※今回は、 文章も長いし写真も多いので、ちょっと重いです。 まったり読んでね。

        
    

 「春のうに ひねもす のたりのたりかな」

という有名な句があるように(?)今年8歳になるう〜に〜さんは「のたのた犬」である。昨秋腰を痛めた時の食っちゃ寝生活がどうも身についてしまったようだ。体重も増えてしまった。そこで毎年恒例のGW旅行、昨年は「妙高高原アジリティーやり放題ツアー」だったのだが、今年は裏磐梯。裏磐梯だけに4泊するという、ひねもすのたり犬う〜に〜にぴったりの、滞在型まったりツアーである。

 4月29日    
 朝4時起床、5時半出発。う〜に〜寝ぼけ状態。留守番のまいすは何だか知らないけどいつもより早くご飯を貰えて満足顔。渋滞もなく、9時頃桧原湖半に着いた。とりあえずドライブインで朝食をとる。普通ならこの時期まだスキー場はオープンしているので、本当は雪山歩きをするつもりだったのに、磐梯山を見上げると雪はほとんど残っていない。スキー場も既にクローズとなっている。雪山は諦め、桧原湖の北側、早稲沢から吾妻川渓谷探勝路を歩いてみることにした。しかし入り口が見つからない。それらしい道を見つけて歩くと、沢沿いにずっと道が続いているので、きっとここがそうなのだろう。

残雪で大はしゃぎ
でも看板もなかったので、帰って来た今もそこが本当に探勝路だったのかはわからない。う〜に〜は突然発狂したようにぐるぐる走り回ったかと思うと、川に入って行く。こんな所で無駄にエネルギーを使わない方がいいと思いますよ、う〜に〜さん。まだ先は長いんですから。
 川は浅くて、う〜に〜が泳げるほどではなかった。また足場の悪い川に入るのを、う〜に〜はあまり好まない。1時間程度歩いて引き返した。ふと気づくとう〜に〜の尻尾から胸から、杉の枯葉がごっそりくっついてしまい、大変なことに。これがくっつくと、取るのにえらく難儀するのだ。芝生の広場まで来て必死に取りまくり、いい加減嫌になって「いっそのこと桧原湖で泳がせてしまえ!」とう〜に〜を車に乗せてしまった。

 桧原湖でう〜に〜に「入ってよし」の号令を出す。大喜びのう〜に〜。持参のクールコングを投げると何度でも取りに行く。でも、あれれ、足がついてるぞ?前に来たときはここで十分泳げたのに。遠くに投げてもやっぱり足がついている。やはり雪が少なかったのか・・・
 「もうやめるの?」と言うう〜に〜を捕まえてタオルでごしごし拭き、杉の葉も取って、裏磐梯に来ると必ずお昼を食べに行く「アロマテラス」へ。う〜に〜はテラスにいればそのうち乾くだろう。人間はその間ゆっくりお昼を食べよう。
 アロマテラスは4月下旬、雪の季節が終わると営業を開始する。雪に閉ざされた冬の間、マダムはイタリアで料理の勉強をし、オリーブオイルを自分で絞って春に日本に持って帰って来る。ランチはパスタ4種のみだが、どれもとても美味しい。(予約で昼のコースもあり)そしてサラダの野菜とチーズが「何でこんなに美味しいの?」というほど旨いのだ。野菜やハーブは庭で栽培している。チーズは水牛のモッツァレラ。そして何と言ってもオリーブオイルとオリーブ果汁が絶対的に美味しい!材料が吟味されているだけにお値段も昼食として高めだけれど、ここでしか食べられないものを味わいたくて足を運んでしまう。
 今日もトマトとバジルのショートパスタに舌鼓を打ち、う〜に〜も出された水をがぶがぶ飲んで満足。3連休の終わりの日のせいかお客さんが多く、マダムとはゆっくり話が出来なかった。


