Kさん と Nちゃん  33

・・・・・・・・10・・・・・・・・・20・・・・・・・・・30・・33・・・・・・         「しつけ?」へ戻る




■ 分ってくれる ■

日常生活において、犬に何かをお願い(命令ではありません)して
犬がそれを聞いてくれる、そんなことって、ありますよね。
それは、一回で聞いてくれることもあるし、数回お願いが必要な場合も
あります。前回の話の中で、徒競走の練習のとき、フライングをしない
ように伝えれば(それは言葉ではないですが、伝わったのですから
伝えたのです。)それを理解するのが犬です。

もちろん、そのような関係になるには、それまでの積み重ねがあった
からです。すでに確立されているコミュニケーションを使えば、新たしい
ことを覚えてもらえます。それは日々増やしていけます。

三ヶ月、半年、一年で、その積み重ねの差は、大きなものになります。
人からの語りかけの数多くを理解できる犬になるのです。

その結果、行動範囲が広がり、多くの人に愛される犬になることでしょう。


02.09.30   余裕が出てきましたね        弓削

先々週は、一週間旅行にでていました。
うーにーは、足の調子もいいし、涼しくなって元気になってきま
した。毎年この時期に旅行に出るのですが、天気が悪いことが多い
です。今年も雨の日があり、全ての日を楽しむということは出来
ませんでしたが、毎日思いっきり遊んだら、きっとうーにーは寝込む
ことになると思うので、これでちょうどいいと思っています。


N ちゃんは、体もガッシリして、そして表情は可愛くなんて、
理想的ですね。いい意味で成犬になってきましたね。比較的早い時期
に避妊をしたことも影響しているのだと思います。またまた、これ
からが楽しみですね。

チェーン・カラーなしの生活も、そんなに先のことではないと思い
ますよ。今まで通り、N ちゃんとの時間を如何に楽しむかを考え
ながら、接していれば難しいことではないはずです。


山歩きは、平日に行けると人が少なくていいのですが、お仕事の
都合上、難しいでしょうか。
最近は犬を連れてハイキングする人も増えてきたので、周りの人も
寛大な目で見てくれるかもしれません。(おっと、都合のいい期待
をしてはいけませんね。)
とにかく体験です。人が多くて落ち着けなかったら、その時にどう
するか考えればいいと思います。

山での拾い食いで心配になるのは、動物の糞を食べてしまうこと。
寄生虫などが心配になります。


T 君の自由研究、見たいです。先生の評価は如何だったでしょう
か。先生によっては、理解してくださらないのでは、と少々心配して
います。

子供の宿題を親が手伝うというパターンが増えているみたいですね。
あるお母さんから聞いた話なのですが、そこの学校では、もう完全に
子供の宿題ではなくて、子供とお母さんの宿題になっていて、大変
みたいです。子供にとっても、親子のコミュニケーションになったり
子供の知識にはないものの情報があったりと、刺激になる部分もある
と思うので、完全に否定するつもりはありませんが、現状「子供の
宿題」というのなら、子供にやらせるべきですよね。

夏休みの自由研究は、いっそ、家族ぐるみOKというルールを作って
しまえばいいのに、と思ってしまいます。


「訓練士さん達が大好きな間違え」のことですが、「訓練士さん達が
教えてくれないこと」といった方がいいかもしれません。

》「見事に形式立てて」・・そうですよね。いつも感心します。
》褒める、叱るとは別のところで犬を操っているように見えることがあ
》ります。テクニックという言葉がぴったり。

この辺りのことは、とても詳しく教えてくださると思います。
ちょっとした体の動き、タイミングなど、とても効果的に指導して
くださると思います。

》弓削さんの言うように「褒める、叱るが重要」とは指導はしていませ
》んが、私たちの訓練士さんは褒める、叱るもとてもうまいと思います。

うまいけど、詳しくは教えてくれませんよね。
ところで、私がテクニックと書くことをよく思い出してください。
それらは、褒める・叱ると同じことを形式的にやっているのではない
でしょうか。つまり「何かをさせる気にもっていく」「何かをしたく
ないようにもっていく」ということをやっていませんか。

もしそうだとしたら「褒める」「叱る」がしっかり、そして簡単に
出来れば、犬との関係はとてもスムースになり、多くのことを教える
ことが可能になるはずです。
それには「オヤツの引き上げ」などの「褒め方」「叱り方」の移行が
必要になるわけです。しかし、先生達はそれを詳しく教えてくれません。
何故なら、コマンドを教えるのには必要ないからです。それだけなら
先にテクニックと書いた(既に確立された)方法を教えれば、それで
済んでしまうからです。

私が何故こんなことを書くか、お分かりでしょうか。それは、お教室の
先生に何を教わるかを考えながら教わって欲しいということです。
「褒める」「叱る」がしっかり出来たとしても、これだけでは細かい
動きを教えることはできません。そのようなことは、しっかり先生から
教わりましょう。

日常生活で「それはどんどんやって!」「それはやらないで!」と
いう単純なことは、しっかり「褒める」「叱る」で教えれば対応でき
いい芽は伸ばし、悪い芽を摘むことができます。
しかしこれだけでは、犬との生活はマンネリ化し、犬の頭はもっと
仕事を欲しがる結果になります。そこで「芸」を覚えさせる必要が
出てきます。それが実用的なものか、オハナのような全く実用的では
ないものかは、問題ではありません。とにかく、犬がある程度考え
なければ教わることが出来ないことを、教える必要があるのです。
訓練士の先生方の教えてくださることは、この時にとても参考になり
ます。ですから教わる時に、人間の動きと、その動きに対する犬の
反応をよく見て勉強してください。


N ちゃんがあくびをしたり、ソッポを向いたり、体をなめたりする
ことがカーミングシグナルであることを理解しているのなら、いいと
思います。
ただし、N ちゃんが「つまんないよ」といったからといって、
いつもおだてるようなことは卒業しましょう。そろそろ一人前と
扱って「嫌でもやりなさい」という、コミュニケーションも出来る
ようにしてください。これは、お教室にいっぱいヒントが隠れている
はずです。


