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2001 4月29日 〜 5月3日
のんびり車を置いた場所へと向かう。疲れているうーにーは、至って良い子だ。遊歩道から私達の車が見えたので、リードを付けることにした。私達の車と並べるように、もう1台の車が並んでいる。そしてその車の持ち主が話し掛けてきた。Mさんだ。コーギーを連れているのですぐに分かった。奥様も一緒だ。(12:20) 全6人で再び、遊歩道を歩く。リードを付けた2頭が車道から充分離れた時に、私がMさんに「ここでJちゃんのリードを放したらどうなりますか?」と聞くと「やったことないので、よく分からない。」という。しつけの進み具合も知りたかったし、Jちゃんにも旅行の開放感を味わって欲しかったので、リードを放すことを勧めた。 Mさんは、ちょっと納得出来ない感じだったが、リードを外した。話しには聞いていたが、臭いを嗅いではマーキングをする。外したばかりの頃は、一生懸命やっていた。ついでにウンコもした。Mさん曰く「無理矢理やったな、こんなに柔らかいなんて、」。 臭いとりに忙しく人間から離れてしまうことがあるJちゃんだ。しかしマーキングの回数は減り、周囲を確認する意味での臭いとりになってきたようだ。(でも完全になくなったわけではない。) Jちゃん以外の人達が歩いて進んでも、臭いとりに忙しいJちゃんだけが大きく遅れる。そこで「置いていったらどうなるかやってみましょう。」とやってみると、焦って走って来た。それからというもの、ある程度離れることはあっても、それほど離れることはなくなった。 ここでJちゃんは考えた。「先に行けばいいんだ!、」と。皆よりも10m 以上も先に行き、ゆっくりと臭いをとっている。そこで今度は「じゃぁ、引き返しましょう。」と提案。引き返すと、凄い勢いで走ってくる。そして私達を追い越し、また先に立ち、臭いをとり始めた。このままでは、Jちゃんの一人の世界になってしまうので、Mさんに呼んでもらう事にした。
その後もJちゃんは、臭いとりをしながらも、人間達を気にしながら進んだ。車が見えて来た(つまり車道が近くなった)頃、うーにーにリードを着けた。そしてMさんもJちゃんにリードを着けようとした。そしたら逃げた、、、。 しかし逃げるJちゃんは本気ではない。車道に出たら危ないと、真剣に追いかけているMさんには申し訳ないが、なんとも微笑ましい場面だ。 |
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