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後ろは、食事や受付をする建物 |
北海道旅行記 1999
9月17日(金)
アリスファーム
〜 灯台市場(高島)
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昨夜、深夜から今朝にかけて、うーにーが体をバリバリ掻いて、その音がうるさくてよく眠れなかった。確かに体のあちこちに蚊に刺されたようなふくらみがあり、それを立派な爪で掻くのでその周辺は赤くなっている。
朝食前のうーにーの排便を兼ねて、妻はうーにーを連れて外に出る。私はそれを部屋から見ていた。うーにーは元気に走り回る合間も体を掻いていた。元気なのは気温と湿度が低いためか、それとも車に長時間乗っているストレスか、無理な日程で北海道に連れて来たものの、うーにーにちょっと申し訳ない気がする。
うーにーにご飯をあげて、人間の朝食(8時〜8時半)。和食だが一杯の飲むヨーグルトが付いている。これが粘り気が強くて飲むのに苦労した。(コップに入っていたが、スプーンで食べるものだったのかも?)テーブルの上にお櫃が置いてるが、二人の食事量を考えて入っている。ちなみに前泊の旅館の晩ご飯は、いっぱい入っていて、いっぱい残してしまった。これも3,500円でやっていく工夫ということだろうか。逆に考えれば、無駄を減らせば宿泊料はもっと安く出来るのでは?、と思ってしまった。(ちなみに旅館は10,000円/1人・1泊)
3,500円のこのペンションと10,000円の前泊の旅館、どちらが気に入ったかというと、3,500円のこのペンションである。食べ物が合っていた、というのが一番の理由。お酒を飲む方なら旅館のほうが合うだろう。ここには犬が運動できる場所があることも気に入った。
食事の後は、すぐに出発の準備。部屋の荷物を車へと移動。車まで荷物を運んでいたら、隣の車にキャバリアが乗っているのに気がついた。窓が開いていて、そこから私めがけて吠えてくる。隣といっても5mくらい離れていて、その車に近寄ったわけでもないのに吠えられた。正直なところ気分が悪い。まるで泥棒扱いされているようだ。
部屋の掃除を済ませ最後の荷物を車に運び、うーにーをちょっと遊ばせた。そして車に乗せる。私が出発前に車のガラスを拭いていたら、先ほど吠えていたキャバリアが車から出てきた。(一人で勝手に出てきたわけではなく飼い主さんが出した。)我が家と同じように運動をさせようと思ったのか、ノーリードのまま車から出した。何か考えたのか、その犬は運動できそうな広い所には全く興味が無いようで、犬立入禁止の(受付や食事をする)母屋に入っていった。こういう犬をノーリードにして欲しくないものだ。「犬ってこんなもんだ。だからどんな時でも、どんな犬でも必ずリードをつけておいてもらわなければ困る。」といつまでも思われたくない、と思わずにはいられない。
車に乗りっぱなしのうーにーには申し訳ないが早速出発。
10:20、小樽のガソリンスタンドでガソリンを入れる。リッター89円。長万部で入れなかったことを後悔したが、ここで発見があった。入れたガソリンは30リッター、走った距離は440km。燃費は14km/l
以上になる。この車でこんなに走ったことはない。どんなに良くても13km/l
が最高だった。これが北海道なのかと妙な納得をした。
10:30、小樽の観光地の駐車場に車を入れる。まず、うーにーも連れてお土産やさん街を歩いた。妻がお土産やさんの店内を見ている間、私とうーにーは外で待っていた。何店かの前でこうやって待っていたが、何人かの人がうーにーを可愛がってくれた。それはいいのだが、私には一言もなしにうーにー触る。これは気分が悪かった。触る前に「触ってもいいですか?」といった人は一人もいない。ちなみに私達以外、犬を連れて観光している人の姿は見えない。
うーにーを連れているとお土産やさんも見れないので、正午近くうーにーを車で留守番させて人間二人は別行動をとった。私はグレ電を見つけたのでパソ通をした。ちなみにここでもバスターミナルの近くにあった。その後、私もお土産やさん街を見てまわった。
一時間ほどで二人とも車に戻ってきた。二人ともあまりお土産は買わなかった。ここは海産物とガラスのお店が多いが、海産物は小樽では揚がらないみたいだし(しかもこれから行く稚内などでとれたものという噂も聞いたので見送った)、それにしてもカニは高い。ガラスは色々なものがあったが、東京でも買えそうな気がしたのでやめた。
もう1時も近いので昼食のために隣町の高島へ。VIVIANさんに教えてもらった海鱗丸へ。ここでもうーにーは車でお留守番。ここの看板には「まずかったらお代はいりません。」と書いてある。なかなか強気だ。
ここで食べたものは、ホタテ、ボタンエビ、エゾアワビ、タラバガニ(足のみ)、お寿司8カン、あら汁2杯、ビール1本、これで約7,000円くらい。なかなかリーズナブルだ。(昨日のお寿司屋さんにはかなわないが充分リーズナブルだ。参考までにお寿司屋さんは二人合わせて5,300円。イクラ以外はお任せだったので安かったのかも?)
お店の人に近くの灯台市場というところを教えてもらった。そこでお土産用のカニを買うことにした。定価は小樽とほとんど変わらないが、まけてくれてとても安く買うことができた。またうーにーを可愛がってくれたのも気に入った。さらに送り先に在宅の確認電話を入れる時に電話を貸してくれた。そんなこともあって、また週末に届けられるということもあり、ここで買うことにした。(教えてくれたお店の人には申し訳ないが、お店で出たカニよりもこちらで試食させてもらったカニの方が美味しい。当たり前?)
車の中ばかりのうーにーに申し訳程度に市場の周りを散歩して(ついでにウンチをしてもらって)、出発前には市場に来た観光バスのガイドさんにうーにーは可愛がられ、そして出発。もう2:30である。
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