1・・・・・・・・10・・・・・・・・・20・・23・・・・・・・ 「しつけ?」へ戻る
■ 犬がいいことをするまで待つ ■
これが理想です。しかし、その時間がない方も多いと思います。
また、折角いいことをしても「そうだ、それがいいことなんだ!」と
タイミングよく教えられれば(伝えられれば)いいのですが、誰もが
すぐに出来ることではありません。
しかし、このことさえ出来るようになれば、犬はどんどんいい子になって
いきます。これが「犬に教える」ことの大きな部分です。
01.07.27 突然失礼しました 弓削
先日は、いきなりお邪魔して失礼しました。
当日感じたことなどは、文末に書かせていただきます。
ワンワンパーティー、楽しめたようで何よりです。
Nちゃんがオシッコもしてくれたし、お弁当を食べている時も
いい子にしていたみたいだし。
暑かったので、水を多く飲み、オシッコが出やすかったのだと
思います。人間と違い汗はかきませんから、その分オシッコが
出やすくなるようです。まずはメデタシ。
以降は「無理にさせよう」ということはせず、今まで通りの対応
で問題ないでしょう。
お弁当に関しては、日常的に食べ物を与えていなければ、そう
なるはずです。人間がドッグフードを自分の食べ物だと思わない
のと同じように、いつも違うものを食べていれば、人間のものを
ねだったり、奪ったりはしないのは当然だと、Nちゃんも思って
いると思います。
》「犬とイルカ」読みました。
》論理的には解かる気がしますが、実際にやってみようと思うとどうしたら
》良いのかイメージが湧かないでいます。なんだか怖い気もするのです。あ
》と何回か読んでみてからにしようと思っています。
以前にも書きましたが、クリッカーは失敗しても問題ありません。
それが悪影響を及ぼすことは、ないと考えていいです。数回読んで
やってみてください。
》このトレーニングは、ひとつの事を教えて完成させてから他の事を教え始
》めるのでしょうか?このことも良い事、あの事も良い事と色々なタイミン
》グで、鳴らすのは違いますよね。その辺がよく分からないでいます。
「良い事」全てに鳴らします。
その前に重要なことは、クリッカーの音が「そう、それはいいこと
なんだ」という意味の「言葉」にすることです。つまり、犬に
「私はあなたのその行動を褒めているんだよ」と伝える手段に
しなければ、鳴らしても意味がありません。ここが一つの峠です。
今までは、オヤツや優しい言葉や愛撫でそれを行っていました。
でもそれは、犬と近くにいなければ出来ません。クリッカーは
近くにいなくても出来る道具です。
しかし、いきなり犬達がその言葉を理解するわけではなくて、
今まで行ってきた「褒める方法」から移行しなければならない
わけです。この時にご褒美ポケットが活躍するわけです。
ここまで書けば、お分かりだと思いますが、褒める時はいつでも
鳴らしてください。日常でNちゃんを褒めることは、いっぱい
あると思います。一日何十回とあると思います。その度に鳴ら
してください。そういうものです。
ちなみに私は、クリッカーを使いません。クリッカーの代わりに
名前と笑顔(犬は近視ですから、遠くの場合は声を使います。)
を使っていますが、やっていることは同じです。
テンションに付いては、お教室の先生に聞くといいと思います。
直訳すれば「緊張」。訓練競技会などに出る場合は必要になって
きます。
関連するものに「ストレス」というものがあります。最近、雑誌
などでも目にすることがありますが、この言葉の意味を単純に
捉えると、誤解を生みます。テンション、ストレス、両方とも
「どういうものか」程度に勉強し深く考えない方が無難です。
深く考え過ぎて泥沼にはまっている人の話しを時々、聞きます。
現段階でKさんが理解するべきことは、NちゃんがKさんに
充分に注意を払い、一生懸命考えている(<つまり緊張している)
状態を見れること、そしてそれを引き出せるようになることです。
これはトレーニングの基本です。「トレーニングはまず落ち着ける
家の中などから始めましょう」と常々書いていますが、落ち着ける
場所の方が、いい意味でのテンションを上げることができるから
です。外へ行けば行くほど、他のものがありますから注意力散漫に
なり、Kさんに対する緊張は薄らいでしまうわけです。これで
は、楽しくなくなってしまいます。
テンション、それは楽しむ基本です。
テンションが高い、といってもそれが人間に向いていない場合も
あります。「あれは何かな?、調べてみよう」「思いっきり走って
みよう!」「あれを追いかけてみよう」「この臭いは何かな」
などなど、犬は自分が決めた課題を果たそうとすることがあります。
そのような時もテンションは高くなります。そして、多くの場合、
人間の言葉は耳に入りません。
犬が熱心に何かをしている(<つまり緊張している)時に人間の
言葉が耳に入るようにするのも、トレーニングの大きな課題の1つ
になりますが、ここでとてつもない苦労をしないために「名前」と
いう事柄に力を入れてきてもらったわけです。
ガムが健康によくない具体的な話しは、喉に詰まるとか、腸に貼り
付く、とか、その手の話しです。獣医さんに話しを聞いてみると
いいです。
》そう思い始めた矢先に、ガムではなく豚の骨をボイルして与えたら、な
》かなか放そうとしなくてどうしたら良いかと迷ったことがあります。
》1回に与えるには多すぎるので、途中で取り上げようとすると、「ウ〜」
》と唸って逃げるのです。
》やはりこれはよくないかもと思い、取り上げましたが、なかなか放し
》てくれませんでした。
これはマズイですね。でも私は笑ってしまいました。
「唸って逃げる」ということは、一応悪いことと思っているよう
です。つまり戸惑っているのです。
戸惑いを与えてしまうのは、可哀想というものです。これからは
こういうことがないように、モノは全て人間が管理しましょう。
まだ家の中だけで良かったですね。外でそういう状態になった
時、不意に恐いと思うことが現れると、だれかれ構わず歯を
剥いてしまいます。偶然そこに人間の手があれば「噛んだ」と
いうことになります。気をつけましょう。
》次はこれ、その次はこれ、と気を回しすぎでした。
Nちゃんの行動が、何か変だなと思ったら、すぐに聞くことで
す。つまり、軌道修正をする。
思い込みでしつけの方向性を決めてしまうと、とんでもない失敗
をしてしまうこともあります。
ちなみにしつけの順番というものはありません。犬、それぞれに
合わせて進めてゆくものです。(正確にいえば「犬」ではなく
「各家庭」です。)まわりに合わせると、これも失敗の原因に
なり易いです。(人間の子供も同じようなことがあるのでは?)
