一月末の夜の駒沢公園(1)
2002.02 uni より
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2003年一月末の寒い夜、女房とうーにーと私の三人で、夜の駒沢公園へ
行ってきた。夜の9時くらいだった。
妙に人気が少なく「何か事件でもあったのかな?」などと変なことを
考えながら、ドッグランへと向かう。
遠くから見ると、何頭かの点滅する首輪が見える。あまり数はいない
ように見える。もう少し近寄って見てみようと、さらに近寄ると、
入口まで100メートルくらいの場所でドッグランから出てきた人達が
見えた。そして犬が勢いよく走って出てきた。
トラブルになるのが嫌だったので、私たちはそこで立ち止まった。
リードを着けてくれるのを待った。
向こうの犬たちは(ドッグランの外を)走り回る。その犬たちが私達に
気がついた。そして飼い主が気が付く。
人気のない夜の公園で、犬を連れて立ち止まり、自分たちの方を注視して
いる私たち三人にやっと気が付いたようだ。
そして、犬を呼ぶ。全く飼い主の声など無視。しかし、公園内を自由に
走り回る犬たちは、こちらを興味深そうに見るだけで、近寄ってこない
のが不幸中の幸い。飼い主たちも犬に習ってか、私たちを注視した。
それはまるで、私たちが、何か悪いことをしているかのように、にらみ
つけられているようにも感じた。
人間たちとそこから少し離れた場所で一緒に移動する複数の犬たち。
その団体は、私達から少し離れると、犬たちはこちらに興味をしめさ
なくなり、飼い主のもとに行った。しかし彼らはリードを着けること
なく、夜の公園へと消えていった。
何をどう考えたら、ドッグランの外でもノーリードで走らせようと思う
のだろうか。しかも、他の人の足を止めさせても、その行為を続けようと
思い続けられるのだろうか。
駒沢公園のドッグラン
東京都が「試行」ということで、2002年11月から駒沢公園に開設された。
それは、ノーリードの犬が事件・事故を起こし続けているという現状が、そうさせたのだと思いますが、事件・事故にならなくても、日常的に迷惑を被っている人たちはいるはずです。
このドッグランの開設にあたっての会議の中で、 ノーリードで遊ばせている飼い主さんが、「私たちの犬は、誰にも迷惑をかけていない」と発言したという噂を耳にしました。
自分がどのように考えて行動したとしても、誰かがそれを迷惑と感じれば「迷惑をかけた」ことになります。
「迷惑」を語ることは、「差別」を語るのに似ているはずです。
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