犬を外で待たせる(その1)
『ウチの犬は絶対大丈夫』

2004/08  nicol さん より


先日、散歩の途中で昼間買い忘れた牛乳を買いにスーパーに立ち寄った時のことでした。
散歩の途中なので当然犬連れ、しかも我が家は中型犬が3頭なので、駐車場脇のガードレールと自転車をリードで短めに繋ぎ、店に走って入りました。

店の外にはウチの子たちの他にも繋がれて飼い主を待っているがいました。小型犬です。その子はウチの子たちを繋いでいる間、ピョンピョン飛びながらこっちに来たそうにしていました。

急いで買い物を終えて出てくると、とりあえず何事も無かったように、みんなこっちを見て待っていました。まずは一安心。そしてふと横を見ると、店の前の歩道で大型犬がリードをどこにも縛られず伏せています。そばを人が通っても動こうとはしません。
犬好きの人に声をかけられれば嬉しそうに尻尾を振りながら『撫でて』攻撃をしたり、大嫌いなスケートボードの音に反応して吠えたりする我が家の犬達と比べると雲泥の差です。

出来の悪い子を持っている私にすると、『なんておりこうさんなんでしょう。』と思って見てしまいますが、犬が嫌いな人だったどう感じるでしょうか。
犬が集まる特殊な場所などは傍に寄らないことも出来ます。でもみんなが利用するスーパーマーケットで繋がれていない大型犬が店の前にいたら。
飼い主の方は『ウチの犬は絶対大丈夫』と思っていらっしゃるのでしょうが、傍に飼い主のいない、しかも繋いでいない大型犬を怖いと思う人はやっぱりいると思います。

犬嫌いな人が増えないように、たとえどんなにしつけの行き届いたワンちゃんだとしても、リードをどこかに結わいておいて欲しいと感じました。