Kさん と Nちゃん  19

・・・・・・・・10・・・・・・・・19・・・・・・・           「しつけ?」へ戻る





■ 子育てと犬のしつけ ■

多忙な日々の中、Nちゃんのしつけを頑張っているKさん。
その大変さに、T君の子育ての時を思い出したようです。
人間も犬も、幼いときの接し方は大事です。その影響は、心身共に
現れます。

「犬も家族なんだから」というのなら、大変で当然と思うのですが、
そこにすら気が付かない人も多いと感じてしまうのですが、、。

01.05.26    RE:お腹の調子が・・・。       弓削

パソコン関係で、トラブルが続いてご返事が遅れました。
日に日に暑くなってきて、うーにーはほとんど動きません。
若い頃は、暑くても一日一回は元気に走りまわったものです。

T君、この季節に咳がひどくなるとは、珍しいですね。
アレルギーの一種でしょうか。もしそうだとすると、花粉はもう
終わったみたいだし、何でしょうかね。もしかして、Nちゃん
と原因が一緒だったりして。

先に別メールで書きましたが、この季節、除草剤・殺虫剤を撒く
ことがあります。近くに公園や畑などある場合は、T君も
考えられますね。Nちゃんの場合は、草を食べるようなので、
充分に考えられると思います。

獣医さんも「ストレス」の可能性を考えているようですが、もし
そうなら、試しに「子犬と遊ばせるトレーニング」を中断して
みてはどうでしょうか。
また、嘔吐のことは、しつけの先生にも告げてあるのでしょうか。
しつけの基本は「犬が健康であること」です。関連性の有無に
限らず、そのようなことは必ず伝えてください。(もう治って
いるかな?)


トイレのしつけを6ヶ月くらいで悩むというのは、私達の考えて
いるトイレのしつけとは、違うと思います。単純に「家の中で
トイレ以外の場所でしてしまうのは困る」ということだと思い
ます。
トイレのしつけは、生理現象と臭い付けという本能(<これも生理
現象に含めてしまっていいと考えていますが、そう考えられない
人が多いようなので別に書いておきます。)に関連してきます。
どちらも、単純に禁止をすると、どうしていいか分からなくなるし、
健康を害することさえあります。ですから、叱って教えることは、
非常に難しいのです。犬がめげない犬で、犬に接する時間がたっぷり
あり、犬への対応にある程度のセンスをもっている人ならいいです
が、万人に勧められることではありません。
ですから「褒めてしつける」つまり「出来るまで待つ」ということに
なるのです。

先に生理現象と本能と書きましたが、これらによるものは、個体差が
ありますから、指導が難しいことでもあります。

人間でも朝一番にトイレに行きます。それを利用できるなら、まずは
利用しましょう。そして、コマンドを覚えるのを待ちましょう。


トイレの問題と、他の犬と遊ばせるトレーニングは、密接な繋がりが
あるかも知れません。他の犬の臭いを嗅ぐことを覚えてしまって、
マーキングを覚える可能性も否めません。
トレーニングの組みたて自体に疑問がありますが、それは後述します。


足の件は、獣医さんが「立派」とまでおっしゃられるのなら、問題
なさそうですね。
1つ不思議に思ったのは「砂利道での激しい運動」という項目。
普通は、その代わりに「アスファルトでの・・・」が項目として
挙がってきます。そちらでは砂利道が多いのでしょうか。

運動の制限は、日常生活を楽しくないものにしてしまうし、太鼓判
を押していただいたので、あまり気にしなくていいみたいですね。
カーペットも敷いてもらったことだし。

それにビーグルで関節を痛めたということを聞いたことありません。


初めて海に連れて行って、無理矢理海に入れる飼い主は、いっぱい
います。よく問題になるのは、波のある海で無理矢理入れた結果、
波が大嫌いになることです。波がなくても、無理矢理入れられた
ことにより水に入るのが嫌いになる犬もいますが、これは飼い主も
諦めがつくようです。
「水に入りたいと思うけど、波は嫌い。」となると、飼い主は
「海に入れてやりたいけど、、」とちょっと悩んでしまうようです。
そういうことがあることは、先生はご存知だと思いますが、K
さんの行動力をより引き出すために、ビックリして見せたのでは
ないでしょうか。つまり、そういうことが必要だ、ということを
言いたいのだと思います。それと同時に「もしかしたら、怖がって
しまう結果になるかも、」という警告の意味も含めたのかもしれ
ません。

