29日(火・祝)■2.腑抜けマイス■

マイスの視線の先、5メートルくらいに
牛がいる。腰が引けて尻尾が膨らむ。
この後、腰抜けになってしまった。
この遊歩道から戻ってきたら、別の牛がいる柵へと二人を連れて行ってみた。茶色の中型の牛が 10 頭ほどいる。さきほど、牛とは落ち着いて対応できていたので、気にせず近づけたら、マイスは驚き、5メートルくらいの距離をとって尻尾を膨らませながら地面にへばりついてしまった。へばりついたというより、腰が抜けたようで動けなくなってしまった。女房がそんなマイスを抱き上げて「腰に力が入っていない。腰が抜けている。」とのこと。

そんなマイスを持ったまま、大笹牧場を進む。第二、第三駐車場を通って、開放された放牧地へ。その間15分くらいだと思うが、マイスはず〜っと抱かれていた。マイスにしてはとても珍しいことだ。彼は膝に乗るなどは好きなのだが、人に抱かれるのはあまり好きではなく、すぐに下りようとする。そんなマイスが抱かれ続けているということは、精神的に参ってしまったようだ。
うーにーは「はーはー」、マイスは「ぼ〜」
放牧地に着くと、みんなでのんびり。マイスはぼ〜っとした感じだ。うーにーは、はーはーと少し苦しそう。風が冷たく、人間は冷たく感じることがあるくらいだが、うーにーにとっては暑いようだ。やはりトシなんだろうか。

マイスをぼ〜っと見ながら、触っていたら頭にダニが着いていることを発見!。旅行に出る数日前にフロントラインをしたにも関わらず、しっかりと着いている。血の塊のような糞があるから間違えないだろう。
こんな感じで、広い放牧場で何をするわけでもなく、ぼ〜っとして 30分 くらいいてに車に戻ることにした。

車に向かって歩いていると、少し復活したマイスが暴れ始めた。ちょうど第二駐車場のところだったので、車の動きがなさそうな所で降ろすと、車の下に入ろうとする。やはり野良猫だったのだろうか。
その後は、無理矢理抱いて我が家の車へと向かう。

  (左の看板)馬はかむことがあります。
          注意してください。
  (右の看板)動物にふれた手は
          よく洗って下さい。
11:45 車に戻る。二頭を車に入れた後、女房が昼食代わりの(金谷ベーカーリーのパンを食べる予定だったが、やっていないことには仕方がない。)ソフトクリームを買ってきた。それを食べて、12:00 に大笹牧場の駐車場を出発。

ここでの犬連れ率はとても低かった。ゴールデン・ウィークなので、人出はそこそこあるのだが、犬連れ家族は、5家族くらいしか見なかった。車が近くを通るので、ほとんどの人はリードをつけて(チワワに引きづられているオジサンもいたけど、)犬を管理していた。しかし、大型犬三頭を放して遊ばせている家族もいた。しかも駐車場のすぐ隣。いいのかな、と思ってみていたら、こちらに気がついて、犬達が落ち着かなくなり、人間はあわてて繋いでいた。ちょっと怖い気がした。


          

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