2週間後の救出

2000/07 uni 


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お昼にのんびりテレビ(7/17 6ch)を見ていたら、絶壁に取り残された犬が救出されるまでをやっていた。途中から見たので、何故そこへ行ってしまったのかは分からなかった。そして救出が開始されるまで2週間もかかってしまったのかも。

そんなことはどうあれ、多くの人、団体が動き、この犬は救出された。
日本もこういう国になりつつあることは嬉しい限りだ。
(国よっては、発見したらすぐに救出活動がされるだろうな、思ったが、。)

2週間の間、自分の体に振った雨をなめただけで、まともなものは口にしていなかった。
それでも犬は立っていた。大型犬といえそうな体高のその体は、痩せ細り、救出時の体重は10kgを切っていたという。それでも犬は立ち続けていた。
こんな時にこんなこを考えるのは、その犬に申し訳ないと思いながらも、「2週間というのは過酷だと思うが、犬って一週間くらい何も食べなくても倒れないというのは本当なんだな、」と考えてしまった。


やっとのことで救出された犬には首輪があり、飼い主の連絡先が書かれていた。
保健所に預けられ、すぐに飼い主と連絡がとられた。飼い主は、早速次の日に引き取りに来たのだそうだ。この犬は猟犬で猟の途中で迷子になったということ。

保健所の方は引き取りに来た飼い主に複雑な思いだったようだが、「これからは家族として接していくことを条件に引き取っていただいた。」という。

日本も変わりつつあるようで嬉しい限りです。