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2001 4月29日 〜 5月3日
雪で囲まれたこの場所では、もう遊ぶところがなさそうだ。車に乗って移動。駐車場をでる時、お店のオジサンの姿が見えたので、軽く手を振ったら、大きく手を振って見送ってくれた。私も運転しながら、負けじと大きく手を振った。(10:45) こんな状態では、どこへ行っても同じだろう。所々、スキーをする人、きちんとした装備にストックを持って山を登る人、などで人があふれている。駐車場も満車で路上駐車の車があるほどだ。(乙見湖の駐車場はガラガラ。) とにかく雪に閉ざされていることは、よく分かった。限られた遊べる場所には、人があふれていることも。これではうーにーとゆっくり遊べないと考え、下へ下へと降りて行く。 11:15、苗名滝とかいう観光名所に着いた。滝は見えない。 滝への遊歩道があるというが、現在は水害により通行不可とのこと。その代わりの迂回路があると書いてあるが、それがどこだかよく分からない。その看板を見ていたのは、私達以外に、ダルメシアンとボーダーコリーを連れたご夫婦だった。
岩がゴロゴロだけではなく、傾斜がきつかったり、水が流れていたりで危険がいっぱいだ。うーにーのリードを私がもち、その代わり、最近購入したビデオカメラを妻に持ってもらった。妻は、旅行前から体調が思わしくなく、カメラを手渡すと迷惑そうな顔をした。 小さな流れを渡ろうとして幾つかの岩を飛び移っていた時、妻の大声が聞こえた。転んだのだ。カメラのレンズフードが壊れた。動かしてみると、撮影には問題なさそうだ。 誰もいないこんな所で、リードを着けているとデメリットはあってもメリットはない。外したからといって誰に迷惑がかかるわけでもないで、リードを外した。(はじめからそうしていれば・・・) とにかく進んだ。不調で思考能力が低下し、飛び移る岩の選択に手間取っている妻を心配しながらも私とうーにーは進んだ。ある程度進んだら、やはり行けないことが分かった。仕方ないので引き返す。(この時、妻はすでに顔色が悪かった。) |
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