Kさん と Nちゃん  11

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■ 落ち着いた犬 と つまらない犬 ■

犬も歳とともに落ち着いてきます。ほとんどの犬は、一歳になれば生殖能力をもっています。人間の場合、そのようになる年齢になるまでに、自分の行動に自覚と責任というものをもてるようになります。幼児のように善悪の判断がつかないというレベルではありません。
人間や犬に限らず、動物全般に、生殖能力が備わる頃には、(完全でない場合も多々あるようですが)精神的な構造は、大人と似たようなものになってきているはずです。
これらを考えれば、犬の一歳までの環境がどれだけ大切であるかは、お解かりだと思います。Nちゃんは、まだ一歳ではありません。Nちゃんとの関係に自信を持てるようになったKさん、そして、人間とのコミュニケーションに自信を持ち、楽しみ始めたNちゃん。
とてもうまくいっているように思えるかもしれませんが、、、、

                        (つづきは、最後へ)

00.12.25  「どうなんじゃー」                  弓削

ご主人とNちゃんが二人っきりで過ごした2日間というのは、
ご主人にとっても、Nちゃんにとっても、新鮮だったのでは
ないでしょうか。
ご主人からも、Nちゃんの進歩が分かるくらいなのですから、
確実に進歩しているみたいですね。


》それから、サークルから出して遊んでいるときに自らサークルのトイレ
》まで戻っておしっこが出来ました。初めてです。でも1回だけ。

おめでとうございます!。
で、その時は、どんな感じで褒めましたか?
私なら、トイレをしている間に、大好きなオモチャと、大好きな
オヤツをいっぱい用意してあげます。オシッコが終わったら、
奇声をあげて褒め、オモチャとオヤツを次々に差し出します。


砂利の場所は「Mさんと・・・」でも、クンクン激しかったのを
覚えています。そういう状態ならば、走って通り過ぎるくらいに
してください。


坂道、階段、何にしても下りは落ち着いて下らせてください。
興奮している状態で、駆けて下りることはさせないでください。


公園などでも、伸び縮みのリードを使っているのですね。
それなら問題ないです。あのリードは多くの先生は否定的な考えを
持っているようですが、私は経験的にいいものだと思っています。
ただ、5mだと気を抜くと、リードがいっぱいになることはあり
ませんか? 持っている人の手首が痛いという経験はないでしょう
か。気を付けてください。


ハスキーオジサンのハスキー君のカラーはどんなカラーをして
いましたか? 「一般的な革のもの」・「鎖状のもの」・
「ナイロンのもの」、どれでしょうか?
それとオジサンとハスキー君の散歩中(歩いている時の)の
位置関係はどうでしょか? 「ぴったり横に並んでいる」・
「少し前に出ている」・「少し後ろに下がっている」・「それ
ほど離れはしないが、前に行ったり、後ろにいったり、その日
によって違う」、この中にありますか?
次にあった時に、観察してみてください。


「今でも大分落ち着いてきてくれた」とお思いでしょうけど、
どんどん落ち着いていってしまいます。場合によっては、
つまらないくらいに、。
人間とのコミュニケーションが取れないまま、落ち着ききって
しまうと「つまらない犬」になってしまいます。動かなくても、
表情で訴える犬になってもらいましょう。
それには、まずは人間の笑顔です。これを意識してやらなくても
いいように、一緒に行う楽しいことをどんどん探しましょう!


》でも私の中では、ワンちゃんを飼うのはどんな人でも出来る訳では
》ないという思いがあります。エネルギーも要るし、知識も要るし。

これはKさんが、勉強し、それをちゃんと理解している証拠です。
ここまで気が付いてくださり、私は嬉しいです。

でも、何故簡単に飼えないのでしょうか。それは私達が日本人で、
一緒に暮らしている犬が洋犬だからなんです。
白人が自分達の表現方法をよく理解し、自分達に理解し易い表現
方法をしてくれる犬を造りました。私達はその犬たちの末裔と
暮らしているわけです。ということで、洋犬をより理解するには
白人達の考えや表現方法を知る必要があります。
最近は、映画もあるし、その他情報は多いですから、だいたい
分かっているかと思います。Nちゃんの前で、たまには「白人
ごっこ」をしてみるといいと思います。


