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■ やはり経験 ■
ホテルに慣れていない私は、ホテルでは、あまりくつろげません。
それと同じで、犬も慣れない環境ではくつろげません。さらに若いうちは、好奇心がいっぱいです。ある時は執拗に確かめ、あると時は驚いて逃げてゆき、、、。行動は、その時々でマチマチです。
こんな時でも飼い主さんは、犬にどうするべきか伝えなければなりません。言葉を変えれば、コントロールしなければなりません。
あなたは、出来ますか?、していますか?
01.05.13 RE:Re: KさんもNちゃんも楽しそうで 弓削
気が付いたら、もう G.W. が終わってしまし、明ければヤボ用が
たまっていたという感じの弓削です。
G.W. の前半は旅行に出ていましたが、はじめの3泊がホテル
でした。ホテルに慣れていない私は、あまりくつろげませんで
した。
潮干狩り、事件もなく帰って来れたようで何よりです。また、
帰宅後も体調を崩さなかったところは、Nちゃんの大物振りを
感じます。
そして、Kさんもとても楽しめたようで、私も嬉しく思います。
一生懸命、トレーング、しつけをしても、楽しいことがないので
は「なんでここに犬がいるのだろう?」になってしまいますから
ね。(<こういう家族を時々見ます。)
経験して、お分かりだと思いますが、何でも経験。きちんと経験
させることが大事です。とりあえず、本人に考えさせる。上手に
出来れば褒める、勘違いしていれば教えてあげる、その積み重ね
だと思います。
公の場に出れば、四角四面のルールで割り切れないことは、いっぱい
あります。それに対応出来る様になるには、多くの経験を積むこと
しかないと思います。
砂浜でのオシッコは、よくありませんね。砂浜はまだしも、海の
中は、しないように気を付けましょう。そういうことがないように
排泄のコマンドを覚えてもらって、事前に出してしまうように、
しましょう。
》海から上がると今度は砂浜で転がりまわり、(何のためでしょう)気が済
》むと落ち着きました。
海水はベトベトしますから気持ち悪いのでしょうね。
出来れば真水で流してあげるとだいぶ違います。
》その後は砂浜に杭を打ちそこにつなげておき、時々海につれて行ってあげ
》ていました。初めのうちは私がいなくなると吠えたり(その間は一緒に来
》た誰かに相手をしてもらっていました。)傍に人が通ると跳びつきそうに
》なったり、目が離せないなと思っていましたが、皆に構ってもらっている
》うちに、少しずつ落ち着いてきたようです。
最後に「落ち着いた」と書かれていますが、それまでは「落ち着か
なかった」つまり不安だった、ということです。自分が子供の時の
ことを思い出してください。旅行などに連れていってもらい始めの
頃を。もう思い出せないでしょうか。
いくら親戚の人がいても、知らない場所で親が遠くへ行ったら、
それはそれは不安だったと思います。
こういうことは、なだめても根本的な解決にはなりません。経験
して強くなってもらうほか、ないと考えています。
》午後になると、子供が近くに寄っても見上げて尻尾を振るだけで、安心し
》て見ていられるようになりました。慣れや、疲れなどもあるのでしょう
》ね。
その手助けは(「なだめ」ではなく)慣れや疲れだと思います。
子供って、人間って、そういうものですよね。犬もきっと同じ
だと思います。
Nちゃん、多くの「もの」「こと」「人」を体験出来てよかった
ですね。こういうことは、どんなトレーニングの方法を用いても
体験できるものではありません。
若い頃の脳への刺激は、これからの人生(犬生?)において、
何物にも代えられない財産になることでしょう。
ビーグルを飼っている女子大生が「今年の夏は、海に連れて行こう
かな」と思うようになってくれたことも嬉しいことです。
一人でも多くの人が、一頭でも多くの犬が、共に行動していけば、
世の中が変わってゆくと信じています。
楽しいことをした日の次の日は、いい子になることが多いみたい
です。「疲れている犬は、いい犬になる」という言葉がある
みたいですが、私は「満足している犬は、・・」だと思います。
我が家がよく旅行行くのは、そのためもあります。世田谷で
どんなに工夫しても限界があります。野山や海川に比べれば
刺激が少ないのは分かりきっています。
若い頃から、旅行から帰って2,3日は、とってもいい子に
なっていました。