潮干狩りのストレスが今頃出ることは、ないと思います。
そのようなことがストレスになっても、体調に現れるのは、体の
疲れがとれるまでの間だと、経験的に考えています。
同じ状況(海に無理矢理入れられる)になったら体調の変化を伴う
くらいストレスを感じることはあると思いますが、その状況がなく
てして、体調を崩すことは、まずないでしょう。


人間の子育ては、犬に比べられないくらい大変だと思います。
犬だって、働きながら、そして(人間の)子育てをしながら、
育てるのは、大変だし、時間をかけられない分、心配だと思い
ます。そんなKさんの頑張りをいつの日か、HPにアップ
させていただきたいと思っています。(と、いいながらどんどん
月日は流れていきます。)
体験しなければ分からないことだと思いますが、直面して、どう
すればよいのか分からない人には参考になるはずです。そして勇気
づけられるでしょう。

それにしてもKさんの変わり様には驚いています。
「外で飼おうと思ったのですが、、」から始まって、今に至っている
のですから。
犬との生活の魅力は、犬の能力を認めることが基本です。日本人には
それが出来ない人が多いですね。犬は人と暮らすだけの能力を持った
動物なのに、日本では別々に暮らす歴史が長く、それが常識になって
います。この常識が変わるには、もう少し時間がかかりそうです。

実家のお母様はじめ、多くの方に、Nちゃんを見てもらい、そして
一緒に行動して、犬との時間を多くの人に提供して欲しいと願ってい
ます。

ビーグル3頭連れている飼い主さんに、何も言わず手を出したのは、
よくないですね。飼い主さんが言ってくれたように、危ない行為
だと思います。
私の知り合いのお子さんも、毎日通っている通学路沿いの庭にいる
大人しいと思っていたビーグルに手を出して(何故か)顔を噛まれま
した。
飼い主さんに挨拶をするのは、しつけでも重要ですが、安全を考えた
場合も重要です。飼い主さんの対応で、どんなしつけをしてるか、
想像がつく場合もあります。


ドッグ・ランは、犬が自由に運動する場所ですから、リードを
付ける指導があれば、お客さんによっては、怒ってしまうのでは?
アジリティーは面白いです。ちゃんと勉強するとどんどん面白く
なりますが、日本では場所の問題もあり、アジリティーに限らず、
ドッグ・スポーツは一般に浸透し難いみたいですね。


》躾教室では、ここ2回くらいワンちゃんに慣れさせることを目的にミニ
》チュアダックス(2歳)
》と、コーギー(7ヶ月)との遊びの時間を持ちました。
》初めは他のワンちゃんがいるところでも「つけ」や「待て」が出来るよう
》にするための練習で、その後、遊ばせる時間をとります。
》どちらのワンちゃんの時も、初めは跳びつくほどに近くへ寄りたがるので
》すが、いざ遊ぶとなると逃げ回っています。躾教室の先生は(私も)意外
》だったようです。今まで他のワンちゃんと遊んだりする機会が殆ど無かっ
》たので、経験不足なのかなと思いますが・・・

これについて、もう少し詳しく書いていただけますか。先生の考え
(狙い)に疑問を感じます。
最低限、次のポイントについてお願いします。

1.「つけ」や「待て」をしている時は、他の2頭はどうして
 いますか? 同じように「つけ」や「待て」をしているのかな?

2.遊びの時間のスタートのタイミングは?
  いっせいの、で3頭とも解放するのでしょうか?
  それまでの(「つけ」や「待て」をしている)時間は、
  どれくらいですか?

3.その2頭の関係は?

4.その2頭の性別は?

5.2頭対1頭になるの? それとも相手は代わる代わる?

6.逃げたNちゃんは、どうしているか?
  どこに逃げて行くか。

7.その2頭は、逃げることはないのか?

8.終わりのタイミングは? 何を基準に終わりにし、
 犬達にどのような合図を出して終わりにするのか。
 結果的に遊びの時間は、どれくらいになるのか?

9.遊ばせた後のケアは?

10.どのような場所で行っているのでしょうか?
  室内、室外、街中、公園、河原、どんな所でしょうか?
  そこには、通行人などはいますか?