》その混乱が楽しみだったりもしてきました。
》まだまだ分からない事は沢山あるはずだというのは自覚しています。

余裕が出てきましたね。それだけ N ちゃんがいい子になっている証拠
です。
人間も頭の混乱を楽しめます。犬だって同じだと思います。
そんな楽しみ方をさせてあげるためにも、混乱して困っているのか
楽しんでいるのかを見極められるようにしてくださいね。困っている
状態から、すぐに楽しんでいる状態に変われることも知っておいて
ください。人間でいえば、ちょっとしたヒラメキみたいなものです。


》「Kさんと・・」今回アップ分の初めのところで、T が跳びつかれ
》た時の事がありましたね。最近は「座れ」か「伏せ」をさせて落ち着
》かせることもできるようになっています。
》あまり興奮している時は隣の部屋に行きます。すると戻ってきた時
》跳び付かなくなっています。そんな事も T の判断でできるよう
》にもなりました。

ここまで出来るようになったのなら、たしかに、訓練が楽しいと思い
ます。CDUの試験は、T 君がハンドリングしてみてはどうで
しょうか。


北海道から帰って来た二人が「優しくなったように感じます」と
書かれていますが、犬が居ると、(自分自身も含めた)家族の心情の
変化も分かり易いと感じることがあります。それは、日々体験して
いますよね。

飛行機は、仔犬の頃から乗っている犬がいますから、飼い主が心配
するほどのことではないと思いますが、私自身、心配で出来ません。
結局、車で北海道まで陸路を走ってしまいます。


》N がちゃんと待っていてくれたのは「よしよし」。でも、「危ないよ」と
》言われたのは寂しかった・・・。
》その道を通り過ぎながら、あの時どうすればよかったのかなとしばらく
》考えていました。犬への近づき方を知らない人、と言うより犬のことを
》誤解している人だったのですね。

何も言わずに、いきなり触ってくる人達よりは、まともな人達だと
思います。見知らぬ犬を「危ない」と教えるお父さんも、それでいいと
思います。

私は、基本的には、無理に触ってもらおうとは思っていません。犬種
的に触られたい犬ですから、強化してしまうと歯止めが利かなくなりそう
ということもあります。

こちら(人間&犬)に余裕がある場合は「私達は構いませんから、
よろしければ、触らしてあげてください」とこちらから話します。


》また、グラウンドで遊んでいると、以前 T と N とで遊んでいた時に「入
》れて」と言って近づいてきた子達に会いました。(後略)

この時はきちんと対応出来たみたいですね。
私は相手が大人でも子供でも、いきなり触られると冷静になって
いられないことが多く、上記の「余裕がある場合」ということが
少ないのが現状です。K さんに倣って、冷静でいられるように
努めたいと思います。


T 君の徒競走の練習に付き合ってくれるとは、いい子ですね。
フライングもしなくなるくらい集中力もあるというのも嬉しいです。
ただ、アスファルトの上を走るのは、あまりいいことではありませ
ん。犬種的に気にかけることはないと思いますが、いつもと違う
表情をしたら、休ませてあげてください。。

私も子供の頃は走るのが遅かったですが、ある仕事に就いて、日常的
に坂道を駆け上がることを続けたら、短距離は速くなりました。
短距離は、どれだけ腿を上げられるかで速さがとても変わるみたい
です。土手を川の方から駆け上がる練習をしてみてはどうでしょう
か。(<そこまで気合入れなくてもいいと思いますけど、、)


しつけ教室を続けることは、私も賛成です。
とにかく幅広く人の話を聞くことです。善い話、悪い話、色々聞いて
参考にして、N ちゃんのために色々考えて、生活をより楽しいものに
しましょう。


他の人が「どうしたら、そうなれるの?」と聞きたくなる飼い主さん
になったようですね。ビーグルの飼い主さんは、もう見学に行ったで
しょうか。
何をするのも誰かと一緒だと、楽しさも増えます。楽しいことは、
どんどん仲間を作りましょう!


さて、「Kさんと・・」とですが、今回は、6ページ。どんどん、
今に近づいてきます。
毎度のことながら確認お願いいたします。

http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn17.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn18.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn19.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn20.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn21.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn22.htm


秋の長雨になってしまいましたが、お散歩などはどうしていますか。
うーにーは、ほとんど寝ています。そんな姿を見ると「老犬」を
感じます。若かった時は、屋根の付いたほんの少しの場所で遊ばせ
たりしたことを思い出しました。
K さんとのメールも私にとっても刺激になるようです。ありがとう
ございます。



02.10.17   Re: 余裕が出てきましたね     Kさん

こんにちは。
うーにーちゃんの調子が良さそうでよかったですね。と言ってもメールを
頂いてから半月近くたってしまいました。最近はこの季節にしては暑い
日が多いので、うーにーちゃんにとっては辛いかな。


先日、西武球場で行われた「スーパードッグカーニバル」に家族皆で行
ってきました。
去年はメイン会場は犬を連れて入れないという事だったので、私と T
で行ったのですが、ドッグランなどもあり、一時預かりなどもしてもらえるよ
うなので、今年は皆で行きました。

ドッグランでは、エクストリームの施設が置いてあったので、そこで遊びま
した。
しつけ教室や、エクストリーム講習会などに期待して行ったのですが、ワン
ワンパーティの時と同じ人が講師で、内容もほとんど同じだったので、ちょ
っと期待はずれ。
その講師の方は、おやつを使ったしつけを勧めていないような感じです。
「座れ」の教え方の時、座ってもすぐに立ってしまったりするのは、「おやつ
を使って教えたから」と言う言葉が出ていました。 N も、座れと言って
長い間待つのは苦手です。「待て」をかけてもあまり辛抱強いとは言えない
かもしれません。でも、そんな事いわれないように頑張らなくっちゃね。

