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2001 9月8日 〜 9月14日
天元台・桧原湖・那須旅行

9月9日  

冷や汗ものの2本目を乗っている時から、時々雨を降ってきた。風にのって雨粒が体にあたる。時々バチバチとすごい音を立ててあたっていく。
私達の山登りは、装備も本格的なものではない。今日も雨具を持っていない。それらしいものは、羽織っているウィンドブレーカー(上着+帽子)くらいだ。この先にある西吾妻山は日本百名山にも名前が挙がっているほどの山で、私達のようなお気軽組みはほとんどいない。

2本目から3本目への乗り換えの時、他の人達は荷物から雨具を取り出し身につけた。私達はというと、情けない顔をしてリフトに乗っているうーにーの顔を撮るためにビデオの用意。(きっとヒンシュクを買っていたと思う。)
うーにーを抱えたままの姿勢で苦しい
 

3本目のリフトを乗っている時、本格的に雨が降ってきた。これはマズイと思ったが、今はそれどころではない。変な乗せ方をしてしまい身動きが取れなくなってしまった。うーにーは恐怖のあまりか、顔の向きを変えるくらいで全く動かない。このリフトは長い。「雨のことはどうでもいいから、早く終点に着いてくれ〜」と心の中で祈った。


10時、最後のリフトを降りる。ここでも雨具を身に着ける人達の姿が。
無謀なこととは分かっていたが、人形石へと向かう。雨は強弱をつけながら降り続いた。一時的にやむこともあった。道は岩がゴロゴロしてるが土があるような道だ。水溜りも多い。うーにーは何も考えずに、そこをバシャバシャと進む。人間はそれを嫌がり、濡れた岩の上を考えながら進む。
いつでもどこでもご挨拶


10:45、人形石着。視界が悪い。次から次へと雲が流れ込んでくる。
まずは一休み。ふと思い出して携帯電話を試してみる。確かによく入る。
オバサンが一人、近づいてきてうーにーを可愛がってくれた。周りには私達のように一休みしている人達が居るが、私達のような軽装の人は一人もいない。内心、恥ずかしくなる。

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