1・・・・・・・・10・・・・15・・・・・・・・・・・・ 「しつけ?」へ戻る
■ 犬にあわせる ■
充分にいい子になってきたNちゃん。
次の段階は、KさんがNちゃんのことを勉強して、Nちゃんが
分かり易いような、コミュニケーションのとり方をすることです。
これにはちょっとしたお勉強が必要になります。
犬がどういう時に、どんな方法なら分かり易いのか、を勉強しなければ
ならないわけです。
それは「犬にあわせた」コミュニケーションのとり方になります。
「そんな犬本位の付き合い方でいいの?」と疑問をもたれる方も
いらっしゃると思います。もちろん、犬本位ではいけません。
犬にあわせるのは、一時的なことです。その後、人間にあわせて
もらいましょう。
01.03.02 Re: もうすぐ、春ですね Kさん
日が高くなってきて、花が元気になってきました。
虫も出てきています。花が食べられていたりして。
いい季節がやってきますね。
週末の実家行き。
しつけ教室でもキャリーでの移動を勧められたので、そうして
みました。キャリーに乗るのは嫌がりますが、バタバタするのは
初めのうちだけで、2時間半の(Nにとっては)長旅をとてもお
利巧さんでいてくれました。眠っちゃったみたいです。
実家では家にあるのと同じようにサークルを作って入れてあげ
ると、おしっこもうんちもすぐにそこでしてくれて、心配事は一つ
クリアされました。
でも、初めのうちは全く落ち着かず、サークルの中でぴょんぴょん
跳んで、人が前を通るたびに立ち上がる、です。皆にサークルの
上からかまわないように頼んで少し良くなりましたが、暫くはぴょ
んぴょんは収まらずでした。
あいにく雨だったので、お墓参りは連れて行けませんでしたが、2日
目に私のいとこが飼っているラブラドールの2歳の男の子と遊ぶ機
会がありました。(わざわざ草加から来てくれました。)
鼻を突き合わせたり、お尻の匂いを嗅がれたりしながら、特に仲良
くというわけではないですが、お互いにちょっかいを出しながら近くの
公園まで散歩に行きました。
クンクンはしていましたが、しない時も増えてきたように感じます。
クンクン以外の外での楽しみに気付いてくれてきているのかと思い
ます。
ラブ君とても可愛かったです。
2歳というともう大人ですよね。でも幼さのある顔をしていて、しぐさも
子供っぽさがありました。「とっても可愛いからテレビでも出れると思
うの」と飼い主のお母さんが言っていました。親バカ!
子供の時にサークルにはさまれて、いやな思いをしたそうで、金網系
が苦手だそうです。
朝のうちに子供達と近くの児童公園に行って、その後またラブ君と公
園にで、午前中はいつも寝ている時間も遊んでいたので、疲れたの
だと思います。帰りの車中でも眠っていたようですが、家に着いても
夜ご飯の時だけ起きて、あとは爆睡でした。
ラブ君も同じだったそうです。
実家の家の中ではサークルから出すと、暴走してしまいそうなのでリ
ードをつけてちょっと出しただけです。座らせて、おやつをあげてもらい
ました。1歳半の子も怖がらずに楽しんでいましたが、私はとても気を
使いました。
子供がいない時に母がリードをつけて出していましたが、引っ張りま
わされていたようです。知らないうちに子供のおもちゃを咥えていて、び
っくりしていました。
子供が4人、大人が5人にワンコが一匹。途中でお客さんが来たりで
にぎやかというより騒々しかったです。
トイレは、全く失敗しませんでした。外でもしませんでしたが、今回それ
がNにとって無理な我慢をさせるような事にはなっていなかったと思
います。
としても、外でもできるようになった方がよいのですよね。
トイレにコマンドをつけることは続けていますが、まだ外では試してい
ません。そろそろ試してみても良いのですね。
しつけ教室は、トレーニングは30分くらい、後はお話をしたりで45分くら
いの短い時間ですが、行く度に新しい事が見えてくるようです。
2回目は、前回の「来い」から「座れ」「待て」をさせて、待たせたまま身体
を撫でる、をしました。Nは、身体を触られることを怖がっているようだ
と言われました。それは私も少し感じていましたが、改めて言われてみる