Kさんが書いたものに私が疑問を感じるということは、Kさんが
先生の意図を理解していない可能性があります。そんな勿体無いこと
は、しなようにしましょう。(貧乏性なもので、、)


おやつが欲しくての「伏せ」ですが、うーにーも似たようなことを
やります。ご飯の前に幾つかのコマンドをやらせるのですが、こちら
が何の指示も出さないのに、次々に勝手にやることがあります。
いつものダラダラ犬とは別犬のようです。「いつも本気出してない
の?」と言いたくなりますが、競技会ではないのですから、いつも
キビキビする必要はないと思っています。


》した。リードを放して取りに行かせるとボールとリードの端っこを両方
》持って来ようとして苦労しながら両方咥えてくることもあります。その方
》がいいと思っているんでしょうね。

Kさんが喜ぶ顔が嬉しいんです。だから「笑顔」なんです。
オヤツというご褒美は、場合によってはすぐにはあげられない
ことがあります。両方を持ってこちらに来る時には、あげたく
ても無理ですよね。
こういう場合は笑顔です。もうそういう関係なんです。Nちゃん
は、Kさんの喜ぶ顔がみたいんです。つまり、オヤツだけを
求めているのではないということです。

これからが(これからも?)楽しみですね。Nちゃんがどんな
子になっていくか、人間の家族とどんな関係を築いていくか。

今回も長くなってので、この辺りで失礼します。



01.05.31    Re: RE:お腹の調子が・・・。      Kさん

もう梅雨に入ってしまうのでしょうか?
先週の日曜日は運動会の予定だったのですが、延期になってしまい平日の
火曜日になりました。おばあちゃんが高崎からわざわざ来てくれていたの
に残念でした。

ケンタロウの咳は、治りかけた頃に風邪をひき長引いてしまいましたが、
やっと落ち着きそうです。去年は病院の先生に季節の変わり目には良くあ
る事と聞きました。お天気が不安定な時は、こういう症状が出る子が多い
そうです。「カッと暑くなると良くなるかもね」と言われていて、梅雨
明けとともに本当にぴたっとなおりました。

Nは、頂いていたお薬が終わり、暫くはよかったのですが昨日また夕
方に嘔吐がありました。うんちは少しずつ硬くなってきています。天気が
悪いとこの症状が出るように思います。
また病院に行ってみようと思います。
躾教室の先生にもNの嘔吐の事は伝えています。


> トイレのしつけを6ヶ月くらいで悩むというのは、私達の考えて
> いるトイレのしつけとは、違うと思います。単純に「家の中で
> トイレ以外の場所でしてしまうのは困る」ということだと思い
> ます。

それにしても、サークルは使わずに飼っている人で、4〜5ヶ月ぐらいで
ちゃんとトイレで出来るようになったなどというお話を聞くと、(ちゃん
と自らトイレまで行ってするなど)やっぱり凄いなあと思います。
だからと言ってNのトイレを急いであせるつもりは無いですが・・・。

朝一番のトイレは雨の日意外はなるべく外でさせるようにしています。
また、散歩の後には、お水をたっぷりあげてからおしっこ・・もするよう
になってきました。庭でする機会は増えましたが、まだサークル中のほう
が安心するようで、庭からサークルの中に入れた途端におしっこというこ
とも多いです。散歩の時にはしません。

> トイレの問題と、他の犬と遊ばせるトレーニングは、密接な繋がりが
> あるかも知れません。他の犬の臭いを嗅ぐことを覚えてしまって、
> マーキングを覚える可能性も否めません。

他の犬の匂いをかぐ事がマーキングを引き起こすこともあるのですか?
今、Nはそういう機会は余りありませんが、何か私が注意することはあ
るのでしょうか。

> トレーニングの組みたて自体に疑問がありますが、それは後述します。

教えてください。
先日、主人とTも一緒に躾教室に行きました。そこでは家族でトレー
ニングというのはあまり多くないようで、どのようにトレーニングをした
ら良いかを私のほうに聞いてきて、ちょっと困りました。「付け」や「待
て」などを主人がして、直した方が良い所を指導してもらうということを
お願いしました。
どんなトレーニングを?と聞いてくるということは、こちらの要望を言え
ば多少はそれにあわせたトレーニングをしてくれるのかもとも思います。

主人の事は、「よくできていますよ」と言っていました。家でわたしが教
えたりしていましたから、それらしい事は出来るんです。私に指導する
ように細かい事も教えて欲しかったのですが、まだそこまでの指導は
必要ないと思ったのでしょうか。
やはり、「初めは家族の一人にしっかりと覚えてもらってから他の家
族に覚えてもらえばいい」という考えなのだなあと感じました。

Tは全くトレーニングには参加しませんでした。「見てなさい」と
言っても、気が散ってしまってダメでした。最後にその日はシェパード君
が来たのですが、その時だけ興味があったみたいで一緒に触ったりしてい
ました。
でも学童に行っているよりは楽しいようなので、毎回連れて行ってみよう
と思っています。