サークルから出る時間が増えると、叱る機会も増えると思います。
この時、しっかり叱ってあげてくださいね。あやふやにすると
心理的にも戸惑いが生じるし、叱る回数が増えてしまいます。
それと、叱らずに済むような配慮も忘れないで下さい。
入ってはいけない部屋があるのなら、その部屋のドアを閉める
などです。
ちなみに、うーにーは立入禁止の部屋があります。今では、人間
が見ていなくても、その部屋には絶対に入りません。(このしつけ
を猫にしてみましたが、猫は人間がいない時に入ります。)
これは、犬の特徴と思っていいみたいです。
「イケナイ」の意味が分かってくれて、人間も楽ができるように
なったようですが、その効果を持続させるには「使いすぎない」
ことです。
便利なものを見つけたから、どんどん使って楽をしたいものです
が、的確に使わないと威力がなくなります。絶対に許せないよう
なことだけに使ってください。どうでもいいようなことに使うと
「イケナイ」の威力がなくなり、どうでもいい言葉になってしまい
ます。
》ちょっと考えれば何がワンちゃんにも人間にとってもよいことなのか、わ
》かるように思いますけど、何故なんでしょう。ワンちゃんのことって本当
》にみんな誤解が多いですね。私もそうでしたけど。
》みんなお勉強しなくちゃいけませんね。
悲しいかな、こればかりは「文化の遅れ」としかいいようがあり
ません。欧州の街角の映像でブランドものを着た若い女性が犬を
連れていたりしますが、ある人がこんなことを言っていました。
「ああいう気取った人でも、犬を叱る時はしっかり叱るもの。
一緒にいたいから、しつけの必要性もよく分かっている。そんな
ことは、勉強しなくても周りをみて、気が付くものなんだ。」
日本の場合、周りを見ても気が付くことは難しいですね。
》「カーミング・シグナル」ですか。今回のメールで、私がNの気持ちを
》分かってあげていないかもという思いを強くしました。こちらの要求ばか
》りをぶつけていたかも。考えさせられます。
試しに、コマンドを含め、言葉を一切使わない日を作ってみて
ください。もし力ずくで何かをしなければならなくなれば、今まで
それに代わることを言葉で行っていたことになります。
しつけは「何かをさせる」ことが目的ではありません。マナーを
犬本人に身に付けてもらうことが目的です。人間がいちいち指導
しているような状態は「しつけが出来ている」とは、私は考えて
ません。
どれだけ要求せずに、Nちゃんがいい子にしていられるかが、
しつけの達成度を表すと考えています。
犬を連れての旅行は、し易くなったと思いますが、これは「専用」
の施設が出来たからで、社会全般が犬に理解してくれるように
なったものだとは思わないでください。
「専用」施設は、あくまでも「練習用」くらいに考えてください。
ほとんどの失敗は大目に見てくれます。
しつけには、多くの経験が必要です。折角、練習用があるのです
から、どんどん使ってみてください。
そして、いつの日か「何処へ連れていっても恥ずかしくない犬」
になれるように頑張ってみてくださいね。
ワンワンパーティーに続いて、秋川とはNちゃんも幸せ者です。
泳げるようになったし、木も取ってくるなんて凄いですね。
これから色々なことをしてくれそうです。
オシッコをしてくれたのは良かったですが、ご飯の時に落ち着いて
いられなかったのは、人間の食事時間と認識してくれなかったの
かな。「まだまだ遊び時間でしょ。何やってんの、早く遊ぼうよ」
という感じだったのでしょうか。
これもテンションの(悪い意味での)高い状態です。折角、高い
のですから、これをいい状態に持っていく工夫を考えましょう。
川は、釣り針が落ちている可能性があるので、気をつけてくださ
い。その他、思わぬゴミや食べ残しもあるので、クンクンには
今まで通り充分に気を使ってください。
ところで、毎日の(人間の)食事の時間はどうしているでしょうか。
サークルの中ですか?。
まだ1歳ということなので、それでもいいと思いますが、N
ちゃんの落ち着きを見ながら、テーブルの横(または下)で待た
せるようにしてみたら如何でしょうか。はじめる時は不安かも
しれませんが、リードを着けてるなどすれば安心出来ると思い
ます。
Nちゃんのしつけ担当がKさん(奥さん)で、食事の準備や
片付けなどもKさんでは「テーブルの横(または下)で待つ」