とそういうこともNと私たちが近づけない一つの原因なのかもと思いま
す。何回かやっているうちに、出来るようになりました。これができる事で
また私の気持ちも変わってきます。
3回目の今日は「待て」の練習です。
初めは前回までの復習をしたのですが、今日はとにかくクンクンが凄くて
私も先生も、Nを注目させるのに大変でした。
Nの場合、外と室内両方でトレーニングした方が良いとのことで、前回
は外で、今回は室内ででした。
「座れ」「待て」で待たせて、Nの周りをまわってつけの位置にもどりご
褒美。や、待たせてからおやつを落としNの周りをまわってから「OK」。
待たせて離れ、リードをクイクイ曳いてから戻り、ご褒美。などです。
このトレーニングになるとクンクンは大分収まり、集中してできました。
トレーニング後に先生と話をしている時、初めはクンクンしていましたが、
そのうち私の横で座って待っていてくれて、その事を褒められました。
いつも始まった時は、「やれやれこんなでは・・・」と思うのですが、最後に
は「良かった」と思える状態にしてくれます。
朝の散歩の時間はトレーニングの時間に変わりました。
外ではクンクンばかりだたのに、家の前の道でボールで遊んだりしなが
ら「ボールを持ってくる」が出来る様にまでなりました。もちろんまだ100
%ではありませんし、匂いが強そうな所ではクンクン始めてしまいますが
こちらを注目できるくらいたっぷり遊んであげた後だと成功率が上がるこ
とも気がつきました。
途中でボールを放してしまってこちらに来てしまった時は、「あれ?」とか
「ボールは?」というと、「あ、いっけない」という感じで取りに戻ってくれま
す。凄い!
夜のトレーニングの時間。
遊びを楽しくやってその中でいろいろコマンドを使っていけるように考えて
います。サッカーをしたり、昨日は「持って来い」をTと競いました。
私がボールを投げて、NとTに取りに行ってもらって、先にゲットした
方に座らせてご褒美。Tは犬になってしまいました。Nのおやつの
きびなごが大好きなんです。こんな遊び悪くないですか?とっても盛り上が
るんですけど。
> まだまだ目に鱗が張り付いているようです。それを2,3枚
> 剥がせば、きっと私の書いていることの真意が分り、分ると
> その先が見えてくると思います。
張り付いているであろうことはよく分かってます。
それはどんな鱗なんでしょうかね。
なんだか、皆Nの方から働きかけてくれて、私が気付かされていてあ
りがとう、です。
> 他に興味がある時に、人間の呼びかけに応えない、ということが
> そのうちなくなります。その時、何が変わっているのか、その変化
それは必ずなくなるものなのですか?年齢を追うに連れてというものなの
でしょうか。トレーニングをしていればということですか?
> に気がついてくだされば嬉しいです。そして、それを多くの人に
> 伝えて欲しいと思います。ヒントは「笑顔と名前」です。
そうなってくれたらとっても嬉しいです。
伝えられるようになりたいです。
> ということは、Nちゃんはご主人の目をみないのですね。
> (別にNちゃんが特別なわけではありませんが)これでは、
> 人間がどうして欲しいかを聴く耳持たない状態です。
> それには「笑顔と名前」(<いい加減しつこい?)。
「笑顔」と「名前」・・・鱗をとりたい。
> これはご主人にそれらをやってもらうことよりも、一番接している
> 時間が多いKさんが、まずやることです。KさんはNちゃん
> から見た「人間」の一般的なモデルになっているからです。
私次第・・・ですね。
しつけ教室に行くようになってから笑顔と褒めることのイメージが変
わってきました。今までの笑顔と褒め方では、Nには分かり易くな
かったかもと思います。笑顔も褒めるも大げさにやってあげなくちゃ
分かりにくかったのかも。
>
> そろそろ、家の中でもクレート・トレーニングをしましょう。
> 第一歩は「ご飯をキャリーの中で食べる」です。食べたらそのまま
> 1時間くらい、キャリーの中で過ごしてもらいましょう。これを
> 覚えてもらっておくと、後々便利です。
これはいきなり1時間始めちゃって良いのでしょうか?