わんだふるの食堂
後姿は、あふちゃん
 3時、ペンションわんだふるにチェックイン。ここに泊まるのは2度目。この宿は、我が家が気に入って利用する宿の中で最も犬の自由度が高い。館内でのリード着用も飼い主の判断に委ねられる。こういう所では時に私と全く考え方の相容れない飼い主と遭遇し、互いに不快な思いをすることがあるのであまり利用しないのだが、わんだふるは全4室とこじんまりしていてオーナーの目が行き届いている。「いろいろ規制して、しつけのできた犬と飼い主の自由まで奪うことはない」というのがオーナー夫婦の考えなので、もしも不躾な犬と飼い主のために他の客が迷惑するようなことがあれば、きちんと注意してくれるのである。そして誰でも最初は初心者なのだから、そういう人も緊張せず楽しんでほしいという心遣いがいっぱい。とにかく気持ちのいい宿なのである。オーナー夫妻が犬をよく理解しているであろうことは、愛犬アフちゃんがものすごくいい子なのを見ても想像がつく。
 オーナーがいつもお湯を一杯に満たしておいてくれるお風呂で汗を流し、7時から夕食。う〜に〜の他シーズー、トイプードル、ダルメシアンというメンバーであった。う〜に〜紅一点。食事中はみな自分のテーブルでしっかり自分の犬をコントロールしている、マナーの良い方ばかりだった。リードを放された犬がウロウロするようなことは全くなかった。う〜に〜は既にテーブルの下で仮死状態になっているし、そういうわけでたいへん気分よく食事ができ、和食懐石に生ビールが進むのであった。
  
 食後はそのまま犬談義へなだれ込み。アフちゃんも登場。う〜に〜以外みんな男の子だが喧嘩はまったくなく、人犬共に和やかに夜は更けていった。やっと目がさめたう〜に〜は、他のお客さんの所へ行っては勝手に右手を上げて(欲しい人、ハーイのポーズ)人のオヤツを奪うという暴挙に出てガムやクッキーをゲット。図々しいヤツだ。まるで飼い主がそうしろと教えたみたいじゃないか。と、そこに何と「う〜に〜ちゃんのHP見ました」という方が!!ダンナのサイトを見て、ここのペンションが良さそうだと思っていらっしゃったそうな。時々「きっちり訓練された犬」と誤解されるう〜に〜の実態がバレてしまったのだった。 




 4月30日     
 朝7時に流れる「野ばら」のメロディに合わせて歌う、隣家のタロウ君の声で目覚めると、外はどんより暗い。天気予報も午後から雨と言っている。早めに遊んでおいた方がよさそうだ。朝食の後、宿泊客全員とオーナーとでトレッキングコースに散歩に行くことになった。

登りきった所でみんなで遊ぶ
写っている人は、オーナーさん
私は野鳥の森に行こうと思っていたのだが、う〜に〜が他の犬と一緒に出かける機会は滅多にないので参加することにした。う〜に〜は復活しており、何故か異様に上機嫌だ。おもちゃを咥えて来ては人に見せて「う〜〜」と唸っている。これはとてもウレシイときのしぐさ。9時半頃出発、大きな犬も小さな犬も、体力のある人もない人も、みんなでゆっくり登った。宿から歩いてすぐの遊歩道で、トレッキングコースとして整備されている。チップが敷いてあるので歩きやすい。登りきった所で少し遊び(人は休憩)またみんなで下った。下りた後は川に出る道を散歩。川は真ん中が深くなっていて、う〜に〜が泳ぐことが出来た。枝を投げると流れて行くので、それを追いかけて取って来るのがう〜に〜はずいぶんとお気に召したらしい。
「もっとやって!やって!」とせがむが適当に切り上げて宿に戻った。
 宿に着いたらとりあえず犬用シャワールームを借りてう〜に〜の胸から下を洗い流す。長靴も用意してあるし、バスタオルもたくさん使わせてもらえるのでありがたい。きれいになったう〜に〜をバスタオルを敷いて休ませ、私たちもアイスコーヒーを頂いて休憩した。
 

