、しぐさが面白いとか、日常で
当然のように私たちの傍にいられることがとても楽しいんですよね。

> T 君、徒競走では残念でしたね。これからも N ちゃんとかけっこを
> して、来年に備えてみてはどうでしょうか。

4年になると学童がなくなるので、今までよりもお散歩に一緒に行く機会が
増えると思います。私も今までの散歩で体力がついてきたようで、多少走
っても息が上がらなくなりました。
N と一緒に走れば絶対速くなりますよね。

> 》「クリッカーの音=オヤツがもらえる合図=呼びのコマンド」と言うのは、
> 》 N もその可能性大です。
>
> それがしっかり出来れば、いい呼びの道具が出来たと思って素直に
> 喜べばいいと思います。

それもそうですね。思い出したついでに最近時々使っています。
「付け」のときなどは、カチカチ鳴らすと良くついてきてくれます。

> さて、今回の分は、以下の1ページのみです。

初めての旅行の頃ですね。
このままアップしてくださって結構です。


> 腱鞘炎が復活してしまったんですね。私も太い木を切ったり、蒔割り
> をして、手首を痛めたことが何度もあります。今も弱いのでフレキシを
> 使う時にとても気をつかいます。
> とにかく、K さんの腱鞘炎がひどくならないことを祈っています。

ありがとうございます。
親指の付け根のところを中心に痛みがあるんです。
携帯のメールを打つ時などにも違和感があるので、左手で打ってます。
だいぶ良くなってきているのですが・・。

> 最近、(前の方でも書きましたが)関節を痛める犬が多く、コンド
> ロイチンやグルコサミンといったものを含むサプリメントを与えている
> 人が多いです(うーにーにも与えています)が、関節を痛めたら人間も
> 飲むといいみたいですね。

関節の痛みによいというお薬を時々飲んでみたりもするのですが、痛み
が引いてくるとついつい飲み忘れてしまいます。

> 桧原村の都民の森は、あちら方面を車で走っていると看板を見ますが
> 「犬は入れないんだろうな」という気持ちで、見に行ったことさえ
> ありません。犬を連れてどこへでも行けるような世の中になることを
> 祈るばかりです。

犬が入ってはいけないということはないと思います。犬を連れた人は何
人か見ました。「リードをつけて・・」か「ウンチの後始末・・」についての看
板もあったように思います。だから、マナーを守れば犬連れOKだと思
います。
主人と暖かくなったら行ってみたいねと話していました。

> 先にいただいた、自由研究や N ちゃん、T 君の顔写真は使わせて
> いただきます。あのコーナーは、文字ばかりで、読んでいる人は、
> 疲れてしまうと思うので、写真があるとありがたいです。
> 宿の名前などは、隠すようにしたいと思います。

お役に立てればと思います。

> T 君の足が23、5cmですか?、体もどんどん大きくなりそう
> ですね。クラスの中でも体は大きい方でしょうか。

ハイ、大きいです。生まれて1ヶ月目から「大きい」といわれ続けました。
顔は幼いんですけど。
N も、ビーグルにしては大きいほうみたいです。

> N ちゃんは、もう大きくならないと思います。(太らなければ、笑)
> 今度は、どんな服にするのでしょうか。散歩も楽になってきたよう
> なので、K さんがスカートはいて一緒に散歩できるような感じのもの
> でしょうか。それともやはりスポーティーなもの?

多分スポーティなものになるでしょうね。
先日サンタの衣装を見つけてとっても迷いましたけど、帽子も未知の部
分だし、25日が過ぎれば着れなくなるのでやめました。
あまりフェミニンなものは N には似合わないと思うんですよね。
私も、スカートが似合わなくなったような気がしてあせってます。
どうしましょう・・。

もうすぐクリスマス。
ツリーは去年と同じテレビボードの上に置きました。
N には届かないところ。
そこが私たちにも N にとってもストレスのたまらないところだと思います。

ここ2日くらい少し暖かくなりましたけど、来週はまた雪が降りそうですね。
寒さは本当に辛いですけれど、たまにはホワイトクリスマスもいいかも。


03.01.15   ご無沙汰ですが・・       Kさん

こんにちは。
暫くお返事がないようですが、いかがお過ごしでしょうか。

HPを見せていただいたらパソコンが壊れていたとか、風邪をひかれたとあ
ったので遅れているのかと思っていましたが・・。
メールが迷子になるようなこともあると聞いたので、ちょっと心配になりました。