というしつけがあやふやになります。このしつけをはじめる時は、
他の人に食事のことをやってもらうとか、出前を取った時に行い
ましょう。
しつけは、はじめが肝心です。はじめに「こうするものなのね」
と理解してくれれば、すんなりいきますが、「こうなのかな」
「こんなことも許されるのかな」と疑問を持つようになると、
Nちゃんは理解するのに時間がかかり、人間も何度も叱らなけ
ればなりません。
》ご褒美ポケット、とっても良いです。
》毎日愛用しています。
うーにーと格闘するようにしつけをやっていた7年前には、こんな
いいものはありませんでしたから、釣りのベスト(ポケットが
いっぱい付いている)を使いました。色々なオヤツを入れて、次に
何が出てくるか期待させたものです。
ご褒美ポケットも中に色々なオヤツを入れて、期待させてあげて
くださいね。
さて、先日お邪魔した時に感じたこと。
・土手に付いて
てっきりあそこは(近所なので)「慣れた場所」だと思ってい
ました。
Kさんが心配されているように、あそこには排泄物そのもの、
そして臭いがいっぱいあるでしょうから、あそこに毎日行って、
充分に臭いを嗅がせることは、マーキングに繋がる可能性は、
あります。
当分の利用法として、他の場所で出来るようになったコマンドを
あそこでやってみて完成度を確認するのがいいと思います。
その時に、いきなり始めるのではなく、当日説明したように、
まず気持ちを落ち着かせるために、リードの範囲だけでいいです
から、匂いを嗅がせてあげましょう。もちろん、その範囲に排泄物
がないか確認し、執拗に嗅ぐような場所があればそれは嗅がせるの
をやめさせてください。
もしかしたら、いつもは(日常的に)チェーンカラーを使って
いるのでしょうか。お教室でトレーニングを行っている最中です
から、日常でも使ってもいいと思います。
・クリッカー
本文中に大体書きましたので、参考にしてください。
本文に書いたように、いきなり「名前と笑顔」でクリッカーに
代えることは出来ません。初めのうちは「奇声と踊り」など、犬が
思わずやっていることをやめて、人間に注目したくなるようなこと
をしていました。そして人間の所に来た時に、オヤツなどその行動
を強化することを続ければ、すぐ来てくれる様になります。
次の段階は、それをトーンダウンし、最後は言葉(=コマンド)に
置きかえれば、恥ずかしい思いをしなくて済みます。
クリッカーの良いところは、この恥ずかしい思いをしなくていい、
というところです。その代わり、クリッカー=褒めているんだよ、
ということをしっかり教えなければ意味がないわけです。
・庭でのオシッコ
オシッコ場所の鎖が短く感じました。時間が許されるなら、
Kさんがリードを持って、お庭をウロウロして、最終的に
あそこへ行って、させてあげる形が理想だと思います。
もちろんこの時は、臭いを嗅ぐことはOKです。
トイレをする場所への消臭命令の散布は、臭いが納まるまで数日
続け、その後は、臭いが強くなった時に行えば問題ないと思い
ます。(<微生物のやることなので、言い切れないのです。)
先日伺った時、私の鼻ではほとんど臭いを感じませんでした。
庭のオシッコの臭いは、雨上がりなどにやってきますから、あの
後、臭ったかもしれませんね。
・庭のテーブル
当日お話ししたように、Nちゃんが「勝手に」上がることは、
やめさせましょう。人間が持ち上げるか、「テーブルに上がる」
というコマンドを作りましょう。そして「勝手に」上がることを
禁止してください。
無駄吠えをやめさせるトレーニングの1つに「吠えろコマンド」
を教えるという方法があります。いつも吠えている犬に、人間が
コマンドを出した時に吠えたら褒められる、コマンドがなければ
褒めない(叱るという考えもありますが、場合によっては逆効果
になることもあるので、とりあえず叱らないのが一般的な方法
です)。すると犬は、自分の意思のみ(コマンドがない)時に
吠えることが「勿体無い」と思うのでしょうか、コマンドがある時
以外は、あまり吠えなくなります。(コマンド頂戴!、と吠えて
しまうこともあるので、コマンドの与えるタイミングも犬の顔色
を見ながらやらないとなりませんが、)
「テーブルに上がる」コマンドは、これと同じ考えです。
アジリティーなどをお考えなら、このコマンドは先々利用する
ことが出てくるでしょう。