「ご飯をキャリーの中で食べる」のは、初めにNをキャリーに入れ
ておいてからご飯をあげるのですか?ご飯を入れたキャリーにN
を誘導する?すみません。変な質問で。
強い叱り方をしています。
遊びがエスカレートして興奮し歯があたる時、興奮して執拗に跳び
つくときなど。以前ほど大変ではなくなりました。私が慣れてきたの
かも。で、強く叱った後はコマンドも良くきくようです。私は強い叱り方
に抵抗がありましたが、それも犬についての理解の無さだったのか
もとも思います。叱った後歯を立てることも無くいやな思いも残りま
せん。(こちらだけかなあ)
また、リードを放してしまったワンちゃんがNのところに走ってくると
いうことがありました。今度はラブラドールです。
大きい犬なので怖かったです。
ノーリードのワンちゃんってこんなに頻繁に会うものなんでしょうか?
今回は中学生くらいの子が連れていたワンちゃんで、リードはつけ
ていたようですが、何かの拍子に放してしまったようです。
ダックス君の時は、飼い主さんが呼んでいましたが、今回は呼びもせ
ず、黙って追いかけてきました。
どちらの飼い主さんも、あまり大変な事をしたとは思っていないように
感じたのですが、そういうものなのかなあと考えてしまいます。
> 》グーっとこちらに注目という感じがなくなってきているんです。
>
> これをどうとらえるかは、教室の先生にお任せしましょう。
> きっといい波がくるように、してくれるでしょう。それには、
> 先生に積極的に相談しましょう。
先生には伝えてあります。でも、何が良かったのかはわかりませ
んが、また注目度は上がってきています。
あ、今日我慢できなかったみたいで、庭でうんちをしました。たくさん
褒めてあげました。しつけ教室に行った後だったんです。もしかして、
しつけ教室でのクンクンはうんちがしたかったのかしら?
ごめん、N。わからなかったよぉ。
物凄い量だったんですよ。いつもの2倍くらい。
今日、「ポチタマ」がありましたね。
Tが、興味深く見るようになりました。色々な芸をするワンちゃ
んを見て、「Nもなんか出来るようにならないかなあ」と言っています。
なにか面白い事出来るようにさせたいです。考え中。
上下のメールの間に、商品発送などのメールのやり取りがありました。
そのメールの中で、しつけに関する話が3点あったので載せておきます。
1.フレキシを使うときは、手首を痛めないように気をつけてください。
2.オヤツによってNちゃんのやる気が明らかに違うことに、Kさんは気付く。
3.クレート・トレーニングを始めてみたKさんからのメール
前のメールに、クレートトレーニングの事質問していましたが
ちょっとやってみたらうまくいってます。
ご飯が見えると自らキャリーの中に入っていくし、今日は朝夕
に15分中に入っていてもらいました。気付いたら、中で目は開
けたままですけど、寝てました。
なんだか1時間でも大丈夫そうです。
Nっていい子だわ。
01.03.12 大変おそくなりました 弓削
3日の週末は、真鶴に遊びに行きました。
土曜日は有効に遊ぶことが出来、うーにーは満足の様子。
(宿ではグッタリ。)日曜日は雨だったので、宿を出ると
そのまま帰宅。それでも、うーにーは満足の様子。歳を感じます。
ご実家行きは、特に問題も起きずに過ごせたようですね。これから
少しづつ、色々な楽しいところへ一緒にお出かけしましょう!
