Y君の去勢 (その5)

2002/02  かぼすさんより



2日前
しばらく濡らせないと思うので、念入りにシャンプー

手術前日
夕方6時にご飯とお水。その後はお水もダメとの事なので、喉が渇かないように部屋の温度をいつもより下げて、遊びも程ほどに。


当日  Y君1歳2ヶ月(と1日)体重26キロ
11時に病院へ。先生に前日のご飯の時間などを伝えてY君を病院のゲージに入れる。Y君はゲージに入った事が今までなかったのでそれもチョッと心配。それに、病院にひとりで置いていかれたことも無い・・・。ゲージの中で震えてる・・・。Y君の心のストレスを心配する私達に先生は「すぐに安定剤を打つから、心配しなくても大丈夫だよ。夕方5時頃迎えに来て。」との事。当日になってもしつこく、麻酔に対するアレルギーは?、キズは?、などなど言っている私に先生は笑顔で答えてくれた。なおかつ「心配だったら電話して。」いつまでもいても仕方が無いし、小さな病院なので邪魔だし、なにより、Y君に私の不安が移ったりしたらいけないので帰りたくないけど帰った。帰っても色々考えてしまうので他の事をわざと考えたり・・・。それと、当然の事かもしれないけど「同意書」にサインを求められたのにちょっと戸惑った。読んでみると「なにかあっても損害請求しません」と言うようにとれる・・・。先生を信用していたし、最終的に何も無かった場合も「形式」は必要なんだろうなと思いながらサインした。

 3時を過ぎると気になって気になって・・・。そろそろ麻酔からさめてるんじゃないかとか、目がさめて不安に思ったりしてるんじゃないかとか・・・。4時に先生に電話したら「もう、麻酔から覚めてるよ。元気だよ。もう、連れて帰っても大丈夫だよ。」とのこと。よかった〜。
 早速お迎えに。

 切ったのは3センチくらい。取ったのは玉2つ。男の子は腹圧の心配が無いので、抜糸のいらない糸で縫ったとの事。通常3センチくらいの傷だと3針くらいだそうだが、一応細かめに5針縫ったとの事。その上にバンソウコウが貼ってある。バンソウコウは取れても気にしなくていい。1週間くらいは走らせないように。お散歩はOK。雨の日はお散歩は無し。濡らさないようにとの注意事項。エリザベスカラーなしだったのでチョッと不安だった。でも、先生は大丈夫だと言う。お会計は2万5千だった。安い!、犬を飼う以前からの知り合いだったから安くしてくれたのかな?それなら申し訳ないと伝えると(今までも随分安くお世話になってるし・・・)「この子は手がかからなかったからいいよ。」とのこと。なんでも、泣いたり喚いたり抵抗しなかったらしい・・・。「そういうのも、やっぱり獣医さんも人間だから関係有るのかな?」などと考えながら、3日分のお薬をもらって帰った。帰り際、Y君が足をかばうような歩き方だったので先生に言うと「筋肉注射をしているので、それが痛いのだろう。これは傷を庇ってじゃないよ。」と言っていた。

 帰りの車の中でチェック。切った所はバンソウコウが貼ってあるので見えないけど、ちょっとだけ血が滲んでる。袋の所は少し盛り上がってるくらい。
 5時頃帰宅。夕飯を食べて、薬を飲んで一休みさせる。
 夜、傷のチェック。袋のところが腫れ始めてる・・・というか、タマが1つ残ってるのでは?と思うくらい腫れてる。あれ?夕方ってこんなだったっけ?色も紫色になりはじめた。でも、キズって切った時よりチョッと後の方が腫れるし、色も濃くなるからこれでいいんだよね。時々、舐めようとするので、そんなときは「だめだめ」なんて言わないで、おやつをあげたり、遊びに誘ったり。さりげなく他に気を向かわせる。Y君もどうしても気になるほどでもないのか、すぐに誘いに乗る。でも、やっぱりちょっとぼ〜っとしてるのかな?、クッキーなどは欲しがるけど、骨はいらないらしい。
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