利用者 シゲちゃん さん/
当日利用人数 3人+1犬(北海道犬風雑種・ メス)/
利用日 2015.07
7月下旬、梅雨明けしたが、大雨後でさらに雨予報の日に利用。
言わずと知れた、世界文化遺産・国宝の城。
今年(2015年)春に大天守の修復工事完成で白く美しくなった事でも有名。
(ちなみに天守閣と書かず大天守と書くのには訳があるが、細かい事はHPで)
白過ぎ城とも揶揄される事もあったが、この白さも数年で黒くなってしまうとの事らしい。
なので、やはり今年のウチに見たいな〜と思っていた。
そこで事前に、HPを調べると、QAコーナに下記の記載があった。
Q23.ペットと一緒に入城できますか?
⇒A23. 小型犬用のケージはいくつかご用意しておりますが、予約はできません。
また、グランドオープン後、非常に混雑し数時間待ちの場合も予想されることから、動物にとって非常に大きなストレスになり、健康を害する恐れがあります。
上記、Q23 は、以下のように Q8 に 変わっていました
Q8.ペットと一緒に入城できますか?
A8.ケージなどに入れて、ペットの全身がすっぽり入る状態であれば連れて入ることができます。
カート・バギー等キャスター付きのものは持ち込みできません。必ずケージ等を持ち運んでいただきます。
数に限りがありますが、無料貸出のケージをいくつかご用意しておりますので、姫路城管理事務所にお申し出ください。(予約不可)
一口コメント シゲちゃんさん より(2019.12)
との記載があったので、自前のケージを使えるか問合せをした。
すると、下記の様な返事が来た。
xx様、メールありがとうございます。
姫路城では小型犬用のケージを貸出しておりますが、こちらで預かることはできませんので、動物と一緒に入城していただくことになります。自家用のケージは、車輪がなく、持ち運び可能であり、かつ、動物の姿が全て隠れるタイプのものに限り、大天守を含めご入城が可能です。また、週末はかなり混雑し待ち時間が発生することがありますので、動物の健康状態にご注意ください。
なので、ケージで天守まで入れるとなれば、城好き犬連れとしては、これは行かねば、
と今回の関西旅行を決行。
ユキは一人ぼっちが嫌いなので、車に残すよりもケージで連れた方がベターと判断。
施設からの注意にもあったので、ユキのケージには、ひんやりマットとワンコ用保冷材を
入れる事にした。
これらを踏まえ、それぞれのワンコ事情に合った対応が必要だろう。
宿は淡路島の「
プチホテル ハナ&キッス」を利用
宿を出てから、雨が降ったり止んだり。
ちょっとキツイかな〜なんて思いながら向かった。
現地に着くと、厚い雲ながらとりあえず雨は降らずにいてくれた。
大手門近辺や、周辺に多数の有料駐車場があるが、混雑時には満車になる事も多いらしい。
だが、夏休み時期ではあるが、平日でこの天候では、かなり空いていた。
我が家は地下にある有料駐車場に車を停めた。
雨降っても、日が出ても地下なら快適そうだったから。
駐車場の出口から地上へ出て、道路を渡ると、スグに姫路城の雄姿が見えた。
観光客らしく遠くのお堀の脇から記念撮影。
そこから少し歩くと、お堀の上に桜門橋があり、わたった先には門がある。
さらに入ると公園の様な感じになっている。
有料エリアに入らず、公園内を散策する分には特に犬連れ規制は無い。
なので、犬をケージに入れてまで見たくない、とか犬連れで有料エリアまでは不要、
と言った方には、姫路城の雰囲気を楽しむには良いかも知れない。
ただし、当然普通の犬連れマナーは必要である。
公園の左側の通路を進むと、入場口への通路となっている。
混雑を避ける様に入城口へ向かう側と、出る側で分離されてるようだ。
ただこの日は、人も多く無い様であった。
入場口付近から姫路城大天守を見ると、だいぶ大きく見える様になって来た。
お城の白さも、かなり分る様に見えてきた。
ココはまだ無料で、犬ケージ不要のエリア。
結構雰囲気も楽しめる。
少し歩くと、入城口が見えてきた。
入城口は、左側に窓口券売所、中央が一般入口、右側には券売機があった。
チケット購入後、ユキをケージに入れて入城。
ユキのケージにはヒンヤリマットとワンコ用保冷材を入れた。
なので、通常のユキの入ったケージよりも重い・・・・
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狭い通路 |
案内図を見ると入城口から大天守までは距離も勾配も結構あるようだ。
ま〜事前に色々と調べて大変な事は分っていたが、あらためて実物を見ると大変そうだ。
入城口から入ると、スグに菱の門が見えてくる。
門をくぐって先へ進むと、西の丸との分岐点があるが、先へ進む。
すると、石垣と塀に囲まれた狭い通路が見え、その先に大天守が見えた。
うわ〜これテレビで見た景色だ〜って感じで感動。
その他様々な見所もあるが、やはり実際に自分の目で見ると嬉しいものだ。
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天守閣入口 |
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広い城内通路 |
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天守入城口 |
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狭い階段 |
色々と歩いて行くと、天守閣への入口が見えて来た。
石垣の間の門の手前に仮設的な通路が設けられていた。
そこから中に入り、階段を進むと中に天守への入城口がある。
ここで、下足を脱ぎ、ビニール袋に靴を入れて入城する。
ここからは、昔からの城内の中を歩くので、犬の入ったケージを持っていると、様々な注意と配慮が必要になって来る。
