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東京から日本最北端までやってきた |
結局チェックアウトしたのは9:45。晴れていれば、陽はもう高いはずだが今日は雨。どんよりとした天気だ。
ここまで来たら、最北端の地、宗谷岬へと向かう。雨はやまない。
15分ほどで到着。ペンションからはすぐである。車から降りたうーにーは大急ぎでウンチをした。我慢していたようだ。雨が降っているので、このまま帰りたいところだが、誰もが写真を撮る最北端のモニュメントの前で写真を撮り、うーにーを急いで車に戻した。その後、人間はお土産やさんを少しのぞいた。
それにしても有名な観光地というものは凄い。日曜日ということもあるせいか観光客が多い。駐車場の車のナンバーも色々である。関東のものも何台かある。とにかく雨ではやることが無いので移動することにする。10:30、最北端の地を後にした。
次の目的地は稚内公園。晴れていればここでうーにーを思いっきり遊ばせる予定でいた。雨が降ったからといって他の所を考えていたわけではない。とにかく稚内公園へ行くことにした。
道中、電話局をみつけグレ電からパソ通。なぜかパソ通ソフトがうまく動かず苦労する。その間にテレカの度数がどんどん減っていってしまった。結局20分色々やって、どうにかメールだけは受け取れた。
ついていないのは天気だけではなさそうだ。これからがちょっと不安。まさか礼文に渡る船で何か起きるとか、、、、。
11:45、稚内公園に着いた。うーにーを遊ばせる場所はないかと探していみる。公園内も車での移動が許されているのであちらこちら見たが、雨が強く遊べそうなところは見つからない。
もううーにーには諦めてもらって、人間だけ北方記念館開基百年記念塔という所に人間だけ入館してみる。80mの展望台とこの地域(樺太を含む)の資料館のようなものだ。江戸時代後期からの資料が展示してあり、気候だけではなく歴史的にも厳しい土地であることが分かった。
お土産やさんで「森の雫」(白樺の樹液100%)、「熊力」(北海道限定ドリンク剤)を飲んだ。「森の雫」は今まで口にしたことがない不思議な味だ。熊力はいかにもドリンク剤という感じでちょっと期待外れだ。
この店でもう1つ買い物をした。耳掻きなのだが、ウニのぼんぼりのようなものがついている。数少ないウニ
Goods だ。
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なんとも嬉しそうなうーにーと ちょっと辛そうな妻 |
ウニの耳掻きを持って車に戻ったのは12:45。
うーにーを車から降ろし、オシッコだけさせて「さあ出発だ、うーにー車に乗りなさい!」と言うが、うーにーは頑として乗ろうとしない。車の横までは来るのだが、地面を見つめ車を見ようとしないのだ。そのポーズで固まっていたかと思うと、訴えるように人間の目を見つめる。
雨も小ぶりになっていたので、うーにーに負けて少し遊ぶことにした。遊ぶといっても、草地をちょっと走り、近くを散歩する程度である。
雨が少し強くなってきた。風もとても冷たくて我慢が出来ない。と、人間の都合でうーにーの遊びは終わりだ。車に乗ってくれるか心配だったが、素直に乗ってくれた。
公園内を車で走っていると、犬の銅像を見つけた。その前で写真を撮ると、もうすることがない、という感じなので、公園を後にすることにした。
船に乗る前にガソリンを入れる。474km/32.5リットル。燃費はいいが、ガソリンの単価は高い。(94円/リットル)
1時半。フェリーターミナルに着く。船は
3:10発。受付は
2:10 からである。それまでやることもなく車の中で待っていた。あまりにも暇なのでターミナルの前にあるお土産やさんをのぞいてみる。中は広く、色々なお土産が売っていた。お土産やさんというよりスーパーの海産物コーナーのような所もあった。その中に冷凍されたタコしゃぶのもと(=たこの足を薄くスライスして冷凍したもの)が売っていた。価格も安い。なんだか昨日食べたタコしゃぶの有り難味が半減してしまう。
雨はほとんど降っていないが、ときどき小雨が落ちてくる。雨が降っていなければ、うーにーを連れて近くを散歩したいところだ。車に乗っている時間が長い旅行のためか、こんな天気だと落ち着かない。受付が始まるまでの時間が長く感じる。