「みんなで一緒にトレーニング」は、ちゃんと目的を持たなければあまり
効果的でないような気がしました。先生任せとか、主人やTのやる気
もあまり無い所に連れて行っても、時間(お金)の無駄のように思いま
す。こちらで「これを教えて欲しい」ということをはっきり持っていかな
ければ・・・。でもそれは今の私には難しいです。
ただ、1度でも指導してもらうと主人なりに思うところがあったようで、
時間があるとちょっと外へ出して、「付け」の練習をしてみたりこちら
のトレーニングに付き合うとき考えてくれるようになりました。
また、躾教室の先生と話し合っていろいろ考えてみたいと思っています。


> 足の件は、獣医さんが「立派」とまでおっしゃられるのなら、問題
> なさそうですね。
> 1つ不思議に思ったのは「砂利道での激しい運動」という項目。
> 普通は、その代わりに「アスファルトでの・・・」が項目として
> 挙がってきます。そちらでは砂利道が多いのでしょうか。

私が良く聞き取れていなかったかもしれませんが、砂利道は激しく動くと
傷をつけたり、ひねったりする事があるので気をつけるようにということ
だったと思います。アスファルトは、長い間歩かせると足が擦り切れるよ
うになるから気をつけるようにということは言われました。
またこちらも圧倒的にアスファルトの方が多く、砂利道は川の傍や駐車場
くらいだと思います。

> それにビーグルで関節を痛めたということを聞いたことありません。

安心しました。

> 人間の子育ては、犬に比べられないくらい大変だと思います。

どちらも同じです。ただ、犬は成長が早いので、楽になるまでの時間が短
いのが嬉しいです。

> 犬だって、働きながら、そして(人間の)子育てをしながら、
> 育てるのは、大変だし、時間をかけられない分、心配だと思い
> ます。そんなKさんの頑張りをいつの日か、HPにアップ
> させていただきたいと思っています。(と、いいながらどんどん
> 月日は流れていきます。)

全て色々な人に助けてもらいながらなので、私の頑張りなんて大したこ
とではないです。
仕事はPTAの役員になった事もあって、主人が、あまり無理をしなくても
出来る範囲にとどめてくれていますし、子供はもう手のかからない年齢
になりました。ワンちゃんは弓削さんという頼もしい相談相手がいる事で
大変ながらも迷わずにいられます。私はもしかしたら、周りの人に助け
てもらいながら自分のやりたいことを好きなようにやってきている人間な
のかもと思いました。
でもこれも今だからいえる言葉ですね。
悶々とした日もありました。

> 体験しなければ分からないことだと思いますが、直面して、どう
> すればよいのか分からない人には参考になるはずです。どして勇気
> づけられるでしょう。

そうですね。お役に立てるでしょうか。

> それにしてもKさんの変わり様には驚いています。
> 「外で飼おうと思ったのですが、、」から始まって、今に至っている
> のですから。

弓削さんのお陰です。
初めの頃に「犬と暮らすには知識が必要」と言っていただいたこと、とて
も引っかかり、相談のメールを出しました。そうしてよかったと思いま
す。

> 犬との生活の魅力は、犬の能力を認めることが基本です。日本人には
> それが出来ない人が多いですね。犬は人と暮らすだけの能力を持った

犬と暮らしてみて、私も始めて分かりました。それがわかるまでも時間が
かかりましたが・・・。まだ分かっていないかしら。

> 動物なのに、日本では別々に暮らす歴史が長く、それが常識になって
> います。この常識が変わるには、もう少し時間がかかりそうです。

そうですね。
母などはもう何度もNに会っていますが、会うたびにリセットされてい
るようで(歳もあるけど)、いつも帰る頃にやっと少しわかってもらえた
という感じです。実家では最近「犬を飼うとしたらなにがいいかしら・・
・。」なんて話も出るようです。
もう少しNを見てもらって、ワンちゃんについて知ってもらってからで
ないとと思います。

> ビーグル3頭連れている飼い主さんに、何も言わず手を出したのは、
> よくないですね。飼い主さんが言ってくれたように、危ない行為
> だと思います。

Tにもきちんとした知識を身に付けてもらいたいと思っています。言
い聞かせました。

躾教室でのワンちゃんとの遊びの事ですが、
>
> 1.「つけ」や「待て」をしている時は、他の2頭はどうして
>  いますか? 同じように「つけ」や「待て」をしているのかな?

