4:35 すみれ荘(別館 真盛館)着。 一泊一人15,000円の(我が家にとって)立派な旅館。洗面、トイレ、内風呂も付いている。もちろんユニット・バスではない。畳の10畳間。床の間には長い掛け軸、襖に水墨画が描かれている。そんな部屋だ。 畳の部屋なので、うーにーのケージを置く位置に悩む。10畳あっても、旅館の場合、私達は荷物は多いし、大きなテーブルがあるし、蒲団を敷くことを考えると、悩んでしまうものである。パズルを解いて、どうにか位置を決めた。 ・客室内 襖には、絵が描いているくらいの純和風の部屋。障子もある。やんちゃな子なら、どうなることやら、という感じの部屋。 うーにーの向こうに見えるのが洗面。その右手には、トイレと内風呂がある。 写真右手の扉だけ絵が描かれていなかった。 写真には入っていないが、すぐ右手が廊下へ出る襖。その横の柱には犬の爪と思われる跡があった。 畳には、目だった傷がなく、うーにーを歩かせるのにも気を遣う。 食事を六時半にしてもらい、それまでの間、妻は風呂に入り(内風呂なんて使わない。なんたって別館のお客は私達だけ。)、私はこの旅行記の下書きを書いている。ふとテレビをつけると、こんな時間に「笑っていいとも」が放映されている。なんだか不思議に思えた。 連れてこられて「ナンか用?」と言う感じの うーにー。この後すぐに、ゴロンとして寝て しまった。 晩御飯は別の部屋。一階の宴会場のような座敷になる。舞台のある立派な部屋だ。うーにーをケージに入れて、人間だけでその部屋にゆくと、中居さんが「ワンちゃんもご一緒に」と言ってくださった。その言葉に甘えて部屋に戻り、うーにーを連れ、マットを持って一階の座敷に降りた。 早速食事だが、うーにーは早速マットの上で寝てしまった。ケージの中で寝ているのも、ここで寝ているのもそれほど変わらないと思うが、私達以上に宿の方が安心なのだろう。ちなみに部屋の中の何箇所かには、犬の爪跡と思われる傷が幾つかあった。
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