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2001 4月29日 〜 5月3日
野尻湖・北軽井沢旅行

4月29日  一遊び、そして朝食


ぐるりと周って、駐車場まで戻ってきたら、10台ほどの車が入って来ていた。まだまだ来るようだ。マイクロバスもいる。どうも大学のスキー部らしい。山の中に場違いのカラフルな服(?)を着ている。下半身がよく動かせるようになっているためか、男性の股間の辺りが不自然だ。
駐車場で板にワックスをかけていた人がいた。その板は、普通の板の半分くらいの幅しかない。あの細いスジは、このスキーで付けられてたもののようだ。起伏のあるこんな所をこんなスキーで走るとは、ハードなスポーツだ。
9:10 そんなカラフルでワイワイと賑やかな駐車場を出発。車をさらに先へと進ませてみる。

地図では、その道は通り抜けられることになっているが、途中で行き止まり(除雪がされていないので、それ以上いけない)になっていた。仕方なく引き返し、脇道に入ってみる。その先には「乙見湖」という湖があるらしい。

9:35 乙見湖着。夢見平遊歩道という看板を見つけるが、道は雪の中で分からない。遊歩道のコースを説明する看板によれば、ウサギさん、タヌキさん、キツネさんの三つのコースがそれぞれ2時間、3時間、4時間のコースになっている。しかし何処がコースかさっぱり分からない。
食堂が見える。外に椅子が出ているので、そこで食事をとろうということになった。店に近づいてみると、出ているのは椅子のみでテーブルがない。ダメモトで、お店の人にうーにーの入店を聞いてみることにした。
  何かが始まるのでは、
  という感じでキョロキョロ
  落ち着かない。
店をのぞくと人の影は見えない。すると駐車場でユンボを使って除雪していたオジサンが走ってきた。うーにーを見て、いい子だからいいですよ、と許可してくれた。他にお客さんもいないしね、とも。しつけと早起きは三文の得である。

私は月見そばを、妻はきのこ汁を注文。そばに入っていた卵の黄身は、箸で真中をつかんでもくずれることはなかった。きのこ汁は、きのこの味噌汁。妻は「美味しかった」と一言。帰るときに笹団子を2つ買う。後でお腹が空いたら食べよう。

ここのオジサンは、山を管理する仕事もしているらしい。遊歩道のことを聞くと「雪が1mくらいあって、道が分からない。私達でも道が分からなくなるので恐いです。」という答え。この話しを聞いて遊歩道歩きは諦めた。でも、せめて入り口までは、と店を出て、遊歩道の入り口のあるダムへと向かう。

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