N は、クンクンがいつもより多かったですけど、初めての場所にしては
ひどくなくなったように思います。様子を見ながらリードをはずし、私から
意識が離れていないか見ながら、アジリティに誘いました。
初めはリードをつけていましたが、リードなしの方が N もこちらも思い切
ってできますよね。誘導する(される)のが慣れてくると、なかなかスムーズ
にクリアできるようになってきました。スラロームはとても難しくて、リード
がないと無理でしたけど。慣れてくるうちに少しはできたかな。
犬たちが入り乱れる中でのアジリティ体験でしたけど、少しの距離をおけ
ば、犬たちを怖がって逃げ回ることもなく、犬に慣れるという意味でも、進
歩が見えたように思えます。

2時間弱遊んだり、講習会を聞いたりした後メイン会場へ。N は入れな
いのでキャリーに入れて預かり所へ預けました。他のワンちゃんのケージ
も沢山ある中、吠えたり、怖がったり暴れたりしないか心配でしたが、全
く問題なくお利巧にしていてくれたようです。
でも、不安だったでしょうね。
預かってくれる時間は2時間と決められていました。

メイン会場では小型犬のハイジャンプを見ました。
ビーグルも小型犬に入っていて数匹いました。
T はビーグルを応援していましたが、上位には入れずがっかり。
去年も優勝したという柴犬が優勝でした。
最後に柴犬だけが残り、後は記録に挑戦という事になったのですが、その
飼い主さんは、数回はチャレンジし記録を伸ばしたのですが、もうこれ以
上の記録は無理と判断したのか、ある高さになると跳ばずに棄権という形
で終わらせました。
ちょっと不思議な終わり方ですが、トレーニングの時の「失敗で終わらせな
い、成功で終わり」というのに忠実だったということなのでしょうか。

2時間後に N を引き取り、またドッグランで少し遊び、帰ってきました。
都合で、エクストリームは見られなかったのですが、来年はスケジュールを
あわせて見てみたいです。

また、相模湖ピクニックランドにも行ってきました。(30周年で入園無料だ
ったので)
はじめて N を連れて行ったとき、乗り物の音でおやつの匂いも味も分か
らなくなる程怖がっていたのに、今回は余裕でした。
私たちと一緒にいるという意識を持ってくれていたようです。
T や主人が先に行って離れてしまうと、一生懸命追いつこうとしてい
ました。

それから町内会の運動会見物(参加できないのが残念)。
ピストルの音もへっちゃらです。音に敏感な犬だったらパニックですよね。
そういえば、他に犬はいなかったですね。近所に沢山犬はいるのに。
やっぱり怖がるからかしら。


> N ちゃんは、体もガッシリして、そして表情は可愛くなんて、
> 理想的ですね。いい意味で成犬になってきましたね。比較的早い時期
> に避妊をしたことも影響しているのだと思います。またまた、これ
> からが楽しみですね。

早い時期に避妊をすると がっしりしてくるのが早いのですか?
それとも、避妊をするとしていない犬よりもがっしりすると言う事ですか?

> チェーン・カラーなしの生活も、そんなに先のことではないと思い
> ますよ。今まで通り、N ちゃんとの時間を如何に楽しむかを考え
> ながら、接していれば難しいことではないはずです。

そうですね。
室内では、N が悪戯するものはだいたい決まっているので、それを片
付けてから出していますが、それも慣れてくるとササッと済ませられるよ
うになり(以前より部屋がきれいになったということ?)また、悪戯するも
のも減ってきたので気楽に出せるようになりました。
外では、遊びに乗ってくると、他へ興味が行くことがあまりなくなってきてい
るので、リードを放して遊んでみたりも様子を見ながらしています。


> 山歩きは、平日に行けると人が少なくていいのですが、お仕事の
> 都合上、難しいでしょうか。

平日に行けることもあるんです。初めは平日にしようと思っています。
多分私と N だけになると思いますが。
ピクニックランドに行く途中、高尾山口近くを通っていったのですが、
やっぱり混んでいそうでしたね。
朝の8時ごろでも登山客が沢山歩いていました。

> 山での拾い食いで心配になるのは、動物の糞を食べてしまうこと。
> 寄生虫などが心配になります。

きっと色々な匂いがしてクンクン大変だと思います。気をつけなければ。
どの辺まで登れるか行ってみなければ分かりませんね。

> T 君の自由研究、見たいです。先生の評価は如何だったでしょう
> か。先生によっては、理解してくださらないのでは、と少々心配して

デジカメで写したものですが添付しました。写真が光ってしまったり、T
が学校から持ち帰る時くしゃくしゃにしてきたので、すごく見難いでしょう
が、こんなのでよければ・・。T にも聞いて了解を得ています。
みんなの前で発表し、感想とかも言ってもらったらしいですが、T
はその時のことは覚えていないと言ってます。
すみません。そういう子なんです。
コメントはだいたい T に考えさせましたが、口出しもしました。

本当に「家族でやる自由研究」とでもしてもらったほうがズーッと意義
があるように思います。

> 私が何故こんなことを書くか、お分かりでしょうか。それは、お教室の
> 先生に何を教わるかを考えながら教わって欲しいということです。
> 「褒める」「叱る」がしっかり出来たとしても、これだけでは細かい
> 動きを教えることはできません。そのようなことは、しっかり先生から
> 教わりましょう。

よく分かりました。
最近は特に、細かい動きなどの矯正を教えてもらっています。
ここまでやる意味はあるのかと、悩み始めたところでした。試験のた
めだけにお教室に通っているような気がして・・・。

> 仕事を欲しがる結果になります。そこで「芸」を覚えさせる必要が
> 出てきます。それが実用的なものか、オハナのような全く実用的では
> ないものかは、問題ではありません。とにかく、犬がある程度考え
> なければ教わることが出来ないことを、教える必要があるのです。
> 訓練士の先生方の教えてくださることは、この時にとても参考になり
> ます。ですから教わる時に、人間の動きと、その動きに対する犬の
> 反応をよく見て勉強してください。