毎回1頭ずつです。初めのうちは隅のほうにもう一人のトレーナーの方と
じっとしています。私とNが「付け」をしながら近づいたり離れたりし
ます。その後、反対にNに「待て」をさせてそのワンちゃんが歩き回り
ます。その後、Nともう1頭のワンちゃん両方で付けで歩き回りま
す。

> 2.遊びの時間のスタートのタイミングは?
>   いっせいの、で3頭とも解放するのでしょうか?
>   それまでの(「つけ」や「待て」をしている)時間は、
>  どれくらいですか?

特にコマンドはないです。付けや待ての練習は、5〜10分くらいでしょ
うか(必死なので、あまり良く覚えていません)その後、「じゃあ遊ばせ
て見ましょうか」で、リードをつけたままNともう1頭のワンちゃんを
近づけます。

> 3.その2頭の関係は?

ミニチュアダックスのほうはその躾教室で飼われているワンちゃんだそう
です。コーギーは、そこで飼われているコーギーから産まれて里親にださ
れた子で、今躾に預かりで来ているそうです。

> 4.その2頭の性別は?

両方メスだったと思います。

> 5.2頭対1頭になるの? それとも相手は代わる代わる?

1頭対1頭です。今週はダックスちゃん、次はコーギーちゃんというように。

> 6.逃げたNちゃんは、どうしているか?
>   どこに逃げて行くか。

初めから逃げているわけではないのです。最初は近づきたくて仕方がない
という様子で、リードを引っ張るくらいなのですが、鼻を突き合わせたと
ころまででそれ以上は怖くなってしまうようです。それ以上されると、逃
げてしまい、私たちの周りをまわっていました。先生が追いかけるのをや
めさせると、Nはちょっと遠くに離れていました。暫くすると近づいて
きますが、また匂いを嗅がれそうになると離れていきます。興味はあるけ
ど、怖くて近づけないようです。

> 7.その2頭は、逃げることはないのか?

なかったと思います。

> 8.終わりのタイミングは? 何を基準に終わりにし、
>  犬達にどのような合図を出して終わりにするのか。
>  結果的に遊びの時間は、どれくらいになるのか?

遊びにまではなっていないようですが、遊ばせようとしている時間は5分
くらいでしょうか。その間は私と先生は様子を見ながら話をしています。
終わりのタイミングもなんとなくのように思えます。

> 9.遊ばせた後のケアは?

特にないです。

> 10.どのような場所で行っているのでしょうか?
>   室内、室外、街中、公園、河原、どんな所でしょうか?
>   そこには、通行人などはいますか?

ダックスの時は躾教室の敷地内の屋外、コーギーの時はトレーニングルー
ム内です。通行人などはいません。私たちだけです。

> Kさんが書いたものに私が疑問を感じるということは、Kさんが
> 先生の意図を理解していない可能性があります。そんな勿体無いこと
> は、しなようにしましょう。(貧乏性なもので、、)

そうですね。
私は、初めの付けや待ての練習はNにワンちゃんがいても誘惑に負けず
に出来るようになるため、犬との遊びは犬に慣れる為だと思っていまし
た。

前回はシェパード君(雄、2歳)でした。お父さんはとても有名なワン
ちゃんだそうです。名前を言えば知っている人は沢山いると言っていまし
た。教えてもらったのですが忘れてしまいました。
今まで小さいワンちゃんばかりで、動きが速いのが怖いのかもということ
で、大きいワンちゃんとのご対面になったのですが、あまり変わりません
でした。外で遊ばせました。

これからじめじめした梅雨ですね。
最近Nの匂いが気になります。部屋の中はマットをまめに洗濯したり、
消臭剤も効いているようで匂いはないのですが、N自身の匂いが強く
なったように感じます。ワンちゃんを頻繁に洗うのはよくないと聞いたこ
とがありますが、どうなのでしょうか。2週間に1回くらい洗っています
が、最近は週1くらいで洗っています。問題ないのならもっと頻繁に洗い
たいです。

夜のトレーニングの時間にTも、「付け」の練習をしました。大体私
が言ったことをしているのですが、Tなりに今度はこうしようなどと
考えたりも出来るようになってきました。うまくいくと嬉しそうです。少
しずつ楽しさを知ってくれると良いです。
今の子は何かしら習い事をしていますよね。
Tは、何もしていないのです。その代わりに躾教室に一緒に通って、
ワンちゃんと楽しく遊べて、トレーニングがばっちり出来る小学生になっ
たらかっこいいですよね。夢なんですけど。・・・・やる気を出させるま
でが大変です。