テーブルの下で居眠り
 お昼になったので、またまたアロマテラスへ。雨が落ちてきて店に着いた時には本降りになった。昨日と打って変わって客もいなければ手伝いの人もいない。マダムが出て来て「寒いからテラスでなく中にどうぞ。う〜に〜ちゃんも一緒にいいですよ。」と言ってくれた。う〜に〜が生乾きなので躊躇ったが「濡れてるのは構いませんよ。」と言っていただき、マットを敷いてテーブルの下に伏せさせた。
 私はバジリコと松の実のパスタ、ダンナはいわしとトマトの手打ちパスタを食べた。静かな雨の午後。う〜に〜も入れてもらえたので、今日はここでゆっくりと過ごそう。私たちはデザートも食べ、マダムとイタリアの食べ物の話などしながらハーブティーを飲んだ。昨日までの3連休はとても忙しかったとのことで、今日はマダムもほっと一息ついていた。それに乗じて私たちはワインの試飲までさせて頂いた。温めた手作りパンにオリーブオイルをつけて、ワインと共に楽しむ。旨い!う〜に〜もマダムにパンのおすそ分けを貰い満足顔。因みに「うに」はイタリア語で「リッチョ・デ・マーレ」と言うのだそうだ。「海のいが栗」という意味だって。ここに来るとう〜に〜はマダムに「リッチョ・デ・マーレ」と呼ばれる。私はすぐ忘れてしまうので「リッチョーで丸儲け」と覚えることにした。(長銀はもう破綻しましたが。)
 
 夕方宿に帰った。雨は止まない。今日はウエスティー1頭、キャバリア3頭にう〜に〜だ。キャバリアの飼い主さんは2組のご夫婦だったのだが、ここでも「う〜に〜ちゃんのHP見ました〜」と言われダンナは困惑していた。たくさん旅行しておられる方達だったので、夜は当然のごとく宿の情報交換が行われた。やはりクチコミほど信用できるものはない。よかった宿二度と行きたくない宿の意見交換が活発に行われ、この日の夜は有意義に更けていった。




 5月1日      
 朝から快晴。暑くなりそうな感じ。う〜に〜さん今日もとってもご機嫌がよろしい。いったいどうしちゃったんでしょう。
 チェックアウトして、まず裏磐梯野鳥の森を歩いた。バードウォッチングの人など何人かすれ違った。帰りの下り道で、ゴールデン2頭を連れた人に会った。犬を止めて待ってくれたので、う〜に〜を右につけてすれ違った。何事もなく過ぎた・・・と思った瞬間、2頭のゴールデンがガウガウッとう〜に〜のお尻めがけて追って来た。逃げるう〜に〜。私はう〜に〜のスピードに追いつけないのでリードを手放してう〜に〜を逃がした。2頭のゴールデンは飼い主の男性が転びながらもリードを持っていてくれたので、それ以上の乱闘にはならなかった。正直言ってとても驚いた。広い舗装路ならともかく、狭い山道でのことだったので怖かった。しかしう〜に〜はダンナの側まで逃げて、これ以上追って来ないと安心したのか、ボーっとした顔で尻尾を振っているのだった。

 今日の宿は曽原湖畔なので、その方面に向かう。バンディアハーブガーデンというハーブ園のテラスで昼食をとった。風が強くて寒い。ハーブバターを塗ったパン、サラダ、スープ、ハーブソーセージ、ハーブティーのセットで1000円也。ここでは犬用の水ならぬ犬用ハーブティーを出してくれる。飲む犬飲まない犬半々だそうだ。う〜に〜は気に入ったらしく一気飲み。主にリンデンとカモマイルとのことなので、その2つを購入する。店内の売店にハーブを入れた犬用のフェルトのリボンがあったので、それも買い求めう〜に〜のカラーにつけた。昨日少しダニがついたので、多少ダニよけになればいいが。尤もフロントラインをスプレーしているので食いつかれてはいないようだった。


