■ 4月は狂犬病予防注射の季節 ■
4月になると、狂犬病の予防注射を犬に接種しに行く飼い主の姿を見ます。この予防注射は「狂犬病予防法」にて義務付けられています。また、犬を登録することも義務付けられています。
「犬が注射をするのだから、犬のためのものだろう」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、この法律は「人間」を狂犬病から守るためにあります。
ここ何十年も日本国内で感染がないためか、登録や接種をなさらない飼い主さんが増えてきたようです。
日本と同じく長年狂犬病の感染がなかったお隣の国、台湾で、昨年(2013年)、狂犬病に感染した野生動物が人間に咬むという報告されました。
日本に狂犬病が入ってきたら、犬や猫を気軽に触ることをためらうようなことになるかもしれません。
日々、狂犬病を恐れることなく平穏にくらす毎日が続きますよう、そして、犬や猫を気軽に可愛がることが出来る現状が続きますよう、そのためにも、犬の飼い主さんたちには、予防注射を是非お願いします。
昨年も同様の内容のものを放送しました。残念なことに、まだまだ登録や接種をなさらない飼い主がいらっしゃると耳にしたので、今年も取り上げました。 |