》お散歩のときなどは声なしで指を立てるだけで「おすわり」をする事
》もあります。
》Nは、「おすわり」の言葉がなくても何かいいことがあると思うとお座
》りして待ってくれるということよくあります。
》ご飯の前の「おすわり」「待て」「お手」「OK」の時も、Tは言葉なし
》で手振りだけでやっている事もあります。それが面白いみたいで。
》それは「誘導法」を行っているということでしょうか。

ここまで出来るのですね。凄いではないですか!
ちなみに、指を立てた手にはオヤツは入っているのでしょうか?
それをNちゃんが知っていれば、誘導法ということになります。

でも続く質問が、
》> まずは犬と向き合ってやってみてください。これがちゃんと出来る
》> ようになると、オスワリさせ続けることはそう難しくありません。
》> 「OK」を出すまで、オヤツをあげなければそれでいいだけです。

》その時「待て」は必要ないのですか?

と、なっているので、オヤツはないのかな?
オヤツがあれば、オヤツをジ〜っと見ているでしょうから「待て」
は必要ありません。今、お教えしたいことは、解除のコマンド
(OK)です。これは「待て」がなくても、オスワリやフセを
したら、それがあるまでは続けるのが当然、ということを覚えて
もらう練習です。

大体、やり方は分かったと思います。これでOKが出るまで
そこにいる、ということを覚えてもらってください。蛇足だと
思いますが、段階的にやってくださいね。いきなり長時間同じ
姿勢(オスワリやフセ)をとらせないようにしてください。


それとは別に「何かいいことがあると思うとお座りして待って
くれるということよくあります。」というのは、凄いことです!
Kさんがちゃんと、何時いいことがあるかを教えることが出来た
ということですから。
そこまでなれば、何がいいことなのかを、少しづつ教えていけば
いい子になります。その時に大事なことは、今まで教えた「いい
こと」を忘れないでもらうように工夫をすることです。

人や犬のところへ行こうとすることも、これを上手に使って
「落ち着いて近づく」ことを覚えてもらえれるといいですね。


》「つけ」などの時もおやつをもらえば「他の興味のあるものをさがそう
》かなあ・・」という感じです。

家の中でも「つけ」の練習をしていると思いますが、その時は、
「つけ」と一言いって、Nちゃんを脚即に付けたら、人間は
中腰になったまま(Nちゃんの顔に手が届き、オヤツを常に
渡せる位置で、さらに、顔と顔がそれほど離れていない位置。
しかし、できれば背筋を垂直に保ち、顔を覗き込むような位置
関係にならないように気を付けてください。)前に進んでくだ
さい。その間、うまく出来ている限り、笑顔で褒めるのは当然
ですが、その他に多少の褒め言葉を使います。それと付いて
進んでいる限り、オヤツをあげ続けて進みましょう。

「つけ」の言葉は1回だけです。あとは、オヤツや褒め言葉
など「褒めること」のみで、コマンドは使いません。
そして最後はOKです。OKは、褒め続けることが、終わると
悟られる前に、出してください。つまり、褒め続けていきなり
OK(解除)が出て、褒められるのが終わりであり、トレー
ニングが終わりになるという感じです。

常に人間側がコマンドを先回りするように(今の段階では)OK
を出してください。
少し待てそうだな(OKを聞いているな)と思えるようになった
ら、コマンドの褒めることの終わりとOKの間に時間を少しいれ
それを少しづつ延ばしていきましょう。


今までとちょっと感覚的に違うのでは?、とお感じになったかも
しれません。これからは、日常生活でも「話しかける時間」を
少なくしてください。
ただし、Nちゃんに何らかの対応を要求しないような話し掛け
は、減らさなくていいです。それ以外は、ちゃんとNちゃんに
対応してもらおうというわけです。そして、出来るだけ言葉では
なく、手や顔などを使う「ボディー・ランゲージ」というものを
使いましょう。「見ないとコミュニケーションがとれない」という
ことにしてしまうのです。

