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2000年 9月14日 〜 9月 23日
東京・奥尻・湯の川・青森・安比・那須・東京
9月16日    〜 海へ 〜
カモメやカラスが並ぶ防波堤は宿の目の前
泳ぐのには、乗り気でない妻だが、とりあえず水着になって浜へと下りる。浜は宿の目の前。
季節はずれと言っていいくらい暑い日だし、水温も高いのだが、強風注意報が出ているくらいの強風だ。海の入るのはいいが、出るのが寒そうだ。

ピューピュー、ビュービュー、音がする中、浜へと下りる。とりあえず、浜の地形を確かめるため、私がうーにーを引き連れ、波打ち際をウロウロする。ここは岩場だが、小さな船を降ろす場所があり、コンクリートの斜面になっている。
足元が滑る場所があり、何度か転びそうになった。うーにーも珍しく足を踏み外すことがあった。自分とうーにーの足元に気を取られていたら、遠くで妻が大声をあげた。何事かと思い、見てみると、海に入るのをためらっていた妻が胸まで海に入っている。急に深くなっている場所があるらしい。

これが水難救助犬ごっこだ!
一度、胸まで浸かってしまった妻は積極的に海に入った。私は、海でうーにーと一緒に泳ぐ妻を見ていた。妻がクール・コング(水に浮くコング。紐が付いている。)を海に向かって投げると、うーにーは何度でも取りに行く。妻の方は、投げるだけでは飽きてきて、投げたと同時に自分も取りに行った。もちろん、うーにーに勝てるわけはない。それでは面白くない、と、自分がクール・コングを持って、先に海に入りそれを取らせるようにした。
浜で待っているうーにーが、海の中で待っている妻から呼ばれると、勢いよく海に入り、スイスイを進んでいく。そして妻の所でクール・コングをガジリ。このまま渡してしまうのが惜しいと思ったのか、妻は紐を放さなかった。うーにーは岸に向かって泳ぎ出す。妻はコングごと引かれて岸へと戻ってきた。これを水難救助犬ごっこと名づけた。
そのうちコングを使うのが面倒になったのか、コングを使わず、うーにーのカラーにつかまり引いてもらって大はしゃぎだ。

雲丹を冠するうーにー
あまりの大はしゃぎに、私も参加しようと思ったが、上がった時の寒さを考えると海に入る気にはなれず、二人の写真係で終わってしまった。


こんなことを 10:30 くらいまで、休みなく続けた。うーにーに疲れも見え始めたし、うーにーを洗ったりしなければならないので、これくらいで終わりにすることにした。二人にはいい思い出になったことだろう。

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