東北旅行記 1999
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写真を撮ろうとすると、 何故かオスワリをする |
宿に着いてしまうとやることがない。私とうーにーは昼寝。女房はお風呂。そんな感じで時間をつぶす。
6時半、夕食。今日も他にお客さんがいないので、うーにーの同伴が許された。今日もテーブルの下でいい子のうーにーである。(<親ばかモード)
夕食のメインはステーキ。なんと280g。量は別にして味の方だが、なんとも美味しい、食べやすい。日本人向けのステーキだ。当然残さず食べたが、今迄280gという量のステーキなんて食べたことがない。食べ終わってからも「ホントにそんなにあるのかな。」と思うくらい軽く食べられるステーキだ。
秘密は、肉がいいことと炭火焼であることだとオーナーさんはいうが、それだけではないと思い、秘密を聞き出そうとしたら「毎日のようにステーキ焼いていますから。」と謙遜。以前、ステーキやさんに勤めていたかと思ったら「このペンションをやるまではサラリーマンをしていました、」とのこと。オーナーさんはきっと前向きで勤勉な性格なのだと思った。
そんなオーナーさんに犬連れOKにしていることについて聞いてみたくなった。
というのは、このペンションは犬連れOKであることをあまり宣伝していないのだ。最近、経営戦略の一つ(集客目的)として犬連れOKにしていると思われる宿泊施設が多い中、珍しい。オーナーさんの考えはこうであった。「犬を連れてくる方は、それぞれ考えを持っている。それが違う方同士が一緒になることは、いいものではない。予約も犬連れを1組入れたら、その時は(空室があっても)他に犬連れの方は入れないようにしている。」私達もそのような経験をしてきているだけにとても納得。
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で、でかい、、、 |
そんな話をしながら食事が進んでいく。テーブルの下のうーにーはオーナーさんがお皿を運んでくる時に、ちょっと顔を出す程度で、「いい子ですね。」と誉められる。こちらの一家も犬連れで旅行をするとのことですが、この子をテーブルの下に入れたことはないという。何故なら入らないから。入ったとしても、もしお皿を運んで来た人に挨拶をしようとしたら、テーブルごと動いてしまうでしょう。ちなみにここのピレ君の体重は70Kg。ちなみにうーにーの体重は27Kg。
食後のワインを飲んでいると、ペンションの方々の姿が消えた。たぶん、自分達の食事をしているのだろう。食堂に誰もいなくなったことをいいことに、うーにーにワインを少し舐めさせた。(<真似しないように!)
![]() ワインのおこぼれをもらう、うーにー。 この直後の写真がタイトル横の写真 くれぐれも真似しないように! |
![]() 部屋に戻って、ドッテンと寝てしまった、酔っ払いのうーにー |
部屋に帰ると、うーにーは水をがぶ飲みし、酔っ払ってマットをホリホリし(<うーにーの場合、余程のことがないとやらない行動)、ドッテンと寝てしまった。これだけ水を飲んで朝までオシッコを我慢できるか心配だったので、少し寝かした後に、オシッコに連れて行くことにした。
9時過ぎ、うーにーを起こし、オシッコのため玄関へと向かう。玄関近くのリビング入口にピレ君がいた。落ち着いた感じのピレ君に対し、うーにーは恐々という感じ。うーにーは自分より大きな犬が苦手だ。ピレ君は貫禄の体をゆっくりと動かす。彼とは到着した時に挨拶をしているので、逃げ出すことはないが「なんだか嫌だな〜」という感じ。ピレ君はというと、動きは落ち着いているが、息遣いや顔の表情から動揺していることが分かる。それでもうーにーへの心配りを忘れず、少々の挨拶の後、うーにーの前を横切り、背中を向けてドッテンと横になった。
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顔がひきつるうーにー |
女房は面白がって、うーにーをピレ君の横に伏せさせて写真を撮った。うーにーが横に来た彼は興味があるようだが「なんだか嫌われちゃったみたいだな〜。ちょっと距離をとった方がいいんだろうな〜。」という感じで立ち上がり、少し距離をとって横たわり直した。
その後、うーにーはオシッコ済ませ、またピレ君のいるリビングへと戻る。女房はリビングに置いてある漫画を読みふけり、うーにーはその横で寝ていた。ピレ君は先ほどと同じように少し距離をとり、横たわる。
リビングから戻り、後は寝るだけ、、、、と思ったら、うーにーがまた水をがぶ飲み。朝までもつか心配だが、本人は「もう寝る時間ね。」という感じで早々と寝てしまった。今日は洋間(ベッド)なので、うーにーが寝具に乗ってしまう心配はないが、オシッコの合図を人間が見逃しはしないかと心配だ。
とにかく雨の2日目も終わりである。