分かりました。そういうことであれば、しつけ教室も、試験も意味のある
ことのように思えます。

> N ちゃんがあくびをしたり、ソッポを向いたり、体をなめたりする
> ことがカーミングシグナルであることを理解しているのなら、いいと
> 思います。
> ただし、N ちゃんが「つまんないよ」といったからといって、
> いつもおだてるようなことは卒業しましょう。そろそろ一人前と
> 扱って「嫌でもやりなさい」という、コミュニケーションも出来る
> ようにしてください。これは、お教室にいっぱいヒントが隠れている
> はずです。

そうですね。もう一歩前進。

> 人間も頭の混乱を楽しめます。犬だって同じだと思います。
> そんな楽しみ方をさせてあげるためにも、混乱して困っているのか
> 楽しんでいるのかを見極められるようにしてくださいね。困っている
> 状態から、すぐに楽しんでいる状態に変われることも知っておいて
> ください。人間でいえば、ちょっとしたヒラメキみたいなものです。

混乱していても、必ずヒラメク時ってきますよね。そのときの気持ちっ
て N とのトレーニングや生活の中で沢山経験してきました。
ヒラメキを体験すると、N の方ももっと何かをしたいという気持ちに
なるのでしょうね。

>
> ここまで出来るようになったのなら、たしかに、訓練が楽しいと思い
> ます。CDUの試験は、T 君がハンドリングしてみてはどうで
> しょうか。

それも全く考えていないわけではないです。でも、T にもう少し
大人になってもらわないと。N よりも、今度は T の成長を待つ
ようです。

> この時はきちんと対応出来たみたいですね。
> 私は相手が大人でも子供でも、いきなり触られると冷静になって
> いられないことが多く、上記の「余裕がある場合」ということが
> 少ないのが現状です。K さんに倣って、冷静でいられるように
> 努めたいと思います。

えーびっくりです。「私に倣って」なんて・・。倣ってという字の読み方を
辞書で引いてしまいました。
弓削さんのほうが、冷静でいられる事は100倍多いと思いますよぉ。

> T 君の徒競走の練習に付き合ってくれるとは、いい子ですね。
> フライングもしなくなるくらい集中力もあるというのも嬉しいです。
> ただ、アスファルトの上を走るのは、あまりいいことではありませ
> ん。犬種的に気にかけることはないと思いますが、いつもと違う
> 表情をしたら、休ませてあげてください。。

N は T と遊ぶのが嬉しいみたい。付き合うというよりも、「 T 兄ち
ゃんが遊んでくれてラッキー」と思っていたのではないでしょうか。
それから走ったのはグラウンドですので、草か土の上なので大丈夫。

> 私も子供の頃は走るのが遅かったですが、ある仕事に就いて、日常的
> に坂道を駆け上がることを続けたら、短距離は速くなりました。
> 短距離は、どれだけ腿を上げられるかで速さがとても変わるみたい
> です。土手を川の方から駆け上がる練習をしてみてはどうでしょう
> か。(<そこまで気合入れなくてもいいと思いますけど、、)

いい事聞きました。
今年はリレーの選手になれそうだったのに、やる気がなくて、自分から
辞退したそうです。あとで聞いてびっくり。なんてもったいない事を。
来年は必ず選手になることを約束しました・・。ので、強化訓練に入れ
たいと思います!!


> になったようですね。ビーグルの飼い主さんは、もう見学に行ったで
> しょうか。

まだなんですよ。丁度行くといっていた時に、体調を崩してしまったようで
(私よりかなり歳が上の方なんです)
なかなかお教室仲間は増えません。

> 何をするのも誰かと一緒だと、楽しさも増えます。楽しいことは、
> どんどん仲間を作りましょう!

仲間が増えれば犬を理解する人も増えてくれるのでしょうね。

そうそう、灯台下暗しで、すぐ近くに N と一緒に入れる喫茶店があり
ました。大型の電気店に入っているドトールコーヒーなのですが、テラス
席があり、そこはワンちゃんOKでした。犬をつなぐフックも付いていて
人はそこのお店に来る人しか通らないので、落ち着ける雰囲気です。
注文をしに行くのに N から離れなければならないので、実家から母が
来ていたときに一緒に行ってもらい、注文などは任せました。
一度は N を待たせて私が行こうかとも思ったのですが、「ワン!」と吠
えてしまったので、あきらめました。少しずつ様子を見て慣らしていこう
と思います。

20分くらいのティータイムを過ごすことができました。
公園のベンチで缶コーヒーを飲むのとあまり変わらないような気もしま
したが、何か違いますよね。早く一人で来れるようになるといいな。
家から歩いて7、8分のところなんです。

「Kさんと・・」は今回もOKです。
クリッカー使ってましたね。今、ほとんど使っていないんです。
あの頃はどんな方法でも効果的なものがあれば試してみたいと思っ
ていました。とても面白くて効果があることも分かりましたが、道具を
使って何かを伝えるということが、N との距離をわざわざ広げてい
るような気持ちになってしまい、だんだんに使わなくなってしまいました。

理解が足らなかったのかもしれませんね。
また、遊びに変化をつける意味で使ってみるのもいいですね。
何かがきっかけになって急にやりだすかもしれません。

「余裕が出てきましてね」と言われて、調子に乗って N の最近の写真も
( T もついでに)添付しました。二人ともよくこちらに注目しているでしょう。
データ量が大きくなってしまって迷惑メールですね。
・・・ただの親バカです。
では。


02.11.01   RE:Re: 余裕が出てきましたね     弓削

もう11月ですね。年賀状の用意を考える時期になってしまい
ました。また、一年が過ぎてしまうと思うと何だか焦ってしまい
ます。
うーにーは、寒さが厳しくなると同時に元気を増していきます。
私は寒いのが苦手なので、元気がなくなってきています(笑)。


