キビ狩りのために、改めて購入した品々について書いておく。

まずは「ビポビタンD」。
これは久野さんが「ドリンク剤を持って来るとよい」と言っていたので深く考えずに、三軒茶屋で安売りのビポビタンD(10本入)を3箱買い、送ることにした。(こんなもの飛行機で持っていく気になれない。)
送るための箱は、一つは、年末に舞富名から泡盛を送ってもらった時に入っていた発泡スチロールの箱だ。これで送れば、ビンが割れることはないと思ったが、念のため隙間にタオルを2枚つめた。残りの二箱は、衣服を送る荷物に入れてみた。たぶん、割れることはないだろう。
あとで送料と三軒茶屋までの交通費を加えて単価を計算したら、ほとんど定価になってしまった。しかし、与那国にはビポビタンDが売っていなかったのが救いだ。

次は作業着。当然、仕事に必要。作業着を買うなら専門店に限る。
以前勤めていた職場の近くにその店はあり、通勤途中横目で「ふ〜ん、ずいぶん安いな〜」と思ったものだ。第三京浜入口近く、環八沿いの殺風景な所にあり、店の周りに積まれた段ボールがさらに殺風景な景観を醸し出している。この店に入ったとき「これから肉体労働の世界に入っていくのだ。」と実感した。
まず手にしたものは作業着。薄手のジャンパーと思ってくれれば間違いない。工場などよく使っているアレである。段ボール箱に無造作に詰め込まれていて、サイズは全てL、これが1着500円。これを2着買った。しかしこれは畑ではほとんど使わなかった。寒い日に外を歩くとき、バイクや馬に乗るときに上着代りに使っただけだ。結局、うち1着は全く使わずに袋に入ったままになってしまったが、使ったものも袋に入ったままのものも、帰るときにOS君にあげてしまった。(PN君と2人で分けるようにと言付けたが分けただろうか。)
次に手にしたものは作業ズボンである。これも段ボール箱に無造作に山積みなっていて、1本900円。こちらはサイズも色も形も色々ある。色や形はどうでもよかったが、とにかくウエスト70cmのものを捜した。山をかき分けていくら捜しても70cmのものは無かった。(作業着を着るような仕事をする人でウエスト70cmの人はきっといないだろう。)仕方ないので、73cmのものを捜したがこれもあまり無くて、やっと3本見つけた。色も形もバラバラである。この時、この3本のズボンを並べて見て「?」と思った。どう見ても同じサイズに見えない。だからと言ってどれが正しいか分からないので、この3本を買った。どうせ1本900円である。
家に帰って履いてみた結果(私の目測ではあるが)70、73、80cmぐらいだ。色は70cmから順に黒、カーキ、グレーである。畑で3本とも使ったが、70cmものはポケットが多いジーパンといった感じで、東京でも使えそうなので、(貧乏性の私はもったいなくて)あまり使わなかった。残りの2本を主に使ったが、80cmのものはブカブカでとても使いづらかったのを覚えている。この残り2本もオセバ君のところに置いてきた。
あとは、軍手・軍足を10足の束を買った。各々千円でなかなかリーズナブルだ。軍手はイボ付きのものを買った。軍足はかかとの無いフリーサイズのものにした。かかとが無いと、右左関係なく使えるので重宝した。軍手の方はイボが付いているので右左逆に出来なかったので、消耗が激しかった。