2022.01
初めて利用だし、名前を聞いたことがない宿だったので、警戒気味に行ってみた。 まず、辿り着くのに苦労した。街道沿いから、それほど離れているわけでもないのですが看板が見つからない。よ〜く気をつけて見たら、やっと見つけられた程度。着いてみると、坂の下に大きな建物。その中に、食堂と客室が2室、これだけ。 プライベートは食堂の2階のようだ。 着いた時の対応がなんとも気さく。むむ、、これは、初心者または熟練者、どちらだ、と思った。 食堂と部屋は廊下のようなテラスで繋がっている。ここには屋根が着いているので、雨でも平気(当日、少し降りました)。部屋に入ってみると、少々古いなという感じはあるが、広もあり天井が高いので、ゆったりした感じです。ベッドとベッドの間が充分すぎるくらい離れている。ベッドの大きさが大小になっているが、小でも大きめに感じる。 小さなカウンターがあり、それ用の椅子が2つ。カウンターに隠れるように冷蔵庫があった。中に入っているものを見て、むむ、、これは熟練者と確信。 白いローテーブルと籐の大きな椅子(白)。そしてテレビ。フリーのスペースも広い。壁にはミロの絵。 「部屋は寝るだけ、だけども、うーにーのため、荷物のため、ある程度の広さが欲しくて、テーブルや椅子も使えるだけの広さが欲しい」という我が家としては「当たり」だった。 トイレ、洗面、お風呂も「当たり」。それらの窓から見える景色も私好み。お風呂には、新品のボディータオルと石鹸があり、なんか贅沢な感じ。バスタオルなども当然用意されていた。でもシャンプーやリンスなどは無かった。ドライヤーもなかった。歯ブラシも無かった。忘れたのか? 一泊してみると、所々「あ、古くなってちょっと疲れているな」という部分が幾つかあった。私は「使えれば多少のことはこだわらない」が、人によっては「この金額だったら新しくしておいてよ」と思う人もいるのでは、と思った。 晩御飯は、コース形式。私は当日(というか二週間くらい前から)著しく胃腸の調子を崩し、完食は出来なかったが、量・質とも充分だと思う。(不調だったためよく分かりません。) 水にうるさいうーにーが、ここの水はよく飲んだ。 ご飯時・ご飯の後に、オーナーご夫妻に色々聞いてみた。 実は、こちらをやる前にも長年ペンションをやっていたそうだ。こちらが出来たのが平成元年。犬OKにしたのが、今年の四月からだそうだ。奥さんは、犬の扱いが慣れている。宿にも犬がいるし、その他、他の多くの犬に触れる機会も多いようだ。 真新しい宿に慣れている人にはお勧めできないが、「見た目より機能優先」の人には、お勧めの宿だと思う。特に、老犬に利用していただくのがいいな、と思った。 客室が一階で外に出易い。客室が少ないので、もしものことがあっても充分な対応が期待できるのでは、と(勝手に)期待している(笑)。