3月4日

畑。今日は一日全く雨が降らなかった。曇ったり晴れたりだ。どちらかと言えば暑い一日だった。(家の中にある洗濯物がよく乾いていた。)晴れていれば晴れているで暑くて仕事をする気がしなかった。

今日はサン原の一枚目の畑を倒し終えて二枚目に行った。周りが防風林(昔からのもので色々な木が茂っていて一見森のように見える。)で囲まれて、また大きな欠株のところから始めるように言われて、そこに立ってみたらとてもリラックスした気持ちになった。思わずボーっとしてしまい仕事をする気がなくなった。これはイケナイと思い、最近自分の体を虐めるようにして鍛えているOS君のことを思いだし、「OS君に負けるな!」と呪文を唱えるのだがあまり効き目は無かった。

夜、ユキさんちへ行くと丁度PN君が帰るときだった。PN君曰く「(キビの)工場は10日までだけど搬入は7日までと言っていたよ。」と教えてくれた。NSさんは搬入が10日までと思っている。困った!


3月5日

二枚目の畑をボチボチ倒す。とてもまばらにキビが立っているので倒して集めるのが大変だ。また、まばらではあるが立っている向きが一定ではないので倒した後、集めるときに苦労した。さらに(NSさんのアイデアか一般に言われているかしらないが)「キビが育つときに頭の葉以外の葉を落とすと育ちがよい(重くて糖度が高い)。」を実践している箇所なのでキビは重く長かった。これも集めるのに苦労する一因になった。

昼休みにNSさんが工場へ行ったのでその間にノグソをした。防風林の中に入ってガジュマルの木の下でした。場所を探している時、ハナムグリを見かけた。東京では夏にしか見られない。東京の感覚で言えばここは「常夏」である。そしてノグソを終えて、ふと上を見上げると小さいがハチの巣があった。一瞬ビックリしたがよーく見ると今は使っていなかったのでホッとした。
その後どーしても防風林の向こうを覗いてみたくて、あっち、こっちに登って(この辺りは防風林のところが高くなっている。後日、防風林の反対側から見たらここは石垣になっていた。)やっとアダンの葉の間から覗くことが出来た。やはり北牧場の端っこの様だ。もし再び美奈子と与那国へ来たら、弁当を持って来てみたいものだ。

今日は午後2時頃から電気会社のGNさん夫婦が手伝いに来てくれた。お陰で一枚目の畑も終わり、二枚目の畑も二山できた。
今日は山作りの仕事も2時間位したので、また前にも書いたように倒しづらい場所なので、今日はあまり倒せなかった。明日(日曜)また手伝いの人が来ると追いつかれてしまう。どうなることやら。