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おばまの変化(その2)

こんなことも覚えました(左)。
妻に出かけられたくないときは、足の上に乗ります。
彼は、人の動きや着ているもので、次の行動を予想しているようです。その能力の高さには驚かされます。


とにかく動かないので、一日の内、朝晩のご飯のときと寝る前に、部屋以外の場所で食べさせるようにしています。人間の晩御飯の時、台所まで来てもらい、生肉や刺身などをあげることがある。その時の顔は真剣そのもの。
しかし、状況判断に自信をもっている彼は、もうこれでお仕舞と思うと、さっさと部屋に帰ってしまう。人に媚びたり、要求はしない。とにかく部屋に居たいみたいです。
テリトリー外の台所で美味しいものを待っている
夏には、少し廊下に出たり、台所にいた時間も長かったのですが、秋に体調を崩し通院が重なってからは、部屋に籠るようになってしまいました。


少しづつ掛けていきました
この冬、一番の変化は、妻の布団で一緒に寝るようになったこと。

我が家に来た当時、布団に限らず柔らかいものが怖かったみたいです。乗ったらさっと脚を引っ込めていました。
まず布団に乗れるようになり、妻の頭の辺りで寝ていました。そして甘えて頭や耳を齧っていました。

今年に入り、しっかりと布団にもぐることを覚えました。
今は更に奥にもぐります

もちろん妻は毎晩ヒヤヒヤ。高い確率で背中を噛まれます。しっかり噛んでくれるそうです。
今(3月)はまだ寝巻が厚手ですが、これから薄着になります。大変なことになることでしょう。そういうことを繰り返し、おばまも甘え方を覚えてゆくのでしょうか。


2015年の春花祭で会った方が、「野良猫だった猫を家に入れたら、思いっきり噛むし、爪で引っ搔くのではなく刺してくる」と仰るので、「それは直りましたか?」と聞いたら、「はい、晩年に直りました。そうなるまでに8年かかりました」と。
その猫は、外では鼠を捕って生きていたとか。

そういえば、最近、鼠の足音を気にしなくなった。我が家に来て一年くらいは、天井裏を走る鼠の足音に敏感でした。その音がすると天井を眺めていましたが、今はもう眺めません。
最近分かったことは、地震のときは天井を眺めます。今まで地震のときは、押入れなどに籠っていたので、何をしているのが分りませんでした。これもいつかはしなくなるのかも。


人間を噛み締めることと、爪を突き刺すことだけをやめてくれればいいと思っていますが、それがいつの日になることやら。

今日も彼は、我が家の魔障を払い除いてくれていると信じています。

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