「スーパードッグカーニバル」は、いい体験になったし、勉強にも
なったようですね。

「オヤツを使って教えたから座ってもすぐ立つ」というのは、
オヤツの使い方の知らない先生のいうことです。どんな方法でも
「すぐ立つ子」は存在します。
何故オヤツを使う方法が、よく言われるようになっているかというと
失敗しても、犬との生活全体でマイナス部分が少なくすむからです。
オヤツを使う方法は、家庭犬に向いています。日常の色々な事柄に
使えます。この時にオヤツは「褒める道具」ということを理解出来て
いないと「教える道具」になってしまって、教えられた時に使った
オヤツがないと出来ない、とか、それをもらってしまったらもう終わり
にしてしまう犬が出来てしまいます。

オヤツを有効に使うには、(個別の犬を)よく理解することが必要に
なりますが、オヤツを使うことを否定的に考える先生の教える方法の
ほとんどが、それを重視していないように感じます。つまり、その子
の持ち味を伸ばせない方法だと感じてなりません。
褒め方は千差万別です。K さんは、それを理解していると思います。
それが分かれば「オヤツを使う方法が合っている犬も多い」と思い
ませんか?


アジリティーで遊んで、N ちゃんの意識がきちんと K さんに向い
ていることが確認できたようで良かったですね。これからは、広い
場所で今まで以上に大胆な遊びが出来そうですね。

スラロームは、確かに難しいです。どんなスタイルでやるようにする
か、きちんと決めて、じっくりやった方がいいと思います。
大型犬の場合は、中途半端にやらせると、腰に悪そうなので、うーにー
には、やらせません。やるとしても、ゆっくり誘導してやらせますが、
本人が「何でこんなことするの?、面白くない!」という顔をするので
尚更(人間の)やる気が出ません。誘導で教えようとすると(うーにー
ばかり見てしまうあまり)ポールに注意がいかずに失敗が多いです。
スラロームに限らず、アジリティーを本気でやろうとするなら、必ず
関節のチェックをしてください。専門の獣医さんに腰や肘、膝などの
レントゲンを撮ってもらって診てもらいましょう。
「ちょっと腰を痛がったようだからレントゲンを撮ってみたら、、、」
驚くような骨の形をしていた、ということはよくあります。(<本当に
信じられないくらいの数の話を聞きます。)痛がってからそれに気づく
のではなく、そういう形なら、痛がるようなことを避けてあげたいもの
です。


》犬たちが入り乱れる中でのアジリティ体験でしたけど、少しの距離をおけ
》ば、犬たちを怖がって逃げ回ることもなく、犬に慣れるという意味でも、進
》歩が見えたように思えます。

犬に慣れたこともあると思いますが、K さんへの信頼がしっかりと
したものになってきたのだと思います。これが一番大切です。
相模湖ピクニックランドで余裕があったのも、そんなことがあったの
だと思います。


ハイジャンプで優勝した柴犬君が、記録の更新を途中でやめたのは、
色々な意味で無理をさせたくなかったのだと思います。そういう
気遣いの積み重ねが、実力へと繋がるのだと思います。
(陸上のブブカという選手を思い出してしまいました。)


》それから町内会の運動会見物(参加できないのが残念)。
》ピストルの音もへっちゃらです。音に敏感な犬だったらパニックですよね。
》そういえば、他に犬はいなかったですね。近所に沢山犬はいるのに。
》やっぱり怖がるからかしら。

ピストルの音を恐がらないのは羨ましいです。うーにーは花火を
イメージするもの全てが嫌いです。パーンという音でも落ち着いて
いられなくなってしまいます。

運動会だけではなく、人が大勢集まる所には、犬を連れて行かないと
いうのが今までの常識のようです。それが、飲食店や宿泊施設が犬OK
にすることによって変わりつつあります。現在、変わりつつある時なの
です。これからの人のためにも、私達は頑張らなくてはならないのです。


早い避妊をすると、可愛らしい表情がいつまでも残るように感じ
ます。体がガッシリすることとの関係は一般には言われませんが、
体が出来るあがる前に避妊することで、それらの機能を作ったり、
機能させたりすることに使うエネルギーを他に回せるわけですから
その分、体がしっかりしても不思議ではないと思います。

でも、体がしっかりするかどうかは、成長期にどれだけ一緒に(そして
適正に)遊んであげたかが大きく関わると考えています。


家の中でも外でもリードにあまり頼ることなく、生活できるように
なって何よりです。
我が家も、うーにーが若くて悪戯がひどかった時は、家の中がとても
きれいでした。最近は、家の中では悪さをしなくなったし、猫も同居
しているので、人間が物を片しておいても上から落としてしまい、結局
散らかっています。


山歩きの初めは、フレキシを使うといいです。いきなりノーリードに
するようなことはしないで欲しいし、普通のリードだと人間が手を
振って歩くと思わずリードを引いてしまったりしてしまいます。
最近、フレキシを使っているでしょうか。もし使っていないようなら
ある程度練習してから使ってください。
ただ、1つ難点があります。それは重いこと。はじめだけだと思って
我慢してください。山の中でも落ち着いて一緒に歩けるようになれば
普通のリードでも問題なく歩けるようになります。

ビーグルですから、臭いに対する興味は凄いものがあると思います。
はじめのうちは(K さんが落ち着いて対応できる)遊歩道のような
道を歩くといいです。


「T 君の自由研究」、拝見しました。
編集後記の「犬はしつけをすると色々な所へつれて行けます。」と
いうを実感してくれているんだな、ととても嬉しく感じました。
また、T 君とアジリティー器具で遊んでいるところや、食事時に
テーブルの下にいるところ、部屋ではベッドの横にいるところなどを
使っているのも、犬との生活のポイントがどこなのか、分かっている
な、と感じられるのも嬉しく感じました。


お教室で、細かい動きの矯正を教わることは、犬の細かい動きを見る
ことにもなるので、是非勉強してください。これが身に付いてくれば
「座ってもすぐ立つ」という犬にならなくて済みます。
例えば犬が「この動作をやればいいだね(終わりなんだね)」といって
いるのか「この姿勢を続ければいいんだね」といっているのか、理解
出来るようになり、裏を返せば人間から「この動作をやって」とお願い
することと「この姿勢を続けて」とお願いすることの違いがわかって
きます。


CDUの試験を T 君がハンドリングするのが無理でも、さらに
その上やアジリティーなども一緒に楽しめるといいですね。


私は、犬に対しては余裕があるのですが、人間に対しては余裕がなく
なることがあります。実は、結構短気です(笑)。
ムカムカする飼い主や、勝手に触ってくる人の前では、頭の中が
グルグル回ってしまうことがあるんです(ホント)。


T 君、リレーの選手に推薦されるなんてすごいですね。
リレーはとにかく、徒競走の健闘を祈っています!