これをやることによって、本当の意味でのアイコンタクトが出来る
ようになっていきます。


多頭飼いは、単純に犬の数が増えたという感じではないということ
です。一頭だけなら、Nちゃんだけを見ていればいいわけですが、
もう一頭迎えたら、単純に、Nちゃんとその子をみればいいかと
言えば、違うわけです。
犬同士一緒にいて楽しいこともありますが、張り合うこともあり
ます。悪戯を考えることもあります。一頭×2だけではなく、
犬社会というものを管理する必要が出てくるということです。
つまり、今やっている勉強とは別の、犬の勉強が必要になって
くるわけです。


》「犬的な、はぐらかしかた」・・・なんか分かったような。
》昨日、寝る前にTに少し読み聞かせました。ドクタースヌーピーの
》答えを読むと、「どうなんじゃー」と叫んでいました。(それで答えになっ
》ているのかということ)

Kさんもセンスがあると思っていましたが、T君は素晴ら
しい!、犬との関係は「どうなんじゃー」が極意です。

人間が犬の行動に「どうなんじゃー」で、それに対して人間が犬に
しつけをしようとすると、犬は何が言いたいのかわからず「どう
なんじゃー」と叫びます。その繰り返しで、折り合いを付けていき
ます。
人間が「お行儀のためにオスワリ」と教えたところで、犬にお行儀
なんて、心底理解出来ることはないと思っています。しかし、理解
できなくても「こんな時は、こんなことをやるのよね。」程度に
(人間の感覚でいえば)体で覚えるみたいです。

Nちゃんの「どうなんじゃー」を理解してあげてくださいね。


日光浴の話ですが、
》Nのサークルは家の中での特等席なんです。南東の窓側なので、午
》前中によく日が入り2時頃まではぽかぽかです。よく気持ちよさそうに寝
》ています。

充分に日に当たっているようですね。ちなみに、特等席での日光
浴は、ガラス越しでしょうか。出来れば、直射日光を当てる時間を
増やしてあげてください。(現状でも不足はなさそうですが、
この季節、日に当て過ぎということは、ないですから、。)
日光(紫外線)は骨の形成に大きく関係してきます。またカルシウム
(つまり骨)とストレスは関係があると言われています。ストレス
を和らげるたけに、カルシウムが使われるようです。
さらに、日に当たるとそれだけで、満足するのか疲れるのか分かり
ませんが、いい子になる場合があります。

ご参考まで。


カラーのサイズが合って、よかったです。
引張ると、締まるようになっていますが、ある程度以上は締ま
らないようになっています。その長さが30センチです。
ですから、締まることは気にする必要はありません(苦しくない
はずです)が、引っ張らなくなるようには、工夫を続けてくだ
さい。


激しくじゃれあって、ガブリは家族にはいいですが、その他の人
だと大変なことになる場合もありますので、気を付けてください。
多くの先生は、そういうことはやらせないように、と言いますが、
私は必要だと思っています。しかし、今書いた様に他人にやって
しまっては、問題になります。

そこで、ガブリの感情をいつでも静められるようにしてください。
方法は簡単です。ガブガブやっている時に、スワレなどのコマンド
をかけます。もちろん、はじめのうちはいうこと聞きません。
そんな時は、もうコマンドをかけないでください。1回やって
駄目なら、との時は諦めてください。いつの日か、偶然やちょっと
テンションが低い時に出来たなら、色々な方法でいつも以上に
褒めてあげてください。
Nちゃんは内心「?」と思うでしょう。しかしこれを繰り返す
だけで、ガブガブモードの時にそれを静める(とりあえず動かなく
なる)ことが出来るようになるわけです。


鳥のウンチは、とてもよくありません。鳥の種類や食べているもの
にもよるのでしょうが、病気がうつる場合もあります。ただ、今
まで、ここで食べられてしまっても、病気になったことがないので
それほど叱らないようにしています。
ゴールデンは鳥猟犬ということもあり、この誘惑にだけは勝てない
ようです。
Nちゃんは、真似しないねください。


