三春へ
昨年の春花祭で、簡単なプロフィール文と2枚の写真を見ただけなのに、オバマくんだけが気になった。三春シェルターのブログに出てくるその猫を見て、もっと気になっていった。
女房にだけはその気持ちを打ち明け、三春シェルターへボランティアとして参加することになりました。

ボランティア初日。朝のミーティングでのこと。「犬と猫、どちらを担当しますか?」と聞かれ、迷わず「猫」と答えた。犬好きで知られている私だったので、皆さん驚かれたようでした。

オバマくんに会えることを期待し猫舎へ。猫舎は幾つかあるので、猫の係になっても彼に会えるとは限りません。しかし、初日当日に配属された猫舎に彼はいました。姿が見えない時間もある引き籠り系猫でしたが、表に出ていれば必ず目に入る。存在感がある猫でした。

何度か怪我させられたこともありました。でも、そんなことは全く気になりませんでした。
なぜ、オバマくんだったのか。理由は今も、わかりません。
たぶん猫がほしかったのではなく、オバマくんが欲しかったのだとおもいます。共に暮らして約10ヶ月。その気持ちに間違いがなかったと確信しました。

  目次  


 
 
(補足)
   ・ 怪我させられた
     優しいけど不器用 
   ・ なぜ、オバマくん
     なぜ、彼を選んだのか