犬のお教室仲間とか、お勉強仲間って、なかなか広がりません。
すでに形がある、ドッグ・スポーツなどだと人も集まるようですが、
日常生活を楽しむというスタンスが理解されないのか、楽しめて
しまうと仲間が必要ないのか、なかなか集まりませんね。
それはとても残念ですが、無理強いすることでもありませんから
気長に構えるのがいいみたいです。N ちゃんは、あと10年以上
生きると思います。それを考えれば、まだまだ急ぐこともないかも
しれません。


コーヒー店の簡単なテラスは、K さんが書かれているように、
「公園のベンチで缶コーヒーを飲むのとあまり変わらない」ような気も
しますが、公園のベンチよりも周りに人通りがあったり、そこにテーブル
があるということだけでも違いますよね。うーにーも慣れないうちは、
テーブルに頭をぶつけたり、テーブルの足にリードを絡ませたりして
いました。
人間の足元で静かにしているというのは、こういうことを起こさないと
いうこともあるわけです。

また、機会があったら行ってみてくださいね。今度は、ご主人の息抜き
の時間に誘ってみてはどうでしょうか。


クリッカーは、上手に使えればとても有効な道具です。遠くにいる
犬が動作の途中で褒められるわけですから、競技用にはとても有効な
道具です。訓練競技会の遠隔操作やアジリティーなどでは、とても
有効になります。もちろん、しつけにもです。

私が使わないのは、日常生活では人間から離れないということを基本
に考えているからです。

今回、「Kさんと・・」の確認をお願いする箇所にも出てきますが
「クリッカーの音=褒めている」ということを理解させるのが一つの
峠です。犬が何かをやっている最中に音が聞こえたら「これがいいこと
なんだ」と思うようにしなければならないのですが、我が家の場合、
「クリッカーの音=オヤツがもらえる合図=呼びのコマンド」となって
しまいました(笑)。

では、今回も「KさんとNちゃん」に確認をお願いします。

http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn23.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn24.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn25.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn26.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn27.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn28.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn29.htm
http://www.inutalk.info/tame/dt/kn/kn30.htm

今回は多いですが、ゆっくり読んでください。
そうそう、おみくじ「大吉」だったんですよね。どうでしたか?
T 君はめがねをしないですんだのでしょうか?(写真ではかけて
いませんね。)、腱鞘炎は?、色々思い出します。
もちろん、K さんの N ちゃんについての疑問も思い出しますが、
読んでゆくと、多少のつまずきはありながらも、着実に進んでいる
いることがよくわかります。また、今回のメールの内容と比べると
現在どれだけ、K さんが N ちゃんのことについて、自信を持てて
いるかも分かります。

最期のメールは、今年の6月末。もうすぐ追いつきそうです。


添付していただいた画像は「Kさんと・・・」で使わせていただいても
いいでしょうか? T 君の顔がしっかりでているし、自由研究もある
のでマズイかな?、とも思います。
(顔にモザイクをかけるのも変だし(笑)。)


》・・・ただの親バカです。

親の、そして、犬の飼い主の基本だと思います!(<本気)
「ただの」というのがミソだと思います。


02.11.18  RE:Re: 余裕が出てきましたね    Kさん

お返事、遅くなりました。
朝晩とても冷えますね。
布団からでるのがつらい季節になってきました。
うーにーちゃんは元気になってきたようで、よかったです。
一方、人間はといえば、動くのが億劫になる季節なんですよね。
私も弓削さんと同じく、寒さが苦手。散歩にも、よいしょと腰を上げるま
でが大変。でも外に出て少し歩き始めると、気持ちよくなってくるんで
すけどね。

N も相変わらず元気いっぱい。
元気があり過ぎるからなのか、近所の方に「N ちゃんはハッピーちゃん
( N より10ヶ月若いビーグル)より若いと思っていたわ」と言われ、気
を良くしています。

しつけ教室では、全く飼い主のトレーニングであるいことを思い知らされ
ています。先生とのトレーニングだと、N のなんて可愛くお利巧に見え
ることか。また、楽しそうにも見えるのでそれも悔しい。
などと思っていると自分の心の動揺が N にも伝わり、うまく行かなく
なる・・・。「グラウンドでやる時の方が乗ってるのに・・」なんて言い訳した
くなっているダメ飼い主でした。


日が短くなり、夕方暗くなるのが早いですね。
去年の今頃、T を学童へ迎えに行くのはどうかとご相談した事がありま
した。あの時はもう少し N が落ち着いてからと言う事でしたが、今年は散歩
の時間が合うと、T の通学路を歩いて迎えに行く事があります。
T には N がちゃんと座って待っていたら近づくように言って、トレーニン
グになるような合わせ方ができるようになりました。N が少し落ち着いたのと
T がちゃんと対応してくれるので、それが可能になりました。
家の近くなので、友達はいないことのほうが多いです。でも、お友達がいると
きでも T はきちんと対応してくれます。

「人と出会う」のは、知らない人であれば少しは落ち着いていられるようになり
ました。大変なのはご近所の方。「黙ってゆっくりお願いします」と言っても、
お互いのルンルン気分が興奮を高めるようで、いつまでたっても落ち着くの
に時間がかかります。暫くすると治まるんですけどね。
こればっかりは進歩がない様で、頭が痛いです。