しつけの本などを見ていると、書いていることが違うので、混乱し
ますね。そういう時は、とりあえずどれか1つ方法を選び、実行
してみてください。その方法がNちゃんに分かり易いがどうか
をNちゃんに聞いてみてください。


年末年始、主婦として、お母さんとして、ご主人の仕事を手伝う
立場として、忙しいかと思います。今回は、内容が濃いので疑問点
があるかと思いますが、特に問題がなければ、ご返事はゆっくりで
結構です。

            楽しいクリスマスをお過ごしください。

00.12.30 ごあいさつ                Kさん

年末はやはり忙しく、お返事という形ではメールを出せそうにあり
ません。
年が明けてから、ゆっくりと書かせていただきます。

今年はとても沢山のことがありました。
でもやはり、Nを迎えた事が一番の出来事でした。
Tが生まれた時と同じような、変化を感じています。

また、信頼できる方に知り合えて本当によかったと思っています。
弓削さんとのメールのやり取りがなければ、もっと悶々とした日々
を送っていたと思います。
とても感謝しています。
また来年もよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。

00.12.31 RE:ごあいさつ           弓削

Kさん、こんばんは。
年末の忙しい時に、わざわざご挨拶のメールありがとう
ございます。


私もKさんに出会えて幸運な年でした。昨年は、Mさんでした。
ペット・ブームと呼ばれるこの時代に、無名の私の言葉に耳を
傾けてくださる人がいることを神様に感謝したいくらいです。

一人でも多くの人に、犬をどうコントロールすかではなく、
犬とどう暮らしていくか、一緒に行動するか、ということを
身に付ける人が増えることを祈っています。

来年は、今年以上にNちゃんとの生活が楽で、楽しいものに
なることをお祈りしています。

01.01.02  Re: 「どうなんじゃー」        Kさん

あけましておめでとうございます。
また、年賀状も頂きありがとうございます。
素敵なお部屋ですね。ご自宅でしょうか?

元旦は地元の神社へ初詣に行ってきました。
お昼過ぎだったので、誰もいない境内、Nも神様に「二拝、二拍手、
一拝」をさせて(おやつを使って、拍手は手をもって)お参りしました。
今年はまず避妊手術があります。無事終わる事をお願いしました。
皆が一緒で、私との散歩の時より、ぴょぴょん跳ねながら、楽しそうでし
たが、境内ではやはりクンクンだったので、みんなに「だめ!」と言わ
れて早々に出てきました。
クンクンは大分しなくなってきてはいると思いますが、まだまだ気が抜
けません。初めてのところや、草むら、砂利道などは特に。

2日になりやっと一息つけるかと思ったら、今日母が甥っ子を連れて
遊びに来るとの事。でも、楽しいお客さんが来て、皆(Nも)、嬉し
いでしょう。

>
> 》それから、サークルから出して遊んでいるときに自らサークルのトイレ
> 》まで戻っておしっこが出来ました。初めてです。でも1回だけ。
>
> おめでとうございます!。
> で、その時は、どんな感じで褒めましたか?

その時、Tがトイレでパニクッていたのです。
「お腹がイターイ。」と、泣き叫んでいました。主人はそれにつきっきり。
私はもちろん嬉しかったので褒めましたけど、Tのことも心配で
褒め方も気が入っていなかったです。折角とびっきりの事をしたのに、
Nごめんね。

> 私なら、トイレをしている間に、大好きなオモチャと、大好きな
> オヤツをいっぱい用意してあげます。オシッコが終わったら、
> 奇声をあげて褒め、オモチャとオヤツを次々に差し出します。

そうですよねえ。
せめておやつを沢山あげればよかった。

> 砂利の場所は「Mさんと・・・」でも、クンクン激しかったのを
> 覚えています。そういう状態ならば、走って通り過ぎるくらいに
> してください。

場所を選ばなければいけないですね。
砂利の所は、土手から降りていきます。降りるのも気を使わなく
てはならないし、おりてからの砂利道は他のワンちゃんもよく通る
コースのようで、うんちなどよく見ます。また空き缶が落ちていたり、
お菓子の袋が落ちていたり、まず掃除をしてからにしたくなります。


