●6月7日(1日目)最近、我が家の恒例になっている軽井沢旅行。前回、私は怪我で入院してしまい参加できなかった。私は参加しなくても女房とうーにーは、犬仲間とペンションを貸し切りにして雪の軽井沢を楽しんできた。 今回は私達だけ。日曜出発とあって一緒に行ける人はいなかった。 出発は朝の9時近くとゆっくり。3泊4日だし、身軽だし、と心に余裕を持っての出発。我が家の550CCの軽自動車でもお昼前には軽井沢に着いた。お昼も近いのでいつもお世話になる犬連れOKの喫茶店へ行くことにした。今回はあらかじめメールで遊びに行くことを知らせておいたので、お出迎えしてくれた。いつも不思議に思うのだが、うーにーは以前に会った人をよく覚えている。今まで会ったことがない人とは違う反応をする。この時もお出迎えをしてくれたお父さんの声に反応して大はしゃぎだった。 早速お店に入って人間の食事。食事が出来るまでの間もお父さんが、うーにーと遊んでくれた。他にお客さんもいないので、お店全部を使って遊ばせてくれた。一通り遊んだ後、お父さんは仕事に戻ったが、時々アルバムや食事を持ってくる度に、うーにーはお父さんの所へいく。その理由はお父さんがジャーキーをくれるから。食べ物には目がない、食べ物さえ見せれば何でもやってしまう。芸の数は大小合わせれば10くらいあるだろう。これを美味しい食べ物さえ見せれば、誰が命令してもやってしまうのだ。(やった後は随分とお疲れになってしまうのだが、、、) そんなことをしているうちに他のお客さんが入ってきた。うーにーはリードに繋がれテーブルの下へ。でも、お店の人やお客さんが通る度に挨拶しようと顔を出す。
途中一ヶ所不思議な所があった。うーにーが道から外れて行った。シダが生える湿った場所で草は茂っていない一帯。その中の一ヶ所を念入りに臭いを嗅いでいる。呼び戻したら私の元に来るのだが、解放したらまた同じ所で同じことをした。私も見に行ったが特別なものは見当たらなかった。落ち葉が積もり、歩くとフワフワする場所で、ミミズはいそうでしたがモグラはいなそう。 うーにーがあまりにも一ヶ所の臭いを嗅ぎ続けるので気味が悪くなり、未練がありそうなうーにーを連れて、その場を去ることにしました。
歩いていると地図があったので、それに従い別の道から元来た場所へ戻ることにした。その道を探すが見つからない。多分ここだろうと思われる道は、人間の膝くらいまで草が茂っていて足に絡まりついてくる。うーにーは草に埋もれながら進んでいる感じだ。うーにーにとって楽しいのか嫌なのか分からないが興奮しているのは確かだ。草の中に埋まるうーにーを見ながら頭に浮かんだ言葉は「ダニ」。 草をかき分けながら進み少し急な斜面を下ると、元来た道に出ることが出来た。車を置いてある所から近くの場所だ。車に戻り、うーにーを乗せる前にダニチェックをする。10匹くらいとった。もういないようだったのでうーにーを車に乗せる。時計を見ると3時近かったのでペンションへ向かうことにした。 ペンションに着き、オーナーに軽く挨拶をすませると、荷物を部屋へ運ぶ。うーにーは最後だ。3泊4日、犬連れなので荷物は結構多い。今回はケージがないのが救いである。全部運び込むのに10分かかったか15分だったか分からないが、うーにーはふてくされて車で待っていた。 パンで空腹を紛らわし時間をつぶしていた私達に、晩御飯の時間がやってきた。うーにーは部屋でお留守番。ケージがないのでちょっと心配だが、前回も大丈夫だったということなので信じて食堂へ。
私達はうーにーを連れて食堂の入口にあるリビングへ。人間は軽井沢の地図を見たり、他のお客さんの写真を見たり。うーにーはほとんど居眠り。一時間半ほどゆっくりし、その後うーにーのオシッコを済ませて、客間のある二階に登った。 二階にはサンルームがある。そこにはこの旅行中唯一の他のお客さんであるミニチュア・ダックスを連れたご夫婦がくつろいでいた。 あとは人間がお風呂に入って寝るだけ。人間がベッドに落ち着くと、うーにーは首をあげて私達を確認して深い眠りについた。 と、ここまで書き上げたのは深夜。ダニ、ダニ、といっぱい書いたので、ダニのことが気になりだした。寝ているうーにーの体を再チェック。すると目の上の柔らかい所に、しかも両眼に各1匹づつ、すでに食いついていた。 オヤスミナサイ |