しつけ教室でもそのことを聞いたのですが、私は引きが甘いと言われました。
N に振り回されないようにしっかりとリードを持つ様にとの事。気をつけてい
たら少し良くなったような気がします。
まだ私の気持ちが「こうやってねー」から「こうするのよ」になっていないんでし
ょうね。


> アジリティーで遊んで、N ちゃんの意識がきちんと K さんに向い
> ていることが確認できたようで良かったですね。これからは、広い
> 場所で今まで以上に大胆な遊びが出来そうですね。

初めての場所へ言った時などは、N がどれくらい私へ意識を向けるよ
うになったかの進み具合がわかります。少しずつでも、毎回進歩を感じ
るのでとても嬉しいです。

> スラロームは、確かに難しいです。どんなスタイルでやるようにする
> か、きちんと決めて、じっくりやった方がいいと思います。

じっくりやってみたい気持ちはありますが、そのような環境が私の周りに
はないので、今のところはできないです。
しつけ教室でもアジリティの事を聞きましたがその予定はないようで、また
アジリティをする施設などもこの近くでは見当たらないとの事。やりたがっ
ている人はいないことはないようですが、なかなか施設を作るところまでは
いかないようです。

> スラロームに限らず、アジリティーを本気でやろうとするなら、必ず
> 関節のチェックをしてください。専門の獣医さんに腰や肘、膝などの
> レントゲンを撮ってもらって診てもらいましょう。

本格的にするようになったときにはそのようにしたいと思います。
でもあまり現実的ではないかも。

> 運動会だけではなく、人が大勢集まる所には、犬を連れて行かないと
> いうのが今までの常識のようです。それが、飲食店や宿泊施設が犬OK
> にすることによって変わりつつあります。現在、変わりつつある時なの
> です。これからの人のためにも、私達は頑張らなくてはならないのです。

そうですね。

> 早い避妊をすると、可愛らしい表情がいつまでも残るように感じ
> ます。体がガッシリすることとの関係は一般には言われませんが、
> 体が出来るあがる前に避妊することで、それらの機能を作ったり、
> 機能させたりすることに使うエネルギーを他に回せるわけですから
> その分、体がしっかりしても不思議ではないと思います。

そうなんですか。
N はよく幼く見られます。歳を聞かれ、「2歳です」と言うと「あ、大人なんで
すね。」と言われたことがありました。元気があるからというのもあるのでしょ
うが・・。

> 家の中でも外でもリードにあまり頼ることなく、生活できるように
> なって何よりです。
> 我が家も、うーにーが若くて悪戯がひどかった時は、家の中がとても
> きれいでした。最近は、家の中では悪さをしなくなったし、猫も同居
> しているので、人間が物を片しておいても上から落としてしまい、結局
> 散らかっています。

うーにーちゃんのように悪さをしなくなるのはいつ頃なんでしょう。
昨日お散歩中の公園で12歳のビーグルちゃんに会いましたが、「あと2
年ね」といわれましたヨ。まだまだ長い。
多少散らかっていても大丈夫なようにならないかなとも思いますけど、今く
らいの方が私たちのためにもなるのかもしれませんね。
お客さんが来て、散らかっているのをあわてて片付けると言うような事が
今はほとんどないですから。

> 山歩きの初めは、フレキシを使うといいです。いきなりノーリードに
> するようなことはしないで欲しいし、普通のリードだと人間が手を
> 振って歩くと思わずリードを引いてしまったりしてしまいます。
> 最近、フレキシを使っているでしょうか。もし使っていないようなら
> ある程度練習してから使ってください。

フレキシは最近はほとんど使っていません。トレーニングの時はロングを使
うし、お散歩の時は今「付け」の練習をしているところなので、あまりうろうろさ
せながら歩かせるような事はしていないんです。それに臭い取や拾い食いも
まだ心配なので。

> ビーグルですから、臭いに対する興味は凄いものがあると思います。
> はじめのうちは( K さんが落ち着いて対応できる)遊歩道のような
> 道を歩くといいです。

それは覚悟してます。あまりクンクンさせなくて済む所を選んで歩くつもりです。

> 「 T 君の自由研究」、拝見しました。
> 編集後記の「犬はしつけをすると色々な所へつれて行けます。」と
> いうを実感してくれているんだな、ととても嬉しく感じました。

残念ながらそれは私が言って書かせました。でも、その言葉を T は理
解していると思います;。

> また、T 君とアジリティー器具で遊んでいるところや、食事時に
> テーブルの下にいるところ、部屋ではベッドの横にいるところなどを
> 使っているのも、犬との生活のポイントがどこなのか、分かっている
> な、と感じられるのも嬉しく感じました。

嬉しいです。キャリーの中で寝かせた事も入れるつもりだったのですが
スペースがなくなってしまい、入れることができませんでした。


> お教室で、細かい動きの矯正を教わることは、犬の細かい動きを見る
> ことにもなるので、是非勉強してください。これが身に付いてくれば
> 「座ってもすぐ立つ」という犬にならなくて済みます。
> 例えば犬が「この動作をやればいいだね(終わりなんだね)」といって
> いるのか「この姿勢を続ければいいんだね」といっているのか、理解
> 出来るようになり、裏を返せば人間から「この動作をやって」とお願い
> することと「この姿勢を続けて」とお願いすることの違いがわかって
> きます。

今、そこが一番の課題です。
今まで私が教えたかった事と N が理解してやっていたことが微妙に違っ
ていたのがよく分かってきました。また一つ一つを教えなおしている気分で
す。

> CDUの試験を T 君がハンドリングするのが無理でも、さらに
> その上やアジリティーなども一緒に楽しめるといいですね。

試験は T にそのときが来れば受けさせる事は可能だと思います。
時々CDTの種目をやらせることもあるんです。もちろん雑ですけど。
N はよくやってくれます。きっと T とやることがとても新鮮なのだ
と思います。
アジリティも「スーパー・・・」の時もやってました。アジリティならもっと楽
しめると思います。

> 私は、犬に対しては余裕があるのですが、人間に対しては余裕がなく
> なることがあります。実は、結構短気です(笑)。
> ムカムカする飼い主や、勝手に触ってくる人の前では、頭の中が
> グルグル回ってしまうことがあるんです(ホント)。

私は両方に対して余裕がないですから、もっと頭の中がグルグルです。
暫くグルグルのままで、夕飯時に主人に聞いてもらってやっと治まります。

> T 君、リレーの選手に推薦されるなんてすごいですね。
> リレーはとにかく、徒競走の健闘を祈っています!

