誰も投稿してくれないし、他でも噂をほとんど聞かないので、女房が（たぶん）清水の舞台から飛び降りる気持ちで予約をしてしまったんだと思います。（我が家の会計担当は女房。）

予約の時点から、自分でも投稿するべきか悩んだ。
一泊二食付きで１〜２万円程度の宿が主流のこのサイトに、部屋代だけで二万円以上の宿を載せるべきかと・・・・。

四月の下旬、当日雨がポツポツ降っていた。場所は知っていたので、車を進めると・・・、あれ？、違う！、
村民食堂やとんぼの湯のある所へ行く手前の三井の森へ入って行く、橋を渡る。すると、お姉さんが立っていて、お辞儀をされる。すぐに左に曲がり細い道へ。そして駐車場に入り、車止めで荷物を降ろし、ちょっとした建物の中に入ると、そこには別世界が！！、なんでこんな所にこんなものやらこんな人が！！、ここから星のやのサプライズがはじまっている。

東京からの運転という少々緊張した状態からリラックスしはじめたら、部屋へと移動。
自分の車はここに置いてゆく。星のや内は電話一本で車のお出迎えが来てくれるのでなんら問題はありませんでした。

「レジャー」という感じの宿ではありません。究極の「癒し」の宿です。改装前とも全然違います。癒しのアートです。
こちらが手がけている（他の）宿に泊まったこともありますが、それらとも全く違います。職人、アーチストを使い込んでます。

星のや内は、外とは遮断されています。若い元気な犬よりは、うーにーのような大型老犬やほとんど運動の必要の無い小型犬向きだと思いました。
部屋の床暖房が少し（うーにーにとって）高めだったことを伝えると、（普通は調節出来ないみたいなのですが、老い先短いことを伝えたからか）、特別に下げてくれました。（もちろん、空調は客サイドで自由に調節できます。）

驚いたことは、犬ＮＧの場所が基本的にないこと。ラウンジ的な「集いの館」もＯＫだし、結婚式の二次会（新郎新婦のご両親も出席していたし、新婦はドレスを着ていたので、正式なパーティーだったのかも。）がすぐ近くでやっていたレストランも宿泊客なら犬ＯＫでした。（ここも床暖房の温度を下げていただくという我侭をきいていただきました。）

メディテイションバスというお風呂は凄いです。（さすがにここは犬ＮＧと思います。）そんなにお風呂が好きでもない私が何度も通ってしまいました。


部屋に付いては、詳しいことは書きません。とてもリラックスできる部屋でした。心から帰りたくないと思う部屋でした。数多くの宿を見てきたオーナーが作った部屋だな、という感じです。
ＨＰには４名定員と書かれていますが、２名（＋大型犬）で利用してちょうどいいと思いました。
個人的に嬉しかったのは、ＬＡＮのジャックがあったこと。ノート・パソコンとＬＡＮケーブルを持って行けば、周辺情報も簡単に入手できます。


二泊からの利用になるようです。我が家は、部屋料や、レストランでのコース料理、ルーム・サービスなど少々贅沢もしましたが、村民食堂で晩ご飯を済ませた夜もありました。そんな感じで、二泊三日で１２万円とちょっと。

我が家のような庶民には、一生に一度という感じの旅行です。
「余裕があれば親を連れて来てやりたいな」とも。そんな宿です。（今は、うーにー優先）


帰宅後、凄いなと思ったことは、うーにーの調子がいいのです。旅行から帰ると、足が震えたり、妙な固まり方をするのですが、このときだけは自然に調子がよかったです。

知っている人は知っている

軽井沢によく行く人なら知っている人も多い、あの星野温泉ホテルにも犬ＯＫの部屋が二部屋だけある。野鳥の森へ続く道から見えるあのコテージの内、二つのみが犬ＯＫになっている。

料金は上記の通りだが、これは平日料金。ペンションなどに比べたら高く感じるが、ホテルなので、料理やサービスなどを考えたら妥当かなと思いながらの利用。（日によって料金が違います。上記ＨＰにてご確認ください。）

予約時に色々確認して驚いたことは、食事時の同伴が許されていること。
もちろん、犬を連れているのはこの部屋の人間だけ。さらに宿に着いて説明を受けた時に驚いたのは、あの広い敷地の中の、お風呂や隣のホテル（経営は一緒）のレストランへ行くのにシャトルバスがあるのだが、それにも犬を乗せてＯＫなのだ。

左側が本館 川との間にログハウスが並んでいる

（犬ＯＫの部屋を設けて年数が浅いが）、最近まで犬ＯＫは一部屋だったが、人気があるからだろう、現在は二部屋になっている。今まで大きな問題は起きていないということだろう。これからもそうあって欲しい。
二部屋になった現在も週末などは、すぐに予約が埋まってしまうらしい。

2003年の8月末に一度クローズするという。その後は、改築に１年以上かけるらしいです。その時も犬ＯＫのコテージがあると私は信じています！


私達が利用したコテージは、四人部屋のログハウス。
ベッドの広さも充分、四人がけのテーブルに、化粧台にもなる（大きな鏡がある）デスク型の長机。そこにはテレビもある。冷蔵庫は大き目の２ドアで、中には飲み物が入っている（ホテルだから当たり前ですね）。バス、トイレ、洗面はユニットだが、とても広い。バスタブも足を伸ばして入れそうだ。（温泉に行くので利用していません。）洗面が広いのも嬉しい。（ユニットだと仕方がないが、トイレは、ウォームレットもウォシュレットもなかった。）
何も置いていないスペースが広く、とても落ち着ける。

テーブルの上にあるのは私の荷物 テレビの裏辺りがユニットバスになる	右半分にベッドが４つ並んでいる （手前にもう一つある）	テーブルの上を片付けた状態 作りつけなので犬に倒される心配はない

食事は、食堂やレストランに行くことになるが、先に書いた通り、犬同伴ＯＫ。
ホテルという感じの料理のつくり、サービスを感じた。楽しませてくれる内容だ。
我が家は二泊したが、一泊目は和食、二泊目は隣のホテル（ブレストンコート）のレストラン（ノーワンズレシピ）を利用した。こちらは、宿泊客のみ犬連れの利用が許されている。また、ホテルもこちらは犬はＯＫの部屋はないようだ。

お風呂は、本館にある「太陽の湯」と少し離れたところにある（ビジターも入れる）「トンボの湯」がある。後者には露天風呂もある。両者ともサウナがあった。「太陽の湯」には、滑り台があるが、その先には水風呂があるので注意。

「トンボの湯」の前にある村民食堂は、犬同伴で利用できる。我が家は昼食に利用した。


夜、散歩に出たら、星が綺麗だった。静かな夜を過ごしたい人にはピッタリの宿だと思う。朝、起きると、窓から間近に見える山（野鳥の森）の景色が、ログハウスにはピッタリ。山の中の静かな朝を迎えたい人にもいいかも。

チェックアウトが１２時（正午）というのも気に入りました。近くを軽く散歩してから出発ということも可能です。


最後に、犬用のサービスだが、室内（玄関入ってすぐ）に大きな洗面器、バスタオル、新聞紙、ビニール袋、コロコロ、トイレットペーパーなどが置いてあります。利用当日、辺りは雪野原になっていたので、タライとバスタオルはとても重宝した。