01.06.05     先生の考えが、よく解りません     弓削

この前の週末は、山中湖へ出掛けていました。ここのところ、
天気が悪い日が多いですが、運良く天気に恵まれました。
東京から近いこともあり、土曜日にめいっぱい遊べました。
日曜日は、チェック・アウトしたら、すぐに東京に向かいました。
渋滞にあわず、往きも帰りも一時間半くらいでした。


T君の咳といい、Nちゃんの嘔吐・下痢といい、天気に
関係しているみたいですね。もしかして、ご自宅は新築ですか。


トイレのしつけですが、まだ失敗することが多いのでしょうか。
どれくらいの頻度で失敗し、失敗する場所は決まっていますか。
失敗する時は、Kさんからみて、何か原因があると思いますか。
私は、てっきり失敗はほとんどなくなったと思っていました。

散歩の時にしないことは、何も問題ないのではないでしょうか。
あちこちにしてしまうことの方が問題だと思います。


》他の犬の匂いをかぐ事がマーキングを引き起こすこともあるのですか?
》今、Nはそういう機会は余りありませんが、何か私が注意することはあ
》るのでしょうか。

オス犬は、初めて会った犬と挨拶を済ませた後に、マーキングを
します。メスでもする犬はいます。
注意することは(以前から書いていますが)電柱や木などの臭いを
嗅がせないことです。


しつけの先生が、ご主人に細かく指導しないのは、嫌がられると
思ったのではないでしょうか。Kさんは、気合を入れてお教室に
臨んでいると思いますが、ご主人はそうではないと思います。
そのような方に対しては、ちょっと力を抜いた指導をするものです。

家族全員でのトレーニングは、1つはKさんが伝えきれない
部分を補ってもらうということと、もう1つは、トレーニング
技術から離れて、「家族」という視点での「しつけ」を考える
カウンセリングとかコンサルテーションと呼ばれることをする
のが常道です。
お話を読んでいる限り、お世話になっている先生は「しつけ」
よりコマンドを実行させるトレーニングを専門とするみたい
ですね。
先生には、家族全員でのトレーニングではなく、Kさんが
キッチリとした「スワレ」や「フセ」を教わった方が、いいかも
しれません。


脚は問題なさそうでなによりです。
アスファルトでの運動ですが、最近チャットルームの方でも話題に
あがりましたが、足の裏が弱くなること以外に、関節へのダメージ
は大きいものがあります。試しに、アスファルトの上を裸足で、
全速力で走ってみれば解ります。踵も痛くなるし。
出来れば、その後に芝生や土の上を走ってみるとその違いがよく
解ります。ただ、砂利のところは、全速力で走れないと思います。
(私もやったことありません。あまりの痛さに、、。)


》どちらも同じです。ただ、犬は成長が早いので、楽になるまでの時間が短
》いのが嬉しいです。

参考になるお言葉です。早く成長する分、しつけも気を遣うという
こともありそうですね。
そればかり気にしていると、失敗することもあります。子犬に必要
なのは、しつけの前にコミュニケーションだと考えています。
コミュニケーションのないしつけなんて、考えただけでも怖いです。

Nちゃんは、これからどんどん遊びに出てください。もう「Yes」
「No」を伝えられると思いますから、次は経験だと思います。
(実物のK家の皆さんを見ていないので、言いきれないですが、)


本題の、しつけ教室での他の犬との交流時間ですが、私の知識から
すると、今やっていることはNちゃんに必要のないことであり、
逆に必要なことをさせていなようにしか考えられません。
そしてNちゃんは、普通に感じます。

色々な情報を総合して考えても、私の知識では、Nちゃんに的確な
トレーニングとは考えられないし、実践的かどうかを考えた場合、
とても理解に苦しむ方法・対応です。
私が実物のNちゃんを見たこともないし、プロの先生のやって
いることなので、何らかの目的があると思いますが、日常のしつけ
とか、犬(特に弱齢の犬)の習性とかを考えた場合、私の知識の範囲
では、前述のようにしか感じられません。
申し訳ありませんが、今回ばかりは、お力になれそうにありません。


Nちゃんの体臭ですが、犬よって、雨に濡れた時、体臭が凄く
なる犬がいるみたいですね。
「犬は洗い過ぎるのは良くない」というのは、確かに言われますが、
それほど気にすることないと思います。「洗ってみて皮膚の状態が
悪くなったら考える」程度でいいと思います。
健康のことですから獣医さんにも相談してみてください。