それには、車の中でキャリーに入ってもらうことも覚えておいた
方がよさそうですね。個人的は、必須とは思いませんが、お互い
楽だし、落ち着くと思います。それには、クレートトレーニング
です。
食事&食後のクレートトレーニングについて、「きなり1時間始め
ちゃって良いのでしょうか?」という質問ですが、答えは「そう
です!」。いきなり1時間やってください。Nちゃんの性格から
考えると、それがいいと思います。
次の質問、「ご飯が先?、Nちゃんが先?」ですが、まだN
ちゃんにはクレートに入ってもらうコマンド(一般的な言葉は
「ハウス」)も決めていないのでしょうか。もし、そうである
ならば、先生に相談して、その言葉を決めてもらいましょう。
(また変えられると、面倒ですから。)そして、教え方も教えて
もらうといいでしょう。
それが出来たら、「そのコマンド」>「クレーの中で食事」>
「食後1時間は待ってもらう」という感じで行えばOKです。
ご実家で、サークル内で排泄をちゃんと出来たことは、よかった
ですね。これが確認できたことは、大きな収穫です。
初めのうち、落ち着かないのは「初めての場所」だから当然です。
外ならば、初めて場所では、落ち着かずに臭いを嗅ぎまわることを
既にご存知だと思います。それと同じです。人がいれば、人を確認
したがるでしょう。もちろん室内の臭いも嗅ぎたがったと思います。
経験を重ねれば、落ち着くまでの時間は、短くなります。
わざわざ、会いに来てくれたラブとの挨拶は、その程度でいいと
思います。犬同士は、人間の感覚でいう「仲良く」ということは
しないと思っていいです。お散歩ならば、それほど離れずに一緒に
歩ければ、それが「仲良く」ということと思ってください。「仲良
く」なれない者同士は、それが出来ません。
クンクンは、外での不安というのが一番の原因だと思います。
年上のラブ君のお陰で、少しは安心して行動できたのでしょう。
テレビに出ることは、それほど難しいことではありませんが、犬に
対して無理な注文を付けられることがあるので、あまりお勧めできる
ことではありません。テレビに出してあげることよりも、一緒に
色々な体験をすること、させてあげることが、実りのある犬との
生活だと考えています。
若い犬は、旅行から帰ると泥のように眠りますね。7歳間近くの
うーにーは、そこまで深く眠らないようになりました。スタミナの
回復も遅いような気がします。
若いうちに色々な所へ一緒に行き、色々楽しいことを体験してくだ
さい。若さのあまり、有り余るエネルギーを爆発させて、思わぬ
ことをしてくれるものです。(事故にも気を付けなければ、なり
ませんけどね。)
ご実家で「サークルから出すと、暴走してしまいそうなので・・」
ということですが、もし許されるなら、ほんの少しだけ暴走させて、
その後、Kさんがコマンドにより落ち着かせてもいいと思います。
コマンドが耳に入らなかったら?、その時の対処の仕方は、もう
分かっていると思います。そう、強いアプローチです。
でも、そんなことしたら、一歳半のお子さんが、恐がってしまうかも
しれませんね。状況を判断しながら、Nちゃんに接してください。
それを重ねることにより、Nちゃん自身が状況を判断できるように
なっていきます。
トイレ・トレーニングは、まずまずの進み具合という感じのよう
ですね。次の段階の「外で」「コマンドに従って」出来るように
なることの必要性に付いて、書いておきます。
今回のように、外に長時間いることも必要になると思いますが、
宿泊施設によっては「室内でトイレをさせないで下さい。」と
注意書きがあるところもあります。部屋が狭いと臭いがこもって
しまうのでしょうね。また、車での長時間の移動の時も必要に
なってきます。
躾教室から帰って来て、ウロウロクンクンした時に、コマンドを
かけてあげれば、分り易かったと思います。はじめのうちは、
「コマンドをかけた時、偶然に成功するのを待つ」、という感じで
やってください。
失敗したからといって焦ることはありませんが、それが重なると
コマンドのかけ過ぎになり、その言葉の意味が分からなくなって
しまうかもしれませんので、「いかにもしそう」という時を見