今週末も旅行に行くので、今回はこれにて失礼します。
01.08.03 Re: 突然失礼しました Kさん
ワンちゃんにとってやはり夏は大変な季節なんでしょうか。Nは最近良
く寝ています。午前中遊ばせてサークルに戻すとお昼になっても寝たまま
です。
トイレの事はやっと、「こんな感じでやっていけば良いんだなあ」と思え
るようになりました。あまり力をいれずにNに任せてみます。
クリッカー、始めてみました。
悪影響を与える事はないとのことですので、あまり悩まずに続けてみよう
と思います。
家事をする時に少しでもお利巧にしてもらおうと、大人しくしているとき
に鳴らしてみました。洗濯物干し、植木の水遣りなど一緒にしています。
初めのうちは、リードを持ちながらは大変でしたが、今ではだいぶお利巧
さんで傍に座っていたり、伏せてくれています。クリッカーの効果を実感
し始めています。
水遣りは、庭の方から玄関の方までホースを引いてあげているのですが、
ホースが長くて大変です。しまうのをNに咥えて持たせ、手伝っても
らっています。Nも、なかなかやるでしょう。ホースを咥えて持ってく
ると褒められると思って、何も言わないのに持ってくることもあります。
「テンション」の直訳は「緊張」だったのですね。
「気持ちの高まり」というか「興奮」というような意味だと思っていまし
た。「緊張」とは違いますね。
> 現段階でKさんが理解するべきことは、NちゃんがKさんに
> 充分に注意を払い、一生懸命考えている(<つまり緊張している)
> 状態を見れること、そしてそれを引き出せるようになることです。
トレーニングがうまくいっていないとき、よく考えます。場所なのか時間
なのか、内容なのか、私の気持ちなのかも・・・。
そういえば、ずいぶん前の事ですが、「凄い緊張感ある」といわれた事が
ありました。その時のNの状態や空気など覚えているのですが、その感
じが暫くの間出せなくて悩んでました。
> テンションが高い、といってもそれが人間に向いていない場合も
> あります。「あれは何かな?、調べてみよう」「思いっきり走って
> みよう!」「あれを追いかけてみよう」「この臭いは何かな」
> などなど、犬は自分が決めた課題を果たそうとすることがあります。
> そのような時もテンションは高くなります。そして、多くの場合、
> 人間の言葉は耳に入りません。
Nは、それが多くて、困っていたんですよねえ。
良くなってはきていますけど。
> 犬が熱心に何かをしている(<つまり緊張している)時に人間の
> 言葉が耳に入るようにするのも、トレーニングの大きな課題の1つ
> になりますが、ここでとてつもない苦労をしないために「名前」と
> いう事柄に力を入れてきてもらったわけです。
大切な事だと心にとめています。でもまだまだです。
> サークルから出る時間が増えると、叱る機会も増えると思います。
> この時、しっかり叱ってあげてくださいね。あやふやにすると
> 心理的にも戸惑いが生じるし、叱る回数が増えてしまいます。
確かに。なるべく叱る回数は少なくと心がけていますが、どうしても増え
ますね。
> それと、叱らずに済むような配慮も忘れないで下さい。
解かりました。
> 「ああいう気取った人でも、犬を叱る時はしっかり叱るもの。
> 一緒にいたいから、しつけの必要性もよく分かっている。そんな
> ことは、勉強しなくても周りをみて、気が付くものなんだ。」
>
> 日本の場合、周りを見ても気が付くことは難しいですね。
そうですね、難しいです。
躾について興味を示す人が全くいません。飼っていても犬と常にいっしょ
に行動をしたいと考える人がいないです。それは初めから出来ないと考え
ているようです。
盲導犬とか、介助犬とかも見ませんものね、普段は。私はお店でとか、外
でも一度もみたことありません。
何につけても日本は遅れていますね。
> 犬を連れての旅行は、し易くなったと思いますが、これは「専用」
> の施設が出来たからで、社会全般が犬に理解してくれるように
> なったものだとは思わないでください。
そうですね。
理解されてはいないですね。
> そして、いつの日か「何処へ連れていっても恥ずかしくない犬」
> になれるように頑張ってみてくださいね。
努力します。
「周りを見て気付ける」ようにするには私達がその「周り」にならなけれ
ばいけないのかもしれません。どこまで出来るでしょうか?