まずは、狭い階段。
ユキのケージギリギリで通行出来る感じである。
問合せ時の注意事項になかったが、この狭さを配慮したケージ利用が必要だろう。
まず、大型犬用は無理であろうか。
階段を上ると、広い城内通路がある。
少し歩くと様々な展示物が、あちらこちらに配置されている。
それらの付近には、当然の様にそれらの説明文の書かれた案内看板もある。
色々とためになる事もあるが、ま〜ざっと見てくと言った感じで進んで行く。
ユキの入ったケージも重いので、時々休み休み歩いて行く。
また、各フロアには、現在何階かの案内と周囲の見所案内もある。
さすが、世界遺産・国宝と言った感じである。
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安全な階段 |
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城内のケージ内ユキ |
フロア案内 |
そこから、さらに上に上る階段は広く手すりもあり安全で上り易い階段である。
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4階のケージ内ユキ |
その脇には周囲の景色に配慮された消火設備もあるようだ。
この階段は、上り専用で一方通行になっており、ユキのケージを持って歩いても比較的楽に歩く事が出来た。
やはり、少しづつ休みながら様々な景色や展示物を見ながら最上階を目指す。
休憩中はユキもケージ内で寛いでいる。
さらに上り最上階の6階へと辿り着いた。
そこからの周囲の眺めも最高である。
360度のパノラマ風景で姫路の街中が奇麗に見えた
また、お城の屋根も白さが際立って見えた。
下りは、上りとは別ルートの一方通行である。
こちらも様々な展示物を眺めながら、時折休み休み下って行く。
狭い階段でユキの入ったケージを持ちながらでは、結構キツイ場所もあった。
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外履きに |
最下階へ行くと、奥の方に入口で靴を脱ぎ中に入って行く人たちが見えた。
そこから、城外へ出ると仮設の様な外履きを履く場所があった。
係の方が、テキパキと空いてる場所を説明していたので、比較的楽であった。
外へ出て階段を下ると、備前丸と呼ばれる広い場所へ出た。
真下から天守を見ると、角の美しさがとっても素晴らしい。
そこから広場の中央の奥へ行くと、天守を正面から見る事ができる。
この姿も非常に美しい。
はやり、この姿を写真に収める人々も多い様だ。
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真下から見た天守 |
正面から見た天守 |
そこから、備前丸の周囲をぐるっと回るような通路があり、こちらも様々な見所がある。
その中でも、もっとも有名なのが、播州皿屋敷の怪談で知られる「お菊井戸」。
番町皿屋敷は知ってたが、こちらは知らなかった。
内容はどちらも同じ様だ。
後でネットで簡単に調べたら、江戸を舞台にしたのが、番町皿屋敷。
播州姫路を舞台にしたのが、播州皿屋敷との事だった。
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お菊井戸の案内 |
お菊井戸 |
色々見ながら進んで行くと、先程入城した場所へ出た。
ドリンク売場があるので、購入し休憩。
そこから天守方面を見ると、行列する場所が見えた。
我々は待ちなしで入れたが、入城制限されると、ココで行列するらしい。
うわぁ〜って感じである。
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ドリンク売場 |
天守入城待ち場所 |
休憩後出口方面へ向かい、菱の門手前で右上に上る通路がある。
係の方が、是非こちらも見て行ってくださ〜い、と案内もしている。
以前TVで見たら、人気は無いが奇麗な天守を見る事ができると
案内をしていたので、是非行かなくては、と思っていた場所である。
実際には人気無いどころか、ほとんどの人が行ってるようである。
西の丸へ入ってスグに中央に広場がある。
ちょうど、そこから松の木の先に天守が見える。
やはりベストな撮影場所は順番待ちとなる。
様々な写真を撮影したが、ユキのケージを置いて、その先に美しい天守が見える。
これを、投稿に入れさせてもらいました。
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西の丸への通路 |
西の丸から見た天守 |
その奥にある、西の丸をぐるっと囲む櫓の中も見学できる、との事で行ってみた。
こちらも一方通行になっており、入口で靴を脱ぎ袋に入れて自分で持って中に入る。
階段があり上ると、あまり広く無い通路があり、時折展示物もある。
色んな部屋があり、その途中から天守も奇麗に見える。
かなり長い通路を様々な展示物を眺めながら進んで行くと、突当りの化粧櫓に着く。
こちらは西の丸御殿で当時の生活の様子をうかがえる展示がされている。
そこが最終で、そこから外へ出る。
西の丸を堪能した後出口へ向かう。
その間も、美しい天守の姿を様々な角度で楽しむ事も出来る。
出口にはドリンクの自販機やトイレもある。
さらに、その先には売店もあった。
折角なので、お土産も購入。
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出 口 |
「しろまるひめ」と記念撮影 |
有料エリアから出た広場で、姫路市のマスコットキャラクター「しろまるひめ」がいた。
ほかの観光客たちと記念撮影してたので、我々も順番待って記念撮影。
やはり、中々楽しめる場所であった。
入城料 大人 1,000円
犬 無料 (要ケージ)
HPに混雑予想や、現在の待ち時間、駐車場の案内あり