エジンバラ・レポート

2001.09  きつね洞さん より (人のため、犬のため掲示板より)


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 今回、エジンバラには中4日しかいなかったのですが、
 その1日め、2日めには全く犬を見なかったので、
 エジンバラには犬はいないのか、と思いかけました。
 「ハギス」にして食べちゃうんじゃないか?
 いや、まさかね…なんて思っていたのです。

 それにしては、街のあちこちに糞がある。
 坂や階段、抜け道の多い石畳の街なんですが、
 けっこう大きいウンコが落ちていて、
 必ず誰かが踏んづけてしまっていて…
 犬?もしかして人間?
 とにかく、NZよりもばっちい街でした。

 ところが、3日めの朝ホテルを出たら、
 いきなりノーリードの中型犬に追い抜かれました。
 そして、交差点では更にノーリードがあと2匹。
 これは…スコットランドはノーリードが常識?
 と思ったです。

 しかし、その後10匹程度見かけたのが、
 ほとんどリード付き。結局、比率は4:8ぐらいで、
 リード付きが多い、ということになりました。
 最初にまとめて見たノーリード犬は、
 朝9時頃で、人通りも少なかったからなのか、
 自信があるからなのか…。

 周りに迷惑がかかりそうもない時間で、
 迷惑をかけそうもない犬なら、ノーリードOK、
 という感じでしょうか。
 ノーリード犬同士がすれ違っても全く無関心。
 飼い主にだけ注意を向けていて、時々振り返りながら、
 他は見向きもせずにすたすたと歩いていきます。
 先に交差点に辿り着くと、短い口笛で振り返り、
 飼い主の指示を待っていました。
 大きなノーリード犬に追い抜かれて、
 私は多少ぎょっとしましたが、誰も驚くようなことはなく、
 普通の光景であるようです。

 それに比べると、リードをしている犬は、
 注意散漫であっちこっちにふらふらしがちが多いようです。
 犬によって使い分けしているんですね。
 リード付きは首輪だけでなく、胴輪(何て言うんですか?)
 もつけているのが多かったです。
 胴輪をつけているのは、大きめの犬がほとんどでしたが、
 小型のものもしていることがありましたね。
 エジンバラの犬は首抜けが上手いのかな?などと
 思わず考えてしまいました。

 それから、なぜか小さな子供(人間)も、
 リード付きが多かったですよ。(笑)

 NZでは、カフェの外のテーブルに
 犬同伴しているのを見ましたが、
 エジンバラでは見かけませんでした。
 屋内や店内に犬がいるのも…。
 まぁ、滞在が短かったですからね。
 そのへんは、よくわかりません。

 4日めの終わりには、仕上げに立派なウンコ
 (直径5センチ以上!)を見ました。
 繁華街の真中だったので、4、5人が踏んでいったようです。
 何の糞だったのでしょうか…??

 …落とし主は犬だけじゃない、と私は思っていますが…
 人間だったら、肝試し?
 犬だとしても、いい根性です。
 ウンコを踏んで、滑ったりした痕跡は街中にあります。
 石の階段の途中なんかにもよく落ちているから、
 ちゃんと下を見て歩かないと危険な街ですよ。(笑)

※ハギス
スコットランドの郷土料理らしいです。
羊肉、羊内臓などをミンチにして、香料や大麦を混ぜ、
羊の胃袋に詰めて、茹でるのだとか。
一度だけ食べてみましたが、癖の強い、風変わりな
ペーストのようなものでした。