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(最終更新日 2022年10月 29日 )
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飲食店で吠える犬

2002.03 uni より


国内 海外 お絵描き
犬連れOKの飲食店は、勘違い(飼い主)さんが多い所でもあります。人間が食事を
する場所であることを忘れているの?、と思われる人を見ます。そんな例を二つ。

(その1)何かがおかしい
それは日曜日の犬連れOK(専用と思われる)カフェで食事をしていた
時のこと。店内には7個くらいテーブルがあるが、2〜3残して他は
お客さんが入っていた。お茶だけの人もいて、お客さんの出入りが
結構あった。


私達がテーブルにつくと、少し離れているところで甲高い声で
「なによアンタ」という感じの吠え声を出す小型犬。
その犬は、テーブルの下にいた。同じ犬種が二頭。内一頭、小柄な
犬が通路を挟んだお向かいの犬に吠えていた。

飼い主は、お向かいのテーブルに向かって座り、本を読んでいる。
食事は終わっている。足元の犬が吠えると、彼女の視線は本から
離れ、お向かいの犬を見る。大型犬だ。その犬を連れているのは、
落ち着いた感じのご夫婦とそのお子さんと思われる三人。彼女の犬が、
その犬に向かって吠えているのは、誰にでもすぐに分かる。

その大型犬は、テーブルの下で落ち着かず(ウロウロというより、その
狭さのため)オロオロしているという感じだ。立ち上がり、首を下げ、
お向かいの小型犬を無口に窺(うかが)っている。


もし私が吠えている犬の飼い主だったら、食事も終わっていることだし
お店を出ただろう。私は、この飼い主が何を考え、本を読み続けるのか
不思議に感じ、観察(?)を続けた。

小型犬がお向かいの大型犬に吠える。吠えられた犬はオロオロしながら
小型犬を窺う。それを小型犬の飼い主が凝視する。(私には睨み付けて
いるように見えた。)
そんなことが、私が席についてからでも数分続いた。


まだ食事中だった大型犬家族が、落ち着かない様子で、そそくさと
食事を切り上げる。その間、何度か、通路を挟んだすぐ近くの犬に吠え
られ、若い女性に無表情の凝視を受けていた。
そのお店のテーブルの下は、それほど広いものではないので、大型犬は
通路でくつろがしてあげたいものだが、そのすぐ向こうには吠える小型犬が
いるので、それも出来ない。当然、落ち着かない。

先にテーブルを立ったのは、後から入ってきた大型犬家族だった。
犬を連れているので、立ち去るのに少々時間がかかる。その間、本を読む
女性は、また家族を凝視する。

そして、大型犬連れ家族の中で最後に立った、お母さんと思われる人が
ちらっとお向かいの女性を見た。お向かいさんは、大型犬を凝視する。
お母さんの視線は、一度自分の犬へと移り、椅子から通路に出るとき、
お向かいの女性に向かい、軽く頭を下げる。それでもお向かいさんは、犬を
凝視するだけで全く動かない。お母さんは、通路に出きってからももう一度
頭を下げる。それでも、お向かいさんの態度は変わらず。(この緊迫した
雰囲気の時、小型犬は静かしにしていた。)


大型犬家族が去った後、その女性は、本を読み続けるのかと思っていたら、
それは、ほんの2〜3分。何かふっきれたような表情で、大型犬一家の次に
続き出て行った。


(その2)お店の犬
その店の入口近くには、お店の犬が繋がれている。開店当初はちょっと
警戒心があるところも感じられたが、比較的穏やかな犬だった。しかし
いつの間には、神経質になってしまっていた。

その犬は、人の目の高さからは見えない所にいることが多い。人や犬が
素通りするときは、静かにしている。しかし、犬が覗き込むと、唸ったり
吠えたりする。つまり、からかうようなことをしなければ、何も問題の
ない犬なのだ。

その店で私たちが食事をしていると、入口の方から犬が吠え合う声が
した。その声は一瞬で収まることはなく、1分以上続いたと思う。
とても不快に感じた。もちろん、私はその方向を見た。
小型犬を連れた若い男性が、先に犬を入店させ、その犬がお店の犬を
発見し、ちょっかいを出したようだ。しかし、この男性、その有様を
眺めている。眺めているだけでやめさせる素振りはない。お店の人は、
そこから離れていたので(そして、そんなことは続けていないで入店
してくれるだろう、と思ったのだと思う。)その時間が続いてしまった。

その事態は、若い男性がお店を出て行ったことで結末を迎えた。


私は女房に「お店の犬の居場所を他にしてあげればいいのに、」。
それに対して女房は「それもそうだけど、あんな犬、店内に入って
きてもらいたくない」。
確かにそれもそうだ。お店の犬は、試験台になってくれているんだな、
とも考えられる。
そのお店はどちらかといえば、犬連れ専用ではありません。でも
店内には、一頭くらいの犬を見ることはよくあります。そんなお店に
あの犬が入ってきたら、と考えると、あれが最善の結末だったのかな
と考えてしまいました。

もしかしたら、お店の犬は、店内で起こるだろう事件の多くの罪を
かぶってくれているのかもしれません。


この一件があってから、一ヶ月くらい経ってこのお店を利用した。
お店の犬は、少し奥に自分の場所を移動していた。

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