こちらは年末、年始とも無事過ごせました。
大晦日から元旦にかけて家族3人と1匹、皆起きてカウントダウンをしました。
T も寝ずに起きていたんですよ。N は寝ていたので無理やり起こしまし
た。
そのあと、N はよほど眠かったようで、私のひざに乗り初めて寝ました。

最近の N はますます落ち着いてきて、私が見てあげられるときは午前中殆
どサークルの外です。散歩から帰り、私たちが仕事を始めると大人しくして
います。
日が当たる場所でゴロンです。そこが陰ってくるとまた移動してゴロン。いつも
特等席。サークルの中に入って寝ていることもあります。
ますます可愛さが増してきました。

今日はこの冬一番の寒さになるとか。
また風邪などひかぬよう、気をつけてくださいね。
ウチは、皆風邪知らずです。

03.01.16   RE:ご無沙汰ですが・・        弓削

K さん、こんばんは。
ご返事が遅れてすみません。

メールが迷子になったわけではありません。「Kさんと・・」を
一つでも仕上げようとしていたら、掲示板に書いたように、
パソコンが壊れたり、体調を崩したり、旅行に行ったり、その他、
野暮用でどんどん時間が過ぎてしまいました。

ちょうど「Kさんと・・」が出来上がったところです。メールも
ほとんど出来ています。もう数日お待ちください。


年末年始は、穏やかに過ごせたみたいで何よりです。
N ちゃんは、夜更かしがちょっと辛かったようですね。
うーにーも若いときは、同じような感じでしたが、今は(昼によく
寝ているからか)夜更かしは平気になりました。
ちなみに我が家の大晦日は、歩いて20分くらいのお店に行き、
帰ってきたのは、午前三時近かったと思います。帰宅したらすぐに
寝ましたが、お店にいる間は他のお客さんの相手を熱心にして
いました。

年末年始に限らず、穏やかな毎日を送っているようで嬉しく思い
ます。私が指導するのは、そんな当たり前の日常で、犬が出来て
当然のこと。犬に「あなたは、犬だけど人間と暮らすのよ。ちょっと
戸惑うと思うけど、人間のことを勉強してね。」ということなんです。

それを意識した繁殖やしつけの指導、行政行為がある欧米とは違う
日本では、そのツケ、つまり苦労は飼い主が払わなければなりま
せん。欧米でも苦労した人がそれに気がつき、周りを変えていった
という経緯があります。これから日本もそうなってくれることと
信じています。

なんだか硬い話になって恐縮です。あちこちへ行くと色々見て、
色々考えて、結論がいつも同じなので、つい愚痴ってしまいま
した。

では、いつものメールのご返事は、もう少し待ってください。


03.01.18   また一年が始まりました     弓削

気が付けば、もう年が明けてしまいました。
また一年が始まりました。今年もおみくじをひいたでしょうか。

ご返事がとんでもなく遅れてしまってゴメンナサイ。
急ぎの内容もないみたいなので、ご勘弁ください。

12月は、東京でも雪が降りましたね。ちょうどクリスマス前後に
軽井沢へ旅行に行っていて、見事に雪にあたりました。
車にチェーンを着けたのは何年かぶりだったので苦労しました。
また、何度付け直してもずれてしまってハラハラしました。
うーにーはといえば、雪で大喜び! まだまだ元気です。
寒い日が続き、雪もサラサラだったので、雪玉になることは
ほとんどなく、うーにーが飽きるまで遊ばせてあげることが
出来ました。
日中遊びつかれて、食事時(<犬同伴OKのところに泊まり
ました。)はとてもいい子にしていてくれました。


》でも、先日は「 N ちゃん、だいぶ大人しくなっちゃったわね」と言われ
》ました。「なっちゃった」と言うのは、「やんちゃな方が良かった」と言う意
》味なのかしら。思いっきり尻尾を振って跳び付いてくる様な勢いでよって
》来るのが、その人にとっては嬉しかったのかも。

いつもはお行儀がよく、犬が本当に嬉しい時で、しかも、相手がそれを
許してくれる時は、跳び付いても、吠えても、人によっては噛み付いて
もいいと、私は考えています。
犬にその判断ができるようにするのは、従来の訓練では出来ません。
それには、犬に付いての幾つかの勉強が必要になります。それは、
犬と暮らしてきた文化圏の人々は(勉強なんてしなくても)知って
いて不思議のないことですが、日本では先生と呼ばれる人でも知ら
ないことが含まれます。

