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2000年 9月14日 〜 9月 23日
東京・奥尻・湯の川・青森・安比・那須・東京
9月15日    〜 函館−瀬棚 〜
その後すぐに下船し、北海道上陸。今回はここで息を抜くことはできない。このまま瀬棚に向かい、また船に乗らなければならない。妻曰く、船は 2:30 発、手続きは一時間前の 1:30 までに済ませるのが原則。カーナビに、瀬棚F.T.を指定すると到着時刻を 17:10 と表示してくれた。これには焦った。
そんなときに限って「道はそんなに混まないはず」と聞いていたにも関わらず、遠く前方にトラックがいて、長い車の列が出来ている。抜け道も分からず。こうなってはどうしようもない。信号が少ないのが救いだ。

国道から道道に入る間際になるまでイライラしながら運転し、道道に入ってからは少しは飛ばせたものの、霧が濃い所があり怖い思いもしたし、山道なのでうーにー様は乗り心地が悪い、とさらに不満の表情を募らせる。12:15 の時点でカーナビ君のいう到着時刻は、15:47 と表示。だいぶ縮まったが、まだ船には間に合わない。
車内の雰囲気が悪くなってきた 1:00 頃、妻が「船は、2:30 ではなくて、2:50 だ」といいだした。それは嬉しいが、これを聞いたのはもう山道を越え、瀬棚近くの街まで着ていた。もうちょっと早く言って欲しかった。結局、1:20 に瀬棚 F.T.着。時間が余るくらいだ。

受付開始は、1:30 から。時間になるまで書類を書いて待ち、受付開始とともに受付を済ませる。
小さな港で、周りにお店などは見当たらない。駐車場の向こうに芝生の広場のような所が見えるので行ってみることにした。
芝生の広場には、子供が遊ぶ遊具、ゲート・ボール場、バーベキューの施設などもあり、手放しで遊ばせることは出来ない。各施設から遠いところでちょこちょこっと、うーにーのご機嫌取り程度の遊びをした。

早々と列に並ぶ。うーにーは車の中。
気がつけば人間の腹が空いている。食べ物やさんらしき建物は何も見えない。F.T. 受付二階にそれらしいお店があったので、行ってみることにした。(うーにーは車に戻ってもらって留守番。)
二階には食堂があり、私は梅干としゃけのおにぎりセット(250円>安い!)を食べた。期待していたのだが、しゃけのフレークが私の口には合わなかった。残念。


食後、乗船にはまだ時間があったが、留守番うーにーが可哀想なので、乗船間際まで車の中で時間を潰した。この船は、青森・函館間の船と違い(去年と同じで)、同乗者は車に乗っての乗船はできない。乗船の時間になり、妻は人間の乗船口へ。

2:30 頃、乗船してから気がついた(この船は2等)。待ち合わせの場所を決めていなかったのだ。去年この失敗で寝床を確保できなかった。今年もそんなことになるのかなと思い、「妻の寝床なんてどうでもいい、自分の寝床の確保だ!」と船の中をさまよっていると、人気のない一画を見つけた。扉を開けて入ると、まだ誰もいなかった。私は自分の寝床が確保できたので(妻もきっと何処かで確保しただろうと思い)、もう妻を捜すのはやめて寝ることにした。するとすぐに、妻もそこにやって来た。偶然、この場所を見つけたのだ。めでたく二人で雑魚寝である。
ちなみにこの後、バイカーがわいわいやって来て混んできたが、足を伸ばして寝ることができた。(そういえば、車を載せるときに20台くらいのバイクが積まれていた。) 

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