北海道旅行記 1999
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ちょっとだけ、砂浜で遊んだ |
まだまだ時間があるのでノシャップ岬へ行ってみる。2:40
到着。
まずはイルカの像の前で写真を撮る。その後、小さな砂浜でちょっと遊ぶ(うーにーのご機嫌取り、というのが本音)。
次は人間の時間。ツブツブアイスクリームというものをスタンドのようなところで買った。うーにーはお店の人に可愛がられて、そしてお水をもらう。水をお店の前でいただいたのはいいのだが、これをいくらかこぼしてしまった。その場でアイスを食べつづけた私達だが、この後、自分達のしたことが迷惑行為であることに気が付く。
その直後、家族連れがやって来た。お店の人はその人達に「いかがですか〜」と声をかけて、こぼれた水を指差し「それは水だから大丈夫ですよ〜」と付け加える。何が言いたいのか分からなかったが「オシッコではないですよ、」と言いたかったようだ。考えてみれば、そう考える人がいてもおかしくない。私達の配慮不足。
(お店の人は気にしていないようだったが、)お店の人に謝り、急いでツブツブアイスクリームを食べて、その場を去ることにした。
続けて人間の時間。うーにーには車でお留守番してもらい人間は水族館へ。午後3時くらいにはゴマフアザラシのご飯のショー(?)が見られて面白い。係りのオジサンに媚を売るような仕草をするアザラシもいる。オジサンはそんなアザラシを邪険に扱うのだが、それに対する反応も面白い。オジサンは色々な方向にばら撒くように魚を投げるのだが、高く投げてみたり、ストレートにぶつけるように投げてみたり、楽しんでいる。アザラシの方もそれを楽しんでいたようだ。(中には嫌そうにしていたヤツもいたが、楽しんでいるヤツの方が記憶に残るものである。)
あまり大きな水族館ではないので、一通り見るのにあまり時間はかからなかった。すぐにうーにーの待つ車へ戻り、今日泊まるペンションへと向かう。
カーナビにそのペンションを指定すると、確かに見つけてくれた。でもちょっとおかしい。ペンションは海の近くのはずだが山の中をさしてる。とりあえずカーナビを信じて進んでみるが、道はどんどん狭くなり、ついには未舗装の林道になってしまった。これは明らかに間違えだ。
ガイドブックや地図を見ながら、だいたいここだろうという位置を目指して進んでみる。海沿いの国道を走ったら、すぐに見つかった。(よかった、、。)迷ったがPM4:00には着くことが出来た。
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すぐ後ろはもう砂浜、 というより、砂浜に建っている |
このペンションは、名前から勝手にミーハーなペンションだと偏見を持っていた。しかし着いてみると全くそんなことはない。部屋も狭くないし(今回使った部屋はリザーブベッドが入っていてケージを置くにはちょっと狭かった。)家具類も実用的で使いやすい。テーブルもある。食事も美味しかった。遊びもカヌー(シーカヤック、カナディアン)、4輪バギー、釣り舟、遊覧船、夏は海水浴、砂浜に張り出たバルコニーで過ごすのも良さそうだ。(今の季節は寒い。このペンションは砂浜に建っている。)愛馬(ポニー)もいるし、冬はスノーモービル、犬ゾリも体験できるらしい。(ちなみに私達は一つも体験しませんでした。)
オーナーの本業はお向かいにお店を持つ漁師さん。海産物を売っている。ちなみに、今までどんな花も根付かなかった宗谷岬にアルメリヤの花を長年かけて根付かせたのは、ここの方だということです。
30分ほどかけて荷物を落ち着かせ、私は昼寝した。妻とうーにーは近くを散歩していたようだ。
6:30 夕食。さすがに漁師さんが経営しているペンション。品数もあり美味しい。チャンチャン焼きもあった。食堂からは海が見える。目の前が海なのだ。天気が良ければ、ご飯がさらに美味しくなりそうだ。
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うーにーをとても可愛がって くれたスタッフ |
食後一休みし、9時近く食堂に下りると、ペンションのスタッフやお客さんにうーにーは可愛がられた。しかし、この時すでにお疲れ様状態のうーにーは、ボ〜っとしながら皆にいじくられたり、芸を披露したり。
ちなみにここでは犬を5頭飼っているそうだ。そしてドックスポーツもやっている。世話やトレーニングが大変そうだ。特にアイヌ犬のハーフは「他の生き物と一緒にできない、」という話もきいた。A.コッカーも引き取ったということなで何かと世話が大変そうだ。
このペンションには6歳の娘さんがいる。ペンションの中で元気に遊ぶお転婆娘だが、うーにーに触る時「触ってもいいですか?」ときいてきた。さすがである。
夜、天気予報を見ると、明日の最高気温は17℃、最低気温は15℃。天気は良くないようだが、雨は夜まで降らないみたいだ。本当に最高気温が20℃以下なの?、とテレビに話しかけたくなった。本当ならうーにーは大喜びだ!