> ところで、毎日の(人間の)食事の時間はどうしているでしょうか。
> サークルの中ですか?。
朝はサークルの中。昼も。夜はキャリーに入って寝ています。
いずれも大人しくしてくれている事が多いです。きっと構ってもらえない
時間だと解かったんでしょう。少し前までは落ち着かない事もありまし
た。
> ちゃんの落ち着きを見ながら、テーブルの横(または下)で待た
> せるようにしてみたら如何でしょうか。はじめる時は不安かも
お茶の時間など短い時間で済む時からやってみます。
今日、テーブルにつかずにTとバナナを食べようとしたら興味津々で
まとわりつき、跳びつきで困りました。人間もお行儀良くしなくては。
> ・土手に付いて
> てっきりあそこは(近所なので)「慣れた場所」だと思ってい
> ました。
いいかげんに「なれた場所」にしたいですけど、あそこはこの辺のワン
ちゃんの散歩コースになっていて、おしっこもうんちもいっぱいです。
去年雪が積もった時に行ってみたらあちこちに黄色い跡が・・・。そして
うんちまで・・。神経質になってしまう場所なんです。
> もしかしたら、いつもは(日常的に)チェーンカラーを使って
> いるのでしょうか。お教室でトレーニングを行っている最中です
> から、日常でも使ってもいいと思います。
お散歩やトレーニングの時は使うようにしています。遊びに行く時は使っ
ていません。
やはりチェーンカラーを使う方がこちらの気持ちが伝わっているし、N
の気持ちもこちらに向いてくれるようです。
> ・庭でのオシッコ
> オシッコ場所の鎖が短く感じました。時間が許されるなら、
> Kさんがリードを持って、お庭をウロウロして、最終的に
> あそこへ行って、させてあげる形が理想だと思います。
> もちろんこの時は、臭いを嗅ぐことはOKです。
出来る時はそうしてあげたいと思います。
>・庭のテーブル
> 当日お話ししたように、Nちゃんが「勝手に」上がることは、
> やめさせましょう。人間が持ち上げるか、「テーブルに上がる」
> というコマンドを作りましょう。そして「勝手に」上がることを
> 禁止してください。
そうします。
今はまだ「なんで?」と思っているようで、まだ上がろうとしていますが
直していきたいと思います。
良くなかったですね。そう言えば公園に行ってもすぐにベンチに載って私
の横に座ったりしてました。
> アジリティーなどをお考えなら、このコマンドは先々利用する
> ことが出てくるでしょう。
アジリティは熱がさめてしまいました。私たちには大掛かり過ぎます。お
遊び要素のもっと多いものを見つけます。川遊びや、ワンワンパーティの
ような。
今日は高崎から母と甥っ子が来ます。
暫く会っていなかったのでちょっと変わったNを見てどんな反応を示す
か楽しみです。沢山遊んでもらえるといいんですが。
01.08.12 Nちゃんにとって、楽しい夏休みかな? 弓削
今年の暑さは、困りますね。ちょっと涼しいと思っても30度。
人間は「大したことない」と思っても、うーにーにとっては、
暑くてたまらないようです。
クリッカーを上手に使っている様で安心しました。
先日お話したように「そう、それはいいことなんだ!」という
言葉にすることが出来れば、その効果は増してゆくはずです。
人間だって、いいことをすれば気持ちがいいし、それを人に
「そう、それはいいことなんだ!」と言われただけで、更に気持ち
よくなるものです。
水遣りの時のホースを持ってくれるなんで、なんていい子、なんて
お母さん思いなんでしょう!。
犬に何かを教えるというのは、確かに「まず」5コマンド、という
ことはあります。しかしそれは「まず」であって、それが出来ても
日常の役に立たないし、犬自身が判断して行動出来る様にならな
ければ、人は常にコマンドをかけなければなりません。
ホース持ちのように、人のことを手伝うことを教えると、より人間
の気持ちがわかってくれるようになるものです。そしてどんどん
色々なことを手伝ってもらうことにより、一緒の時間が増え、一緒
に作業することが増え、さらにどんどん言葉が通じるが如く、意思
の疎通ができるようになってゆきます。そして「疎通」だけでなく
「気配り」もするようになってきます。
》「テンション」の直訳は「緊張」だったのですね。
》「気持ちの高まり」というか「興奮」というような意味だと思っていまし
》た。「緊張」とは違いますね。
本などで日本語にしない(「緊張」と書かない)ことを考えれば、
日本語の「緊張」とはちょっと違うのでしょう。Kさんが書か
れているように、「気持ちの高まり」というか「興奮」という
ような意味も含まれていると思いますが、私は特定のものに対して
集中した状態、と考えています。
つまり「特定のもの」という「方向性」とKさんが書かれている
ような「高まり方」の「程度」というものがあり、それを人間が
理解し、コントロールしてあげるべきだと考えています。
色々なもに対する興味が多いのをやめさせるには、好奇心を満足
させてあげればいいのですが、一番簡単な方法は、時間をかけて
充分に遊んであげることです。しかしこれは、現実問題的には
難しいものです。
少しの時間でそれを解消するには、出来るだけNちゃんに頭を
使ってもらって一緒に遊ぶ、つまりトレーニングすることです。
この時、気持ちを人間に向けさせて、出来るだけ気持ちを昂ぶら
せるようにしてあげましょう。
それには「出来そうで出来なくて、でも最後には出来る」ような
