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2001 4月29日 〜 5月3日
野尻湖・北軽井沢旅行

4月30日  「食べられちゃうよ」


車まで戻ったら 1:20 。この後、一緒に遊覧船に乗ろうということになった。ガイドブックによると犬も乗れるらしい。
1:30、野尻湖ライン(<遊覧船の会社)の駐車場に着く。次ぎの船は、2:00 に出るらしい。
<一等船室内>
妻の持つソフトクリームを
羨望するうーにーと物陰
からうかがうJちゃん
30分程の遊覧船だが、船室には一等と二等がある。犬の料金は、300円となっている。券売所のお姉さんに「犬がいるのですが、一等でもいいのですか?」と聞くと「大丈夫です。」との返事。折角なので一等に乗ることにした。
昼食をとっていない私達夫婦は、ソフトクリームを買い、そして乗船。一等は、二階になる。綺麗な船室で驚いた。ドリンクのサービスもある。シートのクロスには、食べこぼしと思われるシミがあちこちにあったが、それほど気にならない程度だ。とにかく犬の料金が決められていて(オマケではなく)乗れることは嬉しい。

乗船して 20分ほどで弁天島という湖に浮かぶ島に着く。2分だけの着岸時間で、そのまま帰るのもよし、次の船で帰るのもよし。私達は、次の船で帰ることにした。
次の船が来るまで 30分。まずは、弁天様にお参りだ、と、急な階段を登って行くことにした。Jちゃんは登れないかなと思ったが、(Mさんも登れないと思ったらしい。)ピョンピョンと登れた。
登りきると境内がある。本堂の前に水が出ていた。遊覧船の中で、野尻湖についての説明が流れていたが、ここの水は綺麗らしい。試しにうーにーに飲ませてみた。たしかによく飲む。
そして引き返してしまった。(お参りを忘れた。)

またまたピョンピョンと階段を下りるJちゃん。下りきったら、今度は島一周。うーにーは湖に入りたそうにしている。しかし一等船室に、濡れた汚いうーにーを入れるわけにはいかないので、我慢してもらった。
帰りの船の甲板
島一周は簡単に出来た。桟橋に戻り、迎えの船を待つ。乗ってきた船が対岸に繋がれているのが見える。そして来た船は、乗ってきた船とは違う、小さな遊覧船だ。船室に一等も二等もない。何か損をした気がするが、甲板に出て湖を渡る風を感じた。(でも乗っていた時間は、5分くらいだ。)

3時頃、岸に戻る。券売所の近くにいたら、幼い子二人を連れた家族連れが来て、うーにーを可愛がってくれた。何も挨拶がないのには気分を害したが、こればかりは諦めるほかないようだ。こんなことは日常茶飯事。しかし、去り際のお父さんの台詞には、驚いた。
「さ、早く行こう。そうじゃないと食べられちゃうよ。」

ウチの犬は化け物かいな、と言いたくなった。が、こんなことは今まで何度もあり、頭に来ていては切りがないので忘れることにする。(<と、いいながらここで書いていたりする。)
そんなことをはじめ、色々と話しをしていると、30分くらい経ってしまった。そしてM家と分かれ、我が家は宿へと向かった。(M家は別の宿。)


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