いとこ君が犬を好きになってくれて、私も嬉しいです。犬のことが
分からないから怖いのであって、分かれば、もっともっと遊びたい
存在になると思います。そういう人が増えて欲しいものです。
野川公園は、涌き水が一番奥になりますが、その手前を脇に入る
と、いい場所があります。
オシッコのしつけは、今のペースで行うのがよさそうです。
焦りすぎると、家の中で絶対にしない子になりやすいです。
朝一番に庭に出すのは、効果的だと思いますが、人間の方が大変
なのでは、。
後ろ足についてですが、「土や芝を走る」ということは、ちょっと
考えれば、それが自然なことは分かると思います。これは、当然
いいことです。
気を付けて欲しいことは、急旋回、急停止は、間接に大きな負担に
なります。若いうちは、これらを出来るだけ少なくするように気を
付けてください。
その先生も「病的ではない」とおっしゃっているのですから、
慌てる必要は、ないと思います。
腰のことは、とにかく不勉強な人が多いです。もし真剣に勉強したい
のなら、犬をみたら腰の動きをよく見てください。とにかく多くの
犬の腰を見てください。基本は後ろからです。それと上から。(<
これは、飼い主さんに頼んで見せてもらわないと見れないです。)
さらに、獣医さんに足や腰の悪い犬のレントゲンを見せてもらうのが
いいでしょう。それにはその前に、Nちゃんのレントゲンを撮ら
なければ意味がありません。(でも、そこまでする必要はないと思い
ますが、フローリングで過ごしてきたので、必要ないと言い切れませ
ん。とにかくNちゃんを見ていないので、なんともいえません。)
犬との生活って、人に口で説明できるものでは、ないんだな、と
最近切々に感じます。それは、犬がどういう生き物で、どこまで
人間と分かり合えるか、を知らないから、体験したことないから
だと思います。
一人でも多くの人に体験して欲しいと思います。今回は、Kさんが
お母様はじめ、何人かの方々にそれを経験させて下さったことが、
人と犬との将来に繋がると信じています。
お教室に家族全員で参加するのが理想だと私は考えています。
上手な先生は、家族全員を上手に丸め込みます(笑)。Kさんが
以前書いていたように、先生が他の家族も納得させてくれるわけで
す。
お世話になっている先生がおっしゃるように、Kさんがしっかり
トレーニングできてから(そうでないと混乱を招くから)、という
のも一理在ると思いますが「しっかりトレーニング出来た!」と
言えるのは、どういう基準を考えているのでしょうか。そこまで
出来るようになれば、お教室に来るまでもなく、Kさんが
ご家族に教えればいいと思います。
家族のうちの一人だけがやるというなら、それはトレーニングで
あり、しつけではないと思います。
もちろん、トレーニングはしつけに重要です。しかし本来の目的は
しつけ(つまり犬がどのように振舞えば、犬を含めた家族が無理の
ない日常を過ごせるか)であるべきだと考えているので、やはり
全員が参加するべきなのでは、と思います。
ご主人にはご主人の、T君にはT君の、生活があり、
考えがあり、感性があって、Nちゃんと付き合っていると思い
ます。それが見事に噛み合っているいるなんてことは、あり得ない
と思います。それを少しでもいい方向に向わすためにも、全員が
参加し、全員が個々の立場から先生に質問し、問題を1つ1つ解決
していくのが、しつけを考えたトレーニングだと考えています。
と言うのは理想。まず、みんなが参加してくれるまでが一苦労です。
参加してくれなくても、当たり前だと考えています。多くの家は、
そうです。
そのうち、Nちゃんがいい子になって、教室に通わなくても
いい子になり、Nちゃんが身につけたマナーで楽しめることを
見つけることでしょう。
》遊園地の乗り物をとても怖がり、おやつも目に入らないほど。口の中に
》入れてあげても、ポロリとこぼすほどでした。暫くして少し慣れてきまし
》たが、今までで一番怖がったかもしれません。
うーにーには、幾つか嫌いな音があって、これらを聞くとこの状態に
なります。若い頃は、Nちゃんと同様に慣れてくれましたが、歳を
とるととても頑固になってしまい、年単位の時間がかかるようになり
ました。
Nちゃんがうーにーのように頑固になるとは限りませんが、怖い
ものは、若いうちに少なくすることが大事だと思います。
ドッグ・ランでリードをつけるように指導があるとは、どういう
ことなのでしょうか。連休で混雑しているから?