ことをやり、最後に出来た時に一緒に喜んであげる、つまり、N
ちゃんが主人公のような気持ちにしてあげることが大切です。
クリッカーを使うことにより「いいこと」を幾つも教えることが
できてくると思います。それを組み立てて、人間に役立つことを
教え、その結果、どんどん褒めることが多くなり、Nちゃんも
鼻高々というようにもっていきましょう。
》躾について興味を示す人が全くいません。飼っていても犬と常にいっしょ
》に行動をしたいと考える人がいないです。それは初めから出来ないと考え
》ているようです。
私もそれを感じます。これが日本の文化としての遅れだと思い
ます。日本人の感覚は、人間のコマンドを実行するだけが犬の
能力とみているところがありますね。
たまに人間のいうことを理解しているかように反応する犬を見る
と驚いたりしますが、それはどんな犬にも備わった能力で、人間
に解り易い反応をするように強化されているか、どうかだけの
違いだということが解っていないようです。
ですから「しつけが大変だから外飼い」というトンチンカンな
ことをいう人がいるのでしょう。
》盲導犬とか、介助犬とかも見ませんものね、普段は。私はお店でとか、外
》でも一度もみたことありません。
盲導犬は、外を歩いているのを見たことはありますが、お店で
一緒になったことはありません。介助犬は、指で数えられるくらい
の数しかいないみたいだし、法律的に認められていないようなので
尚更見る機会が少ないようです。
ある盲導犬協会の方からこんなお話をききました。
若い方がやっとユーザーになれると喜んでいた。しかし何日かして
断りの連絡が入った。理由を聞くと「自分がいつも行っている店
などで、盲導犬の話しをしたら幾つもの場所で、連れてこないで
くれ、と言われた」という。
結局、行動の余裕のある高齢者か、周囲に理解を取り付けることが
できるような人がユーザーになり、「みんなが」「普通に」に利用
することはまだまだ難しいみたいです。
》> そして、いつの日か「何処へ連れていっても恥ずかしくない犬」
》> になれるように頑張ってみてくださいね。
》
》努力します。
そんなに肩肘張って考えないで下さい。それでは多くの犬の先生方
と同じ過ちをしてしまいます。
犬を迎えたのは「楽しむ」ためです。常に楽しむことを考えて下さ
いね。もし「努力」という言葉を使うならば、楽しいことを探す
努力、それに繋げる努力をしてください。
クリッカーの本は、特定の行動を強化付けるものですが、それと
同様に日常を考えて下さい。そして目的は「楽しむこと!」に
しましょう。
人間の食事時は、Kさんがお考えのように、短い時間で済む
ことから行うのがいいでしょう。
その間は、Nちゃんに動かないようにしてもらいましょう。
「フセ」を続けてもらうのです。Kさんは、Nちゃんを監視し
動いたら「フセ」をさせてください。時間の長い「達磨さんが転ん
だ」だと思ってやってみてください。堅苦しく考えずに、ゲームと
思ってやってみてください。
で、たまに普通の食事の時に行うのもいいと思います。ただし、
Kさんが落ち着いて食事が出来ないと思いますので、ある程度
出来そうになったらやってみてください。
ここで気をつけることは「たまに」やることです。「いつも」やる
ようにはしないで下さい。そういう時もあるし、サークルやケージ
の中の時もある、と柔軟性をもって覚えてもらいましょう。
もし、Kさんの指示に従わない場合(「フセ」といっても実行
しない場合)は、すぐにサークルなりケージに戻ってもらいま
しょう。
》今日、テーブルにつかずにTとバナナを食べようとしたら興味津々で
》まとわりつき、跳びつきで困りました。人間もお行儀良くしなくては。
こういうことってありますね。
犬が何が悪戯やお行儀悪いことをやった時、人間のお行儀の悪さ
を再認識させられるとこがあります。これが「犬に教えられる」
ということの一つだと、考えています。
Kさんが土手での散歩をご心配なさる気持ち、よく分かります。
少しずつ慣れさせてください。Nちゃんも大人になってくれば、
今ほど、臭いに興味を持たなくなると思います。
やはりお散歩の時は、チェーンカラーを使っていたのですね。
それなら当日のNちゃんの反応が理解できます。
今はトレーニング中ですから、使ってもいいと思いますが、
24時間着けているものではありませんから、最終的には、
何も着けていない状態で、気持ちのやり取りができるように
頑張りましょう。
それには「Mさんと・・」に出てくる「第3の目」をもっと
意識して接してあげてください。
しつけというのは、自分達家族がどんな生活をするかによって
変わります。Nちゃんとどういう生活をしたいのか、それを
具体的に考え、日常に反映してください。
例えば、川遊びをして BBQ をすることもあるから、テーブルに
勝手に乗ることは許さないようにしよう、とか、リードが外れて
も車に轢かれないように、呼びが効く様にしよう・遠隔でのマテ
が出来るようにしよう、などなど色々あります。
先に書いた、食事時に待ってもらうということもそうです。何事も
「家で出来ないことは、外でも出来ない」と思ってください。
つまり、家では外以上にいい子でいてもらうようにすることが大事
なのです。(これも日本人は、苦手みたいですね。)
子供達は夏休み、Nちゃんは遊んでもらえる機会が多いと思いま
す。いい子になった分、いっぱい遊べたかな?