また、どんなに興奮し、はしゃぎまわっても相手が困った状況に
なれば(相手がそれをやめて欲しいと思えば)「犬自身の判断で」
それをやめなければなりませんが、訓練を重ねると「自分のやりたい
ことは止めさせられるまでやっていい」と犬は考えるみたいです。
もちろん、幅広い(純粋な意味での犬の)知識を持った人が指導を
すれば、そうなりませんが日本にそれが出来る人は、残念ながら
あまりいないようです。


》で、先生との時の方が楽しそうにしているのはなぜなのか・・・のひ
》とつの原因が分かりました。
》 N を誘導する時のおやつの見せ方でした。
(後略)

ちょっと心配です。何故、K さんがそれに気が付かなかったので
しょうか。理由は幾つか考えられますが、私の心配していることは、
こんなことです。

教室に通うことで、先生の指導が適切であるがゆえに(色々なことが
出来るようになることで)、自分で N ちゃんとの新しい関係を模索
することを怠っていないでしょうか。

新しいコマンドよりも、新しいコミュニケーションの発見(発掘?)
がまだまだ必要なのかもしれませんよ。


》> ヒントは「如何にトレーニングをしないようにするか」を考える
》> ことです。

》 N を見ていればそれができているかはよくわかりますよね。

K さんのこの文章の意味がよく分かりませんが、私のいいたい
のは、メリハリをつけるためにトレーングをしない日(または長い
時間)をつくること。その時間が善からぬことの強化になっては、
なりませんから、そうならないようにお膳立てが必要、つまり、
日常全体の再チェックということなんですが、、、。
もちろん、トレーニングをしない時間にしか得られない情報もあり
ます。これはとても大事です。犬が出している信号を見落として
いないかをチェックできるわけです。見落とし続ければ、コミュニ
ケーションが一方通行になり、犬は自分の世界を探し始めます。


》そうですね。T が「こういう場合はこうする」というのを大分自分の
》ものにしてきているようです。毎回私が細かく指示をしてきたことを「T
》ちゃんお願いね」と言うだけでやれるようになってます。

これからが楽しみです。他の犬のハンドリングをする機会があれば
もっと色々な犬の見方が身に付きそうですね。


》「外飼い」にしなくて本当に良かったと思います。
(攻略)

( K 家のことではなく一般論として)「外飼いにする理由って
なんだろう?」と思うことがあります。もちろん、外飼いの方が
犬が安心できるような犬種もいるようです。しかし、そのような
犬種を除けば、人と同じスペースに暮らすのが犬も人も得ることが
多いと考えています。
「外飼い」にした場合、一日の内、犬と付き合える時間はどれ
くらいになるのでしょうか。そして、その時間の内(義務的な
「世話」ではなく)人間も楽しめる時間がどれくらいあるので
しょうか。その時間のためにどれだけの義務的な時間を費やす
のでしょうか。また経済的な負担は?、などなど、考えてしま
います。


アジリティーというと「ジャンプ」と連想しているようですが、
あの競技の面白いところは、犬が何をどう見て判断するかを知り
それを使って、犬に指示を出す、しかも出し続ける、というところ
に面白みがあります。
例えば「脚側で走る」。速足でもいいです。もちろん、真っ直ぐ
だけでも脚側を維持するためには、指示を出す必要があります。
速度を変えたり曲がったり、急に止まってみたり。右付けが出来る
のですから、今まで左で走っていたのを右で走らせてみたり。
(そんなことをお庭でやったら芝がはげてしまうかな。)

ジャンプものを本格的にやるのは、レントゲンの検査をしてから
にした方がいいと思います。関節の手術をやる先生ならレントゲン
も診れます。
飼い主が日常で見れるのは「左右の動きにアンバランスがないか」
「体の筋肉のつき具合にアンバランスがないか」などです。

犬は痛くても「痛い」といわないし、簡単に悲鳴をあげることは
しません。飼い主が雰囲気を読み取ったり、レントゲンで診たり
しなければなりません。


》そうですね。コマンドや芸ばかり一生懸命やっていた時期もありますが
》その頃は N 自身を見ていなかったように思います。芸に対して、コマン
》ドができたことに対して喜んでいた。
》でもそれよりも、N 自身を見て可愛いとか、しぐさが面白いとか、日常で
》当然のように私たちの傍にいられることがとても楽しいんですよね。