アジリティーを初めてやって、誰からも指導を受けずに、ちゃんと
誘導できるとは、すごいです。やはり、Kさんは優秀だと思い
ます。
機会があったらアジリティー教室もやってみるといいかもしれ
ません。参加しなくても見るだけでも勉強になります。
Nちゃんの出来のよさ(正確にいうならKさんの頑張り)に
私も安心しました。
これからもNちゃんと色々な所へ行って、もっともっと楽しんで
それをみんなに見てもらい、みんなに伝えてください。そうすれば
きっと犬を世間の見る目が変わってゆくと信じています。
01.05.18 お腹の調子が・・・。 Kさん
季節の変わり目です。
去年Tはこの頃咳がひどく、2ヶ月弱病院通いで、行く度に薬が強く
なって行きとても心配しました。梅雨明けとともにぴたっと止まりました
が。
で、今年も始まっちゃいました。病院に行くと、「去年より1日早く来た
ね。」と言われ、あらあら・・です。
で、Nも調子悪いんです。
夕方に嘔吐があり、草などを食べたからかと思っていましたが、1日おき
くらいにあるので病院に連れて行きました。これも季節の変わり目によ
くある胃炎で、ストレスが原因の事もある、と言われました。最近は同じ
ような症状の子が多いとのことです。
3日分のお薬を頂き飲ませました。お薬がなくなると、また同じような症
状が出たのでまた病院まで行き注射を打ってもらい、今度は5日分のお
薬を出してもらいました。フードはお湯で柔らかくし、おやつはボーロや
ビスケットなど消化のよさそうなものだけにしています。
最近ホームペジなどで、ワンちゃんの相談を見ていたのですが、トイレの
しつけが6ヶ月くらいで出来ないと悩む人は多いのですね。
Nの事を思うと、私たちはのんびりしすぎなのかと考えてしまいます。
弓削さんはあまり私たちを急がせませんね。これでいいということですよ
ね。もちろん早くはないけど。
その後、庭での排泄は抵抗はあるものの少しずつ慣れてきているように見
えます。散歩の後は、お水を与えて、おしっこをするまで庭につなげてい
ます。暫く待っていると7割くらいの割合でしてくれるようになってきま
した。
また、13日の日曜日から、私ができる限りは朝一の排泄を庭に連れて行っ
てさせています。おしっこは必ずしてくれます。
部屋の中も臭くならず、Tに「臭い」と文句を言われず、トイレシー
トも無駄にならず(トイレシート代ってバカにならないです)、いいこと
だわ!と、トイレを外でしてくれる良さをしみじみと感じています。
動物病院で足の事を聞いてきました。
Nの場合は心配する事は全く無いと言われました。
土や芝を蹴る運動をして筋肉をつけると良いとしつけの先生に言われたこ
とも話しましたが、弓削さんの仰る通り、それはもちろん健康なワンちゃ
んにとってもいいことだから・・・とのこと。
また、Nは十分筋肉がついているといってもらえました。(ついでに、
「この月齢で、避妊もしていて、室内飼いで、この体型は立派です。」と
言ってもらえました。)
でも、気をつけなくてはいけないこともちろんあって、階段の上り下り、
フリスビーなどの激しい運動(無理な姿勢の事)砂利道での激しい運動
などを言われました。フリスビーなどはワンちゃんもとても喜ぶし、絶対
やってはいけないと言うのはかわいそうだよねえと言っていました。
Nもフリスビーをやっていますが、下に落ちたのを咥えて持って
こさせるという感じなので、問題はないと思います。
カーペットも敷きました。
経験が大事というのは、しつけ教室でも話が出ました。
実家での事とか、潮干狩りの事とか、話をすると「そういう体験は飼い主
がさせてあげないと出来ないことだから」と褒められます。
海でのNは、意外と怖がったので私が少し無理をして、引っ張って入ら
せたことを話すと、「凄い!」と言われました。私はちょっと強引なのか
も。でも、Nには合っている飼い主かもとも思うのですが・・・。
あ、でも今回のお腹を壊してしまったのはストレスのせいだとすれば改
めなければいけませんね。
> 犬との生活って、人に口で説明できるものでは、ないんだな、と
> 最近切々に感じます。それは、犬がどういう生き物で、どこまで
> 人間と分かり合えるか、を知らないから、体験したことないから
> だと思います。
私もそう思います。
体験しなければ分からない事ってあるんだと気付いたのは子供を産んでか
らです。Nを飼い始めてからも同じ事を思い出しました。
子供がいないときに子育てをしながら働いている人を見ると、「子供を言
い訳にして楽な方を選んでいる」なんて、今から思うと本当に恥ずかしい
