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2000年 9月14日 〜 9月 23日
東京・奥尻・湯の川・青森・安比・那須・東京
9月20日    〜 帰りも特1等 〜
往きと同じ特一等(一等ツイン)を予約していたので期待していったら、、、、往きとは違う、、。確かにベッドは2つで、バス・トイレ、テレビ、洗面があるというのは同じだが、モノが違う。しかし、これが普通なのだと思う。
ちなみに往きの船の名前は「びなす」。びなすは、新しい船なのだろう。それに比べると「ばにあ」はやはりオバサンのようだ。「びなす」の船内で寝るだけで過ごしたのが、勿体無く思えてきた。
往きとは違い、昨晩はちゃんと寝たので、今日は寝る必要もない。乗船後、この旅行記の下書きを書いている。あの部屋のあのソファーで書きたいものである。「ホテルで缶詰で執筆している小説家」みたいな気持ちになるだろう。「年季の入ったビジネスホテルで報告書を書いている新入社員」みたいな気分にならずにすんだと思う。

あっ、うーにーは往きも帰りも車の中だったんだ、。
年季の入ったこの部屋なら、うーにーを連れて来ても何も問題ないと思うのだが、日本の(一般的な)船事情を見る限り、到底無理そうだ。その元を質せば、飼い主のマナーということにゆきつくのだろう。残念なことだ。

ここまで書いて、10:45。残りの時間は、外の景色やテレビを見て過ごす。


ばにゃ様ご搭乗の車だけがここに
13:00 頃、車に戻ってください、というアナウンスが入る。すぐに車へとゆく。私達の車が留まっているフロアは、やはり他に車はいなかった。今日は台数が少ないので、他の車は全て1階。うーにー様の載っているこの車だけが、風通しのよい2階に置かれている。1台だけというのは、寂しくも滑稽にさえ見える。その中で一人待っていた(寝ていた?)うーにーはどんな気持ちだったのだろうか、。

13:20 着岸。10mくらい前に1階へ下りるスロープ(巨大な鉄板)があるのだが、それは上げられていて、1階へ下りることはことはできない。着岸されて少ししたら下ろされたが、客室から降りてきたお客さん達がゾロゾロと下りていった。このフロアにある唯一の車である、私達の車を不思議そうな眼差しでチェックしながら。
下りるお客さんがいなくなり、程なくして、下船の指示が出た。晴れて本州上陸だ。(天気は晴れ)

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