極めて、コマンドをかけてあげてください。
》しつけ教室は、トレーニングは30分くらい、後はお話をしたりで45分くら
》いの短い時間ですが、行く度に新しい事が見えてくるようです。
トレーニングが30分というのは、初級にしては長いくらいです。
(実際は、他の人がやっている間は待ち時間で、Nちゃんの
出番の時間は、そんなにないのでは?。もしかしたら先生はN
ちゃんの出来の良さを見抜いて、長くしているのかも。)
躾教室のレポートありがとうございます。これを読んで、Nちゃん
がどんな子なのか、より分かってきます。
「体を触れられること恐がる」のは、慣れれば、なくなります。
一般的には、もうサークルから出ている時間が長くなり、サークル
外で寝ている時などに、優しく触ってあげることなどを日常的に
行えば、嫌がることもなくなるでしょう。
その他、他にも色々方法はありますが、先生に指導を仰いでくだ
さい。私が色々書いてしまうと混乱すると思いますので、具体的な
ことは控えます。
3回目の「待て」もKさんもNちゃんも得るものがあった
みたいで、良かったですね。
たぶん、Nちゃんの反応に対して、アプローチの具体的な方法、
タイミングを勉強でき、Kさんが伝えたいことを、Nちゃんが
的確に受け取ることができたのだと思います。
クンクンは、新しい場所へ行った時もやりますが「何をいいたいのか
分からないよ〜」という時にもやります。新しいことを教え始めた
時は、クンクンすることはよくあります。
私がよく書く「教えること」が上手に出来るようになると、これが
減り、(精神面でも)効率よくトレーニングが出来るようになる、
ということです。
お教室に通うようになって、朝の散歩の時間がトレーニングの時間に
なったとは、なんと素晴らしい!。これからが楽しみですね。
》こちらを注目できるくらいたっぷり遊んであげた後だと成功率が上がるこ
》とも気がつきました。
トレーニングが進んでいくと気が付くと思いますが、トレーニングを
学校のお勉強にしてしまうと、犬はクンクンし、何処かへ行ってしまい
ます。トレーニングを遊びにしてしまえば、犬はどんどん色々なことを
しはじめます。そしてこれが新しいコマンドになるのです。
今はKさんの中に「トレーニングは、しつけに必要なもの」という
義務感のようなものがあると思います。それが「トレーニング、すな
わち、一緒に遊ぶこと!」と思えるようになる時が必ず来ます。
私の目標は、Kさんがそう思えるようになることです。
》途中でボールを放してしまってこちらに来てしまった時は、「あれ?」とか
》「ボールは?」というと、「あ、いっけない」という感じで取りに戻ってくれま
》す。凄い!
きつい言い方になりますが、最後の「凄い!」は、Nちゃんに
失礼です。Nちゃんを過小評価しているような気がします。
Nちゃんは、Kさん思っているよりKさんのことを理解して
いるでしょう。でもKさんは、まだまだNちゃんのことを
過小評価、というか、疑っていませんか?。つまり、目に鱗が
付いているということです。
Nちゃんは「やらない」のではなく「何をすればいいのか
分からない(伝わっていない)」だけなのですから。
「教えること」は「信じること」から始めましょう!
夜のトレーニングの「T君が犬になる」ですが、基本的には
問題ないと思います。しかし、これを利用しない手はありません。
T君は、Nちゃんよりも、勝つ回数を多くしてあげてくだ
さい。それと最後は、T君が勝って終わり。出来れば、一回目
もT君が勝つように頑張って欲しいと思います。
》なんだか、皆Nの方から働きかけてくれて、私が気付かされていてあ
》りがとう、です。
ここまで来れば、もう一息です。Nちゃんからの働きかけが
分かるようになれば、Kさんからの働きかけが、伝わっているか、
否か、分かるようになりますから、今以上に楽しくなりますよ。
色々考えながら、頑張ってくださいね。
》> 他に興味がある時に、人間の呼びかけに応えない、ということが
》> そのうちなくなります。その時、何が変わっているのか、その変化
》
》それは必ずなくなるものなのですか?年齢を追うに連れてというものなの
》でしょうか。トレーニングをしていればということですか?