T君がNちゃんに自分から考えてアプローチするように
なったのは、私も嬉しいです。ただ型にはまったコマンドを教える
ための、型にはまったアプローチでは、本当の意味でのコミュニ
ケーションとは言えないと思います。
こちらが感じたこと(それは人それぞれで型にはまったものでは
ない)を伝えることがコミュニケーションの基本です。
これからが楽しみですね。

シェパード君に興味を持った、そしてKさんは、T君に犬の
勉強をしてもらいたいとお考えなら、一度、大きなドッグ・ショー
へ連れて行ってあげるといいと思います。
難しいことを考えず、色々な犬を見て、リングでの華麗な動きを
見て楽しんでくるのがいいと思いますよ。
それとも訓練競技会の方がいいかも。なんたってシェパード君に
興味を持ったくらいですから。

 
  **************************
       この間に「旅の犬具」にご注文いただきました。
       今回は、ごほうびポケットとトリート類を主にご注文
       いただきました。
       しつけへの気合が感じられます。
                **************************


01.06.12   Re: 先生の考えが、よく解りません    Kさん

こんにちは。
先々週は風邪をひいてしまい、躾教室は1回お休みしました。体調は戻り
ましたが、なんだか長引いていて、まだ痰が絡みます。

梅雨に入るとお散歩にいけないこともあるだろうなあと思ってましたが、
今のところ1日中雨という日はあまりないですね。

> T君の咳といい、Nちゃんの嘔吐・下痢といい、天気に
> 関係しているみたいですね。もしかして、ご自宅は新築ですか。

と、言われて気がついたのですが、もしかしたら原因はカーペットかもし
れません。(家は築4年半です。)
カーペットを買ってきた時期とNの体調が崩れた時期とが同じですし、
朝、Nのいる部屋に降りてくるとTが「臭いよぉ」と文句を言って
いたのを思い出しました。
新しいものの匂いって凄いですよね。防ダニ加工とかしてあるものだった
のかもしれません。今は少し窓を開けて、ドアも開けっ放しで寝ているの
ですが、カーペットを買ったばかりの頃はあまり暑くなかったので、部
屋を締め切って寝かせていました。

その後嘔吐は治まっています。うんちも固まって体調は戻っているように
思います。

> トイレのしつけですが、まだ失敗することが多いのでしょうか。

家の中では、失敗は殆どないです。以前お話した時と同じで、サークルか
ら出て遊んでいる時はトイレはせず、遊びが終わってサークルに入ると
したり、トイレが済んでからあそばせたりしています。ですが、Nが進
んで自らトイレに戻ってするということもまだありません。

また朝一番の庭でのトイレは習慣になりつつあります。毎回数分待つだけ
でしてくれるようになってきました。

> どれくらいの頻度で失敗し、失敗する場所は決まっていますか。

ですから家では失敗は殆どないです。ただ・・
休みの日に車で遊びに出かけると、なれない場所では出来ないようで、我
慢に我慢をして、車に戻りキャリーに入ると気持ちが緩むのか車が走り出
すとしてしまうということが2回ありました。先日の、相模湖ピクニック
ランドの時と先週半日ほど公園に遊びに行った帰りです。

> 失敗する時は、Kさんからみて、何か原因があると思いますか。

やはり慣れない所ではしたくない、するのが怖いのだと思います。

> 私は、てっきり失敗はほとんどなくなったと思っていました。

家での失敗はないですが、自らというところまで行っていないのが心配な
のです。最近は大分我慢が出来るようになってきて回数が減りましたの
で、余計そのチャンスが(タイミングが)ないというか・・。

> 散歩の時にしないことは、何も問題ないのではないでしょうか。
> あちこちにしてしまうことの方が問題だと思います。

そうですね。
ただ、車でちょっと遠くに行った時など、帰りにキャリーの中でおもらし
してしまうほど外でするのが怖いのかと思うと、これからどうしたら良い
かと困ってしまいます。キャリーの中でする事が続くと良くないですよ
ね。

いつも、「今度はおしっこをさせてから帰ろうね」と言いながら出かける
のですが、5時間くらいだと我慢できるようになったみたいで、いくら
待ってもしてくれません。痺れを切らして車に乗ったところでされてしま
います。トイレシーツを置いてみたりもしたのですが、全くその様子はあ
りませんでした。


> しつけの先生が、ご主人に細かく指導しないのは、嫌がられると
> 思ったのではないでしょうか。Kさんは、気合を入れてお教室に
> 臨んでいると思いますが、ご主人はそうではないと思います。
> そのような方に対しては、ちょっと力を抜いた指導をするものです。