> 公園などでも、伸び縮みのリードを使っているのですね。
> それなら問題ないです。あのリードは多くの先生は否定的な考えを
> 持っているようですが、私は経験的にいいものだと思っています。
> ただ、5mだと気を抜くと、リードがいっぱいになることはあり
> ませんか? 持っている人の手首が痛いという経験はないでしょう
> か。気を付けてください。

そうですね。手首が痛いという思いをした事はありませんが、リードが
すぐいっぱいになってしまうので、なるべく自由な気分になれるように
ついて回ってます。もっと長い方がいいかなと思っている所なのですが、
もう少しクンクンが直ってからの方がいいかとも思います。


ハスキーおじさん、まだ会っていないのですが今度会ったときには注意
深く見てみます。
他のお散歩をしている人たち、今までは「みんな、余裕でいいなあ」と思
っていましたが、よく見るとワンちゃんの後をついていっている人多いで
すね。それに、あっちこっちでクンクンさせて、その間待っているんですよ。
ワンちゃんと人とで別々に歩いているって感じの人も多いです。
それが普通みたい・・・。全ての人がそうではないでしょうけど。

> 「今でも大分落ち着いてきてくれた」とお思いでしょうけど、
> どんどん落ち着いていってしまいます。場合によっては、
> つまらないくらいに、。

本当に落ち着いてきたと思います。
遊びの最中で興奮していても、「おすわり」などと言うとできる事、多いで
す。私たちも、興奮を無理に抑えようという気持ちがなくなりました。
「おー、興奮してるよぉー」なんて、笑って見ていられるようになりました。

> 人間とのコミュニケーションが取れないまま、落ち着ききって
> しまうと「つまらない犬」になってしまいます。動かなくても、
> 表情で訴える犬になってもらいましょう。
> それには、まずは人間の笑顔です。これを意識してやらなくても
> いいように、一緒に行う楽しいことをどんどん探しましょう!

楽しい時間を沢山ですよね。
「笑顔」は少しずつ出来るようになってきたかなぁ。


> 方法をしてくれる犬を造りました。私達はその犬たちの末裔と
> 暮らしているわけです。ということで、洋犬をより理解するには
> 白人達の考えや表現方法を知る必要があります。

なるほど・・・です。
また目の前が明るくなりました。

> 最近は、映画もあるし、その他情報は多いですから、だいたい
> 分かっているかと思います。Nちゃんの前で、たまには「白人
> ごっこ」をしてみるといいと思います。

楽しそうですね。


> ここまで出来るのですね。凄いではないですか!
> ちなみに、指を立てた手にはオヤツは入っているのでしょうか?
> それをNちゃんが知っていれば、誘導法ということになります。

入っている時と入っていない時があります。でも、Nが入っていると思
った時に出来ていると思います。
解除のコマンドって凄いですね。お利巧度がグーンとアップです。
でも少しずつですね。

お散歩で、信号待ちなどをしている時お座りをさせてちょっとおやつをあ
げていたのが良かったのか、私が止まって待っているとお座りして私を
見上げてくれます。いつもではないですが。(誘惑されるものがない時)
「可愛いぞー」って思います。いい気分です。


> いい子になります。その時に大事なことは、今まで教えた「いい
> こと」を忘れないでもらうように工夫をすることです。

私が忘れないようにしなければ。

> 人や犬のところへ行こうとすることも、これを上手に使って
> 「落ち着いて近づく」ことを覚えてもらえれるといいですね。

1回小成功しました。相手に「ちょっと待ってください」と言って待ってもらっ
て、お座りさせました。お座りしたので「OK」で遊んでもらいました。
Nがブンブン尻尾を振ってぺろぺろ攻撃をしただけですけど。
「落ち着いて」とはほど遠いですね。でも小さな進歩です。