考えをもっていました。子育てをしながら働くことのなんて労力の要るこ
とか・・・。
自分もその中に入ってみて始めて分かりました。経験していない私のなん
て薄っぺらかったこと。
仕事をする事の方が大変と思っていた私ですが、それも「×」。子育てす
るより仕事をしていた方がずーっと楽、会社に行くとホッとするというお
母さんも良く聞きます。
ワンちゃんのことも。
「ご飯と朝晩のお散歩がちゃんとできれば立派な飼い主。」なんて思って
いたのに、そのお散歩を普通にできるというのがどんなに凄い事なのか。
ワンちゃんにべったりの飼い主さんを見て、「・・・なんだかなあ」と
思っていましたが、その魅力は話して分かるものではないですよね。
きっと「なんだかなあ」と思われてます。私。
でも、まだやっぱり新米飼い主です。
Nはお留守番していた時ですが、ビーグル3匹連れた人に会いました。
Tは嬉しくて、飼い主には何も言わずにビーちゃんに手を出し大人し
いのが分かると頭を近づけたりしてました。きっと飼い主さんは困ったの
でしょう。「危ないよ」と優しく言ってくれました。いつも自分でやられ
ていやなことなのに、後から気付いた自分がとても恥ずかしかったです。
「すみません」と言ってTを放しました。
体験した事の無い人にワンちゃんとの生活を説明するのは本当に難しいで
す。実家でもウチの様子を見てワンコを飼いたくなってきたみたいですけ
ど、もうちょっと知ってもらってからにしたいです。今のままだと外で
鎖につなげるような飼い方になりそうです。
> ドッグ・ランでリードをつけるように指導があるとは、どういう
> ことなのでしょうか。連休で混雑しているから?
私の見間違いでしょうか?入り口のところに看板があったのですが。
それはめずらしいことなんですか。
アジリティーはホント面白そうです。機会があれば(時間もとれれば)
やってみたいです。
躾教室では、ここ2回くらいワンちゃんに慣れさせることを目的にミニ
チュアダックス(2歳)と、コーギー(7ヶ月)との遊びの時間を持ちました。
初めは他のワンちゃんがいるところでも「つけ」や「待て」が出来るよう
にするための練習で、その後、遊ばせる時間をとります。
どちらのワンちゃんの時も、初めは跳びつくほどに近くへ寄りたがるので
すが、いざ遊ぶとなると逃げ回っています。躾教室の先生は(私も)意外
だったようです。今まで他のワンちゃんと遊んだりする機会が殆ど無かっ
たので、経験不足なのかなと思いますが・・・
これからも、これは続けていきましょうということになりました。
最近、「伏せ」の練習を良くするので、おやつが欲しいと傍に来ておすわ
りをし、それでももらえないと、コマンドを言われてもいないのに伏せる
ようになりました。Nもいろいろ考えているみたいです。可愛いワ!
家の前の道でのトレーニングでは持って来いを良くするようになって来ま
した。リードを放して取りに行かせるとボールとリードの端っこを両方
持って来ようとして苦労しながら両方咥えてくることもあります。その方
がいいと思っているんでしょうね。
お腹が治るまでちょっと心配ですが、今の所お薬も効いているようです
し、注意しながらあまり無理をさせないように気をつけてあげようと思っ
ています。
01.05.19 取り急ぎ 弓削
お腹の件ですが、この時期、除草剤が撒かれることが
あります。念のため、公園など撒かれそうなところの
草は、食べないようにさせてください。
01.05.20 Re: 取り急ぎ Kさん
ありがとうございます。
> お腹の件ですが、この時期、除草剤が撒かれることが
> あります。念のため、公園など撒かれそうなところの
> 草は、食べないようにさせてください。ユゲアキヒサ
良くなっているのか、お薬が効いているのか嘔吐のほうはなくなりました
が、きのうはとてもゆるいうんちをしていました。今日病院に行き、その
先生にも除草剤の事注意するように言われました。でも良い方に
向かってはいるようです。
気のせいか大人しく寝ている時間が多くなったような気がします。
春から夏にかけて除草剤が撒かれます。
毎年、犬や猫に何らかの被害がでています。
この季節は、拾い食いだけでなく、草を食べることも
注意しなければなりません。
犬と暮らすと、世の中の色々なことに気が付きます。
人間よりも、鼻も耳もいい犬。
私たちよりも、低い位置から、私たち以上のものを
みているのかもしれません。
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