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2016.3.20 あれから5年 わたしたちは何を学んだか@東金文化会館

2011年3月11日の大地震から5年以上が経ちました。世の中では、震災を過ぎ去った過去のことのように感じている方も少なくないようですが、未だに仮設暮らしの方々もいらっしゃるそうです。
動物たちのことに目をやれば、人間が立入りを制限されている地域では、ひたすら自らの命を繋ぎとめることだけで精いっぱいの動物がいます。災害前は、何らかの手段で人間から食べ物や安全を与えられていた彼らは、文字通り必死に生きています。

そのような動物たちに対し、少しでもと、2012年の秋(震災から約1年半後)、環境省による一斉捕獲で保護が行われました。福島の冬を越えることが出来た者の中から、捕獲された者は、福島県の三春町にある施設(通称:三春シェルター、正式名称:福島県動物救護本部・被災動物管理センター、2015年12月閉鎖)で暮らすことになりました。その中に、今「おばま」と呼ばれているこの猫がいました。
彼は、1年半以上三春シェルターで暮らし、2014年7月12日、彼は我が家へと。



その時から、前回(2015年9月27日)までのことは、前回前々回のページをご覧ください。
前回から今回のイベントまでの変化は、次ページ以降をご覧ください。


今回のイベントで、下の様なお札を作ってみました。ポストカードの裏です。
人が居なくなった町で、食べ物を探し、得る。暑さ寒さを凌ぎ、日々の安全の確保も苦労があったことでしょう。どれだけの仲間がいて、厳しい冬を越えて生き残り、おばまのように捕獲され、食べることや日々の安全が確保された者がいるのだろうか。

おばまについてだけ言えば、ずば抜けた状況判断、体力、そして強運なのだとおもう。
おばまの名前の由来は何処かの大統領の名前をいただいたらしいのですが、下の様なカードを作ってみました。
破魔弓・破魔矢というものがありますが、魔障を払い除くものだそうです。

東金に来てね
当日、会場で配布の予定(数に限りがあります)。
人が居なくなった町で暑い夏を二度、そして寒さ厳しい冬も凌ぎ、今は東京でお腹をだして寝ている おばまにあやかりたい方は、是非、当日会場へ足をお運びください。

約半年前からの変化は、こちら




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