とても歩き易い
 午後は小野川湖畔探勝路を歩くことにした。片道6キロ、所要2時間と書いてあるので全部往復すると夕食に間に合わない。片道1時間位で切り上げることにした。この道もチップが敷いてあって歩きやすい。軽いハイキングにちょうど良い。う〜に〜もだいぶ疲れている様子なので、あまり段差のないこのようなコースが最適だろう。
 歩いていると、そこここに動物の糞があった。大きさからしてキツネや鹿ではない。馬糞のような丸い形だが馬がいるわけはなく、馬より小柄な動物のようだ。とすると、熊しか考えられないではないか。今まで鹿や二ホンカモシカ、猿などには遭ったが、熊にはできればお会いしたくない。念のためう〜に〜の首にベアベルを着けた。う〜に〜は熊牧場で4ヶ月の子熊に会ったことがある。その時は平気だったが、北海道の旅館で壁にかかった熊の毛皮を見た時は妙に怯えていた。ちょっと頼りにならないかも知れない。

全体が写っているのが母屋
右側が離れ(一軒家)
 熊には遭うことなく4キロ地点まで来た。ちょうど景色のよい所まで来たので、今日はここまでにする。約1時間10分。帰りも熊には遭わず無事ご帰還。4時半、今日の宿である「ペンション萌実の季」に到着した。 
 萌実の季には離れが1棟あり、ペット連れはそこに泊まる。1日1組限定なので、犬のお友達を作ったり犬を囲んで盛り上がりたいという人には不向き。離れは2階建てで上に和室が2部屋、下は6畳和室に居間、トイレ、風呂、洗面所があり離れというより普通の家1軒である。建物は多少古いが、8500円でこの家を全部使えるというのはお得である。(2階は使う必要がなかったが)何より疲れたう〜に〜が、トイレの度に階段を上り下りしなくて良いのが最大の利点である。居間にマットを敷いて寝かせ、人間も居間でしばし寛いだ。

 夕食は本館のダイニングでいただくのでう〜に〜を置いて部屋を出る。外から見ると、少し不安そうな顔をしていた。
 オーナーはもと板前さんだったとのことで、食事は和食にオーナーの好きなイタリアンを取り入れた創作料理だ。見た目もきれいで味はもちろんとても美味。そして私はこのペンションがものすごく気に入ってしまった。だって料理が美味しいのはもちろん、ここには旨い地酒(純米酒)があるんだもーん!かねてより私は、美味しい純米酒のあるペンションが少ないのを不満に思っていた。ここには地元の真面目に作っている蔵元のお酒が置いてあり、この日は3種類あった。3種が飲める利き酒セットを頼み、食事とともに楽しんだ。そして気に入ったことがもう一つ。9時からダイニングでバータイムとなるのだが、この時パスタなどのしっかりした食事メニューがあることだ。夜食が食べられるペンションは滅多にない。ダンナはぺペロンチーノを食べた。私は、前菜に出た馬刺しが至極美味しかったので馬刺しと純米酒。オーナーは宿泊客といろいろ話が出来るのが楽しくて、飲食店ではなくペンションを開業したとのこと。今まで私が泊まった中でたぶん一番若いオーナーだと思うが、自分の仕事に対してとても真面目で一生懸命だ。1時間ほど話をして、う〜に〜も待っているので部屋に帰った。う〜に〜は置いて行かれてちょっと不満だったようだ。彼女の性格からして、自分も話しに参加したかったに違いない。和室に布団を敷いて、う〜に〜は板の間の自分のマットで寝かせた。





大活躍のカエルゴム長
 5月2日      
 快晴。気持ちのいい天気である。昨日オーナーにお弁当を頼んでおいたので、それを持って中津川渓谷で1日過ごそうという計画。