お互いの働きかけが理解できるようになってゆくに連れてです。
だから「笑顔と名前」なんです。
「笑顔」とか「褒める」ということをメールで書いても伝わらないと
思っていますので、私は具体的なトレーニングの方法をできるだけ
書かないようにしています。
躾教室に通うことで、「笑顔」や「褒める」が理解できたことが、
大きな収穫だと思います。これから確実に先へ進めます。頑張って
下さいね。
ここまで書いて、また週末が過ぎてしまいました。書くのが遅くて
スミマセン。
ちなみにうーにーの週末は、土曜日は女房と長距離の歩き散歩。
特に激しい遊びをしてわけでもないのに、随分とお疲れの様子。
日曜日は、私と車で多摩川の土手まで。帰りに車の不調を発見した
時、丁度車やさんの近くだったので車屋さんへ。調べるので時間が
欲しいということなので、道を渡った正面にある砧公園で、ダラダラ
散歩をして時間をつぶしましたが、それでも時間が余ってしまい、
結局車やさんの待合室に入れてもらい待ちました。疲れていたことも
あり、盲導犬のように足元で(つまらなそうに)伏せていました。
こんな時に「しつけしておいて、よかったな」と思うと同時に
「犬と行動しようと思うなら、しつけするのは当然のこと」と思い
さらに「この程度のことを教えるのが大変だなんて、誰が言って
いるのかな、」などなど色々考えてしまいました。
強い叱り方がうまく出来ているようで、ほっとしています。
犬は、人間に「分かり易さ」を求めます。似た言葉に「行動の一貫
性」というのがあります。強く叱るのは「分かり易い伝え方」の1つ
の方法であり、犬が一貫性の矛盾を感じる時に、犬が自分自身を納得
させる一つの方法だと私は考えています。
強い叱り方は、きちんと犬を見ながら行えば、どんどん形式化して
いきます。叱った時の最終形、または明らかに「それをやるぞ!」と
いう動きが見えると、犬は自分が叱られるんだ、と思うようになり、
さらに、叱られたんだ(=これはイケナイことなんだ)と思うように
なるわけです。
形式化するには、犬が「叱られたんだ」と思ったら、すぐに叱るのを
やめる、ということを心がけることです。決して、叱り過ぎないこと
です。
それと、叱るとこに迷いを持たないことです。叱る必要があるから
叱るのです。それを忘れないで下さい。迷いがあると、それが伝わり
犬は「叱る必要がないと思っているのに、こんなことを私にしている、
つまり、いじめている」と受け取るみたいです。
確かにうーにーも「いい子」になりました。歳のせいもあるでしょう。
でも、ちゃんと叱ったからというのは、大きいと思います。
5コマンドを教えるのに、叱る必要はないかもしれません。しかし、
日常の形式化できない「常識」とか「マナー」というものを犬に身に
つけてもらうには、褒めること、叱ることの繰り返しだと思います。
ノーリードにした犬が何処かへ行ってしまっても、飼い主が大変な
ことをしたとは思っていないようだと、私も感じています。
そのような犬と飼い主には「心の距離」を感じます。自分の犬を
理解していない、犬は理解されないから、遠くへ行きたがる、
そんな想像もしてしまいます。まさか「犬はただ走っているだけが
幸せでそれ以上の能力がない」とか、考えいるのかな、と首を傾げ
たくもなります。
「注目度」が上がってきて、よかったですね。しつけ教室に通い
はじめて、具体的なアプローチの仕方が分かったことと、強い叱り
方を始めたことにより「分かり易い人」になったのだと思います。
とにかくよかったですね。
色々な「芸」が、出来るようになるには、「教えること」がどんなに
単純なことなのか、気が付くことです。それには、鱗を何枚か取って
ください。
そうそう、それにはトリートを上手に使うことです。色々なトリート
を用意することです。私のお店では、レバークッキー以外にも、色々
取り揃えております。こちらもよろしくお願いしま〜す。(宣伝でし
た。笑)
クレート・トレーニングも進んでいるようになによりです。犬が家に
来た時から、クレートを安住の場所だと心がけておけば、それほど
難しいことではありません。1時間くらい、我慢できるものです。
本当は、そろそろそこで寝てもらうといいんですけど。それもそれ
ほど難しいことでは、ないと思います。