01.08.22 Re: Nちゃんにとって、楽しい夏休みかな Kさん
台風ですね。この風雨の中 T は学童です。
ひまわりはすでに倒れてしまいました。これからがまだ大変そうですね。
お返事遅くなってしまいすみませんでした。
クリッカーは、お散歩やトレーニングの時に私なりのやり方でしかないか
もしれませんが、使っています。
お散歩中、こちらをよく見てくれるようになりました。クリッカーのせい
なのか、トレーニングの成果なのか、大人になってきて落ち着いてきたか
らなのか、私には判断できません。でも、私が以前より、褒めるタイミン
グをうまく伝えられているというのが安心できる感じです。
> 色々なもに対する興味が多いのをやめさせるには、好奇心を満足
> させてあげればいいのですが、一番簡単な方法は、時間をかけて
> 充分に遊んであげることです。しかしこれは、現実問題的には
> 難しいものです。
時間をかけて遊んであげるのが一番だというのはよく分かります。
遊んであげた時間や密度分、Nがこちらに注目するようになって
きていると感じます。
> 少しの時間でそれを解消するには、出来るだけNちゃんに頭を
> 使ってもらって一緒に遊ぶ、つまりトレーニングすることです。
> この時、気持ちを人間に向けさせて、出来るだけ気持ちを昂ぶら
> せるようにしてあげましょう。
これが大切だとはよく分かっているのですが、暑いとダラダラしてしまい
ますね。私のダラダラがNに移っていることも良くありますが・・。
日によって、Nのテンションは違うのが良くわかります。高ぶらせてあ
げるのも私の役割。トレーニングの後、「今日は良かったワ」と思える日
は、1日気分が良いです。
> それには「出来そうで出来なくて、でも最後には出来る」ような
> ことをやり、最後に出来た時に一緒に喜んであげる、つまり、N
> ちゃんが主人公のような気持ちにしてあげることが大切です。
盛り立ててあげることですよね。
最近のNは、「捜せ」に燃えています。張りきって捜しますが、とって
もヘタです。でも、一生懸命捜しています。見てると面白いです。
> クリッカーを使うことにより「いいこと」を幾つも教えることが
> できてくると思います。それを組み立てて、人間に役立つことを
> 教え、その結果、どんどん褒めることが多くなり、Nちゃんも
> 鼻高々というようにもっていきましょう。
そうですね。
私たちの生活の中で、Nの役割が出来てくるときっとより家族らしく
なってくるのではと思います。水遣りの時のホースはたまたま思いつきま
したが、(まだあまりうまく出来ないんですけど)Nの仕事にできるこ
と、どんな事があるかなと考えます。
でもなかなか思いつかないです。
> ですから「しつけが大変だから外飼い」というトンチンカンな
> ことをいう人がいるのでしょう。
みんなそういう理由で外飼いにするみたいですね。
「しつけをして、一緒に○○をしたい。」と考える人とは、あまり会う
機会がありません。自分が楽しみたい時だけ相手をしたい、という考
えの人が多いんでしょうね。
・・・あ、私もそうでした。
先日のお散歩中に、飼い主さんが自転車でワンちゃんはノーリードの人に
会いました。ワンちゃん(柴犬)はNに近づいてきて少しの間ちょっか
い出していましたけど、飼い主さんがちっちゃな声で「行くぞ」というと
何事も無かったように飼い主さんの自転車の横に付いていきました。3歳
といっていましたが、可愛いバンダナをして、子供のようなかわいらしさ
があってとても毛並みもよく大切にされているように感じました。
あんな素敵な飼い主さんとワンちゃんもいるんだなあと、とってもいい気
分でした。
> ある盲導犬協会の方からこんなお話をききました。
> 若い方がやっとユーザーになれると喜んでいた。しかし何日かして
> 断りの連絡が入った。理由を聞くと「自分がいつも行っている店
> などで、盲導犬の話しをしたら幾つもの場所で、連れてこないで
> くれ、と言われた」という。
> 結局、行動の余裕のある高齢者か、周囲に理解を取り付けることが
> できるような人がユーザーになり、「みんなが」「普通に」に利用
> することはまだまだ難しいみたいです。
そういうお話を聞くと、とても悲しくなります。
先日もテレビで、日本で資格を取った介助犬は電車に乗れるのに、アメリ
カで資格を取った介助犬は乗れなくて、飼い主さんが苦労している、と
いうのを見ました。
結局日本の介助犬の団体でいろいろ取り計らってもらって試験的に乗って
みるというところまで進んだということでしたが、許可が下りたかどうか
はその時はやっていませんでした。(弓削さんも見ていましたか?)