この他にパンがある


後でうーにーにもあげました
お弁当はフランスパンに生ベーコン(リクエスト)、チーズ、サラダ。このメニューなら当然ワインでしょう。ということでオーナーのおすすめ赤ワインも持って出発。中津川は釣りの人も何人かいたが、うまく場所を確保して川遊びを始めた。水はかなり冷たいがう〜に〜狂乱。枝を拾って投げてやると追って行くが、すぐ見失ってしまう。この日に備えて持ってきたお気に入りのカエル長靴と登山用スパッツの装備で、私も川に入り向こう岸まで歩いて渡ることができた。長靴を履いていても水の冷たさを感じるほどだ。でもう〜に〜はやる気満々で全然岸に上がらない。しばしう〜に〜につき合って遊んだ後は待望のランチタイム。川で冷やした赤ワインをラッパ飲み。(オーナーがグラスも持たせてくれたけど)手作りの生ベーコンが美味しい。ワインは国産の酸化防止剤の入っていないもので、飲みやすくてこういう場面で飲むのにピッタリだった。

ダンナに訴えるう〜に〜
 雲一つない青空。川の流れの音。旨い赤ワインとランチ。側でくつろぐ汚れたう〜に〜。これを幸福と言わずして何と言うのか。ワインを空けてすっかり気分の良くなった私は、対岸に渡って石の上で寝てしまった。目が醒めた時、隣にいたはずのう〜に〜はいなくなっていた。「あの人動きません」とダンナに言いに行ったらしい。ダンナは死んでるのかと思ったそうで、裸足になって川を渡って来た。足が冷たいというより、痛いほどだったそうだ。

 宿に帰ると、オーナーと、手伝いに来ていたお母様が出て来てう〜に〜を可愛がってくれた。しかしう〜に〜は相当疲れていたようで、いつものように愛想を振りまく元気もなく、へたりこんでいた。夕食に行くため部屋を出ても、もう顔も上げなかった。
 この日も利き酒セットをお供に美味しい夕食をいただき、夜のバータイムではディータベースの萌実の季オリジナルカクテルを飲んだ。ダンナは鶏雑炊。ちょっと味見したら、これまた美味しかった。
 この日の夜、アロマセラピーマッサージをお願いした。マッサージ師さんが猪苗代での仕事が終わってから来るので11時頃になるのだが、旅の最後の夜、ちょっと贅沢して疲れを取ってもらうことにした。30分4000円。アロマオイルを使った優しいマッサージでリラックスし、部屋に戻ってう〜に〜のトイレを済ませたらあっという間に意識を失っていた。




 5月3日      

ご機嫌のう〜に〜
 旅行最終日。快晴、朝から暑い。今日の朝食は和食だったが、これもまた美味しかった。部屋の掃除をして荷物を積み、チェックアウト。オーナーとお母さんが見送りに出て来てう〜に〜を代わる代わる可愛がってくれた。今日はう〜に〜元気復活、またまた上機嫌。ゴロンと転がりお腹を撫でられて、笑顔を見せていた。う〜に〜がとてもリラックスしていて機嫌がいいときこの笑顔が出るが、外ではあまり見られない。何だかとてもウレシイ気持ちになっているのは確かだ。オーナーもお母さんも本当に犬が好きなのが、う〜に〜を可愛がる様子でわかる。う〜に〜は自分がいつも注目されていたいタイプだから、他に犬がいなくてみんなが自分だけを可愛いがってくれるこの状態に満足していた。連休中の忙しい中、たっぷりう〜に〜を撫でてくれたオーナーとお母さん、ありがとうございました。

 オーナーに山の水を汲める場所を教えてもらったので行ってみた。ペットボトルが1本だけあったので水を汲む。ついでに不動滝を見に行く。思ったより遠く、登りが続く。やっと滝に着いて川に下りると、普段川の水をあまり飲まないう〜に〜がガブガブ飲んでいた。

不動の滝
 不動滝の駐車場から小野川湖畔探勝路にも行ける。おととい歩いた道の反対側の入り口なのだろう。少し歩いたがあまりの暑さにやる気をなくし、すぐ引き返した。今回の旅はこれでお終い。さあ家に帰ろう。この旅行中は、う〜に〜がずーっと機嫌がよく嬉しそうだったのが印象的だった。何故なのかは本人に聞かないとわからない。のたのた犬う〜に〜は絶好調で日頃ののたのたを返上していた。結局裏磐梯まったりツアーで一番まったりしていたのは、いつも酔っぱらって幸せに浸っていた私かも知れない。