「つけ」は、「OK」とペアで使うようにしてから私の気持ちが違います。
それまでは、Nが「つけ」をどう理解しているのかが疑問でした。つけと言
うと近づきますが、近づくとそのご褒美にという感じでおやつをあげていた
事が多かったので、すぐにクンクンしたりそっぽを向いてしまったり。

> 「つけ」の言葉は1回だけです。あとは、オヤツや褒め言葉
> など「褒めること」のみで、コマンドは使いません。
> そして最後はOKです。OKは、褒め続けることが、終わると

とてもよく分かりました。
Nができた時にわたしも心から喜べます。
「よーし、よーし。」と褒めると、ちょっと横を向きかけたときも、こちらにまた
注目してくれるようになってきました。


> 》「犬的な、はぐらかしかた」・・・なんか分かったような。
> 》昨日、寝る前にTに少し読み聞かせました。ドクタースヌーピーの
> 》答えを読むと、「どうなんじゃー」と叫んでいました。(それで答えになっ
> 》ているのかということ)
>
> Kさんもセンスがあると思っていましたが、T君は素晴ら
> しい!、犬との関係は「どうなんじゃー」が極意です。

Tに伝えました。
実はT、作文がまったく書けずに凄い苦手意識があるんです。
感覚はいいものがあると思うのですが、何しろその日にあった事も思い出
せなくて苦労するみたいで、本当に忘れているみたいなんです。
こういうことで、自信を少しでもつけてもらえれば。


> 人間が「お行儀のためにオスワリ」と教えたところで、犬にお行儀
> なんて、心底理解出来ることはないと思っています。しかし、理解
> できなくても「こんな時は、こんなことをやるのよね。」程度に
> (人間の感覚でいえば)体で覚えるみたいです。
>
> Nちゃんの「どうなんじゃー」を理解してあげてくださいね。

そうですね。ワンちゃんは、本当に凄いです。
いつも色々やってみて、「これでいいの?」って言っているようです。
それに、ちゃんと答えてあげたい。

> 日光浴の話ですが、

「ぽかぽか・・」というのは窓越しです。
今の時期、庭は日陰になるので殆ど家の中でした。
直射日光に当てるということ、も考えてみます。
日の光がすきなのはよく分かります。午前中、前の家の陰になる時間があ
るのですが、その時は、顔を伸ばして少しでも当たるようにしているようです。
体全体に当たるようになると、ごろりと寝転んで片足をサークルにかけて寝
ています。
ホント、その間はとてもいい子です。


> 激しくじゃれあって、ガブリは家族にはいいですが、その他の人
> だと大変なことになる場合もありますので、気を付けてください。

これは、今までの私たちだったら、「困った困った・・」と言っていたと思います
が、それを楽しめるようになってきた事がとても嬉しいです。
でもワンちゃんを知らない人にとっては、やはり怖いですよね。それに、怪我
をさせられることはもっと怖いです。

> そこで、ガブリの感情をいつでも静められるようにしてください。
> 方法は簡単です。ガブガブやっている時に、スワレなどのコマンド・・・

今でもよくガブガブモードになりますので、必要ですね。今までも、面白がってや
っていましたが、一瞬は出来るようになってきました。すぐにまたぴょんぴょん
跳び回りますが。

きっと今年は、Nが大人になってずいぶん変わっていくでしょうね。
トイレシーツを買いに行ったお店で、「子犬がいるんですか?大変でしょう。でも、
思えばその頃が一番可愛かったわねえ。大人になると、大人しくなりすぎてつま
んないわよ。」なんて言われたことあります。
でも、大人しくなっても一緒に何かを楽しめるワンちゃんになって欲しいです。
躾教室なども体験してみたいです。
行動範囲がどのくらい広げられるかも、今年楽しみなところです。


とてもいい感じになり始めていると思います。
しかし、ここで間違った方向に進んでしまうことも少なくありません。

散歩の時に会う人達に「とてもいい子ね」と言われて、
「これ以上、しつけは必要ない」と考えるためか、それ以上、人との
コミニケーションをとろうとしないくなる人を多々見ます。

Nちゃんがどうなるか、お楽しみに。



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