(ワンポイント・アドバイス)
チェックアウト時、部屋の掃除は当然の
こと、ついでに自分の持ち物(特に犬の
敷物など)の毛もとっておきましょう。


北海道旅行記  1999
    9月16日(木)

鹿部:旅館鹿部 〜
 お寿司屋さん(古平/港寿司)発見

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朝起きると朝らしい涼しさを感じた。東京では、ここのところ体験していないすがすがしさだ。うーにーもさぞ喜んでいることだろう。(私が寝ている間にうーにーと妻は朝の散歩を済ませていた。)

掃除と荷物運びの間、冷たい板の間で待つ

人間の朝ご飯を8時から30分で済ませた。朝食は一階にあるバーのようなところだ。(たぶんここでカラオケ大会が催されていたと思われる。)メニューは一般的な日本の朝食。梅干が美味しい。
この間、うーにーは食後の休憩。部屋で一人でお留守番。

人間の朝食後、すぐに部屋に戻って出発の準備。もちろん掃除も行う。車に大量の荷物を上手に詰めて、やっと9:10 出発。



出発してから15分くらいで、牧草地が広がるところに出た。牧草地にはカラスがいっぱいいる。進む先々の牧草地や海岸線にカラスがいっぱいだ。昨晩、妻がお風呂で一緒になったオバサンも、この辺りはカラスが多い、といっていたそうだ。食べ物が豊富なのだろうか?

昨晩、散歩中にお話をしたオジサンが「制限速度+10〜15km/h くらいで走って、後ろから急いでいる様子の車が来たら抜かさせ、その車に着いていくといい」と聞いていたので、その通りにしてみた。
少し走ると話通り、急いでいる車がやって来た。早速抜かさせて、後についてみた。その車の加速に従ってアクセルを踏んでいくと、スピードメータは80を超え、100を超え、、、120にまでなってしまったので、恐くなってやめてしまった。この辺りは道が真っ直ぐではないので、さすがに尻込みしてしまう。取締りがないと分かっていれば、みんなこれくらいのスピードをだすのだろうか? 東京の感覚では考えられないことである。
その車に着いていくのをやめて減速したとき、カーナビが何故か裏道に入ることを指定した。(裏道の先はこの道に再び合流するのに何故?と思ったが彼に従うことにした。)

裏道に入ると、お店がポツポツ並ぶ住宅地のよう所だった。通信がしたくてグレ電(<通信が出来るグレーの公衆電話)を探すが見つからない。公衆電話は緑ばかりだ。


昨日、北海道入りをしたがその実感がない。日ごろ見飽きているカラスを見たためか、船に乗っている間寝ていたためか、その理由は分からないがとにかく実感がわかない。
走り始めてから約1時間、再び牧草地や海が見える道を走って「これが北海道ってものなのかな?」と少し思うようになった。


「トラックが走っていると、その後は車が数珠繋ぎになる」とも聞いていた。今、それを体験している。こんな時に限って道が単調で眠くて仕方がない。時速は速くても60Km くらいだ。そんな運転が30分ほどそれが続いた。
先頭を走っていた3台の10t トラックが工事現場へ入ってゆくと、数珠繋ぎの一団は加速する。遅くても70〜80km、早い車は100km 以上になった。「これが北海道なのかな、」と変なところに北海道を感じてしまった。





長万部はガソリンが安いと聞いていた。長万部が近づくに連れて、その手の看板が多くなってきた。まだ長万部の市街地の手前だったし、ガソリンもそれほど減っていなかったので、市街地を超えてからガソリンを入れようと、人間二人で話した。やたらと安いお店は市街地の手前の一ヶ所にかたまっていた。リッターあたり81〜82円。確かに安い。

長万部の市街地を抜けるものと思っていたら、カーナビは市街地を外れるコースを指定してきた。それでもスタンドはあるだろうと思っていたら、次のスタンドを見るまで数十km 走らねばならなかった。そのスタンドのガソリンの単価は92円。(はぁ〜、、、ガソリンは長万部が安いと教えてくれた方、ゴメンナサイ。)

シートの間から顔を出し自分の存在をアピール


11時、妻と運転を交代。交代する時に車を停めたら、うーにーは遊べるものと思いササっと立ち上がった。そんなうーにーを無視してすぐに車を走らせると、ガックシという感じでシートに崩れるように沈んでいった。
長万部から黒岩内を通り、寿都へ向かう。11時半、日本海へ出た。カモメや他の海鳥がいてカラスはいない。何故か安心した。

昼近く、岩内の電話局の前でグレ電を見つけるが通り過ぎてしまった。
この後すぐに岩内の道の駅を見つけたので、ここにあるのでは?、と思い、寄ってみる。駐車場と思って入って行った所は駐車禁止の札が立っている。しかも交番の真前。では何処が道の駅の駐車場なのかと見回すが見つからない。交番の真前に停めてしまった照れ隠しもあって、お巡りさんに聞いてみた。説明を受けても分かりづらい(見つけづらい)場所にあった。
道の駅に入り公衆電話の色を確認すると「緑」。電話局に戻らなければならないのかな、とため息をつきながら車に戻る途中、グレ電を発見。道駅の向かいにあるバスターミナルとタクシーターミナルの間にグレ電があった。
早速パソコンを持ち込んで開いてみると天気が良すぎて画面がよく見えない。(安いパソコンを買ったので画面のコントラストが悪い。ちなみにコントラストの調整はできない。)色々工夫して影を作り、どうにか見えるようにして、さあ繋げるぞ、とやってみると、今度はモデムの設定ミスで繋がらない。それを直してやっと繋げてみると(覚悟はしていたが)市外通話なのでテレカの度数がどんどん落ちてゆく。市外といっても隣の電話局なのに、という感覚は間違えのようだ。


その間、妻とうーにーはお散歩をしていた。うーにーはウンコを済ませた。そして妻と一緒に人間の公衆トイレに入ったという。そのトイレには「さわやかトイレ」と名前が付いているが、何が「さわやか」なのかは分からなかったそうだ。
この時12:40。停めておいた車の車内が暑くなるくらいの陽気だ。天気に恵まれて良かった。





今日の泊まりは仁木町(アリスファーム)だが、古平のお寿司やさんが美味しいと聞き、遅い昼食ととりに行ってみる事にした。

北海道に入ってから工事のための信号待ちが多い。工事現場の手前に一時的に設置される信号である。スピードが出たと思ったらカーブの先で急に止められたりもした。北海道はいつもこうなのだろうか?
そんな感じで古平に入ったが、目指すお寿司やさんの場所が分からない。カーナビに探してもらうと、なんと海の中にあると言い張る。仕方がないので自分の目で探すと簡単に見つかったが定休日だった。(「お店の人は定休日を利用して海に出ていますよ、」とでもカーナビは言いたかったのだろうか?)

ここまで来て余市まで戻りたくないので、他のお寿司やさんを探すことにした。
ほとんどの電柱に看板を出しているお店があるので仕方なく(広告をいっぱい出している食べ物屋さんは個人的にはいい思い出はない。)そこを目指すことにした。もう2時近いので、見つけたところでやっているとは限らないが、他に行くあてもないので行くことにした。


電柱の看板を辿って行くと、隣の街にその店はあった。その店の前に着くと、もう1店お寿司やさんあった。このお店の看板も見たが2,3枚だったし質素なものだったので気に入っていたが、店の場所が何処かも分からないような看板だったので、この店に行くことは諦めていた。
その店が見えて、しかも暖簾が出ているのも見える。とりあえず(看板をいっぱい出しているお店には申し訳無いが、)こちらに行ってみるとことにした。


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