●掲載されている情報は、投稿者の責任により書かれた情報であり、内容について「犬とゆく」はいかなる保証もいたしません。予めご了承ください。 ●情報は変更になる場合がございます。他情報サイトにての確認、そして必ず各施設に直接(電話・メールなどで)内容をご確認の上、おでかけください。 ●皆様が素敵な時間を過ごせることを願っています。
昼間の飲食店が多忙のため、暫くの間、宿泊のご予約は承ることができません。 大変申し訳ございません。 (中略) ■ペットの入館はご遠慮下さい。
(シゲちゃんさん より 2014.07)
清里周辺や蓼科、軽井沢といった犬連れには魅力的なリゾートエリアとは程遠い南信州の山深くに昨年春オープンした犬連れ専用のお宿です。 オーナーご夫妻はもともと都会暮らしをされていたそうですが、たまたま売りに出されていたここ下伊那郡大鹿村の築200年(!)という古民家を買い取り、文字通り劇的ビフォーアフターの末すてきなお宿に再生されました。 大鹿村は「日本一美しい村」という連合に加盟されているそうで、こういった過疎の地域に見られる「不釣合いなほどの」箱物建築物も見当たらず、昔ながらののどかな山村の雰囲気を保っています。 裏を返せば大型スーパーやコンビニなど、便利な生活のために手っ取り早く調達できそうなお店なども見つけることができないくらいです。そんな地域ですからお世辞にも洗練されたリゾート地が持つ「おしゃれ感」など皆無で、田舎の暮らしを肌で感じることができるという褒め言葉に妙に納得したりします。 この宿までのアクセスはたいていの人がかなり不安な道中を強いられるといっていいでしょう。 「ほんとうにこの道の向こうに集落があるのかな」「道を間違えたんでは」そんな不安を抱きながらも、やっとHPで見覚えのある建物が現れホッとひと安心しました。 それにしてもこのお宿は一種独特というか、他の一般的な犬連れOKのペンションとは一線を画す独自のスタンスを持っています。 虫たちと仲良くできる人でなければならないとか、観光地やリゾート施設が近くにないとだめな人には向かないとか、TVがお部屋にないとだめな人には向かないとか、小学生以下の子供は宿泊できないとか・・・ つまりは愛犬を伴った夫婦(またはカップル)が愛犬とともに過ごす心静かな時間を求めてやってくる、そのための宿といえます。この宿に着いたなら、腕時計を外す。それができる人ならこの宿の魅力が100%伝わるかもしれません。 上記の難問?をクリアしてやってきたお客さんにとって、このお宿は建物の造作から料理に至るまで他とは比べることの難しいほどの素朴かつ上質な時間を過ごすことが約束されます。夕食は自家製の燻製から始まる洋風コース料理。朝食も洋風で、どの食材も生産者の顔が見えるこだわりをもっています。 駐車場から宿の入り口までは高低差がありますが、階段の他に緩やかなスロープがあるので足腰の弱い老犬でも気にならないでしょう。客室はすべて1階にあります。 客室を出るとそこにはトラディショナル&モダンな「囲炉裏の間」というパブリックスペースがありますが、ダイニングの居心地もとてもいいので館内の時間の大半をここで過ごすことになるかもしれません。コーヒーやお茶などいつでも飲むことができる用意もされていました。 夜になるとお宿の窓明かり以外に人工の照明はどこにもないのでお天気さえよければどこよりも鮮明な星空を鑑賞できるかもしれません。 この宿が宿泊客に求める上記のさまざまなハードルは、この土地に惚れ込みこんな宿を作ってしまったオーナー夫妻が客とともに充実した日々を過ごすための選択肢でもあったのかなと、実際にお世話になってみて思いました。 よろしければ私のHPにあるWANパク日記、8月28日の日記にそのときの様子を記してありますので参考になさってみてください。 なお、周囲に観光地が何もないわけではなく、たとえば宿の前の道路をぐんぐん登っていくと標高1500mの大池高原などがありアウトドアライフを満喫できますし、早太郎伝説で知られる駒ヶ根市の光前寺(犬連れ可)なども一度は訪れたいスポットです。
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