犬自身を見ずにコマンドを教えると、犬の表情がつまらないものに
なってゆきます。コマンドを教えられるだけの関係があるので、
著しくつまらない表情にはなりませんが、魅力的とはいえないもの
になります。そうなると、存在だけでは面白くなくなりますから
さらにコマンドや芸を教えることしか面白くなくなります。犬も
人間との関係では、その時間だけが有意義だと感じるようになり
ますから、普通に暮らしている時間は、常に虚しさを感じることで
しょう。
これは悪循環し、人間にとって「コマンドが出来る」という事実が
つまらない犬にしてしまうことの言い訳になってしまいます。

この意味でも「トレーニングをしない時間」は大切です。


》「付け」のときなどは、カチカチ鳴らすと良くついてきてくれます。

クリッカーもそれなりに役立っているようですね。
新しいコミュニケーション手段をどんどん見つけていってくださいね。


「KさんとNちゃん」のチェックありがとうございます。
今回も確認をお願いします。1ページだけです。
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn32.htm

それでも、あと数回で追いつきます。


》親指の付け根のところを中心に痛みがあるんです。
》携帯のメールを打つ時などにも違和感があるので、左手で打ってます。
》だいぶ良くなってきているのですが・・。

先日、私も右手の人差し指の関節が痛くなったのですが、思い出して
みたら、忙しく仕事をしていたときは、年に何回かなりました。
今回も少々忙しい生活をしていたらなりました。特に指を使うことが
多いわけでもなかったので、疲れるとなるのかな、と思っいました。


》関節の痛みによいというお薬を時々飲んでみたりもするのですが、痛み
》が引いてくるとついつい飲み忘れてしまいます。

ははは、、私と同じ。ついつい忘れてしまいますよね(笑)。


桧原村の都民の森の情報をありがとうございます。機会があれば
行ってみたいと思います。


N ちゃんは、大きいほうなんですね。ちなみに、ビーグルの
スタンダードは、ご存知でしょうか。一度、じっくりみてみると
面白いですよ。


N ちゃんへの服のプレゼントは、どんなものになったでしょうか。
うーにーは、サンタ風の服をいただいたのですが、少々大きかった
ようで、歩きにくそうでした。(着るのは、人間の食事に同伴する
時だけなので、特に問題はありません。)


つい先日、裏磐梯でうーにーと雪の中の散歩をしてきました。積雪は
1メートルもありませんでしたが、膝下までの長靴では歩きにく
かったので、人間は初めてカンジキを使いました。その前にカンジキを
使わずに歩いてみたのですが、その時はうーにーの方が身軽に歩いて
いました。さすがに四足、と思っていたのですが、カンジキを履い
たら、うーにーの歩きがシドロモドロに見え、可哀相にさえ見えて
しまいました。
そんな状態ですから、あまり距離が歩けず、ちょっと面白くない散歩
になってしまったのが残念です。

冬はもう少しあります。N ちゃんも一度は深い雪の中に連れて
行ってあげてはどうでしょうか。

前回から関節のチェックの話が出てきました。
本文中にあるように、関節に全く問題のない老犬を私は知りません。
(人間の医療同様)獣医療が発達し、犬たちも長寿になったこともあり、
高齢になるとなんらかの関節障害になることが多くなったのは当然です。
それと同時に、交配時に関節の検査を全くしない犬が多いことも、その
原因の一つです。信じたくないことですが、(激しい運動をしたわけでもなく、
日常生活だけで、遺伝性と充分に疑いがあるような状態で)関節の手術を
した犬を交配に使う人さえいます。

自分が暮らしている犬が、どの程度の関節をしているか調べることは、
どんな楽しみが可能であるかを考える上で重要であると同時に、犬の
老後を考える上でも重要です。
それは関節だけでなく、健康の状態には常に気をつけ、余裕があれば
検査をしてあげたいものです。
調子が悪くなってから検査をしても、健康時の状態(数値など)が分から
なければ、診断が困難になる場合もあります。

犬は、言葉を喋れません。どこがどう悪いのかは、人間が人間の方法で
分かってあげなければなりません。これは人間の家族との大きな違いです。


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