３時近く、安比高原牧場に着いた。
今日も昼食をとらなかった私達は、ソフトクリームを食べた。とてもミルキーな味だ。色が緑がかって見えるのは、周りの芝生や牧草が反射しているのだろうか。それとも青々した生草を食べていると緑色の乳がでるのだろうか。
テラスで食べていると、遠くの芝生の広場に、ハスキーとビーグルが繋がれているのが見えた。
食後、近づいてみる。ワンワンと一生懸命吠える。いかにも遊んで欲しそうだ。うーにーにはその気はないし、相手は繋がれているので遊ばせると、面倒なことになりそうなので、彼らには悪いが、素通りさせてもらうことにした。

その先にあるウサギのエリアに移動。妻が自動販売機でウサギの食べ物を買う。四角い二連の最中の中に、食べ物が入っている。最中を割って、これを取り出して与える。ドライのフードだ。入れ物に最中を使うとは、なかなかのアイデアだ。これならウサギも（犬も）食べるだろう。もし食べなくても、風雨で溶けてなくなるだろう。
それを持って、妻はウサギの柵の中へと入っていく。ウサギの抱き方に関する注意書きがあったので、人に慣れているものと思ったら、全然慣れていない。食べ物を見せても近づいて来ないし、人間の方から近づけば逃げてしまう。諦めて、残りを持ったまま、山羊や羊、トナカイがいる所へ移動。

ここにも同じ販売機があった。ということは、これをあげてもいいということなんだろうな、と思い、あげてみた。ウサギの柵とは違い、こちらは中に入れない。（入れたとしたら、きっと危険だ。山羊は頭突きをするだろうし、トナカイはデカイ。食い意地がはってアドレナリンが分泌され続けているようなヤツもいる。）柵（ネット）越しに食べ物を与えるのだが、（ウサギの時は離れていたので見えなかったが、今は目の前で、食べ物を与えている妻を見た）うーにーは「私も欲しい！」とおねだりし、ネットに貼りつくように食べ物を与えている妻に近づいた。すると、一頭の山羊がネット越しに、うーにーに頭突きをしてきた。うーにーはちょっと驚いたが、彼らがネットから出れ来れないのが分かっているみたいで、ネットから少し離れて山羊達を見ていた。
食べ物を与えた妻の話だと、トナカイの口臭は酷いらしい。

次は、馬を見にいったが、もう馬房に入っていた。諦めて（アイスクリームを食べた）売店に戻り、チーズケーキを食べた。沢に入ったうーにーの毛皮も完全に乾いてる。食べたらペンションに向かおう。

　＜　前に戻る　＜　　　　　　　　＞　次へ行く　＞