本当に悲しいですね。
> そんなに肩肘張って考えないで下さい。それでは多くの犬の先生方
> と同じ過ちをしてしまいます。
> 犬を迎えたのは「楽しむ」ためです。常に楽しむことを考えて下さ
> いね。もし「努力」という言葉を使うならば、楽しいことを探す
> 努力、それに繋げる努力をしてください。
いつも忘れかけていた頃に、ポン肩を叩いてくれますね。
私もしていたワンちゃんに対する誤解を解きたいという気持ちがいつ
もあります。でも、今のNと私の関係ではなかなか伝えられない。
頑張らなくっちゃという感じでした。でも、楽しめなくてはいくらお利巧
なワンちゃんでも、興味はもたれませんね。
> Kさんが土手での散歩をご心配なさる気持ち、よく分かります。
> 少しずつ慣れさせてください。Nちゃんも大人になってくれば、
> 今ほど、臭いに興味を持たなくなると思います。
それを聞いて安心しました。Nのクンクンは、暇さえあればやりたいよ
うで、やめさせるのはなかなか大変です。いつも相手をしているか、おも
ちゃを与えているか、何か興味のあるものが近くにあるかしないとさせな
いでいるのは難しいです。
でも、あの土手での散歩は時々させてみています。その度に前ほどではな
いなと感じるので、そのうち慣れていってくれると思います。
> やはりお散歩の時は、チェーンカラーを使っていたのですね。
> それなら当日のNちゃんの反応が理解できます。
クンクン凄かったですものね。
もうちょっと良いところを見せたかったです。
> しつけというのは、自分達家族がどんな生活をするかによって
> 変わります。Nちゃんとどういう生活をしたいのか、それを
> 具体的に考え、日常に反映してください。
> 例えば、川遊びをして BBQ をすることもあるから、テーブルに
> 勝手に乗ることは許さないようにしよう、とか、リードが外れて
> も車に轢かれないように、呼びが効く様にしよう・遠隔でのマテ
> が出来るようにしよう、などなど色々あります。
みんなそうしたいです。とりあえず、いろんな人に可愛がってもらえるよ
うに大人しく座って待てるようになりたいです。
時々近所の方に近付いてもらっておやつをもらったりしているのですが、
最初が凄くて、大変です。でも近所の方にも何回か話をしているうちに
心得てくれて、ちょっとしたトレーニングになっていると思います。
お散歩の途中で子供が近付いてきてかまってもらえることもありますが、
そういう時は意外と大人しくなってきました。(私が抑えています)小学
生などは「ワンちゃんに近づくときはこうしてね。」というと「そう
かー。前は頭の上から手を持っていったから噛まれそうになったん
だー。」と、とても感心して聞いてくれて・・、子供は素直で可愛いな
と思います。
夏休み中は仕事が忙しく、残念ながら皆で遊びにというのがなかなか出来
ません。お盆も、子供と散歩くらい。でも、うちの前の土手を下りて浅川
で水遊びなんかしてみました。
Tは服を着たまま寝転び、Nも走り回りました。泳ぐほどの深
さはないので、丁度いいのです。川底にある木を咥えようとして鼻からぶ
くぶく息を吐きながら顔をつけてると、T が感心していました。
朝は私たちの朝食が終わるとNをサークルから出しています。
私が部屋を出る事もありますが、TにNを任せても大丈夫に
なってきました。出している間はリードをつけて、自由にしているので
T にも扱い易くなったようです。
Tは何が変わったのか自信がついてきて、もうNで情けない声
を出す事は殆どなくなりました。多少痛い思いをしても「イッテー。でも
平気だよ」と我慢してます。夜のトレーニングも相変わらず、偉そうに
やってます。
躾教室は、20回目が終わり、また延長しました。
今までしてきた事の復習と「付けで歩きながら待てをかけ、犬だけを待た
せる」や、「立て」などをしています。これからは、血統書に資格として
書き込めるような試験があるので、それに挑戦する事を目標としてやって
みたらと言われました。
あまり硬く考えず、出来ればやってみたいと思っています。
今、体重が13キロになりました。前回の教室ではこれ以上は太らせない
方がいいですねと言われてしまいました。最近体型ががっちりしてきたよ
うには思っていたのですが、ちょっとショックです。おやつが多すぎるの
かもしれません。トレーニングの時など今までより気を使うようになりま
した。
19〜21日は、私とTだけで実家に帰りました。
20日が実家の町のお祭りなんです。主人とNも一緒の予定だったので
すが、仕事の都合がつかず、残念でした。
主人とNだけの3日間、遊ぶ時間はあまり取れなかったようですが、楽
しく遊んでくれたようです。たまにはこういうのもいいかな。
実家の弟夫婦の家は子供3人で下の子がまだ2歳。
奥さんは毎日大変そうです。
色々手伝いながらも、Nの世話がない分私はとても楽でした。いつの間
にかTは全く手がかからなくなっていたことに気がつきました。
去年のこのお祭りの日、Nを連れてきてもらい飼い始めたのです。
Nとの生活も1年経った事になります。
今、Nは目を細くして眠そうに私を見ています。
あ、白目になって寝ちゃいました。
世の中では「ペットも家族」と言われるようになりました。しかし
犬という家族とどのように暮らすかがあまり分かっていないのが現状です。
家族という言葉を出す他は、あまり具体的な話が見えません。
そんな現状では、真面目に犬を家族と考えているKさんのような方が
悩んでしまうのです。
犬を迎えるのは、自分が楽しむためであり、犬にも楽しんでもらう
ためであることを常に忘れないで欲しいです。
そして、そのために(日本の現状では)勉強をしなければなりません。
そうしなければ、自分が楽しむだけの生活に向かい、結果は、人も犬も
楽しくない生活になってしまいます。
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