そうですか。
頷けるような気がします。

> 家族全員でのトレーニングは、1つはKさんが伝えきれない
> 部分を補ってもらうということと、もう1つは、トレーニング
> 技術から離れて、「家族」という視点での「しつけ」を考える
> カウンセリングとかコンサルテーションと呼ばれることをする
> のが常道です。

そうですね。それを望んでいました。

> お話を読んでいる限り、お世話になっている先生は「しつけ」
> よりコマンドを実行させるトレーニングを専門とするみたい
> ですね。

一応躾を謳っている教室のはずなんですけど、内容はそうなのかもしれま
せん。

> 先生には、家族全員でのトレーニングではなく、Kさんが
> キッチリとした「スワレ」や「フセ」を教わった方が、いいかも
> しれません。

そうですね。先生に従おうと思います。

でも機会があれば、Tも、主人もまた連れて行こうと思っています。
今度は、あまり私が気負い過ぎないようにして。
Tは都合がつく限り連れて行こうと思っています。行っても殆ど見て
いないんですけど、(先週はテントウムシを捕まえて、トレーニング中の
私たちに見せに来ました。)その場にいるだけで、何かしら感じ取ってく
れると思います。先日は「先生がリード持っているときはNは先生の
事ばっかり見ている」と言っていました。「それが良い事なの。覚えてお
いてね。」と伝えました。

家でのTとNの事(Tがもてあましてしまっている)などを先生に話した
のですが、「お母さんなど大人が一生懸命になっていると子供
がその中に入り込めない事がある」というようなことを言っていました。
うーん・・・と唸ってしまいます。

家族での躾のことは何かあればその都度具体的に聞いてみようと思いま
す。

> 脚は問題なさそうでなによりです。
> アスファルトでの運動ですが、・・・・・

分かりました。覚えておいて、気をつけます。

> 本題の、しつけ教室での他の犬との交流時間ですが、私の知識から
> すると、今やっていることはNちゃんに必要のないことであり、
> 逆に必要なことをさせていなようにしか考えられません。
> そしてNちゃんは、普通に感じます。

今のNに必要な事とはどんな事でしょうか?私に何かできますか。

> 色々な情報を総合して考えても、私の知識では、Nちゃんに的確な
> トレーニングとは考えられないし、実践的かどうかを考えた場合、
> とても理解に苦しむ方法・対応です。

何か悪い影響が出るということでしょうか?

> 申し訳ありませんが、今回ばかりは、お力になれそうにありません。

残念です。メールでのご相談では限りがあるということですね。
実際にお会いした方が良いのでしょうか。
時間が出来たらと言っていて、そのままでした。もし迷惑でなければ、お
会いする機会を作りたいです。いかがでしょうか。無理はしないで下さ
い。

> Nちゃんの体臭ですが、・・・・
> 健康のことですから獣医さんにも相談してみてください。

そうしてみます。

> T君がNちゃんに自分から考えてアプローチするように
> なったのは、私も嬉しいです。ただ型にはまったコマンドを教える
> ための、型にはまったアプローチでは、本当の意味でのコミュニ
> ケーションとは言えないと思います。

そうでしたね。伝えるのはとても難しいですけど、続けていきます。

> こちらが感じたこと(それは人それぞれで型にはまったものでは
> ない)を伝えることがコミュニケーションの基本です。
> これからが楽しみですね。

ありがとうございます。楽しみです。
Tが学校から帰ってくるとサークルの中でぴょんぴょん跳んで大興奮
でしたが、座らせてから近づくように言ってそのようにさせていたら、座
りながらもお尻が(尻尾)揺れているのですが、懸命に我慢するように
なってくれました。

> シェパード君に興味を持った、そしてKさんは、T君に犬の
> 勉強をしてもらいたいとお考えなら、一度、大きなドッグ・ショー
> へ連れて行ってあげるといいと思います。

そうですね。機会があれば行こうと思っています。
大きな犬でもとても可愛い顔をしている事をTは知っています。いろ
いろな犬に会わせてあげたいです。私も会いたい・・・。


「外で飼おうと思ったのですが、、」から始まり、熱心にしつけ教室に
通うようになったKさん。この変わりようには、私もビックリです。
しつけ以外にも、Nちゃんの健康を気遣う気持ちがとても伝わってきます。

他の犬と一緒にトレーニングする件については、残念ながら私は
先生の意図が分かりませんでした。しかし、Kさんがお教室中の
状況をよく見ていることがわかり、私としては収穫でした。

どんなトレーニングよりも「犬をしっかり見る」ということの大切さを、
全ての犬と暮らしている人に知って欲しいと願っています。


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