はい、残念ながらビリでした。
徒競走の組み合わせは、自前にタイムを計りタイム順に組み合わせをし
たようで同じくらいのタイムの子で走る事になっています。
速い方の子の集まりの中で走らされ、ビリでした・・・。と言い訳しておきます。 

> 犬のお教室仲間とか、お勉強仲間って、なかなか広がりません。

そうですね。
特にウチの教室はマンツーマンなので、ほとんど他の飼い主さんに会わな
いんです。

> 気長に構えるのがいいみたいです。N ちゃんは、あと10年以上
> 生きると思います。それを考えれば、まだまだ急ぐこともないかも
> しれません。

自然に任せます。きっとご縁もあるでしょうから。
でも私の顔は広がりましたよ。挨拶する人増えました。いろんなところで目
撃されているみたいです。
学校でも、「この間○○の辺歩いてたでしょう」とよく言われます。

> クリッカーは、上手に使えればとても有効な道具です。遠くにいる
> 犬が動作の途中で褒められるわけですから、競技用にはとても有効な
> 道具です。訓練競技会の遠隔操作やアジリティーなどでは、とても
> 有効になります。もちろん、しつけにもです。

そうですね。また使ってみます。
「クリッカーの音=オヤツがもらえる合図=呼びのコマンド」と言うのは、
N もその可能性大です。


今回も「Kさんと・・」はそのままアップしていただいて結構です。
沢山あって読み出がありました。
最後のコメントのところを興味深く呼んでいます。
今回も、涙が出そうになったところがありました。こんなに認めてもら
えて本当に嬉しいです。

「お勉強のできる犬」と「頭のいい犬」のところは耳が痛かったです。
N はまだ前者の傾向があります。

腱鞘炎は去年の今頃になったんですね。よかったんですよずーっと。
ところが、先日の土曜日に桧原村の都民の森というところに行って
「丸太切り体験」というのをやってきたら(直径20cmくらいの。子供が切
りかけたのも手伝って3本も切ってきました)復活ですよ。
シマッタという感じです。
弓削さんは都民の森って知ってますか?山歩きのコースが沢山あるとこ
ろです。今回は小動物を見に行こうというイベントだったので、T と2人で行
き、N は迷惑になるかと思い連れて行きませんでしたが、山歩きにはと
ても良さそうなところです。

T はメガネを掛ける事になってしまいました。
初めてメガネを掛けて学校へ行くのがとても心配そうでしたが、なんというこ
とはないことがわかり、私も T も(多分)拍子抜けしてしまいました。
「 T ちゃん博士みたい」と言われてかえって気分良かったみたいです。
でもよく学校や学童に忘れて帰ってきてしまいます。忘れ物大王ですから。

おみくじの大吉効果・・?
きっと当たっているんだと思います。これと言ってすごいラッキーはないけれど
いやな事はあまりなかったと思うし、思い出せないし、いつも次ぎは何しようと
いう気持ちでいたように思います。CDTも受かったし。
先日友人に「 K さんはじっくりと生活しているように見えます」と言われました。
それは嬉しかったです。私は褒め言葉と受け取りました。

> 最期のメールは、今年の6月末。もうすぐ追いつきそうです。

ちょっと前のことのようですけど、ずいぶん前のようにも感じます。

> 添付していただいた画像は「Kさんと・・・」で使わせていただいても
> いいでしょうか? T 君の顔がしっかりでているし、自由研究もある
> のでマズイかな?、とも思います。
> (顔にモザイクをかけるのも変だし(笑)。)

もちろん結構です。私の顔のアップでしたらお断りしますけど。2人ともアップ
に耐えられる顔だと「ただの親バカ」は思っています。
自由研究の画像もかまいません。T にも聞きましたが、載せてもかまわ
ないと言ってました。むしろ喜んでいました。
でも、あまり良く映っていないですけどあんなので良いのでしょうか。
10月17日の添付ファイル

1年はあっという間ですね。とうとう T の靴のサイズが私と同じになりまし
た。23、5cmですよ。身長はまだまだですけどね。これからは私が Tの
お下がりをもらうようになるのかもしれません。
N はもう体は大きくならないですよね。今年も冬用に洋服を1着買おうかと
思ってます。夏冬1着ずつしか持ってないんです。

もうすぐクリスマス。ツリーを出さなくては。
寒いのは苦手だけど街が活気付いてきて、ウキウキする大好きな季節です。
では。

「褒め方」「叱り方」の移行、という文書が出てきました。
「移行」と書くと、今までの方法は使わないように読めてしまいますが、
もちろん、そんなもったいないことは、しません。

単純な「移行」ではなく、「新しいランクの方法を見つけ、今までの方法は
ランクを上げ、今までと同じ「ランク」の「褒め方」「叱り方」の方法を
新しく見つけた方法に移行する。」というのが詳しい説明です。

今までは、褒めるのにオヤツをあげていたとするならば、ちょっと褒める
だけなら、撫ぜてあげるだけ、オヤツはあげないようにする。オヤツをあげる
のは、とってもいいことをしたときや、新しいことを覚る時、などだけに使う、
などです。

このようにして、一番基礎となる「褒める」「叱る」というコミュニケーションの
幅が広がり、それを用い、多くのことを教えられるようになるのです。


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