人のため、犬のため | 目 次 | うーにーのページ |
2001 4月29日 〜 5月3日
もう一度迂回路の説明を読んでみる。よくよく読むと、それはこの駐車場から歩いて行けるのではなく、車で行かなければ行けない場所だった。そうと分かったら、車で移動しようということになる。すると今度は、妻が歩いて行ける迂回路の説明書きを流しそうめんのお店の前で発見。それに従って行こうということになった。 まずは、ゴーゴーと轟音を轟かせている川を渡る。上流へ行けば、滝に行けるようだが、私達は行く気になれなかった。下流へと向かった。するとプール状になっている場所を発見。そこでうーにーを泳がせる事にした。 そこまで往きつくには、またまた巨石を飛び移らなければならない。問題は妻だと思ったが、うーにーが初めて足を滑らし、下半身を岩と岩の間に落としてしまった。両手(前足)でふんばり落ちることはなかったが自力で、下半身を持ち上げることは出来なかった。仕方なく手を貸してやる。 こういう所で足を滑らすと、どんな怪我をしているか分からない。また心のケアも忘れてはならない。 うーにーを平坦な場所まで連れて行き、歩かせたり小走りにさせてみたり。足の動きには問題はないが、軽いパニックを起こしている。もう岩を渡るのは嫌になっただろうか、と思っていたら、自分から渡りはじめた。こういう性格のヤツである。(一緒に暮らしている人間は楽でいい。)
しかし思わぬところに影響した。プール状の所へ着いても、飛び込むことを躊躇するようになってしまった。飛び込もうとしても腰が引けてしまう。 投げた木が、水の流れで岸に近づくのを地上で待ち伏せするようになった。流れる木を追い水辺をウロウロしていた時、足元を滑らせてしまい、落ちるよう水に入っていった。そして少し泳いだ。「これでもう大丈夫だろう」と思ったが、一度水から出てしまうと同じだった。よく分からん性格のヤツである。 |
人のため、犬のため | 目 次 | うーにーのページ |