しつけ教室を含め、具体的な課題が、増えてきましたね。それも
楽しく感じませんか。そして、それが自分自身のため、家族のため
にもなっているようで、嬉しくもありませんか。
それでは、色々な報告を聞かせてくださいね。色々あるので大変だと
思いますが、改めて書いてみると、気が付くことがあると思います。
遅くなっても結構ですから、色々書いてください。
これ以上、遅くするのは申し訳ないので、この辺で送信します。
01.03.19 もう、春ですね。 Kさん
暖かくなりましたね。
外に出ると気持ち良い季節になってきました。
しつけ教室に行き始めてから迷う事がぐっと減り、私も家族の者も
よりNと楽しむ事が出来るようになってきたと思います。
今まで、弓削さんに頼りきっていて、とても負担だったのではない
でしょうか。Nを実際に見ることも出来ずに、指導する事は本当
に大変だろうと思います。
メールは毎回楽しみにしているのですが、これからは今までのよう
に無理はしないでください。
実家へNと一緒に行けて楽しい思いをして帰ってこれたのは私た
ちの自信にもなりました。また連れて行く機会があると思います。
今度は何が出来る様になるか・・・。サークルから出してみるの
も、許可を得て、やってみたいです。その時までに、私も頑張らね
ば。
トイレは、早く進めたい気持ちはありますが、Nの様子を見てで
すね。今日も、午前11時ごろから午後3時半頃まで車で30分く
らいの公園などに行って来ました。おしっこは10時頃にしたきり
で出かけて、かえってきてからも4時頃までは庭に出しておいたの
で、かなりの時間我慢していた事になります。庭でさせてから家に
入れようと思い、お水を飲ませたりもしたのですが結局せず、部屋
に入れたらすぐにしました。今日はとても暖かかったので、そのせ
いもあると思います。コマンドをかけることは続けています。
金曜日、躾教室でした。
私たちが行っている躾教室はマンツーマンなんです。だから、私た
ちと先生だけです。待ち時間はありません。30分びっちりトレー
ニングというわけではないのかもしれません。途中で話をしたりし
ますから。Nが出来がよいかどうかは比べるワンちゃんがいない
ので分かりませんが、進歩はしていると言って貰えました。
前回「待て」の練習で、「待たせたまま、傍を人に通ってもらう」
事しました。主人や、Tに手伝ってもらって家の中や家の前の
道路で、練習をしました。おやつを見せていれば、ある程度は誘惑
があっても待っていられるようになりました。夜の家族皆でのト
レーニングの時間に色々な誘惑の仕方を皆で考えて、Tや
主人にも「待て」を指示してもらって、楽しく、本当に楽しくやっ
ています。
今回成果を見てもらって、とてもよくなっていると褒められました。
これからは、少し離れた所から「待て」が出来る事が目標です。ロ
ングリードを使って初めは3mくらいから始めて、10mくらい離
れていても待てるように。
遊んだ後「座れ」「待て」。3歩下がって「待て」。リードをク
イックイッと引っ張って「待て」。また3歩下がって「待て」。ま
たリードを引っ張って「待て」・・・で離れて行って最後に近づい
て「待て」。褒めて遊んであげる。これも新しい課題です。
これは少しずつやっていたので、今でもある程度は出来ます。
クレートに入る時のコマンドはやはり「ハウス」でした。サークル
に戻す時も、車に乗る時も、皆「ハウス」だそうです。
キャリーの中でご飯を食べさせている事、夜扉を閉めて朝まで寝か
せている事などを話したら良い事だと言われました。
車に乗せ、キャリーに入れる時は「ハウス」と言って誘導すると
(あまり)嫌がらずに入ってくれるようになってくれました。
「ご飯が先?Nが先?」は私の取り越し苦労で、キャリーの中で
ご飯を食べさせるようになったら、ご飯のお皿を持っていくと勝手
にキャリーの中に入っていってくれます。その後もとってもいい
子、1時間たって扉を開けてもそのままの時もあります。
夜、キャリーの扉を閉めて寝る事も数日前から始めてみました。朝
一で私が起きる前にうんちとおしっこをするので、心配でしたが、
今のとろ大丈夫です。キャリーから出てすぐにおしっことうんちを
しますが、ギリギリまで我慢していたという感じではないようです。
時々うんちを食べ散らかす事があったので、この問題も解決できそ
うで、よかったです。
私たちが強い叱り方をしているのを見て、Tが自らやり始めま
した。
Nが跳びかかってきた時に、隅に追い詰めて「あれあれ?」と見
ていたら、マズルをおさえて、「イケナイ!」と言い聞かせている
のです。ちょっと危ないかと思い、Nを抑えるのを手伝ってあげ
ました。一度うまくいったら自信がついたみたいです。その後も何
回かTに叱られてます。まだ危ないのではと思うのですが、今
のところ、ちゃんと出来ていて痛い思いをさせられたりはしていま
せん。私もなるべくそばにいる時にさせるようにはしています。
Tには、日頃から父母がNに接するように出来た方がT
にとってもNにとっても良いことなのだと言っておいたので、彼
なりに考えていたのでしょう。
最近とても前向きなTです。自転車も乗れるようになりました。
NはTによく注目します。Tがやる気になっているときは本
当に良く応えてくれています。Tが犬になるときは(もってこ
いをNと競わせるとき)Nに負けてません。私が、「もう
ちょっとNにも勝たせてあげてよ」と言うくらいです。Tと
Nは、とってもいい感じになってきていると思います。
> 今はKさんの中に「トレーニングは、しつけに必要なもの」という
> 義務感のようなものがあると思います。それが「トレーニング、すな
> わち、一緒に遊ぶこと!」と思えるようになる時が必ず来ます。
> 私の目標は、Kさんがそう思えるようになることです。
前のメールで、「3歳くらいまではうーにーちゃんと1日中トレー
ニングのような生活を・・・」とありましたね。そうですね。私の
目標はそれですね。楽しくなってはきています。でも、一瞬「あ、
次どうしよう・・」と思う時があるんです。そんなときNは下を
向いてクンクンしてしまいますねー。
先週お散歩の時、たまたまビーグルが3匹集まった事がありまし
た。
Nと、1歳半の男の子と、8歳の男の子。
1歳半の子はまだ落ち着かないといっていました。8歳の子はもち
ろん落ち着いているけど、5歳くらいまでやんちゃだったといって
いました。「皆で、ビーグルはねぇー」と意見が一致。それにして
も5歳までとは・・・。でもさすがに8歳の子は大人でした。N
は皆に遊んで欲しくて、尻尾を振ってはしゃぎまわる。1歳半の子
は臆病で、尻尾を下にして、警戒している・・・けど皆に興味があ
る。で、8歳の子は、中に入って堂々としているんです。素敵、で
した。
飼い主さんも一番素敵に見えました。女の人です。
今日は小学生の女の子が6ヶ月のビーグル男の子を連れているのに
会いました。Tと同じくらいの子です。
子供が連れているのに驚きました。くんくんも引っ張りもあまりせ
ず、Nと会うと怖がっていましたが6ヶ月にしては落ち着いてい
るように見えました。
顔に皺がとても沢山あったのが印象的でした。Nはつるんとした
顔なのに、T もそのことを帰ってから言っていました。
同じビーグルちゃんでも色々な顔がありますね。
他にも、人も犬も大好きな6ヶ月の白い柴犬や、ワンちゃんより人
間の方が好きなミニチュアダックスちゃんなどにも会い、(飼い主
さんはお二方ともきちんと挨拶をしてきました。)ワンちゃんも、
飼い主も楽しめました。
ワンちゃんを連れていると色々な人とお話しが出来て、楽しいで
す。
今までは「どうしようどうしよう」ばかりだったのですが、Nの
ことを知るにつけ楽しくなってきました。思ったより良い成果が出
る事が多く、試し甲斐があるなと思えるようになりました。
もっと信じてあげなければいけないですね。
去年の今ごろはTの卒園、入学の時期でした。
Tも色々ありましたけど成長し、親が心配をすることはあまり
無くなりました。
今年はNです。明るい兆しが見えて、春を迎える事が出来てよ
かったと思っています。
Nちゃんは、順調にいい子になってきています。
Kさんは、喜び、時に驚いています。
でも、Nちゃんの能力が開花し始めたようなもの。
まだまだこれから。もっともっとNちゃんに(